では、どうぞ〜
「で、これからどうするつもりなの?クロ君は引っ越すつもりなんでしょ?」
「…………母さんとちゃんと話し合うよ。だから……るりも来てくれないか?」
付き合う事にした俺たちは文化祭が終わったのを確認して、屋上を出た。俺たちは手を握る…………なんて事はるりが恥ずかしいから嫌だという事で別に恋人らしい事もせずに普通に屋上を出た。ただ、さっきの事を思い出したのか、るりの顔は少し赤くなっていた。
「それはいいけど……どうして?」
「るりは嫌かもしれないけど、母さんに自分からちゃんと紹介したいんだ。付き合って初日でおかしいかもしれないけど」
「…………わかったわ。でも、その前に小咲に会いに行くわよ。あの子にはお礼言いたいし」
「そうだな。じゃあ、そうするか」
そう決めた俺たちは教室に向かう事にした。
『…それでは皆の衆…!カーーンパーーイ!!』
俺たちの教室の前まで来ると、廊下まで集の音頭の声が聞こえてきた。俺たちは後ろの方の扉から入る。入った瞬間、椅子に小咲が俺たちに気づいて手を振ってくる。
「クロ君、るりちゃんお疲れ。……うまくいったんだね?」
「あぁ。小咲には迷惑かけたけど無事に付き合う事が出来たよ。な?」
「えぇ。一条君にまともに告白もできない小咲に色々説得されたのは癪だけど、今回は本当に助かったわ。ありがとうね、小咲」
「どういたしまして」
「でも、私達がうまくいったんだから小咲もちゃんとやりなさいよ!」
「うっ………………はい」
俯いて返事をする小咲を見て俺たちは笑った。それに続いて小咲も笑う。
「ク〜〜ロ!!文化祭、お疲れー!」
いきなり後ろから襲われた衝撃に驚き後ろ向くと、城野崎が俺に飛びついてきていた。
「城野崎かよ。びっくりさせんな」
「まぁまぁ、いいじゃねえか。それより、うまくいったのか?」
「おかげさまでな」
俺にしか聞こえないくらいの声で耳打ちしてきた質問を返す。すると、ますます城野崎のテンションが上がった。
「マジかよ!?おーい、みんなー!!クロとるりちゃんが付
バコンッ!!!
「あなた、言っていい事と悪い事があるって知ってる?てか、クロ君もほいほい喋らないで頂戴」
「ぎょ、御意」
殴られて一発でKOした城野崎をみて俺はコクコクと頷く事しか出来なかった。マジ怖い…………
「………さてと。じゃあ俺たちは行くよ。小咲も来る?てか、来て頂戴か」
「行くってどこに行くの?」
「もちろん、クロ君の家よ」
「小咲にも母さんをちゃんと紹介したいんだ。自分の口でさ」
るりは俺の恩人で今日彼女になった事。小咲は今日の事を含めて助けてくれた最高の友達だという事をちゃんと報告したかった。
「それはいいけど…………私足挫いちゃったからちゃんと歩けないよ」
「大丈夫。俺が背負っていくから」
………………って、簡単に言ったけどミスった。俺、るりと付き合ってるんだ。怒るだろうな……
「そうね。クロ君に小咲を任せるわ」
あれ、怒らない?そんなるりの様子に小咲も驚いている。
「何?何でそんな私をびっくりしたような目で見てるのよ」
「いや、るりの事だから睨んできたりするかと思ったから。なぁ?」
「う、うん。私もそうすると思った」
俺は小咲をおんぶして教室を出る。それにるりも付いてきながら言った。
「…………私ももうそんな事で嫉妬したりなんかしないわよ……」
「どうして?」
「だって…………クロ君が私を好きだって言ったから。クロ君は私の事を裏切らないって事をわかってるからよ」
それだけ言うと、言ったのが恥ずかしかったのか、るりは早足で廊下を歩いて行った。そんなるりの様子に俺はただ、顔を赤くして立ち止まる事しか出来なかった。
「クロ君、行こ?」
「え?あ、あぁ。そうだな」
俺は小咲に声をかけられ、意識がはっきりし歩き始めた。
「るりちゃん、変わったね」
「……変わりすぎて俺が1番びっくりしてるよ」
あんなるりを見るのはこれが初めてだった。これからあと何回あんな様子のるりを見ることが出来るのだろうか。
「ただいま〜。母さん、いる?」
「あら、クロちゃん。お帰りなさい。るりちゃんと小咲ちゃんもいらっしゃい。翠なら今買い物に行ってるわ。何か用なの?」
「…………母さんと話しをする。だから、居間を空けといてくれるかな?」
「………………そう。決心はついたの?」
「それをちゃんと話し合うよ。るりと小咲の事も紹介したいし」
「わかったわ。こっちに来て」
頷くとばあちゃんは今の方に歩いて行った。俺たちもその後に続くように居間に向かう。
「待っててね。今、お茶を用意するから」
「ありがとう、ばあちゃん」
俺たちが居間に入ると、ばあちゃんは台所の方へ向かった。ばあちゃんは俺の事をどう思ってるのかな?俺と一緒にいたいのかな?
