スター・ウォーズ 〜腐り目は宗教法人の武力団体に加わる〜 作:テクロス
作者の知識不足や解釈違いがあるかもしれませんがその時はコメントにご指摘下さい。
皆さんは星空を眺めた事はありますか?
夜の街中で辺りを見渡すと大人達は下か目の前を見て歩いて居ることでしょう。
スマホ、電光掲示板、もしくは若い娘かイケメン。
どんなに嫌な事があっても絶対に変わらないのは星空だけ。
米粒にも満たさないように見えるそれはもしかしたら自分の住む地球より遥かに大きいかもしれないと想像したら胸が踊りませんか?
今宵そんな夜空を見上げる独りぼっちの少年がいます。
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「はあ〜…」
少年の口から吐き出された白い息は空気中に溶けていく。嫌な事があった時公園のボロいジャングルジムに登って星空を見上げるとどんな嫌な事も一時的に忘れられる。太陽が登ってその星の光を遮ってしまうまでは…。
「俺はお兄ちゃんだからな…」
そう自分に言い聞かせてジャングルジムを飛び降り家に向かう。帰路の途中で愛飲しているマックスコーヒーと午後の紅茶をなけなしの小遣いで購入して手の平だけでも暖をとりながらチビチビと飲んでいく。
「ただいま」
「プン!」
そっぽをむいている愛妹。
小町は頬を膨らませている。
「これやるから許してくれないか?」
「午後ティー!!」
それをひったくってグビグビと飲み干していく。
どうやら機嫌は取れたようだ。
「まったく…ごみぃちゃんは小町を一人ぼっちにするから悪いんだよ!」
「ごめんな…これからは
「うん!」
にぱーと笑う妹と合わせて微笑む。
これが求められている兄の在り方なのだ。
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「八幡!今日遊ぼうぜ!」
「ゴメン…今日も妹に構ってやらないといけないんだ」
「んだよ!折角誘ってやってるのに!」
「ゴメン…また今度「もうお前なんか誘わない!」……」
走り去っていく元友達の背中を力なく見つめる。
「小町ー?」
恐る恐る家の中に入るも小町は家にいない。靴が無いからだ。
「まさか…家出か?」
心臓の鼓動が再び跳ね上がりまた外に飛び出す。町内の小町が行きそうな所を駆け回るととある公園に聞き慣れた笑い声が聞こえた。
「きゃはははは……」
「でねでねー……」
幼稚園の友達だろうか、仲睦まじく遊ぶ妹の姿が見えた。二人の視線はおびただしく動いていた自身へと向く。
「なーに?あの人、小町ちゃんの知り合い?」
「……ううん、知らない!」
友達に見えないようにしっしっ、と手で追いやる小町。その様子に安堵して家に戻る。今度は走らずに下を向きながら。
空は暗くなり小町は既に夕焼けには帰って来た。共働きの両親も帰って来て自宅の安全が確認できたら外に繰り出す。声一つ掛けられないのにも慣れていつもの公園に向かいジャングルジムに登る。
「はあ…」
どれだけ落ち込もうと白い息は空に溶ける。
「どうして俺が……」
友達との絆を犠牲にしても小町が喜ぶ訳では無い。なんなら邪険にされるだけだ。すぐに収まるであろう心から湧き上がる怒りを実感していると経年劣化しているであろう遊具達はギィギィと音を立てる。
「ん?」
いつもと変わらない筈の星空に一筋の光が走る。目を凝らしてやっと見えるその光は高速で星空を走る。
「まさかUFO!?」
そのシルエットは夜に慣れた目でもしっかりと追うことができるようになった。段々と近づいて来る一種の戦闘機のようなそれは静かにすぐ近所の山に不時着した。今の技術では有り得ない程静かに着陸した為、この事に気が付いているのは自分一人しかいなかった。
本当は行ってはいけない。
心では分かっているけど本能が叫ぶ。
(今行かなかったら一生後悔する)
そう思った瞬間走り出していた。
小学校の持久走より早く、遅刻しそうになった朝の登校よりも。
「いてて…やってしまった…」
プスプス…と小さく煙を上げる戦闘機?UFO?(この際宇宙船と呼ぶ)の付近でウロウロしてるローブを羽織った中年の男性が困ったような声を出していた。
「ピロピロピー!」
するとその男性の近くにロボットがやって来て電子音を出していた。
「直せそうか?R2D3」
「ピュー」
「そうか、頼む」
一連のやり取りを草むらから眺めている。息を潜めて影に徹する。今自分は存在しないと言い聞かせて一人と一機を観察する。
「バレバレだぞ」
不自然に自分を中心に草むらが何かに掻き分けられ、その居場所がバレてしまう。潔く両手を上げる。なんなら右手に白いハンカチを持ってヒラヒラとさせる。
「潔いいな、丁度いい、ここはどこなんだ?」
「??」
さっきからこの人が何を言っているのかがよく分からない。英語でもフランス語でもないような言葉だ。
「通じないか…$€%#?・"$+^>>'$^##||\\'*#?」
他の言語を話しているのだろうが余計分かりづらい。
「仕方ない……」
そうするとその男性は身振り手振りでコミュニケーションを計った。どうやらここに不時着してしまってここが何処かも分からないらしい。
(ここは地球です)
(チキュウ?俺は知らないぞ)
(そんな事言われてもここの人達はここ以外の星を知りませんよ)
(とんだ辺境の星に来てしまったな…)
(侵略しに来たんですか?)
