GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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第6のレポート:他の世界の戦士達

 

 

ひとまず戦闘が終わったので各々に息を付く中でアグルはで?と話を振る。

 

「どうする?一応は倒したが、ああいう奴がいるならまだ油断できないよな?」

 

「だよな。なあ戦兎。エボルトいるなら俺達はこのままこの世界に滞在した方が良いんじゃないか?」

 

「逆だよ馬鹿。俺達はこの事態が終わったらとっとと元の世界に戻った方が良い」

 

「賢明ね」

 

話を振るクローズマグマにラビットタンクに戻ったビルドは首を横に振り、何時の間にか合流した八雲紫が同意する。

 

「あんた、どこに行ってたの?」

 

「援軍を呼びによ。この世界に来た事あるタケルに妹紅の変身するアグルと相棒なガイアのケンタをね」

 

「だからこの世界にタケル君がいたのね」

 

「はい、紫さんから大体の事情は聞いていたので、前に眼魂を集めるのを助けて貰った恩の為に駆け付けました」

 

問いただす輝夜に八雲紫は理由を述べて、美神も納得してゴーストはそう言う。

 

「ってなんでだよ!?なんで俺達は事件終わったらとっとと戻らないといけねんだよ!?この世界にはエボルトがいるんだぞ!?後馬鹿って言うな!」

 

「私としても、あの、エボルトって存在を知ってるあなた達がいてくれた方が良いんだけど……」

 

突っかかるクローズマグマに続く蛍のにビルドは首を横に振る。

 

「ダメだ。あいつは正規のルートでこの世界に来た様なもんだ。俺達と違って奴は滞在出来る状態になっているからな」

 

「は?どういう事だ?」

 

「……!そうか、英霊召喚ね!」

 

誰もが疑問を感じる中で美神だけがハッとして気づく。

 

「あの、どういう事です美神さん?」

 

「エボルトって奴の話からして、あいつはガープの英霊召喚に巻き込まれる形でこの世界に召喚されたって事になるわ。けど戦兎君達は今回の事件の影響でこの世界に飛ばされて来た。そう言う意味ではエボルトは異世界と言う別の国からガープから英霊召喚と言う形で許可を貰ったパスポートを持ってこの世界と言う国に入国はした。けど、戦兎君達は無理やり連れて来られた言わば不正入国の形でこの世界にいると言う事になるわ」

 

「?どういう事だ?」

 

「あなた達がいれば世界に悪い影響を与えるかもしれない……と言う事よ。無論私達もね」

 

美神の説明にチンプンカンプンなクローズマグマに八雲紫が分かり易く纏める。

 

「はぁ!?」

 

「え、待ってください。前にタケルさんや別世界の横島さん達がいた時は眼魔が出た位でそんな悪い事が起きたなんて……」

 

「彼らはいた期間が短かったからのもあるけど、眼魔が出たのは十分悪い影響よ。なんたって、仮面ライダーゴーストと同じ系統の力がこの世界に誕生している時点でね」

 

「ゴーストと同じ系統の力……横島君のウィスプの事ね」

 

「この世界の横島忠夫は仮面ライダーに変身出来るのか!?仮面ライダーの力を何時手に入れたんだ?」

 

驚いて言うおキヌの言葉にそう返した八雲紫のに反応した美神のにビルドは慌てて聞く。

 

「韋駄天の時に優太郎さん、蛍のお父さんが作った霊力などを巡回させるための道具……だったのが変貌してゴーストドライバーになったの、それから横島君は仮面ライダーに変身できるようになったわ……」

 

「つまり凄く前から……最悪だ……」

 

経緯を聞いたビルドはそう呟いてから頭を抑える。

 

「何が最悪なの?」

 

「本来存在しなかった仮面ライダーの力が出るって事は、元々あった力だけじゃあこれから先は乗り越えられないって世界が認識している……つまり、GSや神魔の力だけじゃあ解決できない事態になって来ているかもしれないって事」

 

気になって聞いた輝夜の質問に答えたビルドのに蛍は嘘……と口を押さえる。

 

「俺だってそうじゃないと思いたいけど……エボルトがこの世界に英霊召喚と言う形で来られたのも世界になんらかの歪みによる影響が出始めたからだと思う」

 

「確かに、俺の上司も言ってたね。この世界は歪みの中にあるってね」

 

「そうなると、私達は色々と考えないといけないのね」

 

推測を述べるビルドに3号も乗っかって言った事に美神は厳しい顔をする。

 

ひゅん!

