俺の凡高での日常   作:ブリザード

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第20話 小咲のパーティ

現在俺は俺の部屋でるりと二人でいる。その理由は…………

 

「なぁ、るり。どんな風にしたらいいかな?」

 

「…………クロ君の好きにすればいいと思うわよ」

 

「そんな事言われてもよー。俺わかんねえよ。女子がどうしたら喜ぶかなんて」

 

「でも、小咲のためなのよ。何かしら案は出てくるでしょ」

 

そう。明日は6月15日。何があるかと言うと小野寺小咲の誕生日だ。俺はその日にサプライズパーティを計画しようと考えたのだ。

 

「うーん、じゃあいきなり俺の家に来てもらうように言って、俺の部屋に入ってきた瞬間、クラッカー鳴らしておめでとー!っていうのはどうだ?」

 

「悪くはないと思うけど、小咲の誕生日なのよ。普通小咲の家でやるのがセオリーだと思うんだけど」

 

うっ、そう言われると確かにそうだ。でも、中1までは俺の誕生日はいつもマリーの家で済ませてたからな。

 

「なら、私達が着ぐるみを着て夜に小咲の家に行っておめでとーっていうのは?」

 

「……それは経験から語るとおそらく不審者にしか見えないぞ。あと、この夏に着ぐるみは暑いだろ」

 

「……それもそうね。じゃあこの案は却下ね」

 

うーん、何かいい案はないだろうか………

 

「じゃあ、小咲のお母さんとかに頼んであらかじめ小咲の部屋に入っておいて帰って来たところにおめでとーっていうのはどうかしら?」

 

「お、それいいな。あ、でも、俺小咲のお母さんとまともに話したことないんだけど」

 

「大丈夫よ、私はあるから」

 

「それならいいや。じゃあ今から頼みに行ってみようか。無理だったら他の案を考えればいいし」

 

そうと決まれば早速準備しねえとな。

 

「るり、先に外で待っててくれ。自転車とって来るから」

 

俺は簡単な荷物だけ持つと、外に出て裏においてる自転車を取りに向かった。ママチャリだから二人乗り出来るな。本当はしたら危ないけど。

 

「ほら、るり。後ろ乗れよ。この方が早いだろ?」

 

「え、いや、でも…………」

 

ん?なんで顔赤くなってんだ?チャリ乗るの誘っただけなのに。

 

「どうした?自転車が嫌なら走って行くけど。どうする?」

 

「いや、いいわ。じゃあ遠慮なく後ろに乗らせてもらうから」

 

るりは俺の後ろに座り、俺の肩に掴まる。こんなにるりが近くにいると思うと何か緊張するな。

 

「よし。じゃあ、行くぞー。目指せ小咲の家へー」

 

「…………レッツゴー」

 

るりの掛け声と共に俺は自転車を走らせ小咲の家へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

「…………ついたな」

 

自転車で5分くらい走ると小咲の家に着いた。小咲の家に来たのは久しぶりな気がする。

 

「失礼しまーす」

 

「こんにちはー」

 

「あ、いらっしゃいませー。って、るりさんじゃないですか!!お久し振りです」

 

店の中に入ると、小咲に凄く似ている女の子が一人でいた。どうやら、店番をしていたみたいだ。

 

「久しぶりね、春。小咲はいるかしら?」

 

「お姉ちゃんなら今お母さんと買い出しに行ってます。で、今日はどうしたんですか?てか、そこにいるのはもしかして…………るりさんの彼氏ですか?」

 

「か、彼氏!!?」

 

俺ってそんな風に見えんのか。てか、お姉ちゃんって。じゃあこの子が小咲が前言ってた小咲の妹か。

 

「彼氏じゃないわ。この人は神崎黒君。私の友達よ」

 

「神崎黒だ。上の名前で呼ばれるのは嫌いだから下の名前で呼んでくれると嬉しい。えっとー……」

 

「あ、紹介が遅れましたね。私は小野寺春っていいます。今は中3で女子校に通ってます。明日お姉ちゃんが誕生日なので土日の間だけ帰って来たんですよ。普段は寮で生活してるんですよ」

 

「へぇ……そうなんだ。よろしくな、春ちゃん」

 

中3から寮暮らしって大変なんだな。そんで、姉思いなんだな。しかもや小咲の妹ってこともあって小咲に似て凄ぇ可愛い…………痛っ!!

