GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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横島達の前に現れたクワガーモンとスナイモン。

一方でディケイドもフォーティスとぶつかり合うが……


第10の章:二大昆虫デジモン、激闘、破壊者VS簒奪者

 

 

【横島、変身するんだ!!】

 

「お、おう!」

 

慌てて叫ぶ心眼に横島は慌てながらウィスプ眼魂を取り出す。

 

その間にWジオウとオーズはクワガーモンの攻撃を避ける。

 

「変身!!」

 

【カイガン!!ウィスプ!アーユーレデイ?OKッ!!レッツゴー!イ・タ・ズ・ラ!ゴ・ゴ・ゴーストッ!!!】

 

ウィスプに変身した後にWジオウとオーズの援護に出ようとして、スナイモンの飛ばして来た斬撃に慌てて避ける。

 

それにニックとラトプス、トライドベンダーが各々の遠距離攻撃を仕掛けるがスナイモンは飛び上がって素早い動きで避けて行く。

 

「ダメだ、相手が速過ぎるし、空を飛んでいるから不利だ!」

 

【ぬぅ、あの速さではこちらも普通に飛ぶもとい浮かんでも真っ先に堕とされかねないな】

 

呻く心眼のにどうすれば……とウィスプは考え……ナスカ眼魂を取り出す。

 

「なあ心眼、こいつならあいつに対抗できる空中戦が出来るんじゃないかって俺は思うんだけど」

 

【確かにナスカドーパントの記憶の元であるナスカの地上絵にはハチドリなどの鳥の絵がある。それにあの時に翼を出していたから可能性があるな】

 

なら!とウィスプは早速ナスカ眼魂をウィスプ眼魂と変えてセットする。

 

【アーイ!!シッカリミナー!シッカリミナー!】

 

スナイモンの斬撃をドライバーから飛び出したナスカパーカーゴーストが防いでる中でレバーを引く。

 

【カイガン!ナスカ!風の都に吹きぬく!勇ましき風よ!】

 

パーカーゴーストを身に纏い、顔にナスカドーパントの顔となった後、ウィスプは自分の手を見る。

 

「分かる!こいつならいける!」

 

その言葉の後にナスカウィングを展開して飛び上がってスナイモンへと迫る。

 

向かって来るウィスプにその刃が振るわれる前に懐に飛び込まれてそのどてっぱらをガンガンブレードで切り裂かれる。

 

「すげぇ、どう飛べば良いのか、どう言うルートで進めば良いか風が教えてくれてる!」

 

自分の周りを風が吹き抜けて行く事で道を示してくれる事にウィスプは感嘆の声をあげる。

 

(そうか、ナスカが、霧彦さんが風都を愛していたから、風もそれに応えようとしてるんだ。ありがとう霧彦さん)

 

改めてウィスプはナスカの、霧彦の風都の愛を感じ取り、突き進む。

 

その下ではオーズとWジオウにウォズがニック達の援護を受けてクワガーモンを押していた。

 

クワガーモン自身はハサミで挟もうとしたり、飛ぼうとした所を援護攻撃で阻止されて苛立った様に唸り声を上げている。

 

ジオウXXRはライドヘイセイバーの針、ハンドセレクターを動かしてから鍔近くのスクランブルトリガーを引く。

 

【ヘイ!W!デュアルタイムブレーク!!】

 

「おりゃあ!」

 

風を纏い、勢い良く回転しながらクワガーモンの体を切り刻んで行く。

 

【フィニッシュタイム!】

 

続けてジオウXXLがジカンギレードを銃モードにしてWのライドウォッチをセットする。

 

【ダブルスレスレシューティング!!】

 

「いっけぇ!!」

 

音声の後にトリガーを引くと放たれた弾丸は途中で複数に分裂してクワガーモンへと炸裂する。

 

「これで決める!」

 

よろめき出したクワガーモンをみつえてジオウXXRはライドヘイセイバーにディケイドライドウォッチを装填する。

 

【フィニッシュタイム!】

 

音声の後にハンドセレクターを3周回転させる。

 

【ヘイ!仮面ライダーズ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!】

 

鳴り響く音声と共に最後の悪あがきとばかりに低空飛行して突撃して来るクワガーモンをみつえてスクランブルトリガーを引く。

 

【ディディディディケイド!!】

 

【平成ライダーズ!アルティメットタイムブレーク!!】

 

「おりゃあ!!」

 

ヘイセイの文字とライダーズクレストが描かれた20枚のカード型エネルギーを纏ったヘイセイバーで横切りからの縦斬りによる十文字斬りをクワガーモンへと炸裂させる。

 

十文字斬りを受けたクワガーモンはそのままWジオウを通り過ぎ……

 

ドカァァァァァァァァァン!!!!

