GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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無事に制御ユニットを手にし、アイダ博士の情報を探すW達。

その中で逃せない情報を見つけた。


第14の章:新たな情報と新たなエリア

第14の章:新たな情報と新たなエリア

 

【カイガン!オーズ!】

 

【メダル奪った!サイ!ゴリラ!ゾウ!

 

ちょっとした騒動の後、ウィスプは早速サゴーゾコンボのオーズ眼魂を貰い、サゴーゾコンボを模した新たなオーズ魂になった後に制御ユニットを持ち上げる。

 

「おお、軽い軽い!試しに重力ので軽くしてみたけどホント荷物運びに便利だな」

 

【いや、もうちょい、戦闘に役立てる事を……ま、良いか】

 

「パオパオーン♪」

 

「ニャニャーン♪」

 

「アオオン♪」

 

ートラ―

 

制御ユニットを運びながら楽し気に言うウィスプの周りを小動物達が楽し気に歩く。

 

「賑やかになったね~」

 

「確かに俺とフィリップだけだったのが何時の間にか大所帯になったな」

 

「大所帯になり過ぎにも見えるけどね」

 

呑気に言うオーズと相方にW(フィリップ)は呆れた声で言う。

 

「うう、俺は悪くない。悪くないんだ……」

 

「うわぁ、凄い魘されてるよ……;」

 

「彼は苦労してるんだね……原作だと出番少な目だったのに」

 

「おい、メタイ事を言ってやるな!」

 

後ろでゲイツに背負われたホロウの魘されている様子にジオウは呟き、ウォズのしみじみとしたのにゲイツはツッコミを入れる。

 

「やれやれ、呑気過ぎだろ」

 

「まぁ、さっきまでのを考えたらこういう時間も良いんじゃないか?」

 

肩を竦めるディケイドにクウガは苦笑した感じで返す。

 

暫くして制御室まで戻り、ウィスプはアイの指定した箇所に制御ユニットをセットする。

 

その間にホロウも意識を取り戻す。

 

【制御システム、復旧しました】

 

「よし、これで次の行き先を決められるな」

 

「ただ、これから先もベルゼバブの様な敵が出てくる可能性を考えると、今後も危機に陥るかもしれないから用心した方が良いよ翔太郎」

 

報告するアイのを聞いて手をパンとさせるW(翔太郎)にW(フィリップ)は注意する。

 

「んなこたぁ分かってるさ。アイ、アイダ博士の事で何かわかったか?」

 

【はい、アクセスして調べてみた所、アイダ博士の行動履歴を見つけました。パソコンが沢山並べられた部屋の中の1つの端末を操作した形跡があります】

 

「あの部屋か……んじゃあさっさと調べようぜ」

 

確認するW(翔太郎)へと報告したアイのを聞いてホロウは呟いてから一同は目的の部屋へと移動する。

 

部屋に着いたアイは1台のパソコンの前に浮かぶ。

 

【この端末ですね。アクセスします……】

 

そう言ってパソコンを起動して、履歴をチェックして行く。

 

【ちょうどアイダ博士が操作している時間に、追加された画像がありますね】

 

画像を出しますと言ってアイはその画像を表示する。

 

映し出されたのは、紫色のプテラノドン、トリケラトプス、ティラノサウルスが描かれた3枚のコアメダルであった。

 

「これってコアメダルっスよね?」

 

「うん!プテラ、トリケラ、ティラノ……恐竜のコアメダルだよ!」

 

「まさかギルのメダルまで作り上げてるとはな……」

 

驚いて声をあげるオーズの後にウヴァはしかめっ面で呟く。

 

「このメダルも強いのか?」

 

「ああ、下手すれば他のメダルを壊しちまえる程の強さを秘めてるからな」

 

「だったら早く回収した方が良いよね!さっきのベルゼバブの様に利用されたら危ないじゃん!アイ、恐竜メダルがどこにあるか分かる?」

 

確認するホロウのに答えたウヴァのにジオウはアイへと確認を取る。

 

【画像データに保存されているGPSタグによると……この浄水セクター内、下水道エリアの最深部です】

 

「下水道だと……?アイダ博士はこの島の秘密を調べ回ってた事か?それも事故の前から……?」

 

「それならいろんな所に行ってるのも納得がいくな!じゃあアイ、早速下水道エリアへ案内してくれよ」

 

報告するアイのを聞いて口に手を当てて呟くW(翔太郎)の後にクウガがお願いする。

 

【それが、下水道へ行くにはまだセキュリティレベルが高く、ゲートがロックされています。行けるので残るエリアは浄水施設エリアですね】

 

「ふむ、そうなるとそこにいるだろう怪人を倒し、セキュリティレベルを下げなければいけないね」

 

申し訳なさそうに言うアイのにウォズは呟く。

 

「なら決まり!目指せ浄水施設エリア!」

 

「おー!」

 

「ニャン!」

 

「アオオン!」

 

「パオオン!」

 

ートラ―ー

 

元気よく言うジオウのに腕を突きあげるウィスプや鳴き声を上げるマスコット組にホント戻った時の説教は勘弁してくれとホロウは愚痴る。

 

その後、一旦ホールを通り、道中の敵を倒しながら浄水エリアへと足を踏み入れる。

 