 

「るり、俺の考えてること読んで足踏むのやめてくれ!!」

 

「クロ君が春にデレデレした顔をしてるのが悪いのよ」

 

(彼氏じゃないって言ってたけど結構いいとこまで言ってるんじゃ)

 

「てか、それどころじゃなかった。小咲が帰って来るまでに要件済まさないと」

 

「あ、そうだったわね。春、ちょっと相談があるんだけどいいかしら?」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「明日小咲が誕生日でしょ。だから、私達サプライズパーティがしたいのよ。それでちょっと小咲の部屋を貸して欲しいなって思って」

 

「具体的にはどうするんですか?いくらるりさんの頼みでもクロさんがいる以上説明してもらわないと。はい、どうぞといくわけにはいきませんから」

 

まぁ、そりゃそうだわな。男の俺が小咲の部屋に無断で入るのはだいぶやばいことだし。

 

「まぁ、春が適当な理由をつけて小咲を外にだすの。で、そのスキに私達が小咲の部屋に入って、帰って来たところにおめでとー!って感じ。どうかしら?」

 

「うわぁ!それ凄く面白そうですね。それ私も参加していいですか?」

 

「別にいいわよ。ね、クロ君?」

 

「あぁ、人数多い方が絶対楽しいだろうし。第一小咲の部屋を貸してもらうんだから参加してもらわないわけにはいかないだろ」

 

「やった!ありがとうございます」

 

これでサプライズは何とかなりそうだな。後は飾り付けとかかな?

 

「クロ君。取り敢えず、今日は帰りましょう。小咲が帰って来たら怪しまれるかもしれないし」

 

「あ、あぁ、そうだな。春ちゃん、一応メアドだけ教えてくれない?知っといた方が何かと便利だろうし」

 

「はい、わかりました。じゃあ赤外線で…………」

 

「……よし、登録できた。じゃあまた時間とかはメールするから」

 

「はい。じゃあまた明日お願いします」

 

俺達は店を出て小咲達にばれないように急いで帰った。明日が楽しみだな。

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

「昨日、春ちゃんに15時から始めるって言っといたから。14時半くらいに小咲を一回出かけさせる。だから俺達は14時半すぎくらい行けば大丈夫なはずだ」

 

現在時刻は14時。後、30分何をするか…………

 

「……そういえば、クロ君は高校卒業したらどうするつもりなの?」

 

「卒業したら?…………そういえばそんな事全く考えてなかったな。どうするかな。るりは決まってるのか?」

 

「えぇ。もう行く大学は決めてるから」

 

「マジかよ!?早すぎるな」

 

まだ高1なのにもうそこまで考えるるりって……やっぱりるりは凄いやつだったんだな。

 

「………高校卒業して、別々の大学に行ったらもうこんな事は出来ないのかしら……」

 

「えっ…………」

 

そうか……別々の大学に行ったら今はずっと一緒にいるけど、会う機会が少なくなっちまうかもしれないしな。

 

「るり。例え違う大学に行っても俺達はずっと友達だ。だから、そんなこと出来なくなるなんてきっとないさ。それに俺はるりも小咲も楽もマリーもみんなの友達以下の関係になりたいとか思ってない。てか、思いたくない。そういう気持ちがあるならこれからもきっと大丈夫さ」

 

「…………なんか妙に説得力あるのが腹立つわ」

 

「酷っ!!るりを励まそうと思って行ったのにどうしてそんなこと言うんだよ!」

 