 

後ろで爆発四散する。

 

「後は……」

 

それを見たオーズはスナイモンと空中戦を繰り広げるウィスプを見てから戦闘が始まってから微動だにしていない2体のドーパントへと顔を向ける隣にウォズが並ぶ。

 

「さて、決めようじゃないか」

 

「だね」

 

そう言葉を交わした後にオーズはオースキャナーでカテドラルのメダルを再スキャンし、ウォズはミライドウォッチをセットしてるハンドルを戻してからもう1回倒す。

 

キィンキィンキィン!

 

【ビヨンドザタイム!】

 

【スキャニングチャージ!!】

 

音声の後にオーズとウォズは同時に飛び上がると敵2体の背後にキューブ状の時計型エネルギーが出現、オーズは自身の前に展開された赤、黄、緑の3枚のリングを潜り抜け、ウォズは自分の前に出現するキックの文字型のエネルギーを纏いながらエネルギーを収束し……

 

【タイムエクスプロージョン!!!】

 

「セイヤーーーーーーーー!!!」

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

2体がそれぞれの目から放つ光弾を貫きながら同時に蹴りを炸裂させて、キューブに叩き込み……

 

ドカァァァァァァァァン!!!

 

時間差で爆発四散する。

 

「あっちも決めたならこっちも!」

 

それを見たウィスプはガンガンブレードとゴーストドライバーをアイコンタクトしてからレバーを引く。

 

【アーイ!】

 

【ダイカイガン!ナスカ!オメガドライブ!!】

 

響き渡る音声の中でウィスプは全身を赤く輝かせてスナイモンへと突撃し、鎌による攻撃を避けた後に……

 

【オメガスラッシュ】

 

「はあ!!」

 

高速で飛び回ってスナイモンの全身を切り刻んで行く。

 

斬撃を浴びたスナイモンはそのまま地面へと落下し……

 

ドカァァァァァァン!!!

 

爆発四散する。

 

爆発を背にウィスプは着地し……

 

【オヤスミー】

 

変身を解除して地面に倒れる。

 

「横島君!」

 

「どうしたの!?」

 

突然倒れた横島にオーズとWジオウは慌てて駆け寄る。

 

「あれ、なんで……」

 

【これは……神霊眼魂を使った時と同じ負担が起きたのか?】

 

「おいどうした!!?」

 

起き上がろうとする横島をWジオウが起こして支えるとそこにWとホロウ、ゲイツが駆け付ける。

 

「あ、翔太郎さん!無事だったんですね!」

 

「おいジオウ!横島に何があったんだ?」

 

「いや、俺にも分からなくて」

 

「とにかく、ターミナルに連れて行くぞ」

 

「そうだね。彼の負担を和らげる為にも戻ろう」

 

話しかけるゲイツにジオウが返す中でWの進言に誰もが頷く。

 

周囲を警戒しながらオーズ達は入口へと戻る。

 

 

 

 

一方、フォーティスと銃撃戦を繰り広げていたディケイドは一歩押していた。

 

【アタックライド!ブラスト!!】

 

「はあ!」

 

「ちい!」

 

さらに威力と弾数を増やすディケイドにフォーティスは呻く。

 

【アタックライド!スラッシュ!!】

 

「せや!」

 

銃撃戦をしながらフォーティスへと近づいたディケイドはすぐさまライドブッカーをソードモードに変えて斬りかかる。

 

「ぐう!?」

 

紅いディエンドライバーで防ぐ前に胴体を斬られてフォーティスは胸を抑えながら後ずさる。

 

「そろそろ他の奴等と合流したいから決めさせて貰うか」

 

「舐めないで貰おうか破壊者よ!」

 

ライドブッカーの刀身を撫でるディケイドにフォーティスはそう言ってから取り出したライダーカードを紅いディエンドライバーにセットしてから紅いディエンドライバーの前半分をスライドさせる

 

【カメンライド!ビルド!】

 

【カメンライド!クローズ!】

 

「いけ、幻影達よ」

 

音声が響き渡った後にトリガーを引く。

 

ラビット!タンク!ベストマッチ鋼のムーンサルトラビットタンク!イエーイ!!

