防衛軍幹部はリリィ達の育成をする   作:影病

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THIRTEENSTORY-合同-

「明日は米との合同訓練です、みなさん今日はお早めにお眠りに」

集会で出江さんが明日の訓練について話している

明日は米のリリィとの合同訓練

どうやら戦い合うようだ

凄まじい提案をしてくれたな…防衛大臣

やってる身にもなってくれよな…

俺はため息をつく

だが俺は閃いた

リリィだけが戦う

つまり…

 

教導官は何もしなくていいのでは?!

そうだ!絶対そうだ!

よっしゃあ!

 

 

 

僕は集会の終わりを見届けた後自室へと戻った

そうだ僕は何もしなくていい…

ただ見とけばいいそれだけだ

なんだ何を焦ってたんだろ

明日が楽しみだな…日本かアメリカ

どっちが勝つんだろ…

僕は他人事なので笑っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百合ヶ丘の校舎

そこにはデカいヘリが着陸を試みていた

砂が飛び交い目が開けない

目を瞑っているといつの間にかヘリの音がどんどん小さくなり

目を開けるともう着陸に成功していた

ガラガラとドアが開く

中から出てきたのはアメリカのリリィと教導官

そして偉そうなおっさん

まあ流石に僕よりももっと上の人だからそんなことは言わないけど…

「お待ちしておりました」

流石生徒会の出江さんだ

てか日本語分かるのか?相手さんは

「あ、アリガトウ」

カタコトだが日本語は分かるっぽいな

てか通訳さんいるんだからそれ使えばいいのに…

僕は頭をかきダルそうにする

はやく終われよと思いつつ立っている

「アリガトウゴザイマス」

百合ヶ丘の教官が相手の荷物を持ち、置き場へと持っていく

アメリカのリリィ達はそれに困惑しているのか固まっている

僕は何もすることはないかな…

僕が棒立ちしていると出江さんがちょこちょこと僕の方に寄ってくる

「教官、英語喋れますか?」

「お…僕はあまり英語得意じゃないんだ…はは」

苦笑いし、場を濁す

「え?防衛軍なのに?」

「ああ」

そう僕このレン・リエスタは

 

 

 

 

 

 

 

大の英語不得意である

 

 

 

 

 

 

英語は一言も喋れないし、文法や単語何から何まで覚えてない

中高の時は勉強していたんだが、センスを感じなかったからやめた

そのお陰で英語知識はスッカラカン

doesってなんだ?whyってなんだ?be動詞ってなんだ?

訳わかんねぇ

「教官?どうされましたか?」

「あ、いやなんでもない、て、てか僕は今日何すれば?」

「訓練様子を確認するだけだと思いますよ」

「ホントか?」

「'あくまで'予想ですが」

強調しながら言うがその予想あっているだろう

だって僕は男性教導官

アメリカの人らからは舐められているだろう

だがそれでいいんだ

他のリリィと同等レベルで見られてない

つまり僕は部外者になる

そして話しかけられずまるで僕がいなかったように訓練は終了する

完璧な流れだ

そして1人でクスクス笑う

周りは不思議そうな顔でこちらを見る

僕はそんなことも気にせず笑いつづけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各自の準備が整い合同訓練が始まった

チャームに似せた木刀を持ち、撃ち合いたまに格闘を混ぜたりと

なかなか実践に似ている訓練をしている

僕ら教官はそれをみているだけ

本当に何もしていない

これで仕事とは良く言えたものだ

 

 

 

