GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の、GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!レポートサイドは!!エボルトなどで話していた美神達の前にアイドルのプロデューサーをしている仮面ライダー龍騎が現れたっチュン!彼以外にも色んな人達がいて、美神達はこの面々に圧倒されないか心配っチュン」


第7のレポート:混沌の面々、襲撃する悪意

 

 

消えた龍騎に雪之丞は戸惑いながらガイ達に話しかける。

 

「おい、なんだよ今の?」

 

「みうらさんはね。大きい音でビックリしちゃうとテレポートしちゃう特性があるんだよ」

 

「もしくは頭に乗せて手をパンとすれば乗せてる奴の思い浮かべてる場所へ飛ぶことが出来る」

 

「まぁ、本人の意思でテレポートしたりする時もあるけどな」

 

この時、ガイと王蛇、インペラーの説明を聞いて雪之丞達は思った。

 

ああ、この世界にそんなマスコットがいませんように……と……

 

そんな祈りはみうらさんのインパクトので抜けてしまっているが紫も似た様な事が出来るのを雪之丞達は忘れていた。

 

ひゅん!

 

雪之丞達の前から消えていた龍騎は美神達を伴って現れる。

 

「!?ここって横島君の高校!?」

 

「うそ、何も感じず、一瞬で移動したの?」

 

目の前の建物を見て驚く美神の隣で冥華はいつもの様な余裕のある感じではなく本気で戸惑う様に辺りを見渡す。

 

「冥華さんに美神さん。大丈夫ですか?」

 

「る、瑠璃!?ど、どういう事なの?と言うかなんで横島君の高校に?」

 

「そ、それは私が呼んだんです」

 

話しかけた瑠璃に戸惑う美神に愛子が恐る恐る手を上げて事情を話す。

 

「それは~~正しい判断ね~~」

 

「けど、ここまで異世界の住民が来るなんて……って思ったけどあなた達、そこまで驚いてないわよね?」

 

話を聞いてそう言う冥華の後に美神は呟いてから仮面ライダー組と幻想郷組にリク達を除いて一般人なアイドル組を見る。

 

「いやぁ~私達は異世界に行った事ないですけど摩訶不思議な体験は何回もしてますんで~」

 

「かっか~」

 

「プロデューサー達がそう言う事件に何回も巻き込まれてまたか~な感じよね?」

 

「もっ!もっ!」

 

「心配だけど、プロデューサー達は強いし、どんな事があろうと戻って来るのもありますし」

 

「くっ!」

 

「それに異世界のお土産を買えると考えれば良いですもんね~」

 

「うっうー!」

 

「だぞ!」

 

「とかー!」

 

「ちー!」

 

「あら~」こたぷーん

 

あっけらかんに言う765プロ組にこの子達、肝が据わってるな……と思っていた所……

 

「えっと、私はプロデューサーが良くお手伝いで似た姿の人達や怪人さん達を呼んでるから慣れました」

 

「こっちは人魚さん達が度々、遊びに来るので……感覚がマヒってるかも」

 

「待って!?急にぶっ飛んだ内容が来たんだけど!?」

 

「怪人!?人魚!?」

 

続いての凛と咲耶の言った事に美神達は驚く。

 

「人手が足りない時に手伝って貰ってるんだよな~」

 

「俺の方は事務所に我が家みたいに来やがって……と言うか人魚がホイホイ陸に上がって来るのをマジで抑えて欲しいんだがな……」

 

頬をポリポリ掻くブレイドとため息を吐くファイズのにタケルと翔太郎がまだマシな部類であったから美神達は凄く頭が痛かった。

 

「す、凄いですね龍騎さん達の世界;」

 

「なんと言うか、急にファンタジーな感じが出て来たから俺達も最初は驚いたもんだよ」

 

戸惑いながら言うリクのにしみじみと龍騎はそう返す。

 

「それ以来……俺、不憫な目に遭う事が定評になったよな」

 

「良いじゃないか、色んな世界にはない個性だぞフビンペラー」

 

「そうだよ。誇りなよフビンペラー」

 

嬉しくねえわ!!?と王蛇とガイのにインペラーは怒鳴る。

 

「よし!どうせだし俺、このまま他に飛ばされて来てないかみうらさんと探しに行って見るよ!」

 

「あら~」こたぷーん

 

「え、ちょっと待って、その姿で歩き回るのは……」

 

パン!

