GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

38 / 87
セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!倉庫でロックを解除して研究所へと突入したオイラ達。そこでアイの同型を見つけるっチュン。その後にガイアメモリの反応があると言われてそこへ向かうチュン。そんな裏で何かが起ころうとしてるチュン」


第28の章:小さな機械を操る怪人

 

 

 

部屋に入ったW達は部屋の周りを確認する。

 

中は5本の円柱に囲まれて中央に台座があり、その台座の上に置かれてる青いメモリにW(翔太郎)は声をあげる。

 

「あれは、トリガーメモリ!!」

 

すぐさまWは台座に置かれていた青いメモリ、トリガーメモリを手に取る。

 

「良し、トリガーメモリが戻って来たから遠距離の相手にも対応できる様になったぞ」

 

「どうやらこのメモリを分析していた様だね」

 

「ガイアメモリもゼウスの研究対象だったからこうやって調べられていた様だね」

 

「確かにメタルメモリも運ぼうとしてたからな……」

 

嬉しそうに言うW(翔太郎)の後に台座を見て言うW(フィリップ)のに西条は呟き、ホロウもメタルメモリを取り戻した時のを思い出して呟く。

 

すると警報が鳴りだす。

 

「おっと、すんなり帰してはくれねえか……」

 

「そう言うセンサーがあったかもしれないのに禄に確認もせずに取るからだよ」

 

「うええ!?まずいんじゃないですか!?」

 

「落ち着け」

 

呟くW(翔太郎)にW(フィリップ)がツッコミを入れる後ろで慌てるウィスプをウヴァが自分の胸で抑え込み、またも悲鳴を上げさせてマスコット達に小突かれたり、齧られる。

 

その間に飛行ドローンと大型ガーディアンが出現し始める。

 

「丁度良い。こいつのリハビリだ」

 

トリガー!】

 

そう言って早速取り戻したトリガーメモリをジョーカーメモリと変えて展開する。

 

サイクロントリガー!!】

 

音声と共に左サイドが青色に染まったサイクロントリガーとなると左胸に出現した専用武器である銃、トリガーマグナムを握ると共に出現完了した飛行ドローンを瞬く間に撃ち抜く。

 

「うお、はやっ!?」

 

「銃を上手く使えるようになるのか」

 

それにウィスプは驚き、西条が感嘆してる間に一緒に現れた大型ガーディアンをディエンドとディケイドの援護射撃でティガとトリガーが倒していた。

 

「よし、調子は良いな」

 

「流石じゃのう。あの時の姿は水を使っておったが、緑の時は風なんじゃな」

 

「……あれ?翔太郎さん、気になったんですけど、あの時使ったウォーターメモリは持ってないんですか?」

 

トリガーマグナムを回転させるWにカオスは感嘆する中、ウィスプがウヴァを噛んだり、小突いていたマスコット達を宥めながら聞く。

 

「ああ、あの時使ったメモリは持って来た奴以外調整に出してないんだよ」

 

「だから残りはルナメモリ、黄色のメモリだけなんだ」

 

「そう言う事だったんスか」

 

「ちなみに参考程度に聞くんじゃが、他にどんなメモリを持っているんじゃ?」

 

答えたWの2人にカオスは技術者としてか気になって聞く。

 

「ああ、水の記憶のウォーターメモリを除けば、牙の記憶のファングメモリ、剣士の記憶のブレードメモリ、闘士の記憶のストロングメモリ、夜の記憶のナイトメモリ、魔法の記憶のマジックメモリ、運命の記憶のデスティニーメモリ、そして進化の記憶のエボリューションメモリだ」

 

「ホントに色んな記憶があるんだなガイアメモリは、概念に当たる物までも記憶になっているとは……」

 

答えたW(翔太郎)に西条は唸る。

 

(ふうむ、メモリならば再現してみたいが……使い方を誤れば危険でしかないな……)

 

話を聞いてカオスは唸る。

 