 

ウェイクアップバーニング!ゲット!クローズドラゴン!イエーイ!!

 

飛び出した幻影が重なると仮面ライダービルドと仮面ライダークローズとなる。

 

「やれ!」

 

命令と共にビルドとクローズはそれぞれドリルクラッシャーとビートクローザーを持ってディケイドに斬りかかる。

 

斬りかかるのをディケイドは防いでいくが合間に放たれたフォーティスの射撃攻撃で怯んだ所を2人の斬撃で転がる。

 

「薄々察していたががお前も海東と同じ様に召喚出来るって訳か」

 

「そう言う事です。どうしますこの状況?」

 

決まってるだろとディケイドはカードを取り出してディケイドライバーにセットする。

 

【アタックライド!イリュージョン!!】

 

音声と共にディケイドは4人になる。

 

「おや、1人多いですね」

 

「「「「こうするからに決まってるだろ」」」」

 

ディケイドの事を知っているだけに3人で同時に挑むと思っていた様子のフォーティスは少し驚いた感じで呟く中でディケイド達は各々にカードを取り出してセットする。

 

【【【【フォームライド!】】】】

 

【ビルド!ラビットタンクスパークリング!!】

 

【ビルド!キードラゴン!!】

 

【ビルド!フェニックスロボ!!】

 

【ビルド!クロコダイコン!!】

 

シュワッと弾けるラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!!

 

封印のファンタジスタキードラゴン!イエーイ!!

 

不死身の兵器!フェニックスロボ!イエーイ!!

 

水際の電波ヤロー!クロコダイコン!イエーイ!!

 

音声と共に同時にディケイドの前後にプラモデルの様なのが現れて装甲に変化した後にディケイドを挟む様にその姿を4種の姿のビルドへと変える。

 

1人目は装甲の縁がギザギザになり、新たに白がメインカラーに追加されてトリコロールになったラビットタンクの強化形態、仮面ライダービルドラビットタンクスパークリングフォーム。

 

2人目はクローズが使うドラゴンフルボトルと共にロックフルボトルを使った仮面ライダービルドキードラゴンフォーム。

 

3人目は不死鳥と機械の力を持った仮面ライダービルドフェニックスロボフォーム

 

4人目は右肩が鰐の尻尾で右腕に鰐の頭部を模した『ヴァイオクロコガントレット』を装備し、左腕にはリモコンを模した大型の盾『ビルドリモコンシールド』を装備した左目の複眼が紫色の口を開いた鰐の横顔、右目の複眼が青緑色の電波を発するリモコンとなった本来の歴史では姿を見せなかったが故に様々な姿の可能性を持つ仮面ライダービルドクロコダイコンフォーム。

 

並び立つディケイドビルド達にフォーティスはこれはまた……と言葉を漏らす。

 

「「「「ビルドにはビルドだ」」」」

 

(どのベストマッチ形態もビルド自身やビルドの仲間が使うボトルやゼリーと同じ成分を持ってるのをチョイスするとはね……)

 

駆け出すディケイドビルドでフェニックスロボとクロコダイコンを相手にしながらフォーティスは攻撃をしのぐ。

 

【アタックライド!ビートクローザー!!】

 

ビルドにDビルドLTSは強化された高速移動で対抗し、ビートクローザーを使うクローズにはDビルドKDが左腕の鍵を模したバインドマスターキーと召喚したビートクローザーで対抗する。

 

もしもビルドとクローズが本物であったのならディケイドも苦戦しただろう。

 

だが相手は意思を持たないただ動くだけの機械的な存在。

 

同じ力を持つ者同士でなら意思のある方が軍配に上がる。

 

「はあ!」

 

「でやっ!!」

 

