GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!クレイドールスネークにホロウが苦戦していたけどジオウが来た事で形勢逆転、クレイドールメドーサにパワーアップしたけど、エクストリームとなったWやディケイドの補助でホロウが倒したっチュン!これでようやく研究所へいけるようになったチュン!」


第27の章:潜入、研究所探索

 

 

 

元の倉庫の屋上に戻り、誰もが一息を付く中で変身を解いた翔太郎は隣にいるフィリップに笑う。

 

「やっぱり、2人で1つのWだな……戻ってくれて助かったぜ」

 

「こっちとしてはクレイドールが出て来たのに驚いてるよ。しかもメドーサとはね」

 

「ありがとよフィリップさん。お膳立てをしてくれてよ……あんなメドーサ様をクシナや雪之丞に見せなくて済んだ」

 

嬉しそうに言う翔太郎にそう返したフィリップへホロウは礼を述べる。

 

それにフィリップは気にしないでくれたまえと返す。

 

「それにしてもどうしてソウゴ君。石化をしなかったんだろうか?」

 

「こいつはそう言うのに強い体質って思ってれば良いんだよ」

 

それを見てふっと笑ってから気になって呟いた西条にディケイドはそう言う。

 

【体質、ですか?】

 

「うん、そうっぽい。俺、爺ちゃんと同じ体質らしくてさ、だから夢を叶える為も兼ねて爺ちゃんのやってる事を手伝ってるんだ」

 

電子画面をハテナに変えるアイにジオウはそう返す。

 

「立派じゃないか」

 

「爺ちゃん位になるのはまだまだだけど!頑張って最高最善の王に俺はなる!」

 

「んじゃあその為に、ここを調べるか」

 

褒める西条へそう返したジオウを見ながら翔太郎はそう言う。

 

再びWに変身してフィリップの体をエクストリームメモリが回収して飛んで行ったのを確認してからW達は倉庫内へ入る。

 

倉庫内には戦闘員やガーディアンがいたが兵士レベルのだけで幹部クラスのはいなかったのもあり、管理端末を遮る壁を操作するダイヤルロックのパスワードを探す為に戦闘員達を倒して行った後はスムーズに捜索でき、西条が見つけたパスワードと思われるRAITOを入力すると壁が上がり、無事に管理端末に辿り着いた。

 

「どうだアイ?」

 

【管理端末に異常はありません……これで研究所のロックが解除出来ました】

 

「よし、それじゃ映司さん達と合流だね」

 

確認するW(翔太郎)にアイは答え、ジオウが言う。

 

 

 

 

「あれ?Wになってる!フィリップさんと仲直りしたんだ!」

 

出て来たW達を出迎えたオーズはWを見て嬉しそうに言う。

 

「ああ、やっぱり相棒と一緒じゃなきゃな」

 

「それでフィリップ。そっちはそっちで何か掴んだのか?」

 

笑って言うW(翔太郎)の後にディケイドが問う。

 

「……翔太郎と別れた後、僕は僕でゼウスの目的を調べようと思って地球の本棚に入ったんだ」

 

「え、調べられたのか?確か地球の本棚は今いる世界のしか見れないんじゃないんだっけ?」

 

そう言ったW(フィリップ)のにユウスケは思い出しながら問う。

 

「確かに普通なら見れないけど、今はこの世界に本人とそれに関わりのある島ごと来ているからね。なんとか調べられたんだよ」

 

「それで、何か分かったのかな?」

 

確認する西条にW(フィリップ)は頷いて続ける。

 

「ガイアメモリ、コアメダル、NEVER……マギアもといヒューマギアを除いたその3つの技術をコアエナジーによって融合させて多くの命を犠牲にし……死を超越した怪人を作ろうとしている様だ……」

 

「死を超越した怪人……!?」

 

告げられた事に誰もが息を呑む。

 

その沈黙を破ったのはオーズであった。

 

「そんな事、許されるわけがない!!」

 

「死を超越する為に誰かを死なせて言い訳がねえな」

 

「たくっ、イジルデを思い出させる程、やっこさんは禄でもねえな!!」

 

「フィリップくん。そうなると財団Xはその死を超越した怪人の技術を得る為にゼウスに協力をしたという事だね?」

 

