GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!バイオレンス・ジャイアントを撃破してメモリを探したW達。無事に最後のルナメモリと作り出されていたジャスティスメモリを見つけ出した後、逸れていたガオーン達の反応を見受けたっチュン!捕まった3人を助ける為に行動したけど、ブルーンが落ちそうになって助けようとしたオーズまでも落ちちゃうっチュン!あ”あ”どうするっチュン!!」


第35の章:6人揃ってゼンカーイ!

 

 

 

 

落ちて行くオーズとブルーンに誰もがあっと叫ぶ。

 

「翔太郎!」

 

「ダメだ!この距離じゃあ間に合わねえ!!」

 

ジョーカーへ変える様に言うW(フィリップ)だが、W(翔太郎)は顔を歪める。

 

誰もが落ちて行く2人を見ているしかないと思った時、2人を赤い風が包み込み、そのまま2人を運ぶ。

 

「あれって!?」

 

【あ、あれは天装戦隊ゴセイジャーの天装術チュン!】

 

その風にゼンカイザーとセッちゃんが反応した後に運ばれていたガオーンとマジーヌの前まで来ると風は消える。

 

「わ、私達助かったのですか?」

 

「今の風は一体……?」

 

戸惑う2人の元にW達は駆け寄り、3人の体に巻き付いていた鎖をディケイドとジャスティス、トリガーが斬る。

 

「ありがとう!」

 

「助かったっス!」

 

「しかし、さっき私と彼を助けてくれた風は一体……?」

 

「確かに、誰が天装術を?」

 

礼を述べるガオーンとマジーヌの後にブルーンは先ほど自分とオーズを助けた風に首を傾げ、ゼンカイザーも疑問に思っていると……

 

「全く、間一髪過ぎにも程があるぜ」

 

愚痴りの言葉と共にメンバーの前に1人の人物が降り立つ。

 

その人物は、全身が赤一色となったゼンカイザーであった。

 

「赤い、ゼンカイザー?」

 

「あれ!?なんか前にニンジンワルドのビームを受けて色が変わった介人に似てない!?」

 

「と言うか誰ですか!?」

 

「え?知らないの?」

 

「初見っス!」

 

戸惑う面々を後目にゼンカイザーはああ!?と声を上げる。

 

「ゼンカイレッド!?なんで!?確かあれは夢だったのに!?え、もしかしてこれも夢なの!?」

 

「落ち着け、ちゃんと現実だ。事情は……こいつを倒してからだ!」

 

混乱するゼンカイザーにそう言ってゼンカイレッドは振り向き様に手に持ったギアトリンガーで自分達を襲撃しようとした存在を攻撃する。

 

「ぎゃあ!?」

 

右腕を抑えるその存在は見た目は女性だが芋虫のような下半身であった。

 

「タブー・ドーパント!」

 

「さっきの光弾は奴の仕業か!」

 

「ぐぎぎ!良くも私の腕を!あと一歩の所を邪魔して!」

 

憎々し気にゼンカイレッドを睨むタブー・ドーパントにガオーン、マジーヌ、ブルーンは前に出る。

 

「良くも危ない目に合わせてくれたっスね!」

 

「ホントに怖かったんだからね!」

 

「この怒り!ブルンブルンに返しますよ!!」

 

「うっし、そんじゃあ行きますか介人!」

 

「ようし!一緒に戦おう!ゼンカイレッド!」

 

「ああ、あの時の様にやるぞ!」

 

やる気満々の3人にゼンカイザー、ゼンカイジュラン、ゼンカイレッドも並び立つ。

 

「ようし!名刺代わりの名シーンを宜しく!」

 

「え?」

 

そんなメンバーへと発破をかけるゼロワンのにウィスプが呆気に取られてる間にガオーン、マジーヌ、ブルーンはギアトリンガーにセンタイギアをセットし……

 

「「「チェンジ全開!!」」

 

レバーを回す。

 

25バーン!

 

29バーン!

 

30バーン!

 

【~~♪ババン!~~♪ババン!】

 

最初にガオーン、次にマジーヌとブルーンが流れる音楽に合わせて回転してからトリガーを引く。

 

【ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!】

 

ゼンカイガオーン!!ゼンカイマージーヌゥ!!ゼンカイブッルゥーン!!

 

飛び出した歯車型エネルギーが3人を包み、ガオーンはライオンを模した追加アーマーを纏ったゼンカイガオーン、マジーヌは魔法使いを模した追加アーマーを纏ったゼンカイマジーヌ、ブルーンはダンブカーを模した追加アーマーを纏ったゼンカイブルーンに変身する。

 

【アーイ!セレクト!!】

 

それを見てホロウがステージチェンジし、広い平原へと変える。

 

「それじゃあ皆行くよ!」

 

「「「「おお!」」」」

 

「ああ!」

 

ゼンカイザーの号令と共にそれぞれ名乗り上げる。

 

「秘密のパワー!ゼンカイザー!」

 

恐竜パワー!ゼンカイジュラン!

 

百獣パワー!ゼンカイガオーン!

 

魔法パワー!ゼンカイマジーヌ!

