松永沙耶は神である   作:スナックザップ

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幼馴染 childhood friend

魔王は考え、そして思いつきます。

勇者が必ず自分を倒しにくる方法。

 

それは、きっと自分に悪いことをさせないためだと。

 

自分が本当に魔王になってしまったら、

きっと勇者さんは私を止めに来てくれる。

 

だから、勇者さん、早く来て、そして私を……

 

 

 

 

 

 

 

 

「友奈~。ヒシっ」

「沙耶~。ヒシっ」

 

2年ぶりにこっちにやってきた沙耶は何だかすっごく久しぶりな感じがする。

 

「この子が、例の子なのね。」

「あら、夏凜ちゃん松永さんのことを友奈ちゃんに聞いたことがあるの?」

「え、ええ、ちょっとね。」

「ほら、前にテスト勉強で私だけ夏凜ちゃんの家にお泊りした時……。」

「お泊り……う、思い…出した。」

「そ、その話はもう良いでしょ。東郷も変な演出しないで。」

 

そうだった。夏凜ちゃんとは話したことがあるけど、東郷さんにきちんと紹介したことなかった。

 

「えっと、それじゃ、東郷さんにもみんなにも、」

「そう、そう。まずは最初が肝心。ご挨拶を。」

 

私から離れた沙耶がみんなに告げる。

 

「私は松永沙耶、友奈の旧い友達。幼馴染といっても良いかな。

"もう"唯の中学生。友奈と同じ2年生です。

誕生日は神世紀287年3月21日。牡羊座。

好きなものはうどん。特技は絵本作り。将来の夢は宇宙飛行士。よろしく。」

 

「自己紹介ありがとうね。それじゃアタシたちも自己紹介しておくわね。

アタシは犬吠埼風。中学3年。勇者部の部長をしています。勇者部って言うのは……」

 

「あ、ちょっとだけ待ってください。私、ちゃんと予習してきたんで、当てさせてください。」

 

風先輩が勇者部の説明しようとしたところで、沙耶が掌を向けながら止める。

 

「勇者部とは、設立は神世紀29年、芙蓉友奈が設立。壁外調査を目的にして発足したのが、

始まりだと言われている。あ、これがその時配られていたチラシだそうです。」

 

沙耶がバッグの中から、額縁に入った紙を取り出す。

 

そこには古びた神のせいで少し掠れた字で、こう書いてあった。

 

『求む、大人たちの妄言綺語に抗わんとする者たち! 連絡は勇者部まで→070-xxxx-XXXX』

 

「ホントに勇者部って書いてある。これ何百年も前の紙みたい。」

 

樹ちゃんが不思議そうに見ている。

 

「バカな。アタシより先に勇者部を作った人間がいたなんて! どこの誰なのよ。」

「ん-、たぶんうちの学校の先輩だねー。」

「わかるの? そのっち?」

「ほら、ここに学校の名前が入ってる。たぶんプリントか何かだったんじゃないかな?」

「ホントだ。でもこの名前、讃州中学じゃないわね。」

「西暦から神世紀に変わる時に一部の地名が変わっちゃったから、

学校とかお役所とかの名前も変わったみたい。」

 

沙耶の持ってきたプリントにあった名前についてそのちゃんが説明してくれる。

 

「あ、知ってる人がいたんだ。えっと、今、そのちゃんさんが言ったように、

当時の地名が学校名に使われていたから、

地名が変わった時に一緒に変わったんだと思いますよ。

で、その名前が変わる前の学校に通っていた大先輩が芙蓉友奈さん。

写真もあるよ。ちょっと小さいころだけど。」

「なんであるのよ。」

「タレント…子役さんだったみたい。

もう今となってはほとんど見られない金髪碧眼の米国系ハーフさんだから。

ほら写真。私のご先祖様?が一緒の学校に通っていたみたい。」

 

