GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ 作:鳴神 ソラ
その前に並行世界で討伐された妖怪が牙を剥く。
ーゆけ、
その言葉と共に異形達は一斉に襲い掛かって来る。
【!?皆さん危険です!あの異形達の全身から水に含まれていた致死性のウイルスが確認されます!】
「うえぇ!?マジ!?」
「それって攻撃を受けたりでもしたら一貫の終わりって事!?」
直後にアイから報告された事に迎え撃とうとしたウィスプとジオウは慌てる。
「ちい!そうなると炎での遠距離攻撃で迎え撃ちてえがトリガーがねえ!」
「なら俺が代わりをしてやる!」
【フォームライド!】
舌打ちするW(翔太郎)にディケイドはそう言ってカードをセットする。
【W!ヒートトリガー!!】
【ヒート!トリガー!!】
その音声の後にディケイドの姿は右側が赤、左が青となった仮面ライダーディケイドWヒートトリガーに変わる。
【アタックライド!トリガーマグナム!!】
その後にトリガー専用武器のトリガーマグナムを手に取って向かって来たトンボの異形と人型異形を牽制する。
【アタックライド!イリュージョン!】
【カメンライド!響鬼!!】
【フォームライド!オーズ!タジャドル】
【フォームライド!フォーゼ!ファイヤー!!】
キィィィィィィン!
【タカ!クジャク!コンドル!タ~ジャ~ドルゥ~~!!】
【ファイヤー・オン!】
その後にイリュージョンのカードをセットして分身を3人出すとその分身は1人はディケイド響鬼に、他の2人は横島が見たことある別世界の横島が変身したフォーゼの赤い姿、仮面ライダーディケイドフォーゼファイヤーステイツとオーズの鳥系コンボ、仮面ライダーディケイドオーズタジャドルコンボになる。
【アタックライド!音撃棒烈火!】
【アタックライド!ヒーハックガン!】
Dオーズがタジャスピナーから火炎弾を発射してDWと共に牽制してる間にD響鬼とDフォーゼはそれぞれの武器を召喚して同じ様に牽制に参加する。
「今だホロウ!ステージを変えるんだ!」
「!そう言う事か!」
W(フィリップ)の言葉にホロウはすぐさまステージセレクトを行い、戦う場所をよくゲームである様な村の広場へと変える。
それにより牽制していたDオーズ達は攻勢に出て、体に触れないのと攻撃を受けない様に立ち回る。
「ようし!俺も!」
それを見てウィスプはジャックランタン魂になろうとして、その前にカラフルな眼魂が飛び出してウィスプの手に収まった後にその色を白色に変えて赤の獅子、青のゴリラ、黄色の狼、緑の隼、ピンクの山猫の顔が描かれ、瞳部分の周囲を金色の輪が囲んで重なる様にVの字を描いた模様が入ったのに変わる。
「また変わった!?」
【フィリップから聞いたデカレンジャーとはまた違うスーパー戦隊か?】
驚くウィスプは移動してる最中にフィリップから聞いた事を思い返す。
自分が使ったカラフルな眼魂はスーパー戦隊と呼ばれる戦士達の力を宿した眼魂、所轄スーパー戦隊眼魂と言う物。
今の状況を打破する戦隊の眼魂だと思い、ウィスプは早速セットしてレバーを引く。
【カイガン!ギンガマン!!】
【唸れ!銀河に伝わる伝説の刃!!】
音声の後に赤のパーカーゴーストを纏ったウィスプは眼魂から力の使い方を教えられる。
「炎の!鬣!!」
両手を顔の前で合わせてから左腰に引いて前に突き出すと掌から強烈な炎が放たれる。
炎は瞬く間に異形達を燃やして行く。
「す、すげぇ、ジャックランタンや清姫のとは違う。どう言えば分からない何かを感じる!!」
「星獣戦隊ギンガマンのギンガレッドの力だね。彼は炎の使い手、今の状況に最適だ」
自分の両手を見て驚くウィスプにW(フィリップ)はそう言う。
「ようし俺も!超変身!」
それを見てクウガはその身を強靭な黒い姿、アルティメットフォームへと変えるとパイロキネシスで異形達を燃やして行く。
「ようし俺も!」
