GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の、GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!レポートサイドは!!襲撃して来た怪人軍団を迎撃するビルド達!美神達が見守る中、なんと相手はマタドールのイミテイトなブラッドソルジャーを出して来たっチュン!!しかもそのイミテイトに釣られて本物のマタドールも来ちゃうと言う!!あ”あ”!!?マジでどうなるっチュン!!」


第10のレポート:魔の闘牛士

現れたマタドールやその力を模したブラッドソルジャーの登場により戦況は一変した。

 

「ざんだいん」

 

「あぶなっ!?」

 

飛んで来る衝撃波にインペラーは慌てて避け……

 

「じおだいん」

 

「うひぃ!?」

 

放たれる雷鳴をタイガは走って逃げ……

 

「あぎだいん、ぶふだいん」

 

「あつ!?」

 

「ちい!?」

 

ガイアとアグルはそれぞれ飛んで来た炎と氷を避ける。

 

「はっはっはっ!どうした?よけているばかりではつまらないぞ!」

 

「ガイガード!!」

 

「いやぁ、色々と飛んできますな」

 

攻撃を仕掛けるブラッドソルジャーのを王蛇は飛んで来る攻撃をガイで防ぎ、盾にされてる本人は猛攻にそう呟く。

 

「な、何よあれ!?」

 

「眼魂はマタドールの筈なのに、見た事もない攻撃をしてる!?」

 

次々とライダー達へと攻撃仕掛けているブラッドソルジャーの使っている見覚えがない魔法のに美神と蛍は驚きの声をあげる。

 

「戦兎、これってもしかして……」

 

「ああ、お前の考えてる通りだろうな……(マタドールが悪魔合体で継承出来る奴を全て使えるかもしれないぞあいつ……)」

 

そんなブラッドソルジャー見て嫌な予感を感じるクローズのにビルドは凄く渋い声で返し、内心ぼやく。

 

「まはざんだいん」

 

驚いている美神達へとそんなブラッドソルジャーが放った衝撃波が迫る。

 

それを見たジードは美神達の前に割り込んでからバックルのシリンダーを戻した後に横側のボタンを押すと装填されていたカプセル3本が飛び出し、それをキャッチしてから新たなカプセルを取り出す。

 

「ユーゴー!」

 

【セェアッ!】

 

カプセルの右横のスイッチを上にスライドさせると上部先端が光り、光が集まってウルトラマンゼロとなった後にウルトラカプセルをバックルの右端のスロットに装填。

 

「アイゴー!」

 

【ダァッ!】

 

続けざまに2本目のカプセルを取り出して起動させると放出された光はウルトラの父となった後に2本目のウルトラカプセルを真ん中のスロットに装填。

 

「カクゴー!」

 

【セイハー!】

 

そして、3本目のカプセルを起動し、放出された光は美神達が見た事ある仮面ライダー鎧武極アームズとなった後に3本目を左端のスロットに装填する。

 

「ヒアウィーゴー!」

 

その後にシリンダー部分を左へスライドさせるとシリンダー内に青と緑の輝きと共に白銀の輝きが加わる。

 

【ライダー!フュージョンライズ!】

 

「守るぜ!希望!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!はあ!!」

 

鳴り響く音声の後に右腕を回し、バックルの中央部分にあるスイッチを叩く様に振り下ろす。

 

【ライダーアップ!!】

 

音声と共にシリンダー内の光は紫に輝き始める。

 

「ジィィィィド!」

 

【ウルトラマンゼロ!ウルトラの父!仮面ライダー鎧武極アームズ!!】

 

ジードが吠えると共に出現した3人がジードへと重なり、新たな姿へと変える。

 

【仮面ライダージード!マグニフィセントガーディアン!!】

 

強大な力を持った崇高な戦士と呼ばれたマグニフィセントに並行世界の闘士ウルトラマンゼロの装鉄鋼の胸アーマーと腰当てを装着し、背中に表が黒、裏地が赤のマントを靡かせた仮面ライダージードマグニフィセントガーディアンとなる。

 

「グロッケン!!」

 

「あいよ!」

 

ジードの呼びかけにグロッケンは美神達の前に立つと地面を強く殴り、ジードの後ろに美神達を守る様に氷の壁を作り上げる。

 

「アレイジングジードバリア!!」

 

その後にジードは鉄アレイのような光を出現させてから高速回転させてバリアへ変化させると衝撃波を受け止める。

 

「ぐう!?」

 

衝撃波の強さにジードは少し押されるがなんとか防ぎ、弾かれた衝撃波は氷の壁で美神達に来るのを阻む。

 

「うへぇ、魔人って奴は人間もそうだが、下手な宇宙人に取っちゃあヤバい奴だな」

 