 

まずいと言う前に龍騎はみうらさんを頭に乗せてその場から消える。

 

「大丈夫だ。あいつは営業でも普通に歩き回ってるからな」

 

「そうそう。だから大丈夫だよ」

 

「いや2人とも、それ僕達の世界だからであって、この世界では普通に不味いでしょ;」

 

あ、そっかとタイガのに納得する犀と蛇のライダーに美神は仮面ライダーって自由人が多いの?と頭が痛くなって来た。

 

タケルや翔太郎に別世界の横島とルージを見ていただけに、正義の味方なイメージが強かったからここまでフリーダムなのには理解するのに頭が拒否しかけていた。

 

「はっはっ!あんまり固く考え過ぎると人生詰まらなくなるぞ!気楽に行こうじゃないか!」バシーン!

 

「んご!?」

 

そんな美神の背を勇儀が笑って強く叩き、美神は痛みに手に持っていたエースが斬った事で爆破から逃れたレブナントの腕についていた壊れていない量産型ファントムコールダーを落としかけて慌てて持ち直す。

 

「お、なんだいこれ?メガウルオウダーみたいな感じだけど?」

 

「これもライダーの変身アイテムかしら?」

 

それに気づいたにとりと夢美は興味深そうに美神の手からかすめ取る。

 

「あっ、ちょっと!?それはまだ調べてない奴なの!」

 

「ん?調べてない?んじゃあ調べてあげるよ」

 

「私達はこれでも仮面ライダー、と言うか妹紅達の変身アイテムを作ってるから助けになると思うわよ」

 

「!それって、仮面ライダーの変身アイテムを作れると言う事ですか!?」

 

慌てる美神ににとりと夢美が返した事におキヌは慌てて聞く。

 

「まあね~一部のは違うけど、大体のウルトラ系ライダーのは私と盟友が作り上げたのだからね」

 

「なら俺もて~んさい物理学者としてその分析に参加させて貰うか」

 

「美神さん、これはチャンスじゃないですか?」

 

「そうね……お願いしても良いかしら?後、これと使えるかも調べて貰えるかしら?」

 

自慢げに言うにとりと手伝いを申し出るビルドに美神は瑠璃に頷いてから韋駄天眼魂をにとりに差し出しながらお願いする。

 

任されたと2人は笑って早速、機材をにとりのカバンから取り出してビルドと共に量産型ファントムコールダー調べ始める。

 

「そう言えばよ。なんでインペラーって奴は黒焦げになっていたんだ?」

 

「ああ、会った時の自己紹介で、アリスちゃんが幽霊だって言ったけど、流石に信じられなかったからそれを証明する為にアリスちゃんが無数の動物のゾンビ達を呼んだんですよ」

 

「それに驚いちゃったいおがビームを放って……」

 

「俺がインペラーで受け止めた」

 

「待って!?聞き逃せないワード出たんだけど!?」

 

「ビーム!?ビーム撃てるの!?と言うか仲間を盾にしたの!?」

 

「大丈夫大丈夫。ギャグでは死なないから」

 

「メタいですジャー;」

 

その作業を横目に確認する雪之丞のに春香が事情を説明、割り込んだ伊織の後に王蛇が付け加えたのに瑠璃と蛍は絶叫し、ほんわかに言ったガイのにタイガーはツッコミを入れる。

 

【さっきのみうらさんもそうだが、他の奴等もなんか能力を持ってるおるのか?】

 

「はいれす~やよは冬だと髪が伸びて、春だとタケノコが生えます」

 

「うっうー」

 

「タケノコが生えるってどういう事!?」

 

