GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!ブルーンと助けようとしたオーズだけど敵の攻撃で一緒に落ちて絶体絶命と思われた時、赤い風が2人を助けたっチュン!その助けた相手がななななんと!!赤いゼンカイザーこそゼンカイレッドだったチュン!なんであれ彼のお陰で2人は助かってゼンカイジャーは全員集結出来たっチュン!それにしてもなんで介人の夢に出た人物が現実にいるっチュン?」


第36の章:凍り付いた砂漠

 

 

 

「「ご馳走様でした~/ッス~」」

 

「いやぁ、まさかここであのドラえもんさんの道具を生で見る事が出来るとは!私の好奇心がブルンブルンですよ!」

 

お腹いっぱい食べて満足そうにしている3人にオヤツを食べていた横島は個性豊かだなと思った。

 

「それでゼンカイレッド。どうして君は現実に存在するの?俺の夢の中のだったよね?」

 

「分かってる。その疑問についてだが、俺はドリームトピアから来たんだ」

 

一息ついたので早速変身を解除していたゼンカイレッドに介人は質問するとそう返される。

 

「ドリームトピア?それはどういう世界なんだい?」

 

「ドリームトピアは人が寝てる際に見る夢の中で生まれた存在が流れ着く世界だ。俺はそこで過ごしていた……」

 

西条の問いにゼンカイレッドは簡単に説明してから語りだす。

 

 

 

 

 

ただの住人として過ごしていたゼンカイレッドはいつも通りにドリームトピアを放浪の旅をしていた。

 

ドリームトピアは様々な人の夢により色んな場所や空間、建物が誕生して行く特殊なトピアで普通の時空移動では辿り着けない特殊なトピアでもあった。

 

それによりゼンカイレッドは無限に広がる世界を修行の良い所だと感じながら修行以外に何もないいつも通りの日常過ごしていた時……

 

「君が、介人の夢から生まれたゼンカイレッドだね」

 

「!?」

 

後ろからの声にゼンカイレッドは振り返る。

 

そこにいたのは1人の女性であった。

 

青髪と青い瞳に頭には腰辺りまで長い赤いナイトキャップを被っており、肩出しのストールをボンボンが付いた裾の縁が黒くなっている白のワンピースを着ていて、牛のようなシッポが出ている。

 

「貴様、何者だ?ドリームトピアの者ではないな」

 

女性を見たゼンカイレッドは重ねて来た特訓の成果で対峙している女性がこの世界に流れ着いた存在ではないと感じ取っていた。

 

「ああ、僕は誰かの夢の中で生まれた存在じゃない。それ処か、逆の存在さ」

 

「逆だと?」

 

出てきた言葉にゼンカイレッドは驚いていると……

 

「あのね時間がないんでしょ?まどろっこしい事しないの」

 

突如飄々としていた顔が一転して呆れ顔でそう言う。

 

突然の変化にゼンカイレッドが呆気に取られてる間も目の前の女性は1人芝居をするようにコロコロ変わる。

 

「つれないねぇドレミ―。あんたのお気に入りさんの五色田介人が厄介事に巻き込まれたから援軍を連れて来たいで準備してる彼らとは別にすぐに連れていける彼を派遣する為の協力で体を貸してるんだからね!それには感謝してるさ、この世界を作った僕でさえ普通には入れないからね。だったら早く用件を言う!はいはい分かりましたよ」

 

「!?介人に何かあったのか?」

 

会話の中にあったのに問うゼンカイレッドに女性は飄々とした顔を取る。

 

「ああ、僕が関わっていない世界に偶然迷い込んじゃってね。その世界、凄く不安定な世界でね。そこで馬鹿な事をした奴等がいて、下手すれば他の世界に悪い影響が出てしまう恐れがあるんだ。その為に援軍として君を介人の元に向かって欲しいから話に来たんだ」

 

「向かえと言うが、ドリームトピアを出れば自分の存在が消えてしまうのにどうやって?」

 

簡単に言う女性にゼンカイレッドは戸惑う。

 

ドリームトピアに流れ着いた者は別の世界に行こうとすればゼンカイレッドが言った様に忽ち存在できずに四散して消えてしまう。

 