それにしてもよく戦えているな…

僕とあった初日はあんなにも対人は弱かったのにな

よく成長したもんだ

僕は感動したよ…

「これが幹部が育てているリリィですか…」

真剣に訓練様子を見ていると横から喋られる

「ああいたんだな、低すぎてわからなかった」

「えー!酷いですよー!褒めたのにー!」

久々にあった

あの戦いぶりのクロエ

「相変わらずチビだな」

「うるさい!うるさい!うるさーい!」

チビなりの叫び

こいつが本当に僕より年上とはな…

「英語出来ないバカ!数学の方程式書けない!S波とP波の名前も言えないバカ!バカバカバカ!」

とうとう僕の悪口を言うようになった…

こいつが壊れてしまった…

でも僕も何も言い返せないなんだよな…

英語も数学も理科も不得意だし

こいつの方が頭は良いと思うし

「そんなに言うものですか?クロエさん」

笑いながら余裕そうに第三者が何かいう

「良いですよね、咲楽さんは」

「何がですか?」

「スタイルも良いですし運動神経良いし勉強も出来るし、非の打ち所がないじゃないですか」

そう咲楽結月という女性はあらゆる点で模範人間である

どこぞのアイドルよりも良いスタイル

成績優秀、運動神経抜群

美しい顔立ち

おまけに性格も良い

彼女には持ってこいな人間だ

「褒めていただき嬉しいですが、運動は幹部のお陰ですよ」

「俺?」

「あ俺に変わった」

ぼそっとクロエが何かをいうが気にせず咲楽は発言する

「幹部のお陰で私はここまで強くなれたし賢く生きる術をつけれました」

「ベタ褒めですなー」

「ホントだな…ま、それほど感謝されてるって事で」

「感謝しきれないほとですよ」

咲楽…立派になったなぁ

これが子を持つ親の気持ちってやつか

「あ、幹部ー」

「なんだ?おチビちゃん」

「その呼び方やめてくださーい!…ってそんなことより私達の部隊って後数名いませんでしたか?」

「ああ、陸曹長と1等陸曹か」

もうちょいいたと思うがクロエが仲良くしていたのはこの2人だろ

「あの御二方は今どちらへ?」

「陸曹長は幹部なってまだ続けてると思うぞ?」

「1等の方は?」

「…それが分かんねぇんだよな」

「行方不明?」

「いやそういうのじゃなくて、あいつ海外行ってんだよな」

「そうなんですか?」

「ああそうだ」

「では外務省に?」

「いやそんなこともないと思うが…」

1等は何やってんだろうな…

久々に会いたくなったな

優秀だったな…あの2人は

格闘、射撃、座学

俺を除けば1位を争う2人だった

「咲楽さんは情報?みたいなところで働いてますよね!?」

「そうよ、あそこもなかなか大変よ」

「幹部といた時と比べると、どっちが大変ですか?」

「んー…幹部といた時かな」

「正直なやつだ」

「咲楽さん、幹部に懐いてたからてっきり今の方が大変だと…」

「な、懐いてる…?!///」

「え?そうなのか咲楽?」

クロエの一言で顔を赤らめる咲楽

「そ、そんな事実どこにも…」

「え?でも前寮の時にいって……………んぐっっ!!」

「か、幹部!私たち仕事があるので、こ、この辺でぇー!!」

「な!まて咲楽!」

咲楽がクロエにヘッドロックしてそのままどこかに行ってしまった

「なんだあいつら…」

 

 

「教官」

咲楽が行ってしまった方向をみていると出江さんの声が聞こえた

「?出江さん?どうかしたか?英語は喋れないよ」

「喋らそうとはしてませんので御安心を、それよりもっと大事な報告が」

真剣な顔に戻し、俺の目をみる

「10分後、アメリカのリリィと戦ってもらいます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

今日の任務は見るだけじゃなかったのかよぉぉぉぉ!!!

ど、どういうことだ?!

「な、なんでそんな話に…」

「アメリカの教官方があの男性教導官の戦力を見たいとおっしゃっていまして…」

「…おーまいがー」

まじか…

クソ、男だから舐められてるっていう視点をしていたのは俺だけだったか

「リリィの、に、人数は?」

「40です」

おおっ!

めちゃくちゃ多いやん!どうなっとん?!