「はい、お茶とお茶菓子ね。るりちゃんこの前このお茶菓子たくさん食べてたから多く買っといたわよ」
「あ、ありがとうございます」
ばあちゃんがお茶とお茶菓子をテーブルの上に置くと早速るりはそのお茶菓子を食べだした。あんだけ食べたのにまだお腹空いてたのか?
「じゃあ、私は向こうでいるからごゆっくりね」
「あ、ばあちゃん!」
「ん?どうしたの、クロちゃん
「いや、その………………ばあちゃんはどう思ってるのか聞きたくて。俺にいて欲しいのか、それとも引っ越しした方がいいと思ってるのか」
「そんなの私はクロちゃんにいて欲しいわよ。翠のたった1人の息子なんだもん」
即答だった。俺が質問するのを見越していたのか、俺の表情から何が言いたかったのかを読んだのかはわからない。
「でも、するかしないかはクロちゃんが決める事よ。クロちゃんが決めた事なら私は反対しない。引っ越ししたら寂しいし、しないならそれはそれで嬉しい。きっとおじいちゃんもそう思ってるわ」
「そっか…………ありがとう」
「うん。じゃあ私はあっちに行くからね」
そう言って、ばあちゃんは居間から出て行った。マリーもばあちゃんも同じ事を言った。引っ越しするかしないかは俺の自由だって。
「……そうだな。俺のやっぱりそれは俺が決める事だよな」
「クロ君?」
「いや、何でもない。母さん早く帰ってこないかな?」
俺も少しお腹が空いてきたからお菓子を取ろうとした。すると。
「おい、もうお菓子なくなりかけてるじゃねえか。お前今の会話てどんだけ食ってんだよ!!」
「仕方ないでしょ、お腹空いてたんだから!!」
「逆ギレかよ!しかもあんだけ食っていた奴が何言ってんだよ!!」
「ふ、2人とも落ち着いて」
俺とるりが睨み合って喧嘩するのを小咲が止めようとする。まぁ、こんなしょうもない事で喧嘩しても仕方ないよな。
「……まぁいいわ。お菓子補充してるからちょっと待ってろ。ったく、多めに買っといたって言ってたのにどうして『その必要はないから大丈夫よ』」
俺が立ち上がり台所に向かおうとした時、今の扉が開いた。すると、扉の前には両手に買い物袋を持った母さんが立っていた。
「もしかしたらと思って買っといて良かったわ。はいこれ、お茶菓子ね」
「あ、あぁ。ありがとう、母さん」
俺は母さんからお茶菓子を受け取り、テーブルにそれを広げる。母さんはにっこりと笑って居間の中に入り、正座して座った。
「じゃあ、クロ。あなたがどうするつもりなのか話してくれる?」
「うん。でも、その前に俺から2人の事をちゃんと紹介したいんだ。母さんは1度会ってるだろうけど」
俺を真ん中にして左にるり、右に小咲か座布団の上に座り、それに向かい合うように母さんが座っていた。
「クロ。あなた今、両手に花って感じね」
「べ、別にどうでもいいだろ。そんな事は」
母さんの冗談を軽く流して、俺は一呼吸して話し始める。
「まず小咲から。小野寺小咲。るりの次に出来た友達で中2の頃からずっと一緒にいるんだ。優しくておっちょこちょいで俺の悩みとかたくさん乗ってくれて、本当にいつも助けてもらってきた」
「お、小野寺小咲です。よろしくお願いします」
「小咲とは喧嘩とか1回もした事なくて、俺とるりが口喧嘩した時にいつも止めに入ってくれるストッパーみたいな感じで、今では俺の1番の友達で仲良くしてるよ」
「で、こっちが宮本るり。るりも中2からずっと一緒で鬱だった俺を助けてくれたんだ。冷静で時々毒舌で食い意地はってるけど凄くいい奴なんだ」
「宮本るりです。別に食い意地はってるわけじゃありません」