(違う、ハイパードライブの計算中にクシャミをして間違えてレバーを入れてしまいここに来てしまった)
(よく分からないけど、バカなんですか?)
(まぁ、そう思われても仕方ないな)
傍から見たらおかしくてしょうがないジェスチャーでのやり取りから得られた情報によるとこの人は【サイフォ・ディアス】というらしくて銀河の平和を守るなんちゃらの騎士らしい。
(所で家族はどうしたんだ?子供がこんな時間にいたら危ないだろう)
(……別に、心配してくれませんよ)
(……なるほど、大体分かった。それならハチマン、孤独に生きるか私に着いてくるか、どっちがいい?)
「え?」
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「じゃあもう一回だ」
「こ、こんにちは…俺の名前わハチマン・ヒキガヤです」
「よし、粗方喋れるようになってきたな。ここいらで飯にするか、ハチマン、今日はコッペパンにしよう、イチゴとマーガリンの奴だ」
サイフォと宇宙船に乗ったハチマンは惑星コルサントにあるジェダイ評議会に着くまでの間地球から持ってきた大量の食料を土産にサイフォから銀河の共通語とドロイド語を学んでいた。
「確認の為もう一度説明するぞ。そのジェダイ評議会で君をジェダイ・イニシエイトに推薦する。それがパスさえすればジェダイになる為の必要な技量と知識をそこで学んでもらう。ライトセーバーも自分のを作るから楽しみにしてろよ」
「はい、マスター」
ぎこちない返事を返すハチマン。
その返事にサイフォは満足そうに頷いた。
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ー惑星コルサントのジェダイ評議会ー
「それで、お主がサイフォ・ディアスが見初めたハチマン・ヒキガヤじゃな」
「は、はい……」
「ワシの顔に何かついておるかの?」
「い、いえ、何も…」
目の前に腰掛ける緑色の小さな老人、マスター・ジェダイ・ヨーダをまじまじと物珍しそうに見つめるハチマン。
「すみません!マスター・ヨーダ。この子は世の理に疎くて…」
「そうじゃったか…むぅ」
すっと目を閉じて唸るるヨーダにハチマンは疑問を抱いていた。
「マスター、あの人何してるの?」
「お前の心を読み取ってるんだ」
「え…」
心にプライバシーとか関係ないの?と不思議に思いつつ黙っていると暫くしてヨーダは目を開けた。
「マスターヨーダ、どうでした?」
隣に座る浅黒い肌が特徴のマスター・メイス・ウィンドウが訪ねる。
「孤独への恐怖、未知への畏怖が彼の心に見えた」
「では彼は…」
「いや、彼はこれらを抑えられる理性を兼ね備えている。先を見通す力も兼ね備えている…うぅむ、認めよう。彼はジェダイ・オーダーの未来に大きく関わるかもしれん」
「では…!」
「イニシエイト・ハチマン。ジェダイ・アカデミーでフォースやこの広い銀河を学ぶのじゃ」
「それが終わったら私のパダワンとしてみっちり鍛えてやるから覚悟しておけよ」
「はい!マスター」
背筋を伸ばして礼をするハチマン。
その様子を他のジェダイ・マスターより深く見つめていたのはヨーダでもサイフォでもなく…ウィンドウだった。
「それとハチマンよ、時間があったらお主の故郷の【桜】とやらを見せてくれんか?」
「別にいいですけど…」
「うむ、それとそれまでにその目付きを直しておくことじゃ…儂とウィンドウ以外のマスター・ジェダイが萎縮しておる」
「生まれつきです…」
家出感覚で銀河に飛び出たたった一人の地球人のハチマンはサイフォ・ディアスに見初められジェダイの見習い訓練生であるるジェダイ・イニシエイトに加わった。
如何でしたか?
少し短いでしたが今回はここまでとさせていただきます。
感想は頂けば頂くほど作者のやる気に繋がるので良かったらお願いします。
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うるせぇ!!全員出せぇ!!