GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!さらに巨大化したジャイアント・ティーレックスに対し、ウルトラマントリガーとウルトラマンティガ、スーパーゼンカイオーが立ち向かうっチュン!3体の連携でジャイアント・ティーレックスを無事に撃破したっチュン!その後はお腹が空いたのでちょっとしたご飯タイムに入ったっチュン!」


第25の章:研究所までの道のり

 

 

 

「「「「ご馳走様でした~」」」」

 

「あー久々に高級な奴を食べたな」

 

「なんか、夏海ちゃん達に申し訳ないな……」

 

「帰った時に使わせてやれば良いだろう」

 

各々に注文した料理を食べ終えて手を合わせて満足気に息を吐き出して余韻に浸る中、ケンゴが何かを思い出して懐を探る。

 

「そう言えば翔太郎さん。さっきジャイアント・ティーレックスが爆発した所にガラクタに混じってこんなのがあったんですけど……なんだか分かります?」

 

そう言って翔太郎にケンゴが見せたのは黄色の蜘蛛の様なメカであった。

 

「こいつは……スパイダーショック!巻き込まれていたのか!」

 

【そう言えば、あの時、コアエナジーの急激な上昇ので報告をし忘れていました。すいません】

 

「まぁ、あんなことが起こればロボだろうとそうなっちまうだろうな」

 

喜びの声をあげる翔太郎にアイは申し訳なさそうに謝罪し、陰念はぼやく。

 

「ありがとうなケンゴ!これで出してたメモリガジェットは全て手元に戻ったぜ!」

 

「良かったですね翔太郎さん」

 

「後はガイアメモリだけか」

 

礼を述べた翔太郎はスパイダーショックを早速ライブモードから腕時計に戻して左手首に装着する。

 

「それじゃあ改めて研究施設に行きましょう!」

 

「お前は俺と爺さんと留守だ」

 

意気揚々と立ち上がろうとした横島だが、ウヴァにより後ろから肩を抑えられて強制的に座らされる。

 

その際、ウヴァの爆乳が横島の顔を挟む。

 

「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

「うるさいぞ」

 

「いや、そりゃあ叫びたくなると思うぞ;」

 

自分の顔の両側から来る感触と肩に来る重みに目を見開いて絶叫する横島にウヴァは文句を言い、ジュランにツッコミを入れられる。

 

「横島、お前……人並みに性欲あったんだな……」

 

「いやぁ、ホント、今時の若者らしくて安心したよ」

 

「子供がいるのに不埒な真似できる訳ないでしょうが!!?」

 

そんな横島の反応に凄く意外そうな顔をする陰念と少し安堵した感じの西条に、横島は怒鳴り返す。

 

(わしの知る小僧らしくて懐かしさが来るのう)

 

ちなみにカオスはカオスでしみじみと思いながら懐かしんでいた。

 

「まぁ、俺もウヴァの意見に賛成だな。お前、まだシズクが殺したってショックが抜けてないだろ」

 

「……そう見えます?」

 

「うん。ちょっと無理してる感じだよ。横島君。俺も、少しは休んだ方が良いと思う」

 

言われた事に顔を顰める横島へ映司も翔太郎と同意見だと気遣う。

 

「横島君。僕も隊長として、そして令子ちゃんから預かった者として君のメンタルを良くする義務がある。だからこそ2人の言う通り、君はドクターカオスとウヴァさんと共にフィリップ君のいるリボルギャリーで休んでおきたまえ」

 

西条にも言われて、横島は分かりましたと返す。

 

そして……鼻血を流し、白目剥いて気絶した。

 

「……ああ、なんとか煩悩に負けずに返す為に耐えていたけど言い終えたからオーバーフローしたね」

 

「小僧、ホントに頑張ったな」

 

ウヴァの胸に顔を挟まれた状態の横島に西条とカオスは神妙な顔で呟く。

 

普通の思春期な男子がいたら血涙を流して横島に呪詛を放ち、蛍は黒くなっていただろう。

 

「おい、爺さん。もしもこれを直せるか見て貰っても良いか?」

 