「そんなお茶菓子食べながら言われても説得力ないんだけど」
お茶菓子を食べながら自己紹介するるり。せめて飲み込んでから喋れよな。
「るりとは時々喧嘩するけどすぐ仲直りするし、部活も一緒の水泳部でさ。俺たち中学の頃から結構大会で賞とったんだぜ。なっ?」
「えぇ。そのせいで変な異名みたいなのがついたんだから。『凡高のマーメイド』って何なの?」
「それ別にいいじゃん。俺とか『マーメイドの嫁』とか言われてるんだぜ。別に悪い気はしないけど」
(今のクロ君からしたらマーメイドの嫁ってピッタリの2つ名じゃないのかな?)
小咲がこっそりそんな事を思ってる事は俺は知らない。
「で、引っ越しの事なんだけど……俺、引っ越ししようと思ってた」
「しようと思ってた?」
「うん。今日終わったらそういうつもりだったんだ。俺はもう母さんを悲しませたくなんかなかったから。子どもの頃から俺を1人で育ててくれた母さんに恩返しがしたかった。だから、どんな目に合うかわからないけど九州の方に戻るつもりだったんだ」
「つもりだった。て事は、気が変わったの?」
「……………………うん。学校に通って好きな人ができたんだ。最初はその子に告白するつもりなんかなかった。告白してもし両思いだったら互いが辛くなるだけだと思ったから。でも、そう思ってた俺を小咲が後押ししてくれたんだ。クロ君は本当にそれでいいのか、って。小咲の言葉で目が覚めて俺は今日告白した。それが………………」
隣にいるるりの手をギュッと握る。
「るりなんだ。告白したらるりも俺の事が好きだって事しってさ。俺、スゲェ嬉しかったんだ。でも、同時に1つ俺の中で悩みが生じた。確かに母さんの事もほっとけないけど、るりの事もほっとけないって。そう思った。だって、俺のために嘘までついて自分の気持ちを隠そうとしてくれたんだぜ。正直、ほっとけないって思った。だから…………」
正座したまま母さんに頭を下げる。
「ごめん!俺引っ越ししたくない。小咲と………………るりともっと一緒にいたいんだ。せめて、高校終わるまでは一緒にいたい。高校卒業したら、九州の方に行ってちゃんと母さんに恩返しをする。だから、お願い!俺をこのままこの家に住む事を許してくれ!!」
これが俺の文化祭前とは全く違う気持ち。るりに告白したから。るりと付き合う事が出来たから俺の気持ちは大きく変わった。
「クロ…………」
「…………あの、翠さん。私からもお願いします」
「るりちゃん?」
俺の握っていた手をるりもギュッと握り返してきて言う。
「私も最初はクロ君が告白してきても嘘の返事をしようとしていました。理由はクロ君と同じ。私も付き合ったりした方が辛いと思ったから。だけど、クロ君の事を考えたら嘘をつく事もできなくなって、結局自分の本心を彼に伝えました。そしてその時わかった。私は彼と離れたくないって。
…………自分勝手な事はわかってます。だけど、私も彼と一緒にいたいんです。お願いします!彼と一緒にいさせて下さい!」
るりも俺と同じように頭を下げて母さんに頼んだ。俺は今驚いている。極力、自分が恥ずかしい思いをする事をあまり言わないるりが母さんにここまで言ったから。
「………………2人とも、顔を上げて頂戴」
俺たちは顔を上げる。母さんは立ち上がり俺の所まで来ると、ギュッと俺を抱きしめた。
「えっ?」
「バカね。子どもの幸せを喜ばない親がいるわけないでしょ」
俺の事を抱きしめながら母さんは話を続ける。
「私ね。あなたが今日の決断で断る事が何となくわかってた」
「ど、どうして?」
