GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ 作:鳴神 ソラ
地下水路の奥地で5人の月神族と戦闘員の集団との戦いを繰り広げるジョーカー達。
「おい翔太郎。気づいたか?」
「ああ、否が応でも気づかされたよ!」
近くに来たディケイドの問いにジョーカーは苛立った様子で月神族を見る。
「奴等、俺とフィリップのメモリのコピーを使ってやがる!」
「何!?」
「え、ホント!?」
驚くジオウとゼンカイザーにジョーカーはショッカー戦闘員を蹴り飛ばしながら言う。
「ああ、俺のジョーカーメモリを抜いた、サイクロンメモリ、ヒートメモリ、ルナメモリ、メタルメモリ、トリガーメモリの5つをな!」
「もしかするとお前達の戦闘データをどこかで取っていて、そこから作り出したか、まだ見つけてないメモリがあっちの手にあってそれから複製した可能性がありえそうだな」
苦い口調で言うジョーカーにディケイドは月神族を見ながら呟く。
「たくっ!偉そうな事を言ってる癖に他人の力を自分の物の様に使ってるとは堕ちたもんだな!」
「うるさい!貴様達汚れた奴が偉そうな口を開くな!」
「それはブーメランだろ!」
毒づくホロウへと攻撃を仕掛ける月神族にクウガが蹴りを入れる。
「とにかくこいつ等をどうにかしないとな!」
「横島のあの様子はただ事じゃないからな!」
(くそ、横島の奴は大丈夫なのか!)
応戦するゼロワンとゲイツのを聞きながらホロウは安否を確認できない事に歯がゆく感じながら攻撃を避ける。
☆
「うおっと!?」
森林セクターではシェイドの振るわれた攻撃をゼンカイジュランが避けていた。
最初はジュランシールドで防いでいたがガンガンアックスとガンガンブレードの猛攻にジュランシールドが耐え切れなくなり、このまま防いでいたらジュランシールドは壊れ、腕ごともっていかれてしまうと判断して避ける事にしたのだ。
ウヴァも攻撃を仕掛けているが、頑丈か自身の受けているダメージを無視しているのか、たじろきはせずに返しので吹き飛ばされ、アーマーはボロボロに近くなっていて、レオタードの所々が破けて、素肌を晒しており、豊満な胸元も曝け出していて危ない状態になっていた。
「ちっ、化け物じみてやがるな……こうも勝機が見えねえとはな」
「と言うかあんた大丈夫か?色々と危ない感じになってるぞ;」
舌打ちするウヴァにゼンカイジュランが心配する。
「はん。そんな事を気にしてる暇はねえだろ。それよりも奴を見続けろ。そっちの方が危ないだろ」
いやまぁ、そうだけどもと何とも言えないゼンカイジュランはシェイドを見る。
近距離が無理ならとギアトリンガーで銃撃するが呼び出された無数のブランク眼魂に防がれる。
「そんなのありかよ!?」
それにゼンカイジュランは驚いているとシェイドはガンガンアックスを巨大な龍や獣の口を思わせる形状へと変形させて、その口の部分に出現させた無数のブランク眼魂を噛み砕いて取り込んでいく。
直感的にやばいと悟ったウヴァはセルメダルを右腕のアーマーのスロットに急いで大量に投入して行く。
【ニクンデミナーッ!ニクンデミナーッ!!!】
「■■■■ーーーーーッ!!!」
咆哮と共に振るわれたガンガンアックスの刃から獣の姿をした霊力刃が飛ばされる。
【チャージデンジャー!!チャージデンジャー!!】
「ふうん!!」
エネルギー噴き出し、火花を散らす双剣を握り締めてウヴァは霊力刃へ向けて双剣を振るい、エネルギー刃を飛ばす。
霊力刃とエネルギー刃はぶつかり合うと大爆発が起こり、その爆発の余波でゼンカイジュランとウヴァはマスコット達の所へ大きく弾き飛ばされる
「大丈夫かねーちゃん!」
