文化祭が終わり数日経った。あれから母さんは九州の方に戻ってこっちに来る手続きをすると言って向こうに一時的に帰っていった。
「おはよう、ばあちゃん、じいちゃん」
「おはようクロちゃん。今日は起きるの早いのね」
「うん。今日からこの時間に起きる事にしたから。朝ごはんできてる?」
俺はあいかわらずばあちゃんとじいちゃんと仲良く暮らしている。母さんに恩返しすると言ったが、2人にもちゃんと恩返ししないといけないと最近思うようになっていた。
「いただきます」
ばあちゃんが焼いてくれたパンを一口かじる。うん、美味しい。
「クロちゃん、今日からこの時間で起きるって言ってたけど、それは何か理由があるの?」
「う、うん。まぁね」
「…………もしかして、るりちゃん?」
「ぶふっ!!」
ばあちゃんの言葉に俺は飲んでいた牛乳を吹き出しそうになる。
「……何でわかったの?」
「うーん……おばあちゃんのカンかな?」
これが女のカンならぬ、おばあちゃんのカンというやつなのか?なんというか恐ろしいな…………
「まぁ、そういうことだから今日からちょっと早起きするから。……ごちそうさまっと」
朝ごはんを食べ終わると、制服に着替えて学校に行く準備をする。
「よし、準備オッケー。じゃあ行ってきます!」
靴を履きいつものようにフリスクを2粒口の中に放り込み外に出る。外に出ると、眩しい日の光が射し込んでくると同時に、1人の少女の姿が俺の目に映る。その目に映るのは文化祭で俺の彼女となったメガネをかけた
背の低い女の子。
「おはよう、るり」
「おはよう。何か今失礼な事考えなかった?」
「気のせいだろ。それじゃ行こうぜ」
いつものように俺の心を読んでくるるり。これはエスパーだ。そうとしか言いようがない。
俺たちは付き合う事になったが、恋人らしい事は何一つしていなかった。手を繋ぐわけでもなく、腕を組み合うわけでもなく、付き合う前と一切変わらない生活をここ数日おくっていた。流石にこれは男としてどうかと思った俺は昨日の夜、るりに電話で明日から一緒に学校に行かないか?と誘ったところオッケーをもらいこれから一緒に登校する事にした。
「今日も良い天気だな〜」
「そうね。最近こんな天気が続き過ぎて面白くも何ともないわ。いっそのこと雪でも降らないかしら?」
「……この辺の秋に雪降ったら流石に笑えないぞ」
「…………それもそうね」
いつも通りのよくわからない話を2人でする。だが、こんな話をできるほど今平和なのだから幸せなもんだよな。…………でも、こうやってただ歩いて学校に通っててもやっぱり何か面白くない。手とか繋いだらだめかな………
「…なぁ、るり。手繋がねえか?」
「へっ?」
…………しまった!!つい本音が出ちまった!るりがこういう所で手繋いだりするのあまり好きじゃないの知ってるのに。何でこんな事を。
「…………わよ………に」
「ん?なんか言ったか?」
「……手繋いでも、別にいいわよ」
るりは顔を赤くしながら俺に手を出してくる。やばい、すげぇ可愛い。
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」
俺はおそるおそるるりが出してきた手を握る。いわゆる、恋人繋ぎという繋ぎ方で。そういえば、これまで結構るりと手を繋いだり握ったりしたけど、あんまり意識的にやった事をないかも。………女の子の手ってこんなにすべすべで柔らかいんだ。なんかすげぇいい感じ。
「クロ君、今絶対変な事考えたでしょ?」
「なっ!何言って…………」
「誤魔化しても無駄よ。今の顔は絶対そういうこと考えてるような顔だった」
「な、なんだよそれ!俺はそんな事考えてないからな!!」
「嘘ね。絶対考えてたわ」
「考えてない!」
軽く口喧嘩をしながら俺たちはまた学校に向いて歩いていく。俺たちを後ろの物陰から見ていた人物に気付かずに。
学校まであと100mくらいってとこらへんにまで来ると俺たちは繋いでいた手を離して学校に向かった。何だか名残惜しい気分だが、これからは毎日こういう事が可能だろうと思い気分を切り替え教室に向かう。
「……そういえば、そろそろ席替えの時期じゃね?去年のこのくらいの時期にしただろ?」
「あぁ、確かに」
「俺やだぜ。小咲とるりと席離れちゃうの。それに、俺あの席が好きなのに」
「もう席替えなんかやらなくてよくないかしら?」
「だよなー。俺もそう思うよ」
どうやら、るりもあの席から席を変えたくないみたいだ。俺もるりもおそらく小咲も3人で仲良く話せるあの席が一番いいと思ってるのだろうから。
「はぁ、どうにかしてあの席になる方法は『おめでとー!!!』……は?」
俺とるりが教室に入った瞬間、クラスにいる全員からおめでとーを言われた後クラッカーを鳴らされた。え?なにこれ?