氷の壁に伝わる衝撃を見て肩を竦めるグロッケンだが美神達はその攻撃を防いだジードに驚く。

 

「あの攻撃を受け止めた!?」

 

「マグニフィセントガーディアン……崇高な守護者……確かに偉大な姿だわ」

 

ライダー達への攻撃と共に次々と飛んで来るブラッドソルジャーの攻撃を受け止めているジードに驚く瑠璃の隣で驚嘆の声を漏らした冥華はマタドールを見る。

 

「おらぁ!」

 

「ふはは!他の仲間の様に武器を使ったらどうだセニョリータ!」

 

殴りかかるキョウリュウレッドのを避けたり、カポーテで反らしながらマタドールは余裕綽々で返す。

 

なら!とキョウリュウレッドはガブリチェンジャーの顔部分を2回動かす。

 

【メッチャムーチョ!】

 

「アームド・オン!!」

 

その言葉と共に右腕に滑らせるようにガブリチェンジャーを持った左腕を動かすと右腕に棘のような銀の武装アーマーが装着されると共に右手に専用武器であるティラノサウルスの形を模したガブティラファングが出現する。

 

「ガブティラファング!」

 

「……セニョリータ。確かに武器だが、拳の延長線にしかなってなくないかね?」

 

そのまま殴りかかるキョウリュウレッドにマタドールは呆れた様にカポーテで攻撃をいなしてからエスパーダで斬りかかるがガブティラファングに噛まれて止められる。

 

「はっはっ!悪いが私は殴るのが得意なんでね!一応銃も使えるがやっぱり殴る方がしっくり来るんでね!」

 

「ハッハッハッ!成程、確かに私もこの剣技を使う方がしっくり来るのでね!その気持ちは同意だ!」

 

そうやって笑いあった後に距離を取る。

 

「雷電砲!乱れ打ち!!」

 

「むっ!?」

 

そこにキョウリュウゴールドがガブリチェンジャーでビームで撃ちまくりながら接近して来たのに、マタドールはビームをカポーテで防ぎつつ、ザンダーサンダーで斬りかかるキョウリュウゴールドに対しエスパーダで受け止める。

 

「よお、骸骨さんよぉ、さっきの挨拶返しだぜ」

 

「声に出してたら気づかれると思うがね」

 

鍔迫り合いに持ち越しながら呆れた様に言ったマタドールにキョウリュウゴールドはへっと笑った後に顔を横に反らす。

 

直後、キョウリュウゴールドの顔があった場所を銃弾が通り過ぎ、マタドールの顔に炸裂する。

 

「ぐう!?」

 

「言ったろ?挨拶返しだってな」

 

「だからと言って、無茶をするのも大概にしろ」

 

顔を抑えながら後ずさるマタドールに鼻の部分を摩って言ったキョウリュウゴールドに撃った本人であるキョウリュウシルバーは呆れて言う。

 

「ぬう、まさか自らも当たりかねない事をするとは、命知らずのニーニョだな……ぬっ!」

 

「おっと」

 

そんなキョウリュウゴールドを見て言ったマタドールは振り向いてエスパーダを振るうとそこにいたキョウリュウネイビ―は後ろに飛び退る。

 

「あは、気づくなんて凄いね骸骨お姉さん」

 

「気配を感じ難いとは、ニーニャもなかなかくやれないな……」

 

ガブリボルバーで攻撃しながら距離を取るキョウリュウネイビ―にエスパーダで切り払いしながらマタドールは呟く。

 

「そうは言ってるが、お前さんは本気をまだまだ出してないだろ?くやれないのはそっちも同じじゃないか」

 

「ハッハッハッ!当然だ!こういう長く楽しめる者との戦いでは長く楽しみたいものだろう!さっさと終わらせるのは損でしかない!!」

 

攻撃を仕掛けながら指摘するキョウリュウレッドにマタドールは悪びれもせずに楽し気に返す。

 

「うへぇ、ホントこういう戦闘狂ってめんどくせぇよな。祭りで楽しんで欲しいもんだぜ」

 

「戦いがあの骸骨にとっての祭りなら、変わらないだろう」

 

「戦い好きだね~」

 

それを聞いてぼやくキョウリュウゴールドにキョウリュウシルバーはそう返し、キョウリュウネイビ―が呑気そうに言う。

 

「決闘の範囲内なら戦いを楽しむってのには同意だ!こっちも楽しまないと損だからな!」

 

「鬼であるには惜しい存在だな!簡単に死なないで欲しいものだな!」

 

その言葉と共にお互いに蹴りを入れて離れる。

 