フェイントをかける事で隙を作り上げたDビルドLTSはビルドを蹴り飛ばし、バインドマスターキーとビートクローザーのX斬りで吹き飛んで来たクローズとぶつけ合わせた後にカードをセットする。

 

【【ファイナルアタックライド!ビ・ビ・ビ・ビルド!!】】

 

音声の後にDビルドKDが左肩から精製した成した鎖でビルドとクローズを拘束した後にDビルドLTSの作り上げたワームホールの様な図形でさらに拘束した後に2人は同時に飛び上がり……

 

「「せりゃぁぁぁぁぁ!」」

 

無数の泡と共にダブルライダーキックを炸裂させて、キックを受けたビルドとクローズは消えて行く。

 

「ぐはっ!?」

 

別の方でフォーティスがDビルドFRのパワーアームによるパンチを受けた所にDビルドCRのヴァイオクロコガントレットから放たれた鰐の幻影によるカミツキを受けた後に投げ飛ばされる。

 

「ホント、こちらの予想していない事をしてくれる!」

 

「ふん、下手なお世辞で誤魔化すな。お前、本気を出してないだろ」

 

起き上がるフォーティスに向けてDビルドRTSはそう返す。

 

「本気を出していない、ええ、そのとおりですよ、世界の破壊者」

 

そう返したのは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()であり、そんな彼の前に先ほどディケイドが戦っていたフォーティスが立つ。

 

やれやれと肩を竦めたレクス・ローは立ち上がると彼が姿を現してから棒立ちとなったフォーティスからベルトを外して変身を解除させる。

 

すると現れたのはガーディアンであり、ディケイドが戦っていたフォーティスは本気を出していない所か偽物であった。

 

「やれやれ、本気を出してない処か、偽物を使ってまで動きまわっていたとはな」

 

「精々私を小者と思うがいい、私のシナリオにお前は邪魔に過ぎない。私を侮るがいい、小者と思うがいい。世界の破壊者よ……」

 

肩を竦めるDビルドLTSにレクス・ローはそう言う。

 

そんな彼の言葉に……DビルドLTSは鼻で笑う。

 

「何が可笑しい?」

 

「はん、お前みたいなのが小者?笑っちまうな、小者処か獲物を狙う獣の様に罠に嵌るのを待つ狩人の方がよっぽど当て嵌まってるぜ」

 

皮肉気にそう言った後にああ、そうそうとDビルドLTSは続ける。

 

「そんな力を持ってるなら、お前がこの世界の悪役を倒せば良いだけなんじゃないか?」

 

「はっはっはっ……そんな事をすれば事によっては私が代わりの悪役になるのを分かってて言ってるのか破壊者?」

 

軽く言うDビルドRTSに少し笑ってから低い声でレクス・ローは怒りを放つ。

 

「俺は倒せば良いと言っただけだ。どうなるかなんてお前の行動次第なのに、沸点が低いな」

 

「苛立たせるのがホント上手くて憎たらしいな!まあいい、せいぜいこの島の事件を解決するのだな!」

 

そう吐き捨てるとレクス・ローはその場から消え去る。

 

それを見届けて1人に戻った後にディケイドは元に戻る。

 

「さて、ユウスケ達と合流……!?」

 

するかと言いかけた瞬間、ディケイドの体にのしかかる様な感覚が起きる。

 

「!?今の感じは!?」

 

「あ、士!無事だったか!!」

 

辺りを見渡そうとしたディケイドにクウガとウヴァが来る。

 

「ユウスケか……」

 

「どうしたんだ士?何かあったのか?」

 

話しかけたクウガにディケイドは少し考える仕草を取り……

 

「悪いが、まだ確証を取れてない。取れたら話す」

 

「?あ、ああ」

 

「なんだか分からんが、今は合流に向かった方が良いだろ」

 

そうだなとウヴァのに返しながら行くぞとクウガを回れ右させて押して歩く。

 

戸惑うクウガの肩を押して歩きながらディケイドは先ほどの感覚に考える。

 

(あの感覚、もしも俺の勘違いでなければ……あいつも蘇っているのか……?)

 

気味の悪さを感じながらディケイドは合流するまで考えるのであった。

 

 

 




次回、第11の章:採掘所に潜む怪異
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