そこには、私そっくりさんと背の高い女の子に担がれて騎馬戦のように上に乗った女の子が映っていた。

 

「この子、名前だけじゃなく姿とか感じとかも友奈さんに似てますね。」

「でしょ、田舎に引きこもった後、蔵の整理をお手伝いしている時に発見したんだけどね。

ご先祖様も私そっくりだし、知らない間に撮られていた写真かと思ったくらいだよ。」

 

私そっくりの芙蓉さんに、沙耶にそっくりの沙耶のご先祖様。

 

なんだか不思議な気分。

 

「さ、いつまでも駅の前にいるのも何だし、移動しましょう。

松永さんもそれでいいかしら? 依頼はその時に詳しく聞くわ。」

「はい、犬吠埼さん。私のことは沙耶でも構いません。」

「そ、それじゃ行きましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、友奈。」

「準備良いよ。沙耶。」

 

「「よろしくお願いいたします。」」

 

数年ぶりに友奈と拳を交える。

 

友奈のお父さんに習った武術。

 

メインでは空手として通用するけど、それだけじゃない。

今も突き出した私の拳を受けると、友奈が器用に腕や足を引っかけて締め技に移行しようとする。

当然、私はそれをさせないように、もう一方の腕や肘・肩まで使って友奈の腕を牽制する。

 

たぶん次の攻撃くらいで……。

 

「わっ、風? 武道場の中なのに。」

 

慌てた友奈の動きが止まる。

このまま攻撃すれば勝利は得られるけど、私の依頼はそれじゃない。

 

「と、まあ、最近こういう現象が起きるんですよ。」

「なるほどね。"都合が良すぎる展開"って言われた時は何かと思ったけど。」

 

「大丈夫。友奈ちゃん。見せて。」

「うん、大丈夫、撮れたみたい。ありがとう。東郷さん。」

 

突風で目にゴミが入った友奈を東郷さんが心配している。

 

狙ったようなタイミングで発生する"ちょっとだけ"ラッキーな出来事。

確率的にも偶然で済ませられるレベル。

このくらいならと無視しても良かったんだけど、

せっかくだから友奈のところまで夏休みお出かけの理由にしてしまえる程度の些細なこと。

 

(そう、こんなくらいで良いんだよ。ボクが欲しい力なんて。)

 

 

「でも、本当はそうじゃないんだよね。沙耶。」

 

いつの間にか畳の感触はなくなり、まるで宙に投げ出されたかのような不確かな感触。

空虚で足元に何もないのに立ててしまう高天原の中空。

 

「どうしてみんなが仲良くできる世界を貴方が拒絶するの。友奈。」

「分かっているはずだよ。沙耶。」

 

確かにボクは分かっている。

 

外で夏凜の、続けてアル達の相手をしている間に、このやり取りも何百回と繰り返している。

 

「分かってるって、ボクが何を分かっているって言うの? ボクには何も分からない。

戦いたいなら、ボクだけを見ていてくれればいいんだ。

命の危険を冒して、世界のために戦う必要なんてない。

友奈は、友奈なら、みんなが困っている顔を放っておけないだけで良かったのに。

どうして、痛みを我慢するなんて真似を友奈がしなくちゃいけないんだ。

そんなもの園子にでもやらせておけばいい。」

 

それでもその先は言えない。

 

園子が拒絶するなら、代役を用意することだってできる。

 

そのための使徒。

 

家名を取り戻したがっている夕海子にアルを就かせたのも、

何が琴線に触れたのか、アルがボクより夕海子の命を優先するようになるのも毎回のことだ。

 

ある人にとっては価値がなくても、別の人にとっては価値がある。

人はいろんな人がいるというなら、意思を持つ人がやればいい。

 

「力が足りないというならボクが与えよう。

能力がないというなら、ボクが与えよう。

知恵が足りないというなら、ボクが与えよう。

 

何故ならボクは願う者ではなく、叶える者に成れてしまったのだから。」

 