憤慨するホロウとゼンカイジュランの後に西条が自分の考えを述べて問う。

 

それをW(フィリップ)は肯定する。

 

「僕も同じ考えだよ。財団Xは不死身の兵士を開発するビジネスとしてゼウスを支持した」

 

「そんなふざけた計画、絶対に止めて見せるぜ!」

 

「ええ、皆の笑顔を奪うような事は絶対に認められない!」

 

「誰かを犠牲前提のを止めないとね!」

 

「タアッ!!」

 

グッと手を握り締めるW(翔太郎)にトリガー、ゼンカイザー、ティガも同意する。

 

「もしあのオーロラがこれ以上外部から侵入者を増やさないためのなら、今ここにいる俺達がやるしかないな」

 

「こんな大事はとっとと解決せねばな」

 

【そうっチュン!オイラ達は旅行の途中だったチュンからね!】

 

【あの……わたしも、微力ながらお手伝いさせていただいてもよろしいですか……】

 

ディケイドの後に続くゲイツとセッちゃんの後にアイが恐る恐る申し出る。

 

「ああ、もちろんさアイ!」

 

「……アイ……君の事も地球の本棚で調べさせてもらったよ。君を疑ったのは僕の間違いだ。すまなかったね」

 

元気よく返すW(翔太郎)の後にW(フィリップ)がそう言って謝罪する。

 

【いえ、わたしの方こそ……疑われても仕方がない立場ですから……】

 

「結果的には、今回は翔太郎の勘が正解だったって事みたいだ……」

 

「……それでフィリップ、アイダ博士については何か分かったか?」

 

話を振る相棒にW(フィリップ)はああと返す。

 

「……アイダ博士は元々ゼウスと交流があったようだが、事故後の消息については不明だ」

 

「成程な……そうなるとアイを奴が知ってたのはその時の交流ので教えて貰った可能性があるって事か」

 

「どこにいるかは研究所を調べれば分かる可能性がありえそうだね」

 

顎に手を当てるホロウの後に西条は呟く。

 

「それだけ分かれば上出来さ」

 

「では、当初の目的だった研究所へ向かうという事で良いのかな?」

 

ああとウォズの問いにW(翔太郎)は肯定する。

 

「アイダ博士の手がかりも西条の旦那が言った様にきっとある筈だ。一度横島と合流してから向かうか……」

 

「そろそろメンタルも回復してるだろうしな」

 

「フィリップくん。聞くが横島君は大丈夫だったかい?」

 

確認する西条のにそれなら大丈夫だよとW(フィリップ)はそう返し……

 

「今はウヴァの胸を枕に寝ているからね」

 

「「どこが大丈夫!?というか何がどうしてそうなった!?」」

 

続けて言われた事に思わずホロウと西条は絶叫した。

 

 

 

 

西条とホロウが落ち着いてからリボルギャリーの前に戻ったW達。

 

そこでカオスが待っていた。

 

「おお、戻ってきおったか!研究施設で何か分かったのか?」

 

「いや、ロックされていたからそれを解除する為に歩き回っていた所だ」

 

成程なとカオスは納得してから少しして横島とウヴァが出て来る。

 

ただ、横島はその顔が真っ赤であった。

 

「お、おしゃがわせしましゅた」

 

「お、おう。とにかく良くなったみたいだな」

 

少しかみかみな横島に戸惑いながらW(翔太郎)はそう返す。

 

あいと返しながらウヴァの方を見てすぐさま顔を反らす。

 

その反応にオーズは恐る恐るウヴァに確認する。

 

「もしかしてウヴァ、いつもアルバイトしてる幼稚園の所でやった事したの?」

 

「ああ、というか固い床に流石にそのまま寝かせるのはどうかと思うだろう」

 

「……後で横島君に謝らないとな;」

 

なんとも言えない口調で言うオーズになぜ?とウヴァは首を傾げる。

 

「それなら、ワシも付いて行こう。研究施設ならばわしに出来る事があるじゃろうし、それに丁度頼まれとった奴の修理に使えるパーツがあるかもしれんからな」

 

「分かった!カオスのおじさんよろしくね!」

 

