GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!コピーメズールを追いかけたら罠に掛かっちゃったチュン!しかもコピーメズールが変貌してビックリな所テニスしてきたけど、ウィスプが意外な活躍をしたり、ウヴァがゼロツ―に変身して撃破しちゃっチュン!そんな所にセルメダルを運ぶケツァルコアトルス・ドーパントが横切ったチュン!どこに運ぼうとしているのか調べる為に追跡開始したチュン!」


第42の章:翼竜追跡、美しき終焉を求める者

 

 

 

セルメダルを運ぶケツァルコアトルス・ドーパントを追跡するウィスプ、トリガー、ティガ、ゼロワン。

 

いつもとは違う飛び方にウィスプは戸惑いながら追従していた。

 

「おお、なんと言うかいつもとまた違うな……」

 

「僕もウルトラマンに変身してる時と違う感覚だけど、慣れればスムーズに行けるよ」

 

新鮮な感覚にそう呟いたウィスプにトリガーはそう言う。

 

「俺も鳥ちゃん使っての移動ってあんましてないけど、空を飛んでる時って凄い爽快感を感じるよな」

 

「あ、分かる分かる!ホントこう空を飛んでる時って凄く楽しさあるよな!」

 

【お前達、一応追跡してるのだから気取られない様にするべきだぞ】

 

楽し気に話すゼロワンや乗ったウィスプに心眼は注意する。

 

はーいと返事する2人のを聞きながら笑っていたトリガーは前を見て気づく。

 

「あ、いたよ!」

 

前方を飛んでいる大きな翼竜、ケツァルコアトルス・ドーパントにウィスプは改めてデカいなと思う。

 

【横島、奴の前には絶対に飛ぶなよ。フリじゃないからな。絶対にだぞ】

 

「そ、そんなに念押しするなよ、俺はそこまでドジじゃないぞ」

 

(絶対に横島君に懐かない様にしてるのもあるんだろうな;)

 

凄く念押しする心眼のに少し不満げなウィスプのを聞きながらトリガーはそう思った後に切り替える。

 

「とにかく付かず離れずの距離で追跡しよう。どこにセルメダルを運んでいるかをまずは突き止めないとね」

 

「「了解/ッス!」」

 

「テュ!」

 

それぞれ返した後に4人はケツァルコアトルス・ドーパントの後を追う。

 

暫くするとケツァルコアトルス・ドーパントは一番高い山地へと下りて行く。

 

【あそこはセクターシティ最大の山地。大地のササクレですね】

 

「あそこが目的地か……」

 

「この後はどうします?」

 

「おーい!」

 

それを見てアイは報告し、次はどうするかを考えているとハードタービュラーに跨ったサイクロンジョーカーエクストリームになったWとオーズにホロウたちを背に乗せた巨大なピンクの龍が来る。

 

「うえ!?何っスかその龍!?」

 

「ああ、私ッス!マジーヌッス!マジンドラゴンになってるッス」

 

「ドラゴンになれるんだ……」

 

驚くウィスプにピンクの龍もといマジンドラゴンが答え、トリガーは驚嘆する。

 

「それでケツァコアトルス・ドーパントは?」

 

「あいつはあの大地のササクレって場所に降りたッス!そこに皆さんが合流したって所です」

 

「成程、アイ、敵の反応はあるかい?」

 

【はい、先ほどのドーパントも含めて強い敵の反応を2つ、他に複数の敵反応があります】

 

「つまり、待ち伏せされててもおかしくないという事か……」

 

確認するW(翔太郎)にウィスプは報告し、確認したジャスティスに答えたアイのを聞いてW(フィリップ)は呟く。

 

「とりあえずどうする?」

 

「セキュリティレベルを下げる為に倒しておくべきだな。この人数だから対処も出来るだろうしな」

 

「ようし!大地のササクレ、パンダは“笹食え”、ってね!」

 

「何が言いたいんだお前は?」

 

確認するオーズにディケイドはそう返し、気合を入れるゼロワンにゲイツが呆れていると……

 

【!?横島避けろ!?】

 

「え?おわ!?」

 

突然の心眼の警告にウィスプは呆気にとられた後に大地のササクレから向かって来た何かが体に巻き付いてそのまま大地のササクレに引っ張られてしまう。

 