「わかってるわ。だから、冗談よ。ありがとう、クロ君」

 

るりは笑って俺に礼を言う。その瞬間俺はさっきの話もあったせいなのか俺の中で一つの決意が決まった。

 

「あ、あのさ…………」

 

「どうしたの?顔赤くして」

 

「もし、るりが良かったらなんだけど……」

 

俺は右手でるりの手を握る。その瞬間るりの顔も赤くなる。

 

「もし、よかったら俺と『ピリリリ!ピリリリ!』なんだ!?」

 

いきなり俺の携帯が大きい音で鳴りだした。誰だ!こんなKYな事をしたの!?

 

『あ、もしもし。クロさんですか?ちょっと早いんですけどお姉ちゃんに買い物へ行かせました。なので、今から来てくれると嬉しいです』

 

「……あ、はい。わかりました。るり、今から小咲の家に来ても大丈夫だって」

 

「…………了解」

 

俺は電話を切り、小咲の家に行く準備をする。今の俺達はお互いに顔が真っ赤だった。

 

「…………クロ君、さっき何言おうとしたの?」

 

「えっ?いや、その……今度よかったら俺と二人で遊園地に行かないかって誘おうとしただけ。ほら、たまには二人だけでも遊びたいなって思って」

 

「あ、そう…………二人きりで」

 

ふー、誤魔化せて良かった。勘の鋭いるりだから絶対何かあると思ったんだけどな。危ない危ない。

 

(さっきのってもしかして…………いや、ないない。クロ君が私に……うん。ありえないわ。そんな事ない)

 

 

 

 

 

 

 

 

「春ちゃん、来たよー」

 

「あ、こんにちは。るりさん、クロさん。どうぞ上がってください。お姉ちゃんの部屋はこっちです」

 

俺達は春ちゃんの了承を得て小咲の家へ上がる。

 

ダメだ。さっきの事思い出すたびに顔が赤くなる。なんで俺はあのタイミングであんな事を言ったんだろう。

 

「ここがお姉ちゃんの部屋です。私は今からケーキをとって来るので二人は飾り付けとかしといてもらえませんか?」

 

「わかった」

 

「了解」

 

春ちゃんが部屋を出て行った。俺達は家から持ってきた飾り付け道具を次々と部屋につけていく。

 

やばい、会話が全くない。何だこれ。気まずすぎる。まぁ、俺のせいなんだけど。

 

(さっきのこともあってクロ君になに話したらいいかわからない。どうしよう)

 

結局、春ちゃんが来るまで俺達は一切喋らずにもくもくと飾り付けをしていった。

 

 

 

 

 

 

 

『ただいまー、春いるー?』

 

飾り付けが終わって小咲の部屋で三人でゆっくりしていたら、小咲が一回の方から春ちゃんを呼んだ。どうやら帰ってきたみたいだ。

 

「いるよー!!お姉ちゃんが帰ってきました。二人はクラッカーを準備しててください。私呼んで来ますから」

 

春ちゃんは下におりていった。

 

『お姉ちゃん。ちょっとこっち来て』

 

『えっ、春?いきなりどうしたの?』

 

『いいから、いいから。早く早く』

 

階段を蹴る音が聞こえる。少しすると、小咲の部屋のドアが開く。完全に開いたのを確認して俺達はクラッカーを鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 

小咲side

 

「お姉ちゃん、ちょっとこっちに来て」

 

「えっ、春?いきなりどうしたの?」

 

「いいから、いいから。早く早く」

 

何か今日の春はおかしいような気がする。何かいきなり私に買い物頼んでくるし。今日私誕生日なんだよ。ゆっくりさせてくれてもいいと思うんだけどな。それにるりちゃんとクロ君。私の誕生日覚えてないのかな?