 

轟轟パワー!ゼンカイブルーン!

 

レッドのパワー!ゼンカイレッド!

 

「6人揃って!」

 

「「「「「「機界戦隊!ゼンカイジャー!」」」」」」

 

ポーズを取った直後、タブー・ドーパントの放って来た光弾を慌てて避ける。

 

「ちょっと!?人がポーズを決めた所で不意打ちなんてひどくない!?」

 

「そうっス!お約束破りッス!」

 

「うっさい!貴様等の様な下等な奴等のなど知るか!!」

 

怒るゼンカイガオーンとゼンカイマジーヌに怒鳴り返して光弾を放つタブー・ドーパントに各々に避ける。

 

「ふぉぉぉぉぉぉ!?なんで急に!?」

 

「黙ってろ」

 

ちなみに少し離れた場所でウヴァがウィスプを胸で顔の両サイドを挟んでいた。

 

「ふう、ちょいと強引じゃが小僧の注意を別に向けれたのう」

 

「ええ、あのタブー・ドーパント、中身は月神族ですね」

 

「先ほどのもウィスプを狙おうとしていたみたいだからね……ここはゼンカイジャーに任せよう」

 

「それは良いんだけどよぉ……あれで良いのか耳塞ぎ?」

 

「彼に聞かせないと言う意味ではこの方が良いからね☆」

 

「海東……お前、おちょくってるのもあるだろう」

 

汗を拭うカオスにジャスティスも息を吐き出してなんとも言えない声で言い、相方のにW(翔太郎)はなんとも言えない声で聞き、ウヴァにやるように言ったディエンドにディケイドは呆れる。

 

(BGM:全力全開!ゼンカイジャー)

 

その間もゼンカイジャーはタブー・ドーパントの攻撃を走って避ける中でゼンカイブルーンが飛び出す。

 

「先ほどのお返しですよ!!」

 

そう言って上半身を分離させて飛び上がり、まさかの上半身を分離させた事に驚くタブー・ドーパントに高速回転しながら自分の武器のツルハシ、ブルーンピッカーを叩きつける。

 

「があ!?」

 

「ぬぬぬマジーヌ!!」

 

それにより地面へと叩きつけられ、走って来たゼンカイブルーンの下半身にサッカーの様に蹴られて転がったタブー・ドーパントにゼンカイマジーヌが呪文を唱えながら手に持った杖、マジーヌスティックを突き出すと草原の草が伸びてタブー・ドーパントを拘束する。

 

「ガオーン!」

 

「とおりゃあ!」

 

「はあ!」

 

そこゼンカイガオーンが左腕に装備した鉤爪、ガオーンクローで切り裂き、続けざまにゼンカイジュランのジュランソードとゼンカイレッドの手に持ったギアトリンガーから出た炎の剣が切り裂く。

 

「あれ?オタクのギアトリンガー、すげぇメタリックな感じだな?」

 

「ああ、これは俺専用のギアファイガーだ。イカすだろ?」

 

斬ってからゼンカイレッドの持ってるのが自分達が持つのよりメタリックレッドカラーなギアトリンガーなのに気づいて問うゼンカイジュランにゼンカイレッドはそう返す。

 

「ようしこいつで行くぞ!」

 

そう言ってゼンカイザーはセンタイギアを取り出してギアトリンガーにセットし、ハンドルを回してトリガーを引く。

 

【37バーン!ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!キョーリュウジャー!】

 

飛び出した光弾はキョウリュウジャーに変わるとガブリボルバーに獣電池をセットしてトリガーを引く。

 

【ガブリンチョ!アーケノロン!ノッローン!】

 

放たれた銃弾は獣電池に描かれたエンブレムに変わるとその中にいたタブー・ドーパントは地面に押し付けられる。

 

「ぐお!?体が!?」

 

「おお!前と違う効果!」

 

「おい、ちゃんと見ろ」

 

効果に驚いていたゼンカイザーは来たディケイドに促された事にちゃんと見ると……

 

「ちょっと介人!?」

 

「俺等も巻き込まれてるんですけど!?」

 

「お、重いっス」

 

「ぜ、全然動けません……!」

 

「ちゃんと効果把握しろ!!」

 

タブー・ドーパントと同様に地面に押し付けられた状態のゼンカイジュラン達の姿があった。

 

「あれ!?」

 

「まぁ、ガーディアン獣電竜のアーケノロンの重力操作による鈍足効果は敵味方選ばないからね……」

 

「とにかく助けるぞ!士!手伝ってくれ!」

 

驚きの声をあげるゼンカイザーの後に同じ様に来たW(フィリップ)が呆れながら出た効果について解説し、W(翔太郎)はそう言いながらトリガーメモリを抜いてジョーカーメモリを取り出す。

 

ジョーカー!

 

「なら重力にはこれが一番だな」

 

それを見てディケイドは選んだカードをセットする。

 

【フォームライド!ウィザード・ランドドラゴン!

 

ルナジョーカー!!】

 

ランド!ドラゴン!ダンデンドンズドゴン!ダンデンドゴン!!

