GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の、GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!は!!水棲の怪人達と戦った翔太郎達!無事に撃破できたけどもアイ関連で翔太郎とフィリップが喧嘩しちゃうっチュン!ちょいとこの先心配チュン」


第19の章:闇に潜む者

リボルギャリーの中でカオスはパソコンとにらめっこしながらううむと唸る。

 

「何か分かりましたかドクターカオス?」

 

「すまんが、表向きの使い方しか出て来んな……表向きの所のだからそこまで重要なヤツはないようじゃな」

 

確認した西条はやはりか……と呟く。

 

「これ以上の情報を得るには、もっと重要そうな施設にあるコンピューターや記録媒体を調べた方が良いか……」

 

「後は横島達の方で何かしらの情報を得ておれば良いんじゃがな……お?」

 

ふうむと考え込んでいるとフィリップが苛立ち気に起き上がる。

 

「全く翔太郎は……」

 

「フィリップ君。どうしたんだい?」

 

「何かあっちであったのか?」

 

声をかける2人にええと返してフィリップは得た情報を伝える。

 

この世界で横島達が戦ったor並行世界で退治された者達の怪人化しての復活。

 

新たに加わったメンバー達。

 

ゼウスが翔太郎達を襲った怪人、ゼウス・ドーパントになっている事。

 

そして、アイとゼウス博士が繋がりがあると言う事。

 

「ふうむ、わしが思うに、アイはアイダ博士により作られたのではないじゃろうか?だからゼウスと繋がりがあってもおかしくないと思うぞい」

 

「僕も同じ意見ですね。ただ、意思を持って起動する前になんらかの細工がされている可能性も考えると一概に完全な味方とは言い難いですがね」

 

顎を摩って推論を述べるカオスに西条も同意してからそう付け加えてから顔を顰める。

 

「僕としては横島君達が戦った相手が怪人となって復活してるのが気になりますね。さらに言えばパイパーやベルゼバブの言っていたあのお方と言う人物に闇の世界も気になる所です」

 

「確かに、そこを聞いてから……む?いや、待ちたまえ。どうやら翔太郎が聞いてくれてるようだ。だからダブルドライバーを付けたままにしてるのか」

 

その言葉にカオスと西条は聞く為に無言になる。

 

 

 

 

戻ってウィスプ達の所では丁度ライドベンダーにトラカンを合体させてトライドベンダーにしている所であった。

 

「ようし、これで元通りだなトライドベンダー」

 

ーグオンー

 

「ニャアン♪」

 

「あおおーん♪」

 

「パオパオ♪」

 

「ブィィ」

 

「ガオン」

 

「まぁ、戦力増えると考えれば良いか」

 

「兄ちゃん大丈夫か?疲れてなくね?」

 

嬉しそうに言うウィスプ達に眉間部分を抑えながら呟くホロウをゼンカイジュランが慰める。

 

「すまねえ、あいつは悪い奴じゃねえんだが、一度怒ると手が付けられなくてな……」

 

「それだけ、翔太郎さんの事を心配してるんじゃないかな?」

 

「そうだよな~翔太郎さんは無茶しやすいからな」

 

「お前も人の事を言えないぞユウスケ」

 

アイへと謝罪する翔太郎にオーズが言い、追従したクウガにディケイドが呆れて言う。

 

「ああ、分かってるんだがな……」

 

【〝怒り”……怒るのも無理はありません……私は翔太郎さん達のお役に立ちたいと思ってますが、案内した進路は敵ばかり……フィリップさん達の反応が普通です……】

 

「まぁ確かに、翔太郎さんの判断ってちょっと変わってるよな」

 

「同感だ。こっちも横島の判断が他の奴等と変わっているからな」

 

「そうかぁ?俺としては分かるな。翔太郎さんの勘」

 

「俺も同意全開!」

 

唸る翔太郎のにそう言うアイへオーズとホロウはそう言い、ウィスプとゼンカイザーはそう返す。

 