「横島!?」

 

それにWは急いでハードタービュラーを動かして後を追い、トリガーも続く。

 

「マジーヌ!俺達も!」

 

「了解、ッス!?」

 

それに後を追おうとしたマジンドラゴンだったがビームが向かって来るのに気づいて慌てて避ける。

 

その際、背中に乗っていた面々は振り落とされない様に必死にしがみ付く。

 

ーがぁ~!!-

 

「ケツァルコアトルス・ドーパント!」

 

「こいつ!俺達を近づけさせない気か!」

 

威嚇するケツァルコアトルス・ドーパントにゼンカイジュランは呻く。

 

「とにかく奴を倒そう!」

 

「それしかないな!」

 

「テュ!」

 

ゼロワンの言葉にケツァルコアトルス・ドーパントとの戦闘が始まる。

 

 

 

 

「おわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

一方で何かによって引き込まれたウィスプは大地のササクレの山上に放り出され、地面を転がる。

 

「いてて……なんなんだ……?」

 

「横島君!」

 

「無事か!」

 

お尻を摩りながら起きたウィスプは追いかけて来たWとオーズ、トリガーになんとかと返していると……

 

「やれやれ、余計な虫が3匹も付いて来たか」

 

その言葉に4人はした方へと顔を向けると怪人が立っていた。

 

紫色でティラノサウルスを思わせる頭部、プテラノドンの顔をあしらった肩鎧、胸部にあるトリケラトプスの顔、そして背中にマントを携えたその存在にオーズが声をあげる。

 

「恐竜グリード!こいつもコピーが作られていたのか!」

 

「コピー?否!私はコピーではない!偉大な天才学者!プロフェッサーヌルとは私の事ですよ!」

 

「ヌルだって!?お前まで復活していたのか!?」

 

高らかに名乗りあげた恐竜グリードの言葉にウィスプは驚きの声を上げる。

 

「その声、あの時のガキか!ああ、思い出すぞ。にっくきガープの事を!奴のせいで私は殺された!あんな奴に仕えた事、このヌルにとっての汚点だ!ああ、憎い!奴が憎い!!」

 

そんなウィスプの声を聞いた恐竜グリードは怒気を纏わせて、背中からタコ足を出現させて怨嗟の籠った声で体を震わせる。

 

「どうやら奴も邪眼によって蘇った口みたいだね」

 

「確かにあいつ、ガープに殺されて吸収されていたな……」

 

「そりゃあ怨まれても仕方ねえな」

 

そんな恐竜グリードのにW(フィリップ)は呟き、ウィスプも思い出しながら言い、W(翔太郎)は呆れる。

 

「それもこれも!お前のせいだ!お前のせいで私の全ては奪われたのだ!」

 

「そんなの八つ当たりじゃないか!お前に彼を責める資格なんてない!」

 

だまれい!と怒鳴り叫ぶ恐竜グリードは指をパチンと鳴らす。

 

すると恐竜グリードの後ろに始祖鳥を思わせる独特な風貌を持った怪人と鳥人を思わせるシンプルな出で立ちで、下半身のみが鳥の足を思わせる装甲に覆われた機械の怪人が複数現れる。

 

「バード・ドーパント!」

 

【もう片方は特徴的にマギアか!】

 

「あの方の偉大な計画を成し遂げた暁にはにっくきガープをこの手で殺す!手始めに貴様達から血祭にしてやるわ!!バード・ドーパント軍団!ドードーマギア軍団!やれい!!」

 

恐竜グリードの怒声と共にバード・ドーパントと機械の怪人、ドードーマギアの軍団は同時に動く。

 

「うお!?」

 

 

両手に持つ羽根を模した剣、ヴァルクサーベルで斬りかかって来るドードーマギアに対し、Wはプリズムビッカーで受け止めながら次々と来るのを弾いて行く。

 

トリガーやウィスプはそれぞれサークルアームズで応戦し、オーズもトラクローでカギヅメで攻撃して来るバード・ドーパントを攻撃する。

 

「メダルを変える暇がない……っ!」

 

次々と押し寄せる軍団にオーズはコンボチェンジをする事が出来ず、防いでいた所にドードーマギアの1体の攻撃を受けたのを皮切りに次々と攻撃