「私は、そんな風に考えたことなかったよ。ただ、私はみんなと一緒にいたかった。

沙耶とだって一緒にいられた。さっきみたいにみんなと一緒にいられることが、

私の幸せだって、沙耶も思ってくれたんだよ。」

 

「そうだね。他の人の前では絶対に言えないけど、今は友奈だけだもの。

みんなと一緒は楽しい。だから、この世界を、友奈達の夢を永遠に続けられるようにしたかった。

だけど、そんな時間はすぐに過ぎてしまう。そして、何度も友奈に会えなくなる。

それなら、ボクは一時の幸せなんていらない。ただ友奈だけいてくれれば良かった。だから…。」

 

影から天沼矛を取り出す。

 

「だから、ここから行っちゃイヤだ。友奈!!」

 

振り被った一撃が星々の飲み込み、通り過ぎた後の空間の亀裂に沿って宇宙が縮小する。

 

「そんなのに違うよ。私だって1人だったら、こんなに頑張れなかった。

みんながいるから、みんなが大好きだから、みんなと一緒にいたいから、私は!!」

 

心が千々に乱れ、友奈が繰り出す拳を避けることもできず、撃たれるままになる。

友奈も本気で拳を繰り出しているのか、骨が折れ、筋肉が悲鳴をあげる。

ただし、それは人間としての肉体。

 

神たるボクに損傷はあり得ない。

 

「東郷さんも、風先輩も、樹ちゃんも、夏凜ちゃんも、園ちゃんも、未だ会えてない人たちも、

私はみんな大好きだ。だから、誰のことも絶対に諦めない。もちろん沙耶のことも!」

 

思わず友奈に見とれてしまう。

それくらい迷いがない言葉。

 

いつもだったら、タタリの影響で友奈も限界に近い事が多かった。

実際、ボクと敵対を意識した時点でタタリは始まっている。

 

ふと、それで良いのではないかと思えてしまう。

 

だけど、そこでボクは退けない。

 

例え清く正しい人間ばかりにしても、以前のいくつかの世界で間違いは起こった。

亜耶が神婚を容認したように、人は間違えずにはいられない。

 

「ボクがやる以外に他に誰もできない。危険と承知でも貴方は勇者になるしかない。

そんな世界は必ず破壊する。そして、ボク自身の手で直接世界を管理する。」

 

追撃の友奈の拳を払いのけ、拳に重力を集めて押し出す。

友奈は流れに逆らわず、拳を避けたけど、重力に引き込まれて完全に避けられず、

ブラックホール状態になった重力源ともに高天原の空虚な空に押し付けられる。

 

「うわあああ!?」

 

その叫び声を聞こえないふりをして、さらにたくさんのブラックホールに加えて、

宇宙質量を越える物質を追突させる。

本来、宇宙が滅びるまでの有限時間に起こり得ないはずの全宇宙のブラックホール蒸発。

 

あらゆる存在が、平行世界さえ影も残さず消滅するほどの静止質量。

けど、今の友奈はこのくらいでは倒れない。

 

いいえ、大好きな貴方達を死なせたりなんてしない。

 

「おおお、勇者ああぁぁぁパーンチ。」

 

互いの拳がぶつかり、光があふれる。

 

「沙耶、私は誰のことも忘れない。例えどんなことがあったって私は沙耶の友達だ。」

「だったら、ボクが友奈のことをキライになる。もうキライになった。

そうすれば、ボク達は友達じゃなくなる。それですべて終わらせる。

ボクは誰のことも好きにならない。」

 

拘ることがなくなれば、ボクは何も感じず、ただ世界を眺め維持するだけになる。

それが、一番良い方法。

だけど、その前に友奈と決着をつけたい。

 

そうすれば、もう未練はないのだから。

 

「それでも、私は誰も諦めない。沙耶のことをキライになったりもしない。」

 