 

音声と共にWはルナジョーカーに、ディケイドはウィザードのフォームで黄色の強化形態、ランドドラゴンの姿のディケイドウィザードランドドラゴンへと変わる。

 

【アタックライド!グラビティ!!】

 

【チョーイイネ!グラビティ!サイコー!!】

 

【ジョーカー!マキシマムドライブ!!】

 

その後にカードをセットして手を翳すと大きな黄色の魔法陣が現れ、Wは体が半分ずつに割れた後、右側が5体に分身し……

 

「「ジョーカーレスキュー!!」」

 

伸ばした右手が黄色の魔法陣を通り抜けて、動けなくなっていたゼンカイジュラン達を引っ張り上げて救助する。

 

「もー!介人ちゃんと考えて欲しいっス!!」

 

「ホントだよ!苦しかったんだからね!」

 

「ごめん!!」

 

「とにかく決めるなら今がチャンスだ!」

 

怒るゼンカイマジーヌとゼンカイガオーンに謝るゼンカイザーへとゼンカイレッドはそう言う。

 

「ようしゼンリョクゼンカイキャノンで行くよ皆!」

 

「「「「おう!!」」」」

 

そう言ってゼンカイザーはバイラス・ドーパント変異体の時に使用した大型の銃、ゼンリョクゼンカイキャノンを取り出して、ゼンカイジュラン、ゼンカイガオーン、ゼンカイマジーヌ、ゼンカイブルーンの4人がゼンカイザーを支え、ゼンカイザーは上面にある複合ダイヤル機構を、ゼンカイレッドはギアファイガーのレバーを勢い良く回す。

 

【燃やせ!スーパー戦隊パワー!】

 

【ヒーロー!スーパーゼンカイタイム!!】

 

その音声の後にゼンリョクゼンカイキャノンの銃身の側面の沢山の横顔が付いたディスプレイが輝きだし、ギアファイガーは銃口にエネルギーを収束して行く。

 

【~♪ゼンカイ!~♪ゼンカイ!~♪ゼンカイ!~♪ゼンカイ!】

 

【~♪ゴッゴー!~♪バンバン!】

 

お互いにエネルギーの輝きが強くなり、頭上に巨大なゼンカイジャーのロゴを形成される。

 

「ゼンリョクゼンカイ!フィナーレバスター!!」

 

「ゼンカイ!フィニッシュファイヤー!!」

 

タブー・ドーパントが起き上がった所で2人は同時にトリガーを引く。

 

【ダイゼンカイ!!】

 

【ダイ・ダイ・ダイゼンカイ!】

 

ゼンリョクゼンカイキャノンとギアファイガーから銃弾が放たれると共にゼンリョクゼンカイキャノンの強烈な衝撃にゼンカイザー達は浮かび上がり、ゼンカイブルーンが踏ん張る。

 

【ババババーン!ドドドドーン!】

 

その間にゼンカイザーの放った45発の銃弾は複数の顔となった後に……巨大なゼンカイザーの顔に変わってギアファイガーの赤いビームがタブー・ドーパントに炸裂すると同時にゼンカイジャーのロゴが直撃する。

 

「こ、こんなふざけた技に高貴なわたしが!?おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

ドカァァァァァァァン!!!

 

タブー・ドーパントは怨嗟の叫びをあげながら爆発四散する。

 

「勝利全開!オールオッケー!!」

 

「初陣はこれにて終了だな」

 

勝鬨を上げるゼンカイザーにゼンカイレッドはギアファイガーを回転させて締め括る。

 

「やったな介人!赤い人!」

 

「うん!忠夫は大丈夫だった?」

 

元のコンベアルームに戻ってから声をかけるウィスプにゼンカイザーは聞く。

 

「う、うん、ダイジョウブダヨ~」

 

【別の意味で大丈夫ではないがな;】

 

「?」

 

湯気を出すウィスプとぼやいた心眼にゼンカイザーは首を傾げたがまあいっかとゼンカイレッドへと顔を向ける。

 

「ありがとうゼンカイレッド!それにしても、どうして君がここに?」

 

「そうだな。まぁ、理由を話すのはここで話すよりも涼しい場所の方が良いだろ」

 

「あ、それ賛成!ホント熱かったからね……」

 

「確かにそうッスね……」

 

「しかもお腹が空いて、ペコペコですね……」

 

問うゼンカイザーへと返したゼンカイレッドにゼンカイガオーンとゼンカイマジーヌは賛成し、ゼンカイブルーンはお腹部分を押さえてぼやく。

 

【んじゃあ情報交換ついでにお食事するっチュン】

 

「そうだな。んじゃあここを出ようぜ」

 

賛成と誰もがコンベアルームを後にする。

 

誰もいなくなったコンベアルーム。

 

そこに邪眼の幻影が現れる。

 

ー倒した様だが、良い気になるでないぞー

 

その言葉と共にコンベアルームの一角に光りが集まって行く。

 

ーさあ、蘇れ、我が下僕よ。復讐は終わってないのだからなー

 

その言葉と共に現れた者は産声を上げる。

 

 

 

 




次回、第36の章:凍り付いた砂漠
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