「だってクロ、私がこっちに来てからあなたの話しの8割が小咲ちゃんとるりちゃんの話だったわよ。残りがその他の友達とか学校の事とかね」
学校であった事をそのまま話してるつもりだったが、いつも小咲とるりといっしょにいたせいか大半が2人の話しになっていたようだ。
「それを聞いてる時、私は本当に嬉しかったわ。九州にいた頃は学校から帰ってきても、その時の話しはほとんどしなかったもの。それがこっちに来てからは学校で起きた話ばっかり。話聞いてて母さん泣きそうになった事もあったわ。
父さんや母さんからも聞いたのよ、あなたの話し。九州にいた時みたいにいじめられてるのかと思ったから引っ越しの提案出してみたんだけどその必要はなかったみたい」
「じゃ、じゃあ…………俺が向こうに引っ越しする話は嘘だったのか?」
「別に嘘だったわけじゃないわ。あなたが私と向こうに戻りたいっていうならそうするつもりだったわ。まぁ、九州に戻るって言ったら本当にそれでいいのか、って聞くつもりだったけどね」
「でも…………いいのか?俺と向こうで暮らした方が母さんはきっと楽で楽しく暮らせるはずなのに……。それにばあちゃん達の事も」
「母さん達にはあなたが学校に行ってる間にちゃんと相談しといたわ。それにさっきも言ったでしょ?子どもの幸せを喜ばない親なんていないの。私はあなたが幸せで楽しく暮らしていけるならそれで良いの。私はあなたの母さんなのよ。あなたの幸せな顔を見れただけで十分よ」
「でも『それに!』」
「あなたにはこれからも一緒に過ごして行く友達と彼女がいるでしょ?」
「あっ………………」
そうだ。今の俺にはるりと小咲がいるんだ。母さんの事も大事だけど、小咲を………………るりの事も大事だから。
「ねっ?こんなにあなたを思ってくれる友達と彼女がいるの。もし、彼女怒らせたら、母さん九州から飛んできてあなたを叱るからね」
「う、うん…………わかった」
「よし。…………小咲ちゃんとるりちゃんもありがとね。これからもクロの事をよろしくお願いします」
「こ、こちらこそクロ君にはいつもお世話になりっぱなしですから。これからもちゃんと仲良くします」
「…………私も。これからもクロ君とは仲良くやっていきます」
「えぇ。よろしくね…………はぁ、それにしても学校かー。羨ましいな。私も高校生に戻りたいわ。私ね。昔は国語の先生になりたかったのよ。それで、教育系の大学に行ったの。そこで、蒼と出会ったのよ。あの時は優しかったのに、なんであんな事になったのかしら?」
「…………母さんはまだ親父の事が好きなのか?」
俺は九州にいた頃にずっと聞きたかったことを今聞くことにした。その時は母さんがその事で辛かっただろうから聞かなかったけど。
「ううん。別にそんな事はないわ。ただなんであんな事をしたのかだけ知りたくてね」
「俺も知りたかった。中3の時1人で会いに行ったけど、暴言言われたから帰ったよ」
「……………そう。誰かわかる人はいないのかしら?」
「そうだな………………やば!もうこんな時間だ。小咲を家におくっていかないと!」
「あら?小咲ちゃんどうかしたの?」
「今日足くじいたから俺がおぶっておくらないといけないんだ」
「そう。じゃあ玄関まで見送るわ」
俺たちは立ち上がり、俺は小咲を背負い玄関まで向かう。その時、何故かるりは顎に手を当てて何か考え事をしてるように見えた。
「じゃあね、小咲ちゃん、るりちゃん。もうしばらくこっちにいるからいつでも遊びに来て頂戴」
「はい。ありがとうございました」
「……………………」
小咲は俺におぶられてる状態でお辞儀し、るりは何も言わずぼーっとしている。どうかしたのかな?