拳を振るい、足を使い、互いの肉体の制約が許す限りの13年間の体だけでぶつかり合う。

 

空が割れて、大地が震え、人もいない世界に、お互いを傷つける音だけが残る。

 

どうして、こうなってしまったんだろう。

 

友奈と武術と競い合うのは楽しい。

 

だけど、こんな悲しい戦いでなんて欲しくなかったのに。

 

幼い日々、楽しいときばかりではなかったけど、それなりに幸せだった。

神の力なんて持てなければ、本当に今でも友達でいられたのかもしれない。

 

だけど、そんな日はもう2度と来ない。

 

たまにケンカすることがあったって、すぐに仲直りしてきたし、

ボクが宇宙に憧れた時だって、友奈だけが応援してくれた。

友奈が人助けで手が足りなければ、ビックリドッキリメカを作った。

最初は見ていただけの武術の訓練は思いのほか楽しかった。

負けて悔しいと思えるくらいには、たくさん頑張れた。

 

でも、そんな日々は夢よりも遠く、宇宙の誕生よりも彼方になってしまった。

 

異質な天の神さえ凌ぐ力さえ、友奈を救うどころか敵対するしかなくなった。

今となっては、全知全能になる必要なんてなかった。何の役にも立たなかったとも言える。

 

星々が霞のようにあっけなく消滅していくような攻撃を繰り返しても、友奈は何度も何度も立ち上がる。

 

まるで、同じことを繰り返しているような錯覚を覚えるほど。

 

「大丈夫だよ。」

「何が? いえ、何を…。」

 

おかしい。

 

さっきから友奈の言っていることが分からない。

心はきちんと読めている。

原初から終焉まで、プランク時間ごとに分枝する平行世界まで見渡せている。

 

それなのに、これじゃあまるで……。

 

「わかって…いるの? 友奈。ボクこそが何十億というこの世界の人々の幸せを奪ったんだ。

そして今も人知及ばぬ暴威を振るっている。そんなものと共存する必要なんかない。

だから、友奈は普通に……。」

 

「そんなの嫌だ。知らないふりも、見ないふりもしない。みんな、みんな大好きなんだ。」

 

「友奈……。」

 

「覚えているでしょ。沙耶。私達が一番最初の世界で友達になった時のこと。」

 

友奈の瞳の中の私の瞳が大きく見開かれているのが見える。

そんなことを取り繕えないくらいに驚いた。

 

脳裏に過るは何も考えず、友奈と一番近くに誕生できる運命を選んだ本当の1回目。

 

 

 

 

 

 

 

夏の日の蝉しぐれが脳裏に再生される。

結城家の庭先。

天の神として見降ろしていた頃は気にも留めなかった

友奈が小さいまま死んでしまう可能性の数々。

 

猫を助けようとして落ちてしまう友奈。

小さいときに風邪をこじらせて帰らなかった友奈。

錯乱した不審者からみんなを庇おうとして犠牲になった友奈。

 

すべての平行世界を見渡せば、そんな可能性があることは当たり前だった。

 

でも、どれも可能性。

 

ボクが観測しなければ、収斂し、夢にしか残らない。唯の知識。

 

それなのに人間の器に収まった瞬間、それがとてつもなく恐ろしいことに感じて震えていた。

 

1番最初はそんな状態だった。

 

だから、友奈は問いかけたのだ。

 

「ね。さやはどうしてそんなに震えているの? 夏なのにさむいの?」

「ボク、こわいんだ。ゆーながいなくなってしまう夢をたくさん見るんだ。」

「大丈夫、わたし、とっても強いんだよ。

おとうさんほどじゃないけど、男の子にも負けないくらい。

だからこわいのわたしがいなくしてあげる。でてけーって。」

 

そう言ってまだ幼い友奈が拳を握ってみせる。

 

「ちがうよ。ボク、ゆーながそうやってこわいのに向かって、それから……。」

 