「俺は良いが、こっちはお釈迦だ」
なんとか起き上がって問うゼンカイジュランにボロボロになった双剣を見せてウヴァは顔を顰める。
しかもアーマーも限界を超えたのか消えており、ボロボロのレオタードだけの状態になっていた。
俺しかもう戦えねえかとゼンカイジュランはオロオロしているマスコット達に安心させる為に頷いてからなんとか構える。
そのままシェイドはゼンカイジュランへ駆け出そうとし……足元に放たれた銃弾で足を止める。
なんだ?とゼンカイジュランが思っていると1人の青年が駆け付け、遅れて黒髪の男性が歩いて来る。
「大丈夫ですか?」
「あ、ああ、おたくらは一体?」
「なあにちょいと目の前の彼を助けに来た助っ人さ。スマイルくん、さっき僕が提案した事で行くよ」
声をかけた最初の青年は男性のにはい!と答えてからシェイドをみつえてある物を取り出す。
それは四角いバックルので腰に装着するとUSBメモリーの様なのを取り出し、端子の横のスイッチを押す
【ウルトラマントリガー!マルチタイプ!!】
響いた音声の後にUSBメモリーの様なのをバックルの右横のスロットへ装填する。
【ライダーブーストアップ!ゼペリオン】
「未来を築く、希望の光!!」
青年は左腕を腰に添えてから、右手を胸の位置で右方向にスライドさせてから左腕と交差し、瞬時に右腕を反時計回りに回し……
「仮面ライダー!トリガーっ!!」
右腕を天へ掲げると共に左手でバックルの中央をスライドさせるとバックル中央が展開して菱形のクリスタルが現れ、紫色の光を発して青年を包み込む。
【仮面ライダートリガー!マルチタイプ!!】
音声と共に光が弾け飛ぶと中から胸に時計回りにコバルト、クリムゾン、バイオレットの順に菱形の3つのクリスタルが一つの逆三角形を作り出す様に配置されたアーマーを装着し、両腕に龍の顔を模したガントレットを身に着け、足首には菱形のクリスタルが付いたアンクレットを装着したウルトラマンとなる。
「ティガに似たウルトラマン!?兄ちゃん、あんたは一体!?」
「僕はマナカ・ケンゴ!今は仮面ライダートリガー!!」
「そして僕は海東大樹、通りすがりの仮面ライダーさ!」
【カメンライド!】
驚いて問うゼンカイジュランに青年いやケンゴ改めトリガーは答え、男性、海東大樹も答えながらディエンドライバーを取り出してカードをセットしてスライドさせてから銃口を向け……
「変身!!」
【ディ・エンド!!】
引き金を引き、放たれた光弾はシェイドにぶつかってから3色の幻影がへ変わり、何回も移動した後に海東に重なると頭にカードの装甲が突き刺さる事でシアン色の仮面ライダーディエンドになる。
「さて、恐竜君。君にも協力してもらうよ」
【カメンライド!】
「いや、確かに恐竜だけどもおじちゃんにはジュランって名前がおおっと!?」
振り向かずにカードをセットしながらディエンドはゼンカイジュランへと何かを投げ渡し、投げ渡されたのをゼンカイジュランは慌ててキャッチして見るとそれは縁が青色のセンタイギアでH04の隣にウルトラマンの顔が描かれていた。
その間にディエンドは引き金を引く。
【コスモス!!】
幻影が射出された後にそれは右肩に仁王を模した顔、左肩に阿弥陀如来を模した顔の肩アーマーを装着し、それを繋ぐ様な袈裟が付き背中に後光を模した様な翼が付いた胸アーマーを纏い、右腕に太陽が描かれた袖、左腕に月が描かれた袖を装着したウルトラ戦士、慈愛の勇者ウルトラマンコスモスを模した仮面ライダーコスモスルナモードへと変わる。
「行こうコスモス!」
トリガーの掛け声にコスモスは頷いた後にシェイドへ駆け出す。
「■■■■ーーーーーッ!!!」