【翔太郎さんや横島さん達の影響で、わたしの行動予測も、なんだから楽観的になってきたみたいです。くよくよしても仕方ないので、前に進みましょう】

 

【私としてはあんまり影響を受けて欲しくない所もあるがな……】

 

「待て、アイ、確認するが、敵は近くにはいないな?」

 

そう言ったアイのになんとも言えない口調で心眼がぼやいた所にディケイドが待ったをかけて確認する。

 

【はい、今の所は……敵の反応はありません】

 

【オイラも確認したけど問題ないっチュン!】

 

「ならここいらで話しても良いな。奴等の裏にいそうだと思えるヤツをな」

 

「奴等って、さっきのゼウスが主犯じゃないの?」

 

そう返したロボ2体のにディケイドが言った事にゼロワンは問う。

 

「奴とは違うな……ユウスケ、お前も覚えてるだろう?4つの時代の中で時空を超えた大きな計画で自分の望む世界を作ろうとした邪悪な存在を」

 

「ああ、五代さんと津上さんが過去の本郷さん、風見さん、光太郎さんと一緒に戦った……!?まさかあいつなのか!?嘘だろ!?」

 

そう返してからクウガに話を振って、振られた本人は肯定してから驚いて問う。

 

「おいおい、2人だけで話を進めないでくれないか?」

 

「そんな存在が別の世界にいたんですか?」

 

それにホロウがツッコミ、ジオウが確認する。

 

「いたんだよ。はるか5万年もの昔、自分が成し遂げられなかった事を再び成す為に、現代にて1人の科学者を利用し、蘇ろうとした存在がな……そいつは共闘した過去の仮面ライダーからこう呼ばれた。邪眼とな……」

 

「邪眼……」

 

告げられた事に誰もが息を呑む。

 

「邪眼は世紀王と呼ばれた存在でな、ショッカーの幹部や怪人を蘇らせて、1972年、1974年、1988年、そして2004年の4つの時代でそいつらが計画を遂行するのと並行して自身の新たな肉体となる器を用意した」

 

「ん?ちょいと待ってくれません?それだともう計画は成功して歴史が変異しちゃってるんじゃないッスか?」

 

ディケイドの語りにウィスプは質問する。

 

「奴は科学者を使い、特殊な変異空間を作り出す装置を作り上げたんだ。そうする事で作られた空間内でしか反映されなかった。俺達もそれを利用し、1972年の仮面ライダー1号、1974年の仮面ライダーV3、1988年の仮面ライダーブラックに2004年では俺とユウスケにユウスケとは別のその世界の仮面ライダークウガと仮面ライダーアギトと共に各時代の計画を阻止はした」

 

「待て、その言い方だと計画は阻止出来たが、その邪眼の器は間に合わなかったのか?」

 

「え、そうなの?」

 

今度はゲイツが質問し、ゼンカイザーも聞くとクウガが代わりに頷く。

 

「ああ、過去の本郷さんがその器の成長していない時に倒したんだけど……丁度俺達の時代の完成した体に邪眼は入り込んで、光太郎さんの時代、1988年にタイムスリップしたんだ」

 

「邪眼の目的は秘密結社ゴルゴムの支配者であり守護神と呼ばれる創世王になる事で、ブラックの中にある世紀王の証であるキングストーンを手に入れようとしたんだ」

 

「おいおい、その時どうしたんだよ?」

 

【確かに、時空を超えるなど、相当な事をしなければ出来ん事だぞ】

 

クウガとディケイドの語りに翔太郎と心眼は問う。

 

「ああ、1974年で仮面ライダーV3と共に活躍したライダーマンがその利用された科学者に呼びかけて、生身ではない体になっていた1号、V3、五代、アギトを1988年に飛ばし、ブラックと共に肉体を得た邪眼を打ち倒した……筈だったんだがな……ショッカー並みにしつこい奴だ」

 