まだ、死の概念すらあいまいだった頃だ。

自分たちが別々の生き物だということすらよくわかっていないくらい昔のこと。

 

「うーん、そうだ。だったらいっしょだ。」

「いっしょ? いっしょだとゆーなは大丈夫なの?」

「そうだよ、だいじょうぶ。1人はダメでも2人でいっしょなら、すこしだけだいじょうぶ。だから……。」

 

そう言いながら、花が咲いたような笑顔で友奈が言葉を口にする。

 

「2人はいっしょ。ね。」

 

初めに言葉があるとしたら、それは間違いなくこの瞬間。

だけど、この時にボクは自分のことを打ち明けられなかった。

 

一番怖いのは、怖いのを創り出せる自分だということを。

 

そして、友奈はその瞬間からいつかボクが恐ろしいものになると感じ取っていたことも、指摘できなかった。

 

それは、ボクの弱さであり、ほとんどの人が勝手に友奈は強い子だと思いたがっているから。

 

 

 

 

 

 

「でも、無限の力と一緒に、あの頃の沙耶が思っていたことも分かったよ。

怖かったんだよね。友達がいなくなってしまうことが。」

 

「…………………………………………………………………………………。」

 

口は動くし、この瞬間にもあらゆる世界を手に取るように分かるのに、

何を言えば良いのか言葉を選べない。

 

「だったら、もう一度言うよ。大丈夫、あの頃は2人だったけど、

今はみんなもいる。だから怖いのは私達みんなで何とかする。」

 

きっと、ボクの知っている友奈だったら、自分で何とかすると言ってくれたんだろう。

でも、今の友奈はボクから流出した記憶と力のすべてを受け止められている。

 

ああ、本当に。

 

今の友奈は間違いなく強い。

 

ただ、無限力を受け止めたからと言うだけでなく、

自分達ではどうすることもできないことを知った上で、今ボクの前に立てている。

東郷がかつて告げた通り、イヤなことを嫌だと言えるようになったんだ。

 

身体(うちゅう)すべての空気を吐き出すように永くため息がでる。

 

「悔しいなあー。どうして、こうなっちゃったんだろう。」

 

結局、ボクでは友奈の本音は引き出せなかった。

 

でも、まだ終わっていない。

今の友奈ならボクが何故戦いを望んだか分かっている。

 

未練を残さず次の世界を始めること。

それが叶えば、ボクは世界に干渉することなく、

ただの"場"として在り続ける。

 

「もう帰ろう。きっとみんな分かってくれる。」

 

友奈の小さな手。

その手に一体どれだけの想いを込めてきたのだろう。

 

「やっぱり、友奈は優しいね。本当はそれだけで十分。

でも、今やボクを赦してくれるのは神のみだ。それもボク自身でしかない。」

 

ボクが何かを受け取ることはない。

 

何故ならボクはボクだけで満ちることができるのだから。

それでも欲しがるのは欲望にしかならないだろう。

 

「ダメだ。沙耶!」

 

舞っていた山桜の花びらとは違う新しい花びら。

桜よりもなお薄い白い闇。

 

「だからやっぱりここから始めよう。満開。」

 

どこまで考えても、ボクは自分の願いのためだけにここまで来たのだという心象風景。

 

「誰もが自分の願いのためにしか戦わない。だったらボクももうこの時を惜しみはしない。」

 

故にこの花に込められた意味は唯一つ。

 

自己愛。

 

「もう一度、この世すべてを満たそう。すべて満ちれば、もう誰もが失うことは無い。

素粒子1つ1つ、瞬間ごと、産声の行く末すべてまで満たして見せよう。この(ボク)で!!」

 

そうすれば、もう二度と友奈は失われない。

 

「それでも、ボクが間違うというのなら……。」

「私が止めて見せる。だって、私は友達だから。」

 

 

 

 

 

 




最後の花は水仙、ナルキッソスになります。
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