「ちなみに美味ですよ☆」

 

「いらねぇぇぇ!!食糧問題と言う意味ではありがてぇけど普通の日常ではいらねぇぇぇ!!」

 

【春でタケノコ料理が沢山食べれるのは良いと思いますよ?】

 

気になって聞く信長に答えたやよいと春香に雪之丞は叫び、牛若丸はそう言う。

 

「こあみとこまみは悪戯する以外は特にないし、ちひゃーは冬は髪が伸びる。はるかさんは増えて、ちびきは友達の動物を呼びます」

 

「前者3匹はともかく後者2匹はどういう事!?」

 

「増えるってどういう事ですか!?後は呼ぶってどうやって!?」

 

タイガの言った事に瑠璃とピートは叫ぶ。

 

「はるかさんは水を浴びると増えるんですよ~後は日光が苦手だから日陰が好きで、夜に食べ物を与えたら多少アグレッシブになりますね」

 

「……妖怪じゃないわよねその子;」

 

「おもしれぇよなはるかさん。確か大きくもなれるんだよな~」

 

「え、大きくなるの?うりぼーみたいに;」

 

「ぷぎ?」

 

やよいの説明に美神は頬を引き攣らせる中でゴールドの言葉にタマモはうりぼーを思わず見る。

 

「かっか~♪」

 

「みむ~♪」

 

そんなはるかさんはチビと楽しくはしゃいでいる。

 

「プロデューサーをしているって聞いたが、変わってるのが多いな」

 

「龍騎達の所だけだろうなこんなカオスな感じの」

 

はるかさん達を見て呟くクローズマグマに3号は呟く。

 

「んー--……」

 

「どうしたのリク?」

 

そんな中で唸っているリクにペガが話しかける。

 

「いや、横島さん達がセクターシティって言う島で大変な状況になっているなら僕達も救援で向かった方が良いんじゃないかなと思って……」

 

「確かにそうだな。ここで話してるだけよりは良いな」

 

「龍騎さんが戻ったらみうらさんの力でセクターシティに行くのもありですね」

 

答えたリクのにアグルも賛同し、ゴーストも続く。

 

「そうね。お願いできるかしらタケル君?」

 

「はい!あ、けどどうやって龍騎さん達に戻って貰います?」

 

「だったら俺が呼んでやるよ。別世界でも電波が通じてれば繋がるしな」

 

頼み込む美神に頷いたゴーストは思い出して言い、ファイズが申し出る。

 

「うっし!なら暴れてやろうじゃないかい!」

 

「ギャウン!」

 

「なんかいた!?ってかこれ恐竜か!?恐竜のメカか!?」

 

拳を鳴らす勇儀の肩にぴょんと乗った赤いメカ恐竜に雪之丞は驚く。

 

「ああ、こいつは相棒の獣電竜のミニティラさね」

 

「また新しい単語が……」

 

「別世界は凄いですジャー」

 

二ッと笑う勇儀に美神は眉間を揉み、タイガーが感心した時だ。

 

「だから……そこに隠れてる外道。出て来な!」

 

そう言って勇儀は纏っていた着物に手を付けると……一気に脱ぎ捨てる。

 

それに美神達はブッ!?と噴き出したがその下からは先ほどまで露出していた肌を隠す様に白のワイシャツに黄色の縁取りをされた赤いジャケットを纏い、茶色のジーパンを履いた服装であった。

 

直後にその場にいた全員の体にのしかかる様な感覚が起きる

 

「ぐあ!?」

 

「くっ!」

 

突然の事に誰もが驚いていると愛子の机からアルテミスとオリオンが飛び出して来る。

 

「ちょちょちょ、何今の邪気!?」

 

「ありゃあ普通じゃねえぞ」

 

「ああ!あそこ!?」

 

誰もが戸惑っていると春香の言葉に頭上を見る。

 

そこには半透明の触手を揺らめかす不気味な赤い目玉が浮かんでいた。

 

「な、何あれ?」

 

