GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!極寒のセクターとなっていた砂漠セクターに驚いていたオイラ達の前に現れた巨大なペンギン型カキ氷機!そいつもデジモンだったからビックリチュン!そんなペンギン、ダイペンモンを操る怪人となった雪女が現れてマンモンをけしかけて来た挙句、とんでもない技を繰り出して来たっチュン!あ”あ”!?こんなの受けたらカチンコチンっチュン!!」


第38の章:黄金の王

 

 

迫る飲み込まれようとしているウィスプ達にアイスエイジ・レディは笑う。

 

彼らを倒したら次は憎き美神令子に復讐を果たせると考えていた時……

 

「なっ!?」

 

目に入った光景に驚愕する。

 

「おおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

一同の前に立ち、超自然発火能力で迫る吹雪を防ぐクウガの姿があった。

 

「ユウスケさん」

 

「こんな吹雪!!」

 

咆哮と共にクウガの全身に電撃が迸り、肩と胸、腕、足が金色の鎧へと変化し、角もさらに枝分かれしたアルティメットの更なる上の姿、ライジングアルティメットへと変わる。

 

その後に複眼を光らせ、強化された超自然発火能力で完全に吹雪を燃やし尽くし、そのまま吹雪を放っていたダイペンモンの全身を炎で包み込み……

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

そのままアイスエイジ・レディをも飲み込んで燃やし尽くす。

 

「「「「」」」」

 

その光景にウィスプ達は絶句する。

 

ウィスプとホロウはバイラス・ドーパント変異体ので使用してる所は見てはいるが、まさか強敵になると思われていた存在を瞬く間に消滅させてしまったのだ。

 

しかも極寒となっていた砂漠セクターが元の砂漠としての姿を見せていた。

 

「凄いよユウスケさん!」

 

「ホントだぜ!なんで今までそんな力を発揮しなかったんだよ」

 

「…………ぐっ」

 

それに興奮して話しかけるゼンカイザーとゼンカイジュランだが、クウガは膝を付く。

 

直後にその姿は全身が白くなり、角も短くなったグローイングフォームとなる。

 

「ユウスケ!?」

 

「ど、どうしたんっスか!?」

 

「白くなりましたのはどうしてですか!?」

 

「成程な、世界の抑止力か」

 

突然の事に戸惑う面々にディケイドは呟く。

 

「世界の抑止力?」

 

「別名『カウンターガーディアン』。とある世界において破滅の要因を排除して今ある世界を存続させようとする見えない力の事だよ。世界によるけど、一部の世界はその力によって強過ぎる力を抑制するんだ。抑制する理由は自身のキャパがオーバーして壊れない様にする為さ」

 

告げられた事に首を傾げるウィスプにW(フィリップ)が軽く解説する。

 

「んじゃあ小野寺さんの姿は弱体化した姿なのか?」

 

「そう言う事だ。暫くは休んでおけユウスケ。白のグローイングから赤の姿に戻るまで時間がかかるだろう」

 

「ああ、そうさせて貰う」

 

聞いたホロウへとそう返したディケイドにクウガは頷いた後に深い息を吐く。

 

「これでやっと汚染観測所にいけるね」

 

「ようし、早く行って調べよう!」

 

【!?待ってください!強力なコアエナジー反応が接近中!】

 

そう言ったオーズとジオウの後にアイが慌てて報告する。

 

【あ”あ”この反応は!?新生グリードだっチュン!】

 

「何だって!?」

 

続けざまのセッちゃんの報告の後……

 

ドォォン!!

 

ウィスプ達の少し離れた地面に何かが着地して砂が噴き上がる。

 

誰もが身構えていると現れたのは、シーゲルであった。

 

「あいつは!確かシーゲルって呼ばれていた!」

 

「ここで新生グリードと遭遇とは……」

 

「ようし!だったら俺が相手だ!」

 

そう言ってジオウが前に出る。

 

【ま、待てジオウ!奴はシェイドの攻撃を防いだ内の1体だ!1人で向かうのは無謀だ!】

 

「いや、ここは我が魔王に任せよう」

 

「そうだね。ここは王様君に任せておこう」

 

慌てて止めようとする心眼だがウォズとディエンドはそう言う。

 

「!?見殺しにするつもりか彼を!」

 

「違うよ。それ処か逆さ、今の我が魔王に援護は必要ない」

 

どういう事だ?とウォズの言葉にジャスティスは戸惑っているとジオウは新たなウォッチを取り出す。

 

それは黄金のライドウォッチでジオウトリニティの様に大きかった。

 

【グランドジオウ!】

 

スイッチを押すとウォッチは展開し、ジクウドライバーへウォッチをセットする。

 

すると地中から巨大な黄金の時計台と歴代平成ライダーの石像が出現する。

 

「な、なんじゃ!?」

 

「これは!?」

 

【キュイン!ブゥゥゥン!アドベント!コンプリート!ターンアップ!キィィィン!チェンジ・ビートル!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!】

 

目の前に現れたのにカオスやゼンカイレッドが驚いていると音声が鳴り響く中で石像の表層が剥がれ、クウガからジオウまでの平成ライダーの姿が現れる。

 

その後にジオウはシーゲルをみつえ……

 

【カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!ライダータイム!】

 

「はぁっ!」

 

ドライバーを回転させる。

 

【グランドタイム!クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレ~イド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケ~イド!】

 

ライダー達が黄金のフレームに取り込まれ、ジオウの身体に張り付く様に装着されると新たなアーマーが形成される。

 