【ディ・ディ・ディ・ディケイド!】
自分も乗り遅れないようにとジオウはディケイドライドウォッチを取り出してセットしてジクウドライバーを回す。
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!!】
【アーマータイム!カメンライド!ワーオ!ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー!】
【龍騎!】
ディケイドアーマーを装着してから今度は新たなウォッチを取り出して音声の後にディケイドライドウォッチのF.F.T.スロットにセットする。
【ファイナルフォームタイム!リュ・リュ・リュ・龍騎!!】
右肩アーマーのディケイドの文字がリュウキに変わり、左肩から胸にかけてのアーマーに描かれたバーコード部分がサバイブとなった後……顔と胸から下が龍騎サバイブの姿へと変化する。
「祝え!破壊者と龍の騎士の名を持つ仮面ライダーの力を使いし時の王者!!その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー龍騎フォームである!!」
「お前ホントにくどいぞ!!?」
すぐさま祝辞を上げるウォズへとゲイツがツッコミを入れる間にジオウはセットした龍騎ライドウォッチを取り外してライドヘイセイバーのライドウォッチ装填ユニットにセットする。
【フィニッシュタイム!】
その後に針を動かして龍騎の所に合わせてからトリガーを引く。
【龍騎!スクランブルタイムブレーク!!】
「おりゃあ!!」
力強い咆哮と共にライドヘイセイバーを振るい、放たれた炎の斬撃で残っていた団子虫の異形を切り裂いて燃やし尽くす。
「これで全部か?」
【はい、ステージに連れ込んだのはさっきので最後です】
「やれやれ、厄介過ぎる相手だろ。こりゃあ戻ったら課題にもなるな……」
確認するゲイツに答えたアイの聞きながらホロウはぼやく。
実際、暫く前に関わったレギオン戦で普通に戦っていたら精神汚染してしまう状況でもあったので触れずに戦えなんていう状況がこの先あってもおかしくない。
とりあえず元の場所に戻った後にウィスプはギンガマン魂のままWに話しかける。
「あの、翔太郎さん、フィリップさん。しずもひめってシズの本当の名前ですか?」
「あー……答える前にそのシズって妖怪なのか?」
問い返された事にウィスプは違いますと返す。
「シズは中国から日本に流れて来た神霊で日本に来るまでに自分の名前を忘れちゃったらしいんだ。本人は温厚で氷室神社周辺の村に豊穣とかを与えていたんだけど、琉璃さんの先祖に自分の仕事を奪われた導師が余計な事をして怨霊になっちゃたんだ。後は完全なマッチポンプで自分で怨霊に変えたのにそれを隠してお殿様とかに擦り寄った導師がシズを暴走させて、おキヌちゃんを生贄にして封印したんだ。しかも本人がさ、悪霊になっててめちゃくちゃ大変だったんだ」
「成程ね……この世界ではそうなっていると言う事か」
「逆に聞くが、しずもひめってなんだ?」
説明を聞いて納得するW(フィリップ)へホロウは聞く。
それにW(フィリップ)はスタッグフォンを取り出すと何らかの操作をして画面をウィスプとホロウに見せる。
そこには死津喪比女の字が出ており、先ほどの操作は文字を打っていたようだ。
「こうやって書いて
「うええ、マジか……」
「俺達はまだマシな感じでもあったのかよ……」
「ちなみに、女華姫の人相はこんな感じだよ」
【……あの導師、よくこんな男のようにゴツイ容貌の者と結婚したな……こっちの場合だと監視も兼ねて無理やりだっただろうが……】
W(フィリップ)の説明にウィスプとホロウは青ざめ、ウォズがサラサラッと描いて見せた女華姫の顔を見て心眼は呻く。
「さっきの雰囲気からするとその歴史の死津喪比女が復活させられてバイラスメモリと融合してる可能性が高いな」