「教官、これも任務です、逃げられませんよ?」

やめろ…やめてくれ

俺に現実を押し付けるな…

 

 

 

「分かってるよ、やればいいんだろやれば」

 

「話がはやく助かります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから10分が経ち、俺はグラウンドの真ん中にぽつんと1人立っていた

出江さんからは、「どこから来るか分かりません」って言われたな…

いつでも警戒しとけってことか?

だとすると、もう戦闘は始まっている?

確かに見渡す感じ、リリィ達はいないし………

 

 

 

 

 

 

 

 

「game set…」

 

 

 

 

 

 

後ろから声が聞こえた瞬間に

チャームで突かれそうになる

俺は後ろを向かず片手で相手の手首を握りしめる

「やっぱり始まってんのか…」

その一言と共に俺はリリィをぶん投げる

 

そして投げたリリィに向かって言う

「そっちが本気なら俺も本気になっちまうぞ?」

「fuck you…」

なんていったか分からんねぇ

でも悪口っぽいけどな…

 

「……こんな物か…」

俺がふと呟く

それが煽りの言葉だと気づいたのかリリィの教官は激怒した

だがそれも全部英語なので分からない

そしていきなり1人で叫び出した

「You guys get serious!!」

やべぇ…まじでなんて言ってんのか分かんねぇ

「咲楽!今なんていったか分かったか?!」

少し遠くにいた咲楽に助けを求める

一瞬咲楽は戸惑うも的確な返事をする

「お前ら本気出せ的な事ですー!!」

流石咲楽だ

頼りになるぜぇ…

「ありがとう!」

なるほどな…ここからはまじで俺を殺しに来てくれるのか…

「楽しみー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽつんと何も考えず立っていると、いつの間にか包囲されていた

四方八方にいやがる…

流石に舐めすぎかな?

まあいいや、久々だし肩慣らしだと思ってやれば楽だ……

 

 

「っぶねぇ!!」

考えている間に目の前にいたリリィがチャームで攻撃を仕掛けてくる

それのせいで頬に切り口が出来てしまった

「まじで本気じゃん…」

俺が頬を確認している時、横からチャームで攻撃される

 

「さあスタートだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は相手の手首を掴み顔に肘打ち

後ろからもう1人来たので投げ技は仕掛けず、もう1人に応戦する

チャームを楽々と避けていると相手は俺の顔目掛けて上段蹴りをしてくる

俺は避けたあとに隙が空いている事を確認し

みぞおちに一発、突きをいれる

相手は怯みながらも蹴り技を披露してくれている

が、俺は相手の攻撃を軽々と止め腹にマギを放つ

相手は飛んでいき、元々いたやつも巻き込めた

「こんなもんかぁ?!アメリカさんよ!」

パワーが強いのは確かだがスピードが全然ないな…

よくこれでヒュージと戦ってきたもんだ

「気をつけてくださいよ!喧嘩売っちゃうと本当に殺されますよ!アメリカ達はあなたの体の性質を知ってるんですから!」

「お、おお、分かったよ!結月!」

結月からヤジのようなものを飛ばされる

ふと前を見るとチャームを振りかざすリリィがいた

俺はそれを防ぎ相手の手首へと掌打し、手首を麻痺させる

相手は驚いた顔で一瞬俺の目をみる

俺は笑ったが相手は地味に怒っていたのか瞬時に険しい顔になった

そして手のひらを丸め格闘状態へと入った

俺に突きをいれる

それを受け止めたり流したり

隙が空くのを待っている

「w 、what?!」

戸惑ってやがる

ついに隙が生まれると俺は肘で腹を打った

「もっと磨けば強くなるのに…」

突きが素早く1発1発重かった…

軍人にでも育てられたのか?