【サークルアームズ!パワークロー!!】
咆哮をあげたシェイドが振り下ろそうとしたガンガンアックスのをトリガーがその手に出現させた丸い輪に鋭い刃が生えた形状をして柄の部分に大理石のような文様が描かれている剣、サークルアームズの刃を二本の爪のように展開して受け止める。
「ハアッ!」
そんなトリガーへと振り下ろそうとしたガンガンブレードをコスモスが割り込んで左手の掌底で跳ね飛ばしてから胸元に右手を光らせた掌底を叩き込んで吹き飛ばす。
転がった後にシェイドは吠えて再びガンガンアックスに出現させた無数のブランク眼魂を噛み砕いて取り込んでいく。
【マルチソード!】
それを見たトリガーはサークルアームズを出した時の剣へと戻してからバックルに装填していたのを抜いてサークルアームズの持ち手とは反対に付いているスロットに装填する。
【マキシマムブーストアップ!マルチ!!】
【ニクンデミナーッ!ニクンデミナーッ!!!】
「■■■■ーーーーーッ!!!」
咆哮と共に振るわれたガンガンアックスの刃から獣の姿をした霊力刃が再び飛ばされるのに対し、トリガーはサークルアームズの持ち手にあるトリガーを引く。
【ゼペリオン!ソードフィニッシュ!!】
「はあ!!」
向かって来た霊力刃にトリガーは光り輝くサークルアームズの刀身をぶつけるとあっさりと霊力刃を打ち砕き、そのままシェイドを切り裂く。
「■■■■ーーーーーッ!!!?」
「あ、あの斬撃をあっさりと消しやがった!?」
「当然だね。今の横島忠夫にとって、いや、この世界の神にとって目の前の2人はまさに厄介な存在だからね」
火花を散らすシェイドを見て驚きの声をあげるゼンカイジュランにディエンドはそう返す。
「え、どういう事?」
「彼は神を狂わせる力を霊力に付与させている。神を狂わせる程の力なんて神と同等の力とも言っても良い。そう言う意味では彼らにとって、横島を抑える役はお誂え向きなのさ」
「成程な、確かに丁度良い人材だったって訳か」
自分達が苦戦したシェイドに善戦してるトリガーとコスモスを見て戸惑うゼンカイジュランへとディエンドはそう返し、ウヴァも呆れた様にぼやく。
「よし!そろそろ決めるぞトリガー!コスモス!」
【アタックライド!クロスアタック!!】
「!はい!」
「シェア!」
カードを入れながら指示を出すディエンドの言葉にトリガーは返事し、コスモスも頷いてからその体を青き姿から赤き姿の強さを体現するコロナモードへ、さらに優しさと強さを併せ持った青と赤の勇気の姿、エクリプスモードへと変える。
「ほら、渡したギアを使いたまえ!」
「え、お、おう!」
言われた通りにゼンカイジュランは渡されたギアをセットし、ハンドル回してからトリガーを引く。
【ババン!ババン!ババババーン!ウ~ルトラマ~ン!!】
飛び出したギアの幻影はすぐさまウルトラマンコスモスエクリプスモードになるとゼンカイジュランと重なって力を発揮する。
コスモスが両腕を交差させてエネルギーを溜めるのに並行して同じ動作をしてエネルギーを収束する。
トリガーはベルトに装填していたのとは別の、ウルトラマンコスモスエクリプスモードが描かれたのを取り出して起動する。
【ウルトラマンコスモス!エクリプスモード!!】
音声の後に銃を取り出し、その銃の持ち手のスロットに起動したのを装填する。
【ブーストアップ!コズミューム!!】
【アタックライド!ピュリフィケイション!!】
ディエンドはディエンドライバーに新たにカードを装填して銃口をトリガーと共にふらついているシェイドへ向け……
「はあ!!」
「シェア!!」
「「はっ!!」」