【ダブル~!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ~!ゴースト!エグゼイド!ビルド!】

 

開いたフレームからライダー達が現れるとそれぞれの決めポーズを取って固定されて行く。

 

【祝え!仮面ライダァァァァァァ!!!グ・ラ・ン・ド!ジオウ!!!】

 

最後に頭頂部にジオウが固定されると巨大な黄金の時計台からライダーの文字が飛び出して新たな姿となったジオウのインジケーションアイへとセットされる。

 

新たな姿を祝福するかの如く、周囲に時計状の金の紙吹雪が舞う。

 

「これには言葉は不要だが敢えて述べよう!祝え!全ての平成ライダー達の力を結集した王たる姿!その名も仮面ライダーグランドジオウ!!見よ、我が王の勇士を!!」

 

驚いているウィスプ達へとウォズが述べている間にシーゲルはふんすと鼻息を荒く噴き出した後に地面を踏みぬくと踏み抜いた先から氷の柱が突き出してグランドジオウへと向かって行く。

 

【ディケイド!アギト!】

 

危ないとジャスティス達が声をかけようとしてグランドジオウは胸部中央のディケイドのレリーフと右腕のアギトのレリーフを触れるとディケイドは金色のライダークレストが現れ、アギトの方は白銀のライダーズクレストが現れる。

 

その後にグランドジオウの隣に2009年の文字が現れると共にゲートが出現してそこからシャイニングカリバーを持つ仮面ライダーアギトシャイニングフォームとライドブッカーを持つディケイドコンプリートフォームが現れる。

 

グランドジオウの方はアギトのレリーフからアギトが持っているシャイニングカリバーが召喚されて装備される。

 

【ファイナルアタックライド!ア・ア・ア・アギト!!】

 

「「はぁ!!」」

 

向かって来る氷の柱に3人は同時に武器を振るうと斬撃が飛び、氷の柱を打ち砕くと共にシーゲルへ突き進み、シーゲルはバリアを張るが少し抑えた後に砕け散って吹き飛ぶ。

 

「今度はこれ!」

 

【ブレイド!】

 

アギトとディケイドが消えた後にグランドジオウはブレイドのレリーフに触れると上空に2005年の文字とゲートが現れ……

 

「ウェェェェェェェェェェェイ!!!!」

 

ライトニングブラストを発動してキック態勢のブレイドが飛び出してシーゲルに炸裂させる。

 

【響鬼!】

 

続けざまに響鬼を呼び出して火炎弾で追い打ちする。

 

「す、すげぇ……」

 

「ドンドン仮面ライダーを召喚して戦っていやがる……」

 

「あの戦い方があの姿でのあいつのバトルスタイルだ。だからこそ平成ライダーの王とジオウは言われている」

 

「平成ライダーの王……確かにその異名は納得だ」

 

次々と仮面ライダーやライダーに関わりのある武器を召喚してシーゲルを追い詰めていくグランドジオウを見て驚嘆するウィスプとホロウに言ったディケイドのにジャスティスはそう漏らす。

 

「これで!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!!】

 

ベルトのライドウォッチを再度起動させてからグランドジオウはベルトを再び回転させる。

 

【オールトゥエンティ!タイムブレーク!!】

 

音声の後にクウガからビルドの平成主人公のライダーが一斉に召喚され、シーゲルへ向けて順番にライダーキックを決め……

 

「おりゃあ!!」

 

最後にジオウ本人がライダーキックを叩き込む。

 

命中する時に各ライダーのライダーズクレストが浮かび上がる。

 

「!!!!?」

 

シーゲルは吹き飛んだ後に起き上がると胸に傷跡が出来、そこからセルメダルと共に6枚のコアメダルが飛び出す。

 

よろけた後にシーゲルはその場から離脱する。

 

「あ、待て!」

 

それに追おうとしたグランドジオウだが、その姿が通常の姿に戻る。

 

「あー--!!?タイムアップ来ちゃった!!」

 

「な、なんじゃ?」

 

「あいつはまだあの力を使いこなせていない。だから1回変身したら次の世界まで使えなくなるんだよ」

 

頭を抱えるジオウのに目をパチクリさせるカオスへとゲイツが答える。

 

その間、オーズはシーゲルから飛び出した6枚のコアメダルを回収する。

 

「セイウチにシロクマ、ペンギン……3匹とも寒冷地に生息してる動物だ……あ」

 

メダルに描かれた動物を見て呟いていると3枚のメダルが浮かび上がり、シーゲルから飛び出したセルメダルと集まり……

 

「は?」

 

「ん?」

 

「ほへ?」

 

出現したのに誰もが呆気に取られる。

 

それは足がペンギン、体はシロクマ、顔はセイウチなのだが、どことなくデフォルメされた様な感じの小動物だった。

 

パッと見はどこかの部下を蹴り飛ばす姫の世界に存在するセイウチにシロクマとペンギンの要素を無理やり混ぜ込んだ様に見える。

 

「な、なんだか、気の抜ける感じの見た目だな」

 

「そうか?愛らしくて良くね?」

 

「ぼへぇ~♪」

 

「凄い気の抜けそうな鳴き声をするな」

 

「あ、あはは;」

 

呆れた様にぼやくホロウにそう言って自分に擦り寄る小動物を見てウィスプは返し、なんとも言えない笑いをジャスティスは漏らすのであった。

 

 

 




次回、第39の章:観測所の復活病原
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