「頑張れー!幹部ー!」

「頑張る程の事でもねぇよ…」

「とことん煽りますねぇー」

クロエから応援されるも別にこの任務に辛さはないので意味の無い会話になっている

 

 

周囲を警戒していると、どこからか声がした

「私のほ、本気見せてやる…!」

聞いた事のない声色

明らかに日本語だった

だが誰の声だ?聞いた事がないぞ…

何故だか、周りにいたリリィがその声に恐れたのかそうそうと俺から離れる

「なるほど…これがアメリカリリィのトップの人間か」

おそらく日本語を喋ったのはアメリカリリィのトップに立つ者

 

 

「……っ!」

辺りを警戒しながら見渡していると

上から何かが降ってきた

砂ぼこりが凄く、前が見えない

「なんだこれは…?!」

俺は何が起きているのか理解が出来ない

ミサイルでも撃たれたのか?!

クソ、前が本当に見えねぇ!

こんなのいつ攻撃されるか分かんねぇじゃねぇか!

目を手で抑えながらも前を向こうとする

すると、前から何かが飛んできた…

 

それは俺の足元に被弾しそれが爆発し俺に攻撃してくる

爆風に飲み込まれ上手く体制が立て直せない

「くっ…!」

 

 

「日本人と戦うとは思ってもいませんでした…今楽にさせてあげます」

砂ぼこりの中さっき喋った人が何かを言っている

「お前は何者だ?!」

俺は見えないが問いかける

「名乗るような者ではありません…さっさと死んでください」

おいおい、本気じゃねぇか

 

砂ぼこりが舞う中、俺の目の前に一筋の光が指してきた

光の源は1人の少女だった

金髪で、アメリカ人ではない顔立ち

アジア人という人間か?

日本人と韓国のハーフか?

そんな顔立ちをしている

控えめに言って美人

 

「…!死んでください!」

手に持っていた日本刀っぽいもので俺の喉を目掛けて刺そうとしてきた

 

 

 

 

 

「?あんたどこかであったか?」

 

 

 

「…っ?!な、なぜ?」

「いやなんとなく…」

近くでみると見た事のある顔立ちだ

てか俺、今刀を軽々止めてるけどめちゃくちゃこの子パワーがすげぇ

…そんなやつとも一回戦ったことのあるような…

ま、いいや

俺は持っていた相手の腕を思いっきり後ろに投げた

だが少女は体制を立て直した

なんて運動神経だ

つかさず俺に飛びかかる少女

少女は俺の腹に突こうとしてきた

俺はそれを避けながら頭に1発蹴りを入れようとする

状態的に言えば、俺は今上段を蹴っている体制

「終わりか…」

そんな言葉を口ずさむ

すると少女は蹴りに反応し

俺の片方の足に自分の足をかける

俺は見事に倒れてしまう

ここまで反応されたのは久々だ

俺はこかされ、少女は俺の上へと乗った

馬乗りされている

「死んでください!殺人犯!」

刀を両手に持ち俺の心臓へと刺す

 

 

が、俺はそれを間一髪で受け止める

手が痛い…だが負ける訳にはいかない

「何故です?!なぜそこまで足掻くのですか?!」

「俺はまだ……死にたくねぇからだよ!」

その言葉と共にマギを相手の腹で撃ち、吹っ飛ばす

 

 

「はぁ…はぁ…そろそろ俺も本気出さねぇと失礼だな…」

俺は懐からナイフを取り出す

 

「俺を殺せよ、出来るもんならな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、咲楽さぁん!幹部は幹部は大丈夫なんでしょうか?」

「日本人では最強ですよ?負ける訳ないですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ふっ!…ふ!………なんて手強い…!」

刀を振り俺を殺しにくる少女

俺はナイフで攻撃を防ぎ、楽しんでる

「なあ!あんた、なんでそこまでして俺を殺したい?」

「黙れ!あなたがいなければ…あなたが…」

隙が空いたので相手に首返しをする

そして少女の武装解除に成功する

「どうした?疲れたか?」

「…情けは無用です、本気で来てみなさい」

「まだ続けんのかよ…」

流石にここでは本気は出さない

出したらこいつは死ぬしな…

「今度は素手で勝負です…!」

「素手?俺、格闘の指導してた人間だぞ?」

「私は空手も柔道も黒帯なので」

「それは強そうだ」

俺は煽り口でいう

 