 

そんな所にだ。

 

メンバーの中に割り込む様に誰かが現れたのだ……

 

「ありゃ?タケル君?戦兎君?万丈君?黒井さんまで?それに輝夜やもこたんにケンタ君まで……皆もいたの?」

 

「あら~」こたぷーん

 

その人物は、かつて、美神達が見た仮面ライダー龍騎であった。

 

頭にチビノブサイズの子を乗せていて、その子を見た蛍は……崩れ落ちた。

 

「なぜだろう。凄く、凄く負けた気分になるのは……」

 

「あら~可愛いわね~」

 

「あら~」こたぷーん

 

胸を抑えながら悔しがる蛍になんとも言えない顔をしながら美神は不思議そうにメンバーを見渡す龍騎へ声をかける。

 

「えっと、あなたは仮面ライダー龍騎で良いのよね?」

 

「あ、あなたは横島君の上司の美神さんですよね?初めまして、俺はこういう者です」

 

美神に気づいて取り出したカードケースから1枚名刺を取り出して渡す。

 

これ、ディケイドの方と勘違いされてるわねと思いながら美神は名刺を見て……息を噴いた。

 

その反応に訝しむ何時の間にかいた冥華も含めて蛍達にも龍騎は名刺を手渡して行く。

 

そこに書かれていたのはこうである。

 

 

ー----------------

|                |

|765プロ メインプロデューサー |

|                |

|仮面ライダー龍騎        |

|                 |

ー----------------

 

 

「プロデューサー!?」

 

「え、仮面ライダーなのよね?」

 

「はい!仮面ライダーでアイドルのプロデューサーしております!」

 

「あら~」こたぷーん

 

スットンキョンな声をあげる蛍の後に思わず素で聞く冥華に龍騎はサムズアップして返す。

 

分かる分かると美神達の反応にビルドや3号はうんうんと頷く。

 

「丁度良かった!一緒に来てくれます?俺達、合流したかったんですよ!」

 

「合流って、どういう?」

 

パン!

 

鬼道とマルタを除いてその場にいた面々を1カ所に集めた龍騎は手を合わせて大きく音を鳴らすと……龍騎達の姿は一瞬で消える。

 

「き、消えた!?」

 

「え、ど、どこに?」

 

突然の事で2人は唖然としてしまう。

 

 

 

 

時間を戻し、美神達がビルド達の戦いを見ている頃、瑠璃は雪之丞、ピート、タイガー、夏海、ツクヨミ、白ウォズ、ノッブ、牛若丸、紫、ジャンヌリリィと共に横島とピート、タイガーが通う高校に来ていた。

 

来た理由は、先ほど愛子から電話があり、仮面ライダーがこっちに突然現れたと言う事だ。

 

「その仮面ライダーが私の知り合いだと良いんですけど……」

 

「こっちとしては話を進めやすいからその方がありがたいんだけどね……」

 

バンから降りてから高校を見て心配そうな夏海に瑠璃も頬をポリポリ掻きながらそう返す。

 

ーきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!-

 

ああああああああああああああああああ!?

 

突如、何かの声と共に男性の悲鳴が響き渡る。

 

「な、何ですジャー!?」

 

「あ、大丈夫です。今の声は知り合いですね」

 

「今ので大丈夫じゃねえだろ!?」

 

「どういう判断基準ですか!?」

 

突然の悲鳴に驚くタイガーの後に安堵する夏海のに雪之丞とピートはツッコミを入れる。

 

慌てて向かうと見えた光景は……真っ黒こげになった仮面ライダーとチビノブサイズの子をあやしてる少女となぜかアリスがいた。

 

「よしよし、ビックリしたわよね」

 

「ごめんね驚かせちゃって」

 

「もっ……」

 

「お、俺にも言ってくんねその言葉……」

 

「大丈夫インペラー!?」

 

「今日も見事な不憫だね」

 

「ああ、見事なフビンペラーだ」

 

「いつもなんですかあれ!?」

 

ピクピク震えながらあやしてる少女とアリスに向けて言う仮面ライダーに虎の様な仮面ライダーが駆け寄る中で、のほほんとお茶を飲みながら犀の仮面ライダーと蛇の仮面ライダーはそう言い、傍にいた青年が驚いてツッコミを入れる。