「2人付き合いだしたんだろ?よかったなぁ。いやー、これで一条と桐崎さんに続き2組目のカップルかー」
「いいなー。私も彼氏欲しい」
「え?じゃあ俺と付き合わない?」
「そうね。もしも、地球が爆発する事なんかがあれば考えてあげてもいいわ」
クラスにいるみんなワイワイと騒ぎ始める。
「ちょっと待て!何の話だ?俺たち付き合ったりなんか…………」
「しらばっくれんなよ。さっき舞子が『クロとるりちゃんが恋人繋ぎで手繋ぎながら登校してるのを見たんだ。他のクラスの奴にも言ってくるー』って言って走って行ったんだからよ」
「集はどこだ?今すぐ殺す」
「待って。殺すだけじゃ足りないわ。その後焼却炉に放り込みましょう」
俺とるりで集を殺害する事を決定した。さぁ、集はどこだ?マジで殺してやる。
「ただいまー。おぉ、クロとるりちゃん。2人ともおめでとー!いやー、俺も友達として鼻が高いぜ」
俺とるりの怒りは知らずに集は何もなかったかのように抱きつく。それで俺の怒りは頂点まで膨れ上がった。
『舞子(君)、ご愁傷様』
「ん?何の話…………って、クロ?俺を羽交い締めして何のつもりだ?」
「るり、俺もやりたいが先を譲るよ」
「ありがとう、クロ君。じゃあ舞子君。どの指から折って欲しい?あ、それとも腕がいいかしら?」
「あれ?クロ、るりちゃん?何で俺をそんな怒ってるの?」
「「お前(あんた)が付き合った事を言いふらしたから!!」」
「ギャアアアァァァアアア」
その時、集の悲鳴が学校中に聞こえ渡った。その日の授業、集は保健室で寝込んで全く受けられなかった。
「最悪ね………まさかこんなに早くバレるなんて」
「まったくだ。でも、これで楽と桐崎さんの気持ちがなんかわかる気がする。あいつらも苦労してるんだな」
「そう思ってくれるんなら何よりありがたいよ」
「るりちゃん、クロ君と付き合ったんだ。おめでとー!」
自分の席に座った俺たちに楽と桐崎さんが話しかけてくる。後ろには鶫とマリーの姿も。
「ありがとう、千棘ちゃん」
「おめでとうございます、宮本様。私的にはこのような男は宮本様にはふさわしくないと思いますが」
おい、鶫、俺にるりはふさわしくないってどういう事だ。
「あら、そんな事はありませんわよ。クロ様と宮本さんの相性は抜群にございます。クロ様と幼い頃からずっと一緒だったマリーが言うのだから間違いありません!それと……」
マリーは俺に近づいてきて耳打ちする。
「クロ様、おめでとうございます。私はクロ様とまだ一緒にいられる事が何よりも嬉しいですよ」
ふふっ、と微笑み俺から離れるとつぐみとマリーが睨み合う。
「そんなの俺だって一緒だ。マリーと一緒にいれる事が本当に嬉しいよ」
俺は鶫と言い合いしているマリー見つめながら言った。
「……そういえば、クロ。城野崎が文化祭の打ち上げでカラオケでも行かないか?って言ってたぞ」
「カラオケ?カラオケか……いいなそれ。いつやんの?メンツは?」
「明日だ。土曜日だしな。メンツは俺に千棘、小野寺に橘に鶫、お前と宮本と集と城野崎と後何故か中村も入ってたな」