 

「さ、お姉ちゃん。どうぞ」

 

「どうぞって、ここ私の部屋だよ」

 

「知ってるよ」

 

やっぱり今日の春はおかしい。絶対何かおかしい。

 

私は扉のドアノブに手をかけ扉を開ける。完全に開けた瞬間、パンっ!という音が部屋の中で響いた。

 

 

 

 

 

 

 

クロside

 

「えっ…………」

 

「小咲、誕生日おめでとー!!」

 

「おめでとー」

 

俺達がクラッカーを鳴らすと、小咲は驚いたような顔をする。サプライズパーティ大成功だな。

 

「えっ?どういうこと?」

 

「何とぼけてるのさ、お姉ちゃん。今日はお姉ちゃんの誕生日だよ」

 

「ほら、いつまでも座ってないで早く座れよ」

 

「あ、うん」

 

小咲はケーキの置いてある机の前に座る。まだ、実感がわかないのか小咲は若干ギクシャクしている。

 

「えっ、今日の朝から春の様子がおかしかったのって?」

 

「サプライズパーティが楽しみだったから」

 

「じゃあ、クロ君とるりちゃんが昨日から全く私に連絡とかなかったのは?」

 

「サプライズパーティが台無しになったらあれだからな」

 

「それじゃあ、今日誕生日なのに春が私にいきなり買い物へ行かせたのも」

 

「「「サプライズパーティを準備するために」」」

 

全ては小咲のためだ。まぁ、小咲も驚いてくれたし、これは成功だろ。

 

「ほら、さっさとジュースついでお祝いしようぜ。時間がいつまでもあるわけじゃないし、もったいないから」

 

俺は適当にジュースを手に取り、コップについでいく。

 

「そうね。ほら、小咲はこれ被って。春、ケーキを切る包丁ってある?」

 

「あ、忘れてました。すぐとって来るんで待っててください」

 

るりは小咲にキラキラした三角帽子を被らせ、春ちゃんに包丁を持って来るように頼む。

 

「クロ君、るりちゃん…………ありがとう!!二人はずっと私の友達だよ」

 

小咲が涙目になりながらも言う。

 

「何を当たり前のこと言ってるんだよ。なぁ、るり」

 

「…………えぇ、そうね」

 

なんだ?まだ大学に行った後の事心配してんのか?

 

「るりさん、とって来ましたよ」

 

「あ、あぁ。ありがとう」

 

パン切り包丁でケーキを四等分していく。ワンホールケーキを四等分だから一つ一つの量が大きい。でも、大丈夫か。残したらるりが食べてくれるしな。

 

「よし、じゃあ改めて。小咲の誕生日を祝ってー……カンパーイ」

 

「「「カンパーイ」」」

 

四人でグラスを当て合いジュースを飲む。それから俺達は色々なことを話した。春ちゃんの学校や友達の事や、俺とるりと小咲の関係などを。

 

 

 

 

 

 

「さてと、じゃあそろそろ渡すか。はい、小咲。誕生日プレゼント。直感で選んだから気に入るかわかんないけど」

 

俺は誕生日プレゼントが入った紙袋を小咲に渡す。

 

「わぁ、ありがとうクロ君。開けてもいい?」

 

「あぁ、別にいいよ」

 

紙袋の中に入っていた箱を取り出す。そして、その包装を丁寧に外していく。やっぱ、ここらへんは女子ということなのだろうか。凄く几帳面だ。

 

「うわぁ!ぬいぐるみだ。ありがとうクロ君。大切にするね」

 

「よかったね、お姉ちゃん」

 

「うん!…………で、もちろんるりちゃんもあるよね、プレゼント」

 

「えぇ、あるわよ。はい」

 

るりは小咲にプレゼントを手渡す。

 

「うぅ、るりちゃんのプレゼントって何か怖い。去年の事、まだ覚えてるから」

 

「…………そういえば、あれ使ってるのか?」

 

去年のプレゼントとはゴキブリのティッシュケースである。

 

「うん。一回のリビングにおいてるよ。今でも、まだビックリする時あるけど」

 

「使ってくれてるんだ。……まぁ、それより私のも開けて見てよ」

 