 

「そうだぜ坊ちゃん。こいつマジですげぇからよ」

 

「うむ、不憫な目に何回も遭ってるからな」

 

「それ、嫌な不憫だね;」

 

「じーくと比べたらどっちが不憫であろうな」

 

そんな青年に普通に全身が氷な異形の存在がそう言い、同意する全身が青い異形に少女が冷や汗を掻く隣で横島の家にいる筈の茨木がそう呟く。

 

他にも数人いて、よく見るとシロ達もおり、気づいたシロが駆け寄る。

 

「おお、瑠璃殿!来てくれたでござるか~」

 

「え、ちょっと、なんでアリスちゃんがここにいるのや、あなた達がいるのかとかも聞きたいんだけど……何このカオス;」

 

頭がいっぱいですと横島以外で痛くなる頭を瑠璃は抑えながら呟くのであった。

 

早速いた面々を一部は夏海の紹介も含めて全員の自己紹介をした。

 

まず、アイドルプロダクションで765プロでプロデューサーをしている仮面ライダー龍騎とその仲間で従業員の仮面ライダーインペラー、仮面ライダータイガ、仮面ライダーガイ、仮面ライダー王蛇、そんな765プロのアイドルの天海春香、如月千早、高槻やよい、水瀬伊織、そんな彼女達に似たぷちっとした生物ぷちどるのはるかさん、ちひゃー、いお、やよ、みうらさん、ちびき、こあみ、こまみ

 

同じくアイドルプロダクションで346プロでプロデューサーをしている仮面ライダーブレイドとアイドルの渋谷凛

 

同じくアイドルプロダクションで283プロでプロデューサーをしている仮面ライダーファイズとアイドルの白瀬咲耶

 

妖怪が住む幻想郷に住む河城にとり、岡崎夢美、星熊勇儀、キスメ、別世界出身だが遊びに来ていたゴールドとシルバー

 

そんなメンバーとは違う世界から迷い込んで来た朝倉リク、ペガ、グロッケン、ヴィラニアス。

 

ちなみにアリス達がいるのはアリスが横島の家に遊びに来たのだが横島がいなかったのでお留守番となっていたチビやうりぼーと達と一緒に茨木達と共に歩いていたら奇妙な気配を感じて横島の高校に来た所、入り口らへんで変な歪みの後に落ちて来た龍騎達を目撃したとの事

 

「ねえ、色々と投げ出して良い?流石にこればかりは私、凄く目を背けたいんだけど……」

 

「し、しっかりしてくださいですジャー:」

 

「言いたい事は分かるけどな……」

 

「ホントにね;」

 

自己紹介を終えて顔を抑える瑠璃にタイガーが慰め、雪之丞もなんとも言えない顔で呟き、呼び出した本人である愛子は申し訳なさそうに返す。

 

「いやぁ、ホント俺等ってこういう感じの時に再会したりするよなダチ公」

 

「はた迷惑にも程があるがな」

 

「こっちもこっちで打ち合わせに来たらこれだからな;」

 

「早めに戻れると良いんだけどな;」

 

笑って言うゴールドにシルバーはため息を吐き、困った様子でぼやくブレイドとファイズのにうんうんと春香とやよいは頷く。

 

「けど、戻れる手段はないですよね?」

 

「うー-ん。紫さんがいればワンチャンなんだけどな」

 

「呼んだ?」

 

「いや、大きい方の八雲紫だと思うわ」

 

不安そうに聞く凛のにガイが言ったのに紫が反応してツクヨミはそう言う。

 

「え、紫さんいるの!?だったらみうらさんで迎えに行って来るよ」

 

「あら~」こたぷーん

 

「いや、迎えに行くってどうやって……」

 

パン!

 

そう言ってみうらさんを頭に乗せる龍騎にリクは聞こうとする前に龍騎は手を合わせて鳴らしてその姿を消す。

 

「……いつも見ますけど、ホントみうらさんって謎ですね」

 

「ホントだね」

 

「「「見慣れた光景なのか/ですか/ですジャー!?」」」

 

しみじみと呟く咲耶と同意する凛に雪之丞とピート、タイガーは叫ぶ。

 

え、マジでこれどうなるの?と瑠璃は別の意味で不安に駆られてしまうのであった。

 

 




次回、第19の章:闇に潜む者
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