「士は生身だったからいけなかったのと、俺は士と一緒に万が一を考えて機械を護る為に残ったから又聞きで知ったけど……まさかまた邪眼の名前を聞く事になるとはな……」

 

「あ、あの、その邪眼って強いッスか?」

 

答えた2人はウィスプの問いに頷く。

 

「ああ、5人で苦戦しながら倒したそうだからな」

 

「もしも奴がコアエナジーを手に入れたら厄介だろうな……」

 

「うえぇ……そんなヤツとやり合いたくないな」

 

「……(ある意味それフラグじゃねと言うのは止めて置こう)」

 

クウガとディケイドのを聞いて呻くウィスプのにホロウは内心そう思う。

 

「とにかく、今は下水道の奥へ向かうべきだろうね」

 

「ああ、こんな事を聞いたからにはさっさと行かねえとな」

 

【ジョーカー!!】

 

ウォズのに同意して翔太郎はダブルドライバーを外して、ロストドライバーを装着してジョーカーメモリを起動させてセットする。

 

【ジョーカー!】

 

ジョーカーに変身するとうっしと気合を入れる。

 

「んじゃあ行こうぜ」

 

「おー!出発全開!!」

 

その言葉と共に全員は進む。

 

進むとそこにはピラニアの様な存在が飛んでいた。

 

「ピラニアが飛んでるぅぅぅぅぅぅぅ!?」

 

「ピラニアヤミーだな。やはりメズールのコピーもいるかもな」

 

「ホント、ヤミーの種類多くね」

 

それにウィスプは驚き、ウヴァの言葉にホロウはこの島に来てから痛み出した胃を心配しながらぼやく。

 

「とにかくこいつ等も焼き魚にしよう!」

 

「いやぁ、流石にメダルの集合体でもあるから無理かな?」

 

「と言うかあんなの食べたらお腹壊すだろう」

 

勇ましく言うゼンカイザーのにオーズは呟き、ゲイツはツッコミを入れる。

 

とにかく、道中出るピラニアヤミー以外にもクラゲの姿をしたクラゲヤミーに、デジモンヤミーや戦闘員達を倒して突き進む。

 

「マギアがこんなにいるとはな……」

 

そんな道中を進む中でゼロワンは紛れていたトリロバイトマギアの残骸を見ながら仮面の中で呻く。

 

「(あ、そう言えば不破さん。今どうしてるんだろう?この島が転移しちゃったから戸惑ってないよな)」

 

これヤバいかもな……と合流予定だった人物を思い浮かべてゼロワンは唸る。

 

「しかし、お前は喋らないんだな。ほとんど掛け声しかしないよな」

 

「テュ?」

 

「確かに他のウルトラ戦士は会話出来るのに意思疎通が出来難いから不便だよな」

 

隣でティガの事でそう呟くジョーカーにクウガも同意する。

 

「ウルトラマンって他にもいるんっスか?」

 

「ああ、沢山いるぜ。見た目も色々といるからな」

 

「お前と気が合いそうな奴等が多いな」

 

マスコット達とじゃれながら聞くウィスプにジョーカーは頷き、ディケイドが付け加える。

 

「俺も会ってみたいな、ティガ以外のウルトラマンに!王様の様なウルトラマンもいたりする」

 

「いるな普通に」

 

「いるのかよ」

 

楽し気に言うジオウのにディケイドはそう返し、ゲイツは唸る。

 

そうやって会話しながらメンバーは奥へと進む。

 

 

 

 

一方、とある場所でそれは機会を伺っていた。

 

「忌まわしき仮面ライダー共に光の戦士共め……邪魔はさせんぞ。復活させた我が新たな僕達よ、奴等を殺せ」

 

そう命令をした後にその存在は機が熟すのを待つ。

 

「(そうだ。奴等に復讐し、我が世界を作る為に……)」

 

 

 

 

 




次回、第20の章:下水道の堕ちた神
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