「中村も?」
俺が女子数人と喋っている中村の方に目を向けると、中村もこっちに気づいたのか軽く手を振ってくる。俺もそれを振り返した。
「でも、それ面白そうだな。俺は行くよ。るりはどうする?」
「私も行くわ。小咲と一条君をくっつけるチャンスだし」
「る、るりちゃん!?」
「そうだな。それにもちゃんと協力しないとな」
「クロ君まで!?もう!!」
楽は何の話しかよくわからないというような顔をしてる。楽は知らなくて良いことなんだ。俺たちが勝手にやるから。
「何の話してるんだ…………と、先生来た。じゃあ、そういう事だから」
急いで席に戻る楽に手を振り、俺は鞄から筆箱を取り出す。
「よーし、HR始めるぞー。とその前に言うことがあったな。神崎、宮本。お前ら付き合いだしたんだって?おめでとうな」
「「ぶふっ!!」」
なんで先生まで知ってるんだよ。わけわかんねえよ。
「いやー、これで2組目だな。他の奴らも青春しろよ。じゃあ、出席とるぞー」
「これでこの学年にはほとんどの奴に知られたわけだな。メンドクセー」
「別にいいじゃない。これで脇目も振らず、堂々とイチャイチャする事が出来るわよ?」
「え?」
るりがそんな事を言うなんて思いもしなかった俺は素直に驚く。だけど、思考をすぐ切り替えた。
「…………あのなー。お前はそういう事するの嫌いだろうが」
「そうだけど。まぁ、とにかくもうバレちゃったものは仕方ないわ」
「……それもそうか」
キョーコ先生の事だし、他の先生にバラしたりするだろうなと思いつつ俺は黙ってキョーコ先生のHRを聞き続けた。
「1限目は数学か。寝よ……」
キョーコ先生のHRが終わると、授業の事を思い出し、俺は寝る事にした。これはただ寝てるわけじゃない。睡眠学習だ!
「何か後で職員室来るように言われた」
「当たり前でしょ」
「クロ君、数学と国語の時間いつも爆睡してるよね」
「数学は勉強しなくてもある程度点数は取れるからな。わからなかった問題があればるりに聞くし。国語は文章読めば余裕だ」
何故か数学の怖い先生に職員室に来るように言われた。俺は勉強という名の睡眠学習をしていただけなのに何故こんな事に。不愉快だ!
「で、次の授業は?」
「国語ね」
「おやすみ」
俺は次の授業も寝ることにした。
「あとで職員室来いって言われた」
「あんた留年しても知らないわよ」
「授業はちゃんと受けるべきだよ」
国語の先生にも職員室行きを命令された。俺は睡眠学習をしてるんだ!
「留年したらるりが先輩で春ちゃんと風ちゃんと同じ学年が……ありだな!」
「留年したら、クロ君と別れるから」
「え………………」
「何その、そこまでするのみたいな顔は。別れたくないなら留年なんかしない事ね」
「またまたー。どうせ、いつもの冗談なんだろ?」
「本気よ」
「冗談だろ?」
「本気よ」
「冗談『本気よ』……留年だけは阻止だな!!」
これから必死に勉強しないと大変な事に……頑張らなければ!