「ん?興味深いのう。ええじゃろう。今の所、この島に関わる事で調べられるのがないからのう……と言うかお主、動じ無さ過ぎじゃろ;」

 

マスコット達に小突かれつつ横島を運びながらブレスレットをカオスに渡すウヴァにカオスは渡されたのを興味深く見ながら歩く。

 

「では、食事してる間の情報交換であったこのセクターにある研究施設に向かおうか」

 

「ああ、気を付けて付いてきな西条さん」

 

付いて来る西条に翔太郎はそう言った後に各々に変身し、研究施設へと向かう。

 

道中で戦闘員などを倒しながら着いたのだが……

 

「これは……入口がロックされてるね」

 

「しかもこれ、セキュリティレベルは関係ないっぽいな……」

 

「おい、アイ。この入り口以外で研究施設に入る手段はねえのか?」

 

近づいても開かない様子に顔を顰める西条へゼロワンはそう言い、ホロウはアイへ確認する。

 

少しお待ちくださいとアイは電子画面を横棒に変え、少しして元に戻す。

 

【この入り口以外に入れる場所はありません。それでこのセクターの倉庫の中に、港湾セクター全体を管理する端末があるようです】

 

「ならその倉庫を調べて、端末を操作した方が良いな」

 

次の方針が決まり、一同は行きと同様に戦闘員を倒しながらアイの案内で目的の倉庫に向かう。

 

「……で、当然の様に厳重にロックされているね。中への侵入口は屋上かな」

 

「なら、スパイダーショックの出番だな。こいつならこんな高さはお茶の子さいさいだぜ」

 

「あ、それなら俺がセンタイギアで皆を上に運べるようにしても良いかも!」

 

「それだったら俺はこの高さなら所々の出っ張りを使えば辿り着けるのと、持ってる奴ので自力で空を飛べるから屋上に行くのは()()()()だぜ!」

 

「いや、それを言うなら容易いだろ?なんだ?その飛べる奴のモチーフが鷹だから容易いとかけてるのか?」

 

辿り着いた倉庫を見上げながら呟く西条にジョーカーが先ほど戻って来たスパイダーショックを見せ、続いて、ゼンカイザーとゼロワンが乗ってゼロワンのにホロウはツッコミを入れる。

 

3人のを聞いて西条は暫し考え……

 

「よし、翔太郎君と僕、或人君に陰念君、士さんにそして介人君の6人とアイで乗り込もう。後の皆は襲撃に備えてここで待っていてくれないかな?」

 

「俺は良いですけど、西条さんは大丈夫なんですか?」

 

そう指示する西条にゼロワンはそう聞く。

 

「君の心配も分かるよ。ただ、僕は横島君達の隊長として付いて来たからね。流石に怪人の相手は出来ないが手がかりになりそうなのを探すつもりさ」

 

「ま、巻き込まれない様に気を付けるんだな」

 

【カメンライド!フォーゼ!】

 

【スリー!ツー!ワン!!】

 

【アタックライド!ロケット!】

 

【ロ・ケッ・ト!オン!】

 

返す西条にそう言いながらディケイドは上下に現れた円から噴き出した煙に包まれてから、煙が収まった後にディケイドフォーゼになり、その右腕にロケットモジュールを装着する。

 

「ようし俺も!」

 

センタイギアを取り出したゼンカイザーはギアトリンガーにセットし、ハンドルを回してトリガーを引く。

 

【40バーン!ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!ジュウオウジャー!】

 

飛び出した光がジュウオウジャーとなると中央のジュウオウイーグルがゼンカイザーと一体化する。

 

「んじゃあ行くぜ!」

 

「ああ、お手柔らかに頼むよ」

 

「ようし上昇全開!!」

 

西条が自分に掴まったのを確認してジョーカーはスパイダーショックを飛ばして屋上へ向かい、それに続く様にディケイドフォーゼとゼンカイザーが飛び、ホロウも浮遊で追いかけ、ゼロワンはジャンプして屋上へと向かう。

 

先に屋上に着いたジョーカーは安全を確認して西条と共に上がる。

 