そんなキョウリュウジャーとは別にブラッドソルジャーの多彩な攻撃にビルド達は翻弄されていた。

 

「ぎゃはは!どうした!さっきの威勢はどこに行った!」

 

「お前自身戦ってない癖に偉そうに威張りやがって!」

 

「ホントああいう存在はどんな相手だろうと小者臭いよね」

 

調子づくスペース蜘蛛男にインペラーは呻き、3号の言葉にスペース蜘蛛男は怒る。

 

「なんだと貴様!こけにしおって!!」

 

それにスペース蜘蛛男は3号へ向けて触角の先から電撃を放つ。

 

「それSDな世界の奴が使ってたのだろう!?」

 

ツッコミを入れつつ飛んで来る電撃を3号は避けた後に続いて飛んで来た蜘蛛の糸を避けて懐に飛び込み……

 

「ライダー連続チョップ!!」

 

スペース蜘蛛男の体へと両手でのチョップを叩き込んで行く。

 

「ぐぎゃあぁぁ!?」

 

火花を散らすスペース蜘蛛男に追撃とばかりに3号は飛び上がり……

 

「ライダー!フライングチョップ!!」

 

脳天にもチョップを叩き込む。

 

「ごぼぉぉ!?」

 

「どうやら魂が体の扱い方について来れてないな。慣れて変な事をしない内に成仏して貰おう!」

 

そう言って3号は飛び上がると勢い良く横回転し……

 

「スピニング!ライダァァァァキック!!」

 

両足蹴りをよろめいていたスペース蜘蛛男に炸裂させる。

 

「ぎぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「来世ではマシな人生を歩んだ方が賢明だよ」

 

断末魔をあげながら吹き飛んで倒れるスペース蜘蛛男に3号はそう言う。

 

「ふふ、それで勝ったつもりか、仮面ライダー3号よ」

 

「何?」

 

「奴は世紀王様から新たな力を得ているのだ。この様にな!!」

 

そんな3号へと余裕を持つガラガランダの後にイカデビルがそう言うと火花を散らして倒れていたスペース蜘蛛男は体を光らせて起き上がり……

 

ぎゃははははは!勝負はこれからだ!!

 

巨大化し、3号を見下ろす。

 

「おいおい、巨大化はイマジンとかファンガイアだけにしてくれないか……うお!?」

 

自分を見下ろす巨大蜘蛛男に3号はぼやきながら振り下ろされた足のを避ける。

 

「デカくなりやがった!?」

 

「嘘でしょ!?」

 

「たくっ、面倒事はこれ以上勘弁しろよ!」

 

「あ、フラグだね」

 

「フラグだな」

 

「言ってる場合じゃないでしょ!?」

 

それに驚く雪之丞と蛍の後にぼやいたファイズのにガイと王蛇がそう言い、美神が叫ぶ。

 

さて、さっきやってくれた分、たっぷりと……

 

そう言って3号をいたぶろうとした巨大蜘蛛男は……頭を細切れにされた。

 

「「「え?」」」

 

「「何!?」」

 

突然の事で唖然とする3号と美神達に驚きの声をあげるガラガランダとイカデビルを前に頭を失った巨大蜘蛛男の体は仰向けに倒れて揺れを起こす。

 

「な、なんだ!?」

 

「急に奴の顔が斬られた様に見えたけど……」

 

「あ、あぁ……!?み、皆さん、あ、あっちを見るんですジャー!?」

 

揺れに耐えながら戸惑うヴィラニアスとピートの後にタイガーが震えた声で倒れた巨大蜘蛛男の胸部分を指す。

 

誰もがその方向を見て、美神達は言葉を失う。

 

今も最悪の状況なのに、さらに最悪な方向へ導く者達がいたからだ。

 

「はっはっはっ!これはこれは!おもしろいことになったな!」

 

「ほう、これはこれは、どうやらイミテイトと私に惹かれて来た様だな……しかも4人」

 

そんな者達、()()()()()()()にブラッドソルジャーとマタドールは楽し気にそう声を漏らす。

 

「最……悪……」

 

「な、なんと言う事でござるか!?」

 

【おいおい、勘弁して欲しいもんじゃぞ……】

 

冷たい汗を流して苦い顔で呟くタマモにシロとノッブも青ざめた顔で呟く。

 

「!にとり、夢美教授!そのアイテムは使えるの!?使えるのだったら私に使わせて!」

 

すぐさま美神はこの状況で対応できる人数を増やす為にも量産型ファントムコールダーの使用を求める。

 

「……ダメだ。これは現状使えない」

 

そんな美神の希望を砕く様に、にとりはそう返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回、第31の章:空中ドッグファイト!新たな欲望の怪人
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