「…………母さん、ありがとう。理由はどうあっても母さんがこっちに来てくれたから俺はるりと付き合う事が出来たんだと思う」
「そんな事をないと思うわよ。小咲ちゃんがクロにアドバイスをして、そのアドバイスを受けて、クロがるりちゃんに告白してるりちゃんはクロをOKした。それだけよ」
「…………母さん。俺大人になったら絶対母さんを楽にさせてあげる事をここで約束するよ。だから、それまで待っててくれるかな?」
そう言うと、母さんは口に手を当てて驚いた。そして、目から涙がボロボロと流れてくる。
「……えぇ、それまで待ってるから。でも無理はしないでね?」
「もちろん!約束するよ」
俺は母さんと約束した。俺の背中で小咲が泣いてるのがわかった。そんなに感動したのかな?
「じゃあ、小咲をおくってく『クロ君、翠さん。ちょっといい?』どうかしたのか?」
今までずっとぼーっとしてたるりがやっと口を開いた。
「翠さんはまた向こうに戻るつもりなんですよね?」
「えぇ。そのつもりだけど」
「で、向こうに戻ったら仕事をしながら独り暮らしすると?」
「そうよ」
「その仕事はさっき言ってた国語の先生なんですよね?」
「そうだけど……それがどうかした?」
なんの質問をしてるのか俺にはよくわからない。小咲を首を傾げていた。
「だったら、こっちに引っ越して来て先生をする事は出来ないんですか?」
「え?……………………
あっ!!」
「それだったら、翠さんがクロ君のおばあちゃんとおじいちゃん養えるし、クロ君とも一緒に暮らせるんじゃ……………………」
「あっ!!」
「確かに……」
なんでこんな単純な事に気付かなかったんだ?母さんが無理に向こうに仕事する必要なんか………………って、あれ?
「俺、確か母さんが案出してきた時にこれ言ったよな?母さんがこっちに引っ越して来て4人で暮らしたらって」
「いや、あの時はクロが学校でどんな生活送ってるか知らなかったから」
「でも、母さんはじいちゃんとばあちゃんと話し合ったんだよな?」
「………………ごめん。3人で話し合った時にその案は出なかって忘れてたわ」
「……てことは、1番最初に話し合った時は無理だったけど、今ならそれが可能だと」
「そういうことになるわね」
俺は思わずその場でずっこけそうになってしまった。小咲もるりも母さんに呆れている。じゃあ、今までの俺たちの悩みは何だったんだ?
「えっと………………ごめんね。クロ、これから母さんもここで住むことにするからよろしく」
「………………まぁ、母さんといっしょに暮らせるなら俺は嬉しいからいいよ」
結局、俺たちの悩みはなんだったのか。母さんはこっちで暮らす事になった。母さんはああ言ってたが、母さんが来てくれたおかげで俺とるりは付き合う事が出来たと思ってる。るりもそう思ってるかもしれない。それだけは本当に感謝しないといけない。だから、俺はいつか母さんに恩返しをする事もう1度決意した。
多分今までで一番長いです。
次で文化祭編最後になるわけですが、
もしよろしければ自分の活動報告をみてください。
とてつもなく自分勝手なアンケートをします。
そして、重要です。是非見てください。
協力お願いします!!
感想と訂正があればお待ちしております。
12月29日13時現在 アンケート数
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