ガープの事もあって、カオス的に戦力増強をしたい所ではあるのだが、下手に手を付けてしまったら、大惨事になりかねないと認識してるからだ。

 

現に翔太郎と初めて会った際のマグマドーパントの暴れっぷりがシズクに集中していた事で結果的に被害が最小限に済んだのが幸いである。

 

(うーん、ホントままならんのう……)

 

「さて、ここにはもう何もないから部屋を出るとするか……」

 

【まってください!この場にもう1体、いえ、2体の敵の反応が接近しています!】

 

【ああ、この感じ、1体はヤミーでもう1体はドーパントだな】

 

【あれ?ちょっと待つチュン。近づいて来る機械の反応もあるっチュン】

 

周りを見てそう呟く西条だが、そこにアイと心眼、セッちゃんが同時に報告する。

 

「え、機械って何が来るの?」

 

「敵の方は強敵だろうが……アイにセッちゃん、それぞれどこから来るか分かるか?」

 

【はい、どちらとも入り口の方から来ます】

 

【機械も同じ方向チュン。と言うか距離からしてこっちの方が先チュン】

 

首を傾げるゼンカイザーの後にW(翔太郎)が確認を取るとアイとセッちゃんはそう報告する。

 

「相手によるがこの場所で戦うのはちと厳しいのう」

 

「人数多いからな……」

 

「まぁ、俺のステージセレクトで変えればいいだけだけどな」

 

唸るカオスとクウガの後にホロウが言った後に扉が開く。

 

そして来たのは……アイの同型機であった。

 

「あれ?こいつら、さっき見たアイの同型機?」

 

「!?ちい!!」

 

なんでここに?と近づこうとしたウィスプだが、同型機の電子画面にノイズが走ったのを見たウヴァは咄嗟に自分の胸に引っ張った直後に彼のいた位置に1体の同型機が右腕をドリルにして攻撃していた。

 

「!う、ウヴァさん!胸、胸当たってる!!」

 

「黙ってろ。それよりもこいつらだ」

 

その際にまたもウヴァの胸に埋もれる結果となったウィスプのを無視してウヴァは自分達を見る同型機を見る。

 

【な、何をするんです!?】

 

「待てアイ!こいつ等、狂っている!」

 

慌てて近づこうとしたアイをゼロワンが抑えて誰もが同型機から距離を取る。

 

【【は、破壊セヨ!破壊セヨ!】】

 

ノイズを走らせ、煙を噴き出すアイの同型機にティガが前に出ると顔の前で交差させて額のクリスタルを青紫に輝かせてから振り下ろすと青紫の姿のスカイタイプに変わり、左腕と右腕を交差させてエネルギーを収束すると同型機の頭上目掛けて左腕をスライドさせて光弾として放つと同型機の上で光弾は破裂するように冷たい冷気へと変わり、降り注ぐ冷気に2機の同型機は凍り付いて床に落ちる。

 

「なんでいきなり暴走を……」

 

「もしかしたら来る怪人達が関わっているのかもしれないね」

 

動かなくなった同型機を見て口に手を当てる西条にW(フィリップ)がそう言った後に2体の怪人が現れる。

 

1体はカマキリの様な見た目をした怪人、もう1体は頭が電子頭脳を透明なカプセルで覆い、顔が有機物と無機物が混ざり合った様な怪人であった。

 

「カマキリヤミーか」

 

「なんだあの怪人?まるでナノモンの様な感じだ……」

 

「ナノモンって、デジモンの奴?確かに言われてみると人の体系になったナノモンっぽく見えるな……」

 

【それじゃああいつがドーパントチュン?どんな記憶の奴っチュン?】

 

「おいおい、フィリップ……」

 

「ああ、まさかデジモンの記憶のドーパントとはね……工藤タイキ達の世界にあったのに合わせてデジメモリと言えば良いのかね……名前もナノモンドーパントかな」

 

ウィスプを押さえつけたまま呟くウヴァの後にオーズは片方を見て言い、ジオウも同意する中、W(翔太郎)は相棒に話を振り、W(フィリップ)も困った様にぼやく。

 