消えた存在が再びドリームトピア内に現れる為にはその存在が現れる夢を誰かが見ない限り起こらない。

 

だからこそドリームトピアに流れ着いた存在は世界の外に出ると言う下手な行動をせずに各々の自由に過ごしている。

 

「ああ、だからこそできる様に用意したんだよ」

 

そう言って女性は懐を探るとある物を取り出す。

 

それはメタリックレッドカラーのギアトリンガーに縁が普通のセンタイギアと同じゼンカイレッドギアであった。

 

「これは!?」

 

「君専用に作り上げたギアファイガーとセンタイギアだ。私の知り合いのカッパや科学者に作って貰って今憑依してくれちゃっている奴が1回変身すればドリームトピアから出てから変身を解除しても大丈夫な様に施しているわ。それで君はどうする?」

 

問われたゼンカイレッドはギアファイガーとセンタイギアを見た後に決意を決めた顔で受け取ってセンタイギアをギアファイガーにセットし……

 

「チェンジ全開!!」

 

気合の声と共にレバーを回す。

 

45バーン!

 

【~~♪ババン!~~♪ババン!~~♪ババン!】

 

待機音声が鳴り響き、ゼンカイレッドはトリガーを引く。

 

【ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!】

 

ゼンカイレッド!!

 

そしてその姿をスーパー戦隊としてのゼンカイレッドへと変える。

 

変身完了した事で自分の手を見てから女性へ顔を向ける。

 

「夢を現実にする!介人やジュラン達と共に!俺も世界を守る為に戦う!」

 

「その意気だ」

 

その言葉の後に黄金のオーラを放つ四角形の扉が現れる。

 

「この扉を通れば介人のいる場所に行ける。頼んだわよゼンカイレッド」

 

「ああ!」

 

激励を受けてゼンカイレッドは飛び込んだ。

 

 

 

 

「……と言う訳で俺はこの世界に辿り着き、さっきそこの映司とブルーンをゴセイジャーギアを使って助け出した訳だ」

 

「そうだったんだ……神様も関わってたんだな……」

 

「ほへぇ~介人も神様と知人なんやな~」

 

語り終えたゼンカイレッドに介人はしみじみと呟き、横島は感心する。

 

「とりあえずは僕達に協力してくれると言う事で良いんだね?」

 

「ああ、この世界を守る為に俺も協力する」

 

確認する西条にゼンカイレッドは肯定する。

 

【先ほどのタブードーパントを倒した事で廃棄処理物セクターも開放出来ました】

 

「アイよ。次の砂漠セクターはどういう研究をしておるのじゃ?」

 

一息付けたのを確認して報告するアイにカオスが問う。

 

【砂漠セクターではコアエナジーによって汚染物質を取り除く研究をしていたのです】

 

「おお、それって環境に優しいな……」

 

「汚染まで取り除けるのか……でも何の汚染を取り除いてたんだ?」

 

感心する横島の後に翔太郎は聞く。

 

【それは……コアエナジー精製の際に出る汚染物質です……】

 

「コアエナジーで出た汚染物質をコアエナジーで消すって事?それって矛盾してるというか……」

 

「折角精製した奴で消さなきゃならねえからプラマイゼロにしかなってないか?」

 

「ふうむ……アイ、それによって今はどれ位取り除けてるんだい?」

 

告げられた事にチンプンカンプンな或人と陰念の後に西条が確認する。

 

【それは……実際に砂漠セクターへ行き、確認しないと分かりません】

 

「ふうむ、汚染物質となると、万が一を考えて防護服を着といた方がええかもしれんな……」

 

申し訳なさそうに言うアイのにカオスは顎を摩りながら呟く。

 

「あ、だったら自分に任せてくださいッス!」

 

「そっか!魔法を使うんだね」

 

「成程!それでウヴァやカオスの爺さんに防護服を着せるんだな」

 

名乗り上げたマジーヌのに介人とジュランがすぐさま察する。

 

そう言う事っス!とマジーヌが頷いた後に早速全員変身する。

 

「ぬぬぬマジーヌ!!」

 

カオスやウヴァに向けてゼンカイマジーヌが呪文を唱えるとマジーヌスティックから光りが放出して2人の体を包み込むと防護服を纏っていた。

 

「おお、これは凄い!」

 