ああとカオスが返してから一同はウィスプとウヴァ、カオスを加えて研究施設へと向かい、ロックが解除された入り口を見てW(翔太郎)はしみじみした様子で呟く。

 

「ようやく、研究施設に入れるな」

 

【ここは特に警戒が厳重な区域です。注意した方が宜しいかと】

 

【そうなると上級の怪人が配置されててもおかしくないな】

 

アイの忠告に心眼は呟く。

 

「最初の目的地だったのに結構遠回りをしたもんだな……」

 

うっしと気合を入れてW達は研究施設へと入る。

 

エントランス前にはターミナル以外にライドベンダーがあった。

 

「あ、新しいカンドロイドがある」

 

早速とオーズはセルメダルを入れて操作する。

 

【電気・ウナギ・カン、プ・テ・ラ・カン】

 

ライドベンダーから2本出してからオーズは起動するとウナギを模したのとプテラノドンを模したのに変わる。

 

「おお、これも面白い奴ですね」

 

「俺としては蛇じゃないのが救いだよ」

 

「あんた、蛇が苦手なのか?」

 

楽しそうに飛び回るプテラカンドロイドやにょろにょろと動く電気ウナギカンドロイドを見るウィスプにオーズは頬を掻いて言い、ホロウは意外そうに言う。

 

「ああ、こいつは蛇型怪人を見たら真っ先に我を忘れて攻撃する程の蛇が苦手な奴だ」

 

((((それは怖いな;))))

 

(ある意味、並行世界のメドーサと会わなくて良かったかもしれないな……映司くんは;)

 

ウヴァの言葉にゼロワン達は思い、西条はクレイドールメドーサを思い出して微妙な顔をする。

 

とにかく研究施設にいるマスカレイドやガーディアンを倒しながら探索していたW達はウィスプがある物を見つけたのでそれを見る。

 

それはカプセルに入った2体のアイであった。

 

「これってアイだよな?」

 

【わたしの同型機ですね。現在稼働しているのは私だけですが……】

 

「つまりアイはここで造られたという事か……」

 

「ちょっと見てみるか?懐かしいだろ?」

 

「俺としても興味あるな……」

 

驚いて問うウィスプにアイはそう返し、西条は呟いた後にW(翔太郎)はそう言い、ゼロワンは興味深そうにアイの同型機を透明ガラスにへばり付きながら見ている。

 

【製造時の記憶が無いので、懐かしいという感覚は……それに、ここはVIPブースらしく、今は完全封鎖されていて通常の操作では入れなくなっているようです】

 

「VIPだって……!?」

 

「それだけここは見せられない奴があったかもしれないという事だね……」

 

報告にW(フィリップ)は驚き、西条は真剣な顔で様々な所にあるブースを見る。

 

直後だ、アイが何かに気づいて報告する。

 

【待ってください。どうやら近くに、ガイアメモリの反応があるようです】

 

「ここにも!?どこにあるんだ?」

 

こっちですとアイが飛んで行くとその前に飛行武装ドローンが飛んで来る。

 

「危ないアイ!!」

 

【カイガン!デカレンジャー!緊急出動!スペシャルポリス!!】

 

攻撃される寸前でウィスプがデカレンジャー魂となってアイを抱えて避けると共に空いた片腕にディーマグナムを一丁持って攻撃して来た飛行武装ドローンを打ち落として行く。

 

「はあ、アイ、気を付けてくれよ。まだ敵がいるんだからさ;」

 

【すいません横島さん】

 

「役に立ちたいからって焦ったらダメだぜアイ。こういう時はおじちゃんが前に出るんだからな」

 

注意するウィスプに謝罪するアイへゼンカイジュランがそう言う。

 

「こっちも終わったよ」

 

「アイ、この扉の先にガイアメモリがあるのか?」

 

【あ、はい!この扉の部屋の中から反応が出ています】

 

他にもいた青いガーディアンをティガと共に倒し終えたディエンドの後に目の前のドアを見ながら確認するWにアイは肯定する。

 

うっしと気合を入れながらWを先頭に一同は部屋の中に入る。

 

そんな一同は知らなかった。

 

後にした際、アイの同型機の電子画面にノイズが走り、不気味な光を放っていた事を……

 

 

 




次回、第9のレポート:暴れまくりの戦士達
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