コスモスとゼンカイジュランが貯めたエネルギーを右腕に移し突き出すようにして放つのと同時にディエンドとトリガーは引き金を引いて光線を放つ。
ふらついていたシェイドは避けれずに4人の放った光線をもろに受ける。
「■■■■ーーーーーッ!!!?」
シェイドは悲鳴の様なのをあげながらその体から黒いのが抜けて行き……
【オヤスミー】
変身が解除されて、横島へと戻り、ウヴァが倒れる前に受け止める。
「ふん、世話をかけさせる奴だ」
「お、おい、大丈夫なのか?忠夫の奴は?」
「大丈夫さ、さっきの光線で彼の中にある神をも狂わせる力はほとんど抜き去ったから、この島にいる間はあの姿には当分ならないだろう」
戸惑いながら問うゼンカイジュランにディエンドはディエンドライバーを回転させてそう言う、
その間にコスモスは消え、トリガーも助け出せてか安堵の息を吐く。
「う、お、れ、は……」
「目が覚めたか寝坊助」
呻きながら目を開ける横島にウヴァがそう言う。
ここで捕捉、ウヴァは横島を前から受け止め、寝転がらせる所だったので横島の顔はウヴァの胸の近くであった。
なんでそんな捕捉をしたかと言うと……
ビリ、ビリビリ!バスン!!
ウヴァの纏っていたレオタードが先ほどまでの戦闘ので耐え切れなくなったのか勢い良く破れてそれにより、
「ぶあっはぁぁぁぁぁ!?」
「「「【あ】」」」
意図していない爆乳プレスをもろに受けた横島は柔らかい感触に目を見開いて思わず鼻血を大量に噴き出して白目剥いて気絶する。
真正面にいた事もあり、全身に大量の鼻血を浴びたウヴァは上半身ビキニで包んだ胸を晒したまま、赤い液体を垂らした状態で呟く。
「なんでこいつ、鼻血を噴いたんだ?」
「【あんたのせいだよ!?】」
「成程、この世界の彼にもちゃんと煩悩があったんだね……」
「いや、あの、これ、大丈夫なんですか!?」
不思議そうな顔でわけわからんなウヴァにゼンカイジュランと目覚めた心眼は叫び、しみじみと呟くディエンドにトリガーは叫ぶのであった。
仮面ライダートリガーマルチタイプ
外見:胸にグリッターブレードの本体部分を模したアーマーを装着し、両腕にナースデッセイ号の龍の頭部を模したガントレットを身に着け、足首に菱形のクリスタルが付いたアンクレットを装着したウルトラマントリガー
概要
マナカ・ケンゴがスパークレンスバックルにウルトラマントリガー マルチタイプキーを装填して変身した姿。
通常のトリガーと同じであるがGUTSスパークレンスを銃として使える事でGUTSハイパーキーを使った戦法が出来る。
必殺技はトリガーマルチタイプと同じゼペリオン光線に足にエネルギーを収束し、飛び上がってからの両足蹴り、ゼペリオンキック。
スパークレンスバックル
外見:GUTSスパークレンスをグリップを銃身の下にくっ付け、スパークレンスモードの展開部分を縦に変更してバックルのような形状にした感じ
概要
ケンゴが使う変身アイテム。
海東大樹により渡された物で実はと言うと、にとりの所から勝手に持ち出されたものである。
変身プロセスはウルトラマントリガー関連のGUTSハイパーキーを装填し、バックル右横のスロットに差し込んでからウルトラマントリガーと同じ変身プロセスの流れをしてから右腕を天へ掲げると共に左手でバックルの中央をスライドさせてバックル中央がスパークレンスモードと同じ状態に展開されて中央のクリスタルが輝いた後に変身者を包み込んで光が弾け飛ぶと変身完了となる。
ライダーとしての必殺技を発動する際は装填してるGUTSハイパーキーを押し込む事で発動できる。
デメリットは他のタイプへタイプチェンジをする際にGUTSハイパーキーを差し替えないといけない所がある。
次回、第7のレポート:混沌の面々、襲撃する悪意