「あれは!?」

 

「まさか!五代さんと津上さんが言っていた邪眼か!」

 

怯える冥子の隣でブレイドとファイズが驚いているとメンバーの前に1体の怪人が現れる。

 

それは複眼や触角の色が鮮やかなオレンジ色で、マジョーラのように宇宙の星雲かプラネタリウムを彷彿とさせる独特の光沢を持つ蜘蛛の巣が描かれたマントを持った4本腕の蜘蛛型怪人であった。

 

「あれはショッカーの蜘蛛男、いや、付け加えられているが見た目的にスペース蜘蛛男か!」

 

「なんで宇宙が入ってるんだよ。ってか単純すぎじゃね名前?」

 

その怪人を見て言った3号のに雪之丞がツッコミを入れる。

 

「ひゃはははははははは!!!久しぶりだな!美神令子!神代瑠璃!!」

 

「え?」

 

「初対面の奴に名前を呼ばれる辻合はないつもりだけど」

 

すると高笑いして美神と瑠璃を見て言うスペース蜘蛛男に瑠璃は戸惑い、美神は睨み付けながらそう言う。

 

「そんな事はない!()()()()()()()()()()()()()()()()()()!忘れた事はないぞ!!!」

 

「私とエミに……!?ま、まさかあんたは黒坂!?あんたは精神病院にいる筈じゃあ!?」

 

怒気を纏って発せられた事に美神は目を見開き、蛍や瑠璃、冥華も同じ様に驚いた様子でスペース蜘蛛男を見る。

 

ー我が怪人として蘇らせてやったのだ。お前の恨み、我が僕達と共に晴らすが良い。その後は好きにせよー

 

「ひゃははっ!ありがたき幸せ!!」

 

「全く、はしゃぎ過ぎだ」

 

「同感だ。まぁいい。あの方の為に奴等には島に行かせない様にしないとな」

 

消えて行く邪眼にスペース蜘蛛男は高笑いしてる後ろに歪みと共に2人の男が数百体のマギアを引き連れて現れる。

 

「!死神博士に地獄大使!!お前達も蘇っていたか!」

 

「仮面ライダー3号か、貴様達にあの方の闇の世界の創造は邪魔させん!」

 

身構える3号に地獄大使がそう言うと辺りの景色が一変し、美神達は何時の間にかただ広い荒野に立っていた。

 

「う、うそ!?」

 

「場所が、変わった!?」

 

「さあ、やろうじゃないか」

 

驚いている美神達へとそう言った後、地獄大使は不敵に笑い……水の入ったコップを出してから水を口に含み……うがいをし始めた。

 

「ガ~ラガラガラガラガラ……」

 

それにはスペース蜘蛛男含めて美神達はずっこけた。

 

「なんでうがいするのよ!?」

 

「い、一気にシリアス感が……」

 

ツッコミを入れる美神と頭を抑える瑠璃だが、次の瞬間、目を見張る。

 

「グワラアアアアアアアアアッ!ガラ~ガランダッ!」

 

うがいをしていた地獄大使の姿が右手が鞭と一体化した蛇の怪人へと変貌していた。

 

「ふふ、私もやって見たかったネタ……イカとビール、否イカでビール」

 

隣で死神博士は不気味な笑い声をあげてから右手にイカ、左手にビールを掲げ……

 

「イカデビル!!」

 

烏賊の怪人へと変貌する。

 

そして後ろに控えていたマギア達は眼魂を取り出してファントムコールダーにセットする。

 

【セット、ブランク!レディ?】

 

「「「「「「「「ヘンシン」」」」」」」」

 

【ブランクソルジャー!ファントムコールッ!】

 

のっぺらぼうな白いパーカーゴーストを纏ったレブナントへと姿を変える。

 

「……なんとも言えない気分ね」

 

並び立つ3体の怪人と量産型レブナント軍団を見て冷や汗を流しながら冥華はそう呟いた。

 

 

 

 




次回、第22の章:怒る極限の戦士達
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