「そうなると俺ってその世界の俺の代わりに怨まれちゃってるって事っスよね;」
「はた迷惑にも程があるな……」
考察するDWのにウィスプは凄く嫌そうに言い、ホロウはげんなりする。
「やっぱりゆっくりしてる猶予はねえな!アイ、水位を下げる方法を改めて教えてくれ」
【はい、まずはこの部屋のあのバルブ解除装置を作動させてください。装置を作動させたら、この部屋の各所にある3つのバルブを全て緩めて回します。成功すれば水位は下がり、奥へ進む通路が現れます】
「えらく手の込んだ装置だねぇ……ってぼやいてる場合じゃないね」
確認するW(翔太郎)のに答えたアイの見ている方にある機械を見てW(フィリップ)が呟いた後に早速近づいてボタンを押す。
「よし、バルブを回しに行こう!」
「気を付けるんだ我が魔王。相手も我々が来る事に感づいてるならまだ使い魔を出して来るに違いない」
早速回しに行こうとするジオウにウォズが注意する。
その注意は当たっており、バルブを回す際にガーディアンやドーパントにヤミーデジモンに混ざって死津喪比女の使い魔が襲い掛かって来て、その際はホロウがステージセレクトで変えてギンガマン魂のウィスプとDWやクウガ、ジオウが対応し、Wやゲイツ達はガーディアン達を倒して行き、終わった後にバルブを回して行く。
「これで、最後っと!」
「うへぇ、ホント出現する場所を選んでくれよぉ……」
「ホント、左右同時に挟み撃ちで現れた時はマジで焦ったよな……」
バルブを回すWのを見ながらウィスプとジオウは嘆く。
ざぁぁぁぁぁぁぁぁ……
すると水位が下がって行く。
「これで奥にいけるな」
「どうやらこの下に奥への通路があるようだね」
下を覗き込んだゲイツの後にウォズがそう言って指さす。
指さした方を覗き込むと、確かに入り口と思われるのが見える。
【気を付けろ横島。あの奥から強い霊力を感じる】
「ああ、確かに凄く来るな」
うげぇとなりながら下へと降りる通路を見つけ、ウォズが見つけた入り口前に立ち……誰もがうわぁとなる。
奥が思いっきり見えてるのだが、そこに大樹が根を張っているのだ。
さらにその前に木が混ざった様な体を持った怪人がいた。
「やっぱりバイラス・ドーパントだな」
「しかも死津喪比女が媒体の」
【あの大樹から致死性のウイルスを感知しました。水と同じ様に気を付けてください】
「行きたくねぇ……」
「我慢しろ。世界の破滅を防ぐためだ。行くぞ」
佇む怪人を見て顔を抑えるWのにうげぇとなっているウィスプの背をホロウが叩いて促す。
律儀に待っているバイラス・ドーパント変異体へ近づくと近づいて来たメンバーの中でウィスプを見る。
「よく来たな横島忠夫!あのスケベだったのが我が使い魔を良く退けてこれたものだ」
「ちょっと待って!?別世界の俺ってそんなに低く見られてるの!?」
((((((あながち否定できない))))))
怒気を纏わせていったバイラス・ドーパント変異体の言葉にウィスプがショックを受ける中でDWとホロウとウヴァを除いて本来の歴史を知ってる面々は内心そう思った。
「ここでも邪魔はさせぬ!我が主の野望の為に!!」
その言葉と共に大樹へと飛び上がると大樹に溶け込む様に一体化する。
その後に大樹の顔に女性の顔が浮かび上がった後に枝が揺らめきだし、咆哮する。
「これ、燃やし尽くせますかね;」
「やるしかないだろ」
しり込みするウィスプにDWはそう言いながら向かって来た枝に向けて火炎弾を放ちつつ、本体に向けてもう1発放つ。
「効くか!」
それに女性の顔が息を吸い込む動作をした後に紫色の空気弾を放ち、火炎弾と相殺させた後にもう1発放つ。
向かって来たのにライダー達は避ける。
【気を付けてください。あの空気弾にも致死性のウイルスが含まれています!】
「ホント、厄介過ぎる相手だろ」
報告のを聞きながらバイラス・ドーパント巨木体にW(翔太郎)は呻き声を漏らさずにはいられなかった。
次回、第5のレポート:エボルトの狙い