「見事にフィットしてるな」

 

「凄いぜマジーヌ!」

 

「エッヘン!」

 

感心するカオスやウヴァを見て褒めるウィスプにゼンカイマジーヌは誇らしげに胸を張った後にそうだとニック達を見る。

 

「この子達にもぬぬぬマジーヌ!!」

 

続けざまにニック達にも先ほどと同じ様にそれぞれの体にあった防護服を着せる。

 

「おお、皆似合ってるぞ~」

 

「ニャアン♪」

 

「アオン♪」

 

「シャ~♪」

 

「ヴゥン……」

 

褒めるウィスプのにクワタン以外はご機嫌だが、クワタンは羽が展開できないからか不満そうだ。

 

「砂漠セクター出るまでの我慢な」

 

「ヴゥゥン」

 

頭を撫でるウィスプにクワタンが頷いた後にゲートへと向かう。

 

【それじゃあセキュリティロックを解除します】

 

その言葉と共にゲートが開き……

 

ビュォォォォォォォォォォン!!!!!

 

強烈な風がメンバーへと降り注ぐ。

 

「おわ!?」

 

「さむっ!?」

 

突然の風と共に来た寒さに誰もが驚く。

 

「ちょっとアイ。この先は砂漠セクターなんだよな!?」

 

【は、はい!砂漠セクターで間違いありません!】

 

「さ、さっき雪が見えたが……」

 

「なんで砂漠なのに雪が?」

 

慌てて聞くゼロワンにアイも戸惑いながら返す中でジャスティスとクウガはチラッと見えたのに戸惑いながら次なるセクターへと足を踏み入れ……目の前に広がった光景に絶句する。

 

そこは全体が氷に覆われ吹雪が舞う銀世界であった。

 

「な、なんだこりゃあ!?」

 

「これでは砂漠セクターと言うより氷セクターだね」

 

驚きの声をあげるホロウの後にウォズは呟く。

 

「こりゃあいったい……」

 

「なぜ砂漠が凍り付いた世界に変わっているのでしょうか?」

 

【これは!?大変です!変身している皆さんは大丈夫ですが、普通の人間が長時間いると危険な濃度になっています!】

 

戸惑うカオスとゼンカイブルーンの後にアイが慌てて報告する。

 

「うえぇ、マジ!?」

 

「変身を解いたら危険って事か……」

 

【汚染の浄化には成功したと聞いていたのですが……】

 

「この状況だし、故障以外に浄化設備が敵にやられてる可能性もあるかもね……」

 

告げられた事に驚くジオウの後にW(翔太郎)が仮面の中で顔を顰める中、アイのにトリガーはそう言う。

 

「防護服を着ていたのは正解だったって訳だな」

 

「とにかく、ここを良く調べないといけないね」

 

ふうと息を吐くウヴァの後にオーズは向かって来た雪を見ながら呟く。

 

【でしたらこの先にある汚染観測所を調べましょう。汚染の観測レポートがある筈です】

 

「それじゃあ早く行こうよ!こんな所にいたら動物ちゃん達も可哀そうだよ!」

 

進言するアイにゼンカイガオーンがニック達を見て言う。

 

「確かにガオーンの言う通りだな。皆、少しの辛抱だぞ」

 

「……どうやらそうもいかないようだな」

 

「みたいだな」

 

え?とゼンカイレッドとゲイツのにウィスプは前を見る。

 

すると前から何かが来ているのに気づく。

 

【コアエナジー反応確認!種類は……デジモンヤミーです!】

 

ーパォォォォォン!!!!-

 

アイの報告の後に咆哮が響き渡る。

 

吹雪の中、W達の前に現れたのは……仮面をつけたマンモスの集団であった。

 

「こいつ等はマンモン!!?」

 

「まさか、砂漠セクターを凍り付けたのはこいつ等が原因か!?」

 

その集団を見てオーズは叫び、W(フィリップ)が推測を立てた所で地響きが聞こえだす。

 

そしてマンモン達の後ろから現れたのに誰もが絶句する。

 

出て来たのは……眠そうな目をした巨大なペンギン型カキ氷機であった。

 

 

 

 

 

 

 




次回、第12のレポート:死を掃う黄金の嵐と獣の雄叫び
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