【ここは浄水エリア、汚水を浄化するエリアです。その窓から水質検査ルームが見えます。そこにあるのは浄化済みの水を触って体験出来るコーナーです】

 

「アイの解説を聞いてると、社会見学に来た気分になるね」

 

「おお、水も綺麗……なんだけど……んーーー?」

 

早速今いるエリアについて解説するアイのにオーズは窓を覗き込みながらしみじみと呟く中で流れている水を見ていたウィスプは首を傾げる。

 

「どうした横島?」

 

「この水、確かに見た目は綺麗ですけど、なんか違和感を感じるッスよ」

 

【横島の言う通りだな。この水、邪悪な気を僅かに感じるぞ】

 

【!気を付けてください翔太郎さん。この水に僅かな不純物、致死性のウイルスを検出しました。触れたら即死してしまいます】

 

気づいて声をかけるW(翔太郎)へと答えたウィスプのを肯定した心眼の後に分析したアイが報告する。

 

「致死性のウイルスだと!?」

 

「うえぇ!?マジで!?」

 

「イヤな予感が的中か……」

 

驚くゲイツとジオウの後にW(フィリップ)は疲れた声で呟く。

 

「あっぶねぇー!?こりゃあ、この奥に原因がありそうだな。ってか、フィリップ……俺、ウイルスですげぇ嫌な心当たりあるんだけどよぉ……」

 

「奇遇だね。僕の心当たりも君と同じだと思うよ」

 

距離を取ってから付け加えるW(翔太郎)のにW(フィリップ)はなんとも言えない口調で続く。

 

「んじゃあ一緒に言うか、いっせーのーで……」

 

「「バイラス・ドーパント」」

 

相棒と揃えて出てきた言葉にだよな……とW(翔太郎)は頭を抑える。

 

「心眼、バイラスってなんだ?」

 

【ウイルスをさす言葉だな。豆知識だがウイルスはラテン語に近い読み方で、バイラスは英語に近い読み方なのだ】

 

「そ~なんだ」

 

「関心してる場合じゃないよ我が魔王。バイラス・ドーパントは有機物、無機物すべてに感染し、意のままに操り、瞬時に死に至らしめる事が出来る最悪のドーパントだ。もしもこの島の水を通して、この世界の海の水も致死性のウイルスに汚染されたら、大惨事で済ませられない、世界の破滅まっしぐらだ」

 

質問するウィスプのに答えた心眼の知識に感心していたジオウはウォズの言葉にそれヤバいじゃん!と驚く。

 

ウィスプとホロウも世界の破滅と言う言葉に顔を青ざめる。

 

「急ぐぞ!ウイルスが広がる前に元凶退治だ!」

 

その言葉と共にメンバーは走る。

 

通路に立ち塞がるマスカレイドやガーディアンにヤミーを倒して行く。

 

「それにしても、ここの水の全てが致死性ってヤバいよな」

 

「ここだけで済んでるから良いものだけどな……」

 

通路から見える水にぞっとするウィスプにホロウも水を見ながら呟く。

 

進んで行くとパイプや貯水タンクと思われる設備が置かれた広い場所に出る

 

「アイ、このエリアの奥に進むにはどうすれば良いんだ?」

 

【このエリアの奥に進むには、浄水槽の水位を下げる必要があります】

 

「そういう事か、教えてくれ、どうすれば良い?」

 

確認を取るディケイドに答えたアイへW(翔太郎)は聞く。

 

「!?何か来るぞ!」

 

直後、気づいたゲイツが叫ぶと同時に何かが転がって来て、誰もが左右に避ける。

 

後ろでぶつかった音が響いた後に慌てて転がって来たのを見ると巨大化した団子虫のような昆虫であった。

 

「何あの地球防衛してるゲームに出る様な巨大生物」

 

「ああ、あれは凄かったな……主に小野寺やお前の誤爆とかな」

 

「う、止めてくれよ、あれ気にしてるんだからさ」

 

それを見てそう述べるジオウのに続いたゲイツのにクウガは呻く。

 

だが、ウィスプとホロウだけは違う反応を見せていた。

 

「あの昆虫!東京で出て来やがった巨大昆虫!」

 

「ガープに利用されたシズの体が作っていた使い魔!?」

 

「はあ!?シズってまさか死津喪比女の事か!?あいつって自分に似た分身しか作ってなかったか!?」

 

「翔太郎。それは僕達の知る歴史の奴だ!この世界では違うって事だ!っ!?」

 

出てきた言葉に驚く相棒へとW(フィリップ)に叫んだ後に自分達に向かって来るのに気づいて転がって突進して来たのを避ける。

 

今度は空を飛ぶ植物の葉の羽を持つトンボのような異形で、W達を囲む様に木と蔓で構成された1つ目の人型の異形が複数現れる。

 

「なんでこいつらが!?シズがまた利用されたのか!?」

 

「とにかくこいつ等が俺達を狙っているのは確実だ!」

 

囲む異形達に戸惑うウィスプへとゲイツは叫ぶ。

 

ーうう、横島忠夫~美神令子~許さん!巫女ともどもこの恨み、晴らさせて貰う!!ー

 

「……横島、ご指名だぞ」

 

「こんなご指名はいやじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

1体の異形から発された恨みの籠った声に思わず言うホロウにウィスプは叫び返した。

 

 

 




次回、第15の章:復讐の病原妖樹
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