「う、うん……」

 

小咲は俺の時と違って恐る恐るという感じで開けていく。今年は一体何が出て来るんだろうか。

 

「じゃ、じゃああけるよ……」

 

「やっちゃって、お姉ちゃん」

 

「…………え、えい!!って、あれ?クマの人形?」

 

中から出てきたのはクマのぬいぐるみだった。るりにしては凄く以外なチョイスだった。

 

「…………なに、気に入らなかったの?」

 

「えっ、いや、そんな事ないよ!すごく嬉しい!」

 

小咲はそのクマのぬいぐるみを抱きしめる。そんな小咲を見ているとクマの背中に何かのボタンがあるのを見つけた。何だろう、押したいのに押したらやばい気がする。どうしよう……………………よし押そう。

 

俺はこっそり小咲に近づき背中のボタンを押した。すると…………

 

ビョ〜〜〜ン!!!

 

『ベロベロバーーーー!!!』

 

「っっっっっつつつ!!!」

 

いきなりクマのぬいぐるみの頭が空中に飛んで、代わりに体の中からビックリ箱のようなピエロがでてきた。てか、これはビックリ箱じゃなくてビックリクマか?

 

「プククッ…………」

 

なるほど。ただで終わるわけはないと思ってたけどまさかこう来るとは予想外だった。

 

「って、何クロさんは納得したような顔をしてるんですか!!お姉ちゃんが大変なことに!」

 

小咲はいきなりの事すぎて驚いて泣きそうになっている。てか、失神仕掛けてるように見える。

 

「本当だ!?るり、一体どうするんだよ!」

 

「簡単よ。私が魔法の言葉で小咲を復活させてあげるわ」

 

るりは小咲のすぐとなりに近づき耳元で囁いた。

 

「……………こんにゃく」

 

「きゃっ!!こんにゃくは嫌!」

 

おぉ、マジで復活した。てか、こんにゃく嫌いなのは知ってたけど、こんにゃくって言葉だけでも弱いのか?

 

「うぅ…………いつか絶対るりちゃんに復讐する」

 

涙目になってるりを睨む。睨まれたるりは私は何も関係ないというような顔をしている。

 

「まぁまぁ、落ち着けよ小咲。るりもお前のためだと思ってやったんだしさ」

 

「…………でも、こんなの許せないよー」

 

「それに今のは俺にも悪いところがあったんだしさ。許してやれよ」

 

「まぁ、クロ君が押してなかったら私が押してたけど」

 

「「るり(ちゃん)!!!」」

 

せめて、謝るくらいはしてやれよ。

 

 

 

 

 

 

 

夜遅くなって来たという事と、明日からまた春ちゃんは学校があるという事で小咲の部屋を片付けてお開きということになった。春ちゃんは学校が間に合うか心配だったが、小咲のお母さんが送ってくれるから大丈夫らしい。

 

「今日は楽しかったよ。ね、春」

 

「はい。本当はもっとるりさん達と一緒にいたかったんですけどね」

 

「夏休みに入れば、またいつでも遊べるさ」

 

「女子水泳部は合宿あるからいつでもってわけにはいかないけどね」

 

男子水泳部は全員合わせても5人しかいないため合宿はないのだ。せめて、後三人入ってきたらいけるのだけれど。

 

「まぁ、仕方ないさ。まぁ、夏休み入ったらまた遊ぼうよ」

 

「はい!今度は友達も連れて来るんで。その時には遊園地とかに行きましょうね」

 

春ちゃんと約束をして、小咲の誕生日会は終わった。夏休みが待ち遠しいな…………

 




はい、というわけで春ちゃん登場しました。
今回はるりちゃんが少しマイナス思考に。
でも、まぁ元気でしたね。
そして、クロ君とるりちゃん!
付き合うかと思いきや全然そんな事は
ありません。付き合うのはいつになるやら。

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これから俺の凡高の日常をよろしくお願いします。

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