「…………あ、明日のカラオケ。待ち合わせ場所まで一緒に行こうぜ」
「いいわよ。小咲も行きましょ」
「えっ、でも……」
何故か遠慮をしようとする小咲。……あ、そうか。そんな事気にしなくてもいいのに。
「あのな。俺たち付き合ったからって遠慮しなくていいんだぞ。俺たち仲良し3人組だぞ」
「そういう事。あなたがいる前では極力私達もイチャイチャしたりしないわよ」
「…………うん、ありがとう」
今の言い方だと小咲がいない前だったらイチャイチャするつもりなのか?俺はその方が嬉しいんだけど。まあいいか。
翌日
「昨日の夜は何だったんだ?」
カラオケの約束をしていた俺は1人で待ち合わせ場所に向かっていた。何故るりはいないのか。それは昨日るりがいきなり夜に『明日は1人で待ち合わせ場所に向かって頂戴』とか言って来たから。集や城野崎を誘おうとしても電話は繋がらない。仕方ないから1人で向かうことにした。
「ったく、小咲とるりの裏切り者め。何が仲良し3人組だ。1人で向かってる俺がバカみたいじゃねえかよ!!」
俺は1人街の中叫ぶ。少し恥ずかしい気もしたが気にすることはないだろう。
「待ち合わせ場所ってこの噴水場だよな?……まだ誰も来てないのか?」
待ち合わせ場所の噴水場まで来ると誰もいなかった。遅めに来たはずなのになんで誰もいないんだろう。そう思ったが、みんなそのうち来るだろうと思いベンチに座る。
「みんな遅いな。俺もしかして時間が場所間違えたのか?」
携帯で約束した待ち合わせ場所と時間をチェックする。場所も時間もあっていた。
「おかしいな。なんでだろ?」
「……………………クロ君」
「お、るりか?遅かったな。みんなは………………ど…………した?」
俺の上から声がかかり上を向く。おそらくるりだろうと思い上を向く。俺の予感は正しくるりはそこに立っていたがいつもと雰囲気が全然違うるりが立っていた。だが、このるりは何度か見たことがある。
「おま、その格好?」
いきなりのことで俺は立ち上がった。
「似合うかしら?この格好だと周りからいっぱい注目は浴びて嫌になりそうだわ」
麦わら帽子を被り、いつもポニーテールにしてまとめている髪を今日は解き、ロングにしている。そして、いつもメガネをかけているのに今日はかけていない。文化祭前に見た衣装の採寸の時に見たるりだ。いつもと違ったるりの雰囲気とあまりの可愛さに俺は顔を赤くしてしまう。
「これ、小咲と中村さんがやってくれたの。カップルになって初めて遊びに行くんだから決めないとって2人がね。まぁ、2人で遊びに行くわけじゃないけど。それで、感想は?」
「どう…………って言われても可愛いぞ。凄く可愛い」
「あなたは可愛いしか言えないの?」
「だって本当にそう思うんだよ。可愛いし、すごくきれいだ。何かすごく大人っぽく見える」
「それは私が今まで子供っぽいって言いたい訳?」
「そ、そうじゃなくて!本当に似合ってるよ。こんなるり初めて見たから緊張してなんて言ったらいいのかわからない。けど、これだけはわかる。多分、今まで見てきた女の子の中でお前は今1番可愛い」
「つっ!………………そこまで言われると流石に照れるわ」
るりも顔を真っ赤にする。それ以上何を言ったらいいのかわからなくなりテンパる。
「そ、そういえばこ、小咲達は?そろそろ時間だろ?」
「あの子達なら先に向かったわ。あなたに嘘の待ち合わせ場所を報告したの」
「はぁ?なんで?」
「なんでって、そりゃあ、この私の姿をあなたに見せるためでしょ?」
「あ…………そっか」
「まぁ、あなたにこの姿を見てもらえてよかったわ。じゃあ、元に戻すわ」
麦わら帽子を脱いで髪の毛に手をかけようとする。おそらく、ポニーテールにしようとしてるのだろう。
「ちょ、ちょっと待った!」
「…………何?」