 

相手から近づき、攻撃を仕掛けてくる

腹に突き、頭に蹴り

両方手で捌き、腕でガードした

「おい…少女さんよ…」

「何よ?!」

攻撃を与えながら喋っている

「あんた…型の動きじゃねぇか?」

「そんな訳な……っ~!いったいわね!」

俺は先の行動をよみ、裏拳を顔にきめる

怯んでいるのを逃さずに相手の右腕を持つ

関節を曲がらない方に軽く曲げようとする

そしてその衝撃で相手が前の方に寄る

相手の腹を足首あたりで蹴りをいれる

そして怯んだ瞬間に首返しで圧倒する

「……もういいか?」

俺は呆れる

もう面倒だ

まだやると言われても、もう勝っただろ

「な、なんで私を殺さないんですか?…」

「アメリカの犬を殺しても意味は無いし、大事な戦力が減るからな…」

「…!私の………を殺したのに……」

何と言ったか聞こえなかった

「なんだって?」

「私の……私の…」

 

 

 

 

 

「お父さんを殺した癖に!!」

 

 

 

 

 

 

その声で全体が固まる

衝撃的な言葉だ

あたりがザワつく

 

「咲楽さん!なんでこんなにザワついてるんですか?!」

「クロエさん…生憎私にも分かりません…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「は、はぁ?!俺があんたの親を殺した?!ちょっと待てよ!」

確かにだ、こいつのたたかい方は誰かに似ている

だが俺はそんなやつ殺さないし、まず訓練を共にやっていた人間だそ

「これで分かりますか?!工藤神桜!」

工藤神桜?

確かにそんな陸曹長はいたが、俺とは無縁だ

まず部隊が違う

ちょっと格闘訓練を付き合っただけだ

「確かにいたが、俺はその人を殺してない!」

「嘘だ!」

 

 

…クソ、どうすればいいんだ?…

俺はあいつが死んだことを知らないから何も言えない

適当に言ったら余計に疑われる…

「レン一等陸佐!どういう事だ?!」

ああ、クソ!お偉いさんが来ちまった

「なあお嬢さん!俺は神桜を殺してない!まずいつ死んだのかも知らない!」

「嘘だ…嘘だ嘘だ!あの時私は見たんだ!」

 

 

 

「!その事件…聞いたことがあります…」

「な、なんなんですか?!咲楽さん!」

「確か無差別殺人事件とかって言われてましたね…数件の事件で、被害者は全員防衛官、犯人は疾走して終わったとか…」

 

 

 

 

 

「はぁ…レン一等陸佐!君を停職処分する!」

「ま、待てよ!まず事実確認も終えてないだろ!」

「あんなけ防衛官を殺せるのは君くらいだろ?」

「いや俺にはアリバイがある!」

「なんだね?」

「俺は防衛省の研究施設で色々されてたんだぞ?!その時期くらいだろ?!その事件は…」

「いや違うな、君がちょうど大学に行っていたころだ」

「は、はぁ?!……い、いや俺には証人が…」

「連れて行け…君には失望したよ…一等陸佐」

 

クソ……急になんだってんだ…

なんで俺に容疑がかかってるんだ…

てかおかしくないか…

なんで事実確認もせずに…

仕方ない…ここはもう大人しく連行されよう

 

 

俺は両手を上げ降参の意を示す

どうせ、こいつら黒だろうな…

 

「幹部!諦めるんですか?!幹部!幹部!」

「クロエさん!……っ!」

銃を突きつけられ血の気が引く咲楽

「これ以上邪魔すれば射殺します」

「さ、咲楽さん…何がどうなって…」

「…ここはもう何もしないでおきましょう…」

 

「防衛官レン一等陸佐!逮捕する!」

こいつらが悪の黒なら…

 

 

 

 

 

俺は逆の白の黒になってやる…

 

 

 

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