「敵がいないのは良かったが、中で待ち受けてるのが確定したとも言えるな……」

 

「ありえそうだな。アイ、確認するが強いコアエナジー反応はこの中からするか?」

 

周りを見て呟く西条の後に続いて来たディケイドが確認する。

 

【今の所は……!?いえ、これは、突然大きな反応が!?】

 

「何!?ガッ!?」

 

「うわ!?」

 

ないと言おうとして慌てた様子で言うアイのにホロウが驚いた後にその体に衝撃が走り、西条以外のライダー達とゼンカイザーも背中などを何かに攻撃されて倒れる。

 

「なんだ!?」

 

突然の事に西条が驚いていると体勢を立て直している5人の前で何かが現れる。

 

それは埴輪もしくは土偶を思わせる白い身体で、頭の左右部分が蛇の横顔になっており、手首部分が蛇の顔となっている。

 

「ちっ!やはり少ししか超加速を使えないか……!」

 

「!?」

 

「クレイドール・ドーパント!?けど、姿が違う!?こいつも何かの変異体か!」

 

舌打ちする存在、クレイドール・ドーパントの声を聴いて驚く様子を見せるホロウの後にジョーカーが身構える。

 

【このドーパント、いきなり反応が……いえ、これは、私達が感知できないとてつもない速さで来た!?】

 

「それより土人形と蛇が混ざった様な感じのあいつは何?」

 

「クレイドール・ドーパント、土偶の記憶を持ったドーパントだ。だが蛇が混ざって喋っている……まさか!」

 

驚くアイの後に聞くゼンカイザーにジョーカーが軽く説明した後にクレイドール・ドーパントを見てこれまでの意思のある怪人達を思い返してある存在を思い出すと……

 

「あんた、メドーサ様……なのか?」

 

「あん?」

 

言葉を絞り出したホロウにクレイドール・ドーパントは顔を向ける。

 

「その声、もしや陰念か?この世界では生きているのだな」

 

「……やっぱりそうなのかよ」

 

珍しそうに言うクレイドール・ドーパントにホロウは仮面の中で苦い顔をする。

 

「翔太郎君。もしや並行世界では……」

 

「……あんたの想像通り、目の前の存在は並行世界で横島達と敵対したメドーサで間違いないだろう」

 

確認する西条にジョーカーはそう返す。

 

「はん、私の世界じゃあマトモに力を扱えなかったあんたがこの世界じゃあ正義の味方ごっこをしてるなんてね。弱者だから群れてないと戦えないって感じか」

 

「そんな事ないぞ!陰念は強いぞ!あんたよりずっと!心が強い!!」

 

嘲笑う様に言ったメドーサにゼンカイザーが反論する。

 

「はん、心の強い奴は力に飲まれるなんて事はありえないんだよ」

 

「ああ、確かに俺は、心は強くねえ」

 

けどな……とホロウは手を握り締めて自分を鼻で笑ったクレイドール・ドーパントを睨む様にみつえる。

 

「邪眼なんかに蘇らせられた挙句、異形のバケモンになってるあんたに心云々を言われたくねえ!!」

 

「バケモンなのは事実だね。あの方のお陰で新しい力を手に入れたからね。さしづめ、クレイドールスネークさ」

 

叫んだホロウへ言い返した後にクレイドール・ドーパント改めクレイドールスネークは浮かび上がり、右手に刺又槍を出現させて切っ先をジョーカー達へ向けて楽しく笑う様に言う。

 

「ここにはいない横島を殺す前の準備運動としてあんたらを殺そうじゃないか!」

 

「悪いが俺達はそう簡単にやられる存在じゃないんだよ」

 

「見下す相手に負けるつもりはないぜ!」

 

「ここに雪之丞やクシナがいなくて良かったぜ。性根が腐った並行世界のあんたを見せなくて済んだからな!!」

 

【アーイ!セレクト!】

 

クレイドールスネークをみつえ、ホロウが港湾セクターとは違う港へとステージを変えるのを合図に戦いが始まる。

 

 

 




次回、第26の章:土偶蛇竜の猛攻

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