「もう少しそのままでよくないか?せめて、カラオケ場に着くまで」
「どうしてよ?」
「俺が……俺が今の姿のるりをもっと見ていたいから。ダメか?」
自分で言ってて恥ずかしいセリフをるりに伝える。すると、るりはまた。いや、さっきよりも顔を真っ赤にする。
「……はぁ、カラオケ場までだからね」
髪の毛にかけようとしていたのを放して、麦わら帽子をかぶる。
「じゃあ、行きましょ。コンタクトって初めてしたからなれないの。早く取りたい」
「ようするに早くカラオケ場まで行ってコンタクトを取りたいと。了解しましたよ」
俺は出された手を握り歩き出す。
秋になったというのにまだ夏を感じさせるくらいに暑い。現に俺は半袖だし、るりもワンピースを着ている。けど、俺たちが今感じてる暑さは別の意味もある気がした。俺も多分るりも付き合って初めて出かけた事でこうして手を繋ぎ歩く事に緊張して体が熱くなってるのかもしれないと思う。少なくとも俺はそう感じる。あきだから一応上に着る服も持ってきてるが。
「なぁ。るり。俺今が本当に幸せだよ。小学中学では本当に味わえないほど楽しい事が出来た」
「……そうね。でも、きっとこれからもっと楽しくなると思うわよ」
「そうだな。じゃあ、今日もめいいっぱい楽しまないとな!」
「えぇ」
俺は幼い頃は酷い目にあってきた。小学校からいじめにあい苦しい思いをしてきたのに中学では母さんが倒れて俺はこっちに引っ越して来た。けど、俺を支えてくれたばあちゃんやじいちゃんや小咲やるりのおかげで俺はここまで楽しい日常を得ることが出来た。こっちに来なければ楽や集達に会うこともなかっただろう。あっちに残ったままだったらこうしてマリーと学校に通う事なんて出来なかった。こっちの学校に来れて本当に良かった。親友と彼女も作ることが出来た。本当に感謝しているわ、
「…………今を大切にしていかないとな」
「何か言ったかしら?」
「なんでもねえよ。行こうぜ。みんな待たしてるだろうし」
「ちょ!いきなり……もう!」
今の日常を大切にする。そして、俺に出来た最高の彼女も大切にする。絶対るりを悲しませたりしない。俺はそう心に決め、るりの手を引っ張り走り始めた。るりも俺に合わせて走り出した。2人手を繋いで。
はい。という事で無事ハッピーエンドを迎える事が出来ました!最終話にもっとイチャイチャさせるのもありかなと思いやってみました。若干、るりちゃんっぽくなかったかもしれませんねwでも、かいててすごく楽しかったです。この小説を書き始めたのは5月27日なのでほぼ7ヶ月でストーリーを書き上げた事になりますね。1ヶ月くらい休んだりした時もありましたが…………でも、無事に書き終えることが出来ました。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました!!
そして、アンケートにご協力下さった皆さん。本当にありがとうございます。投票の結果、2の小咲と春のダブルヒロインの小説を進めて行くことにします。もう小説自体は書き始めているのですが、冬休み終わると忙しくなるかもしれないので書き貯めしとこうと思ってるので1月半ばくらいに投稿しようと思っています。
俺の凡高での日常はストーリーは終わりましたが番外編は書いて行くつもりです。具体的には原作で自分が書きたい話を書いて行くつもりです。『セキガエ』や『フンシツ』などなど番外編はまだまだ書いていきます。クロとるりちゃんをイチャイチャさせまくると思うのでその時はブラックコーヒーの準備をお忘れなくwww
今年の最後に登校できて本当に良かったです。来年またこの小説や次の小説を応援してもらえる事を期待して待っています。頑張って書き貯めして早く投稿出来るように頑張りますのでよろしくお願いします。
感想と訂正があればお待ちしております。
ではみなさん。良いお年を!