「見つけたぞ横島忠夫!」

 

「またお前のご指名だぞ横島」

 

「ワイが何をしたんや!!そしてそのやわっこいの当てまくるのやめてくれまへん!?」

 

そのナノモンドーパントの言葉にホロウは呆れて言い、ウィスプは叫んだ後にウヴァから慌てて離れる。

 

(ヤバい、マジで落ち着け、俺、クール、クールになるんだ……)

 

「おい、聞いてるのか!!並行世界とはいえこのデミアンを殺してくれた恨み!ナノモンドーパントとなった私がこの世界の私に変わって恨みを晴らさせて貰うぞ!!」

 

「デミアン?魔族のデミアンって事?」

 

ふう、ふうと息を整えているウィスプへ突き付けたナノモンドーパントのにジオウは思い出して呟く。

 

「え?デミアンって誰?俺、全然知らないんやけど?」

 

「…………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

キョトンとして言ったウィスプにドーパントもといデミアンは絶叫する。

 

「え?お前、デミアンと戦った事ないのか?」

 

「いや、全然、デミアンのデの字も会ってないし、戦った覚えねえっス」

 

「そうなると、完全な八つ当たり?」

 

思わず確認するW(翔太郎)のに手を振って否定するウィスプにゼンカイザーはナノモンドーパントを見て呟く。

 

「な、なんだと!?この世界の私は何をしているんだ!!」

 

(……言わないで置いた方が良いねこれは)

 

思わず驚きの声をあげるナノモンドーパントのにW(フィリップ)は内心そう呟く。

 

ちなみにこの世界のデミアンはガープの実験台にされてもうこの世にいない。

 

これはフィリップが情報収集の際に地球の本棚でこの世界の魔族関連のを調べた際に偶然発見して得た情報である。

 

「許せん!許せんぞ!悉く侮辱しよって!!」

 

「いや、俺は侮辱した覚えないんやけど……」

 

怒りを滾らせるナノモンドーパントにウィスプは手を振るがうるさいと一脚される

 

「貴様らは絶対に殺す!!」

 

その言葉と共にナノモンドーパントの後ろに無数の飛行ドローンが現れる。

 

「ちい!」

 

【アーイ!セレクト!!】

 

それを見てホロウはすぐさまステージセレクトし、広い採掘場に場所を変える。

 

周りには建設機械がちらほらある。

 

「ふふ、やはりそうするよな」

 

「何?」

 

すると楽し気に笑うナノモンドーパントにディケイドは訝しむ。

 

「貴様らは狭い場所、壊されてはいけない物がある時、広い場所へと変えるのは調査済みだ。故に……」

 

【!?皆さん、カマキリヤミーのコアエナジー反応が上昇!ジャイアント・ティーレックスと同じです!】

 

「おい、それってつまり!?」

 

得意げに語るナノモンドーパントのを引き継ぐ様に報告されたアイのにゼンカイジュランは言おうとした瞬間に今まで黙っていたカマキリヤミーはその体を光らせて巨大化し……

 

キュオオオオオオン!!

 

その姿を怪獣の様なカマキリに変貌させる。

 

「怪獣になりおった!?」

 

「くっ、逆手に取られてしまったか」

 

「そう言う事さ!こいつらも自由に動かせるんだからな!」

 

目を見開くカオスと呻く西条にナノモンドーパントは飛行ドローン軍団の銃口を向ける。

 

「さあ、蹂躙してやるよ仮面ライダー共に横島忠夫!!」

 

「いや、俺達は戦隊!」

 

「後、ウルトラマンも!」

 

「今言う事じゃね!」

 

咆哮するナノモンドーパントにツッコミを入れたゼンカイザーとジオウにホロウは叫んでから……

 

(ホント俺はこのままだと死ぬかもしれない)

 

横島の周りのマスコットとウヴァを見て、帰った時ので深い深い、絶望の溜息を吐くのであった。

 

 




次回、第29の章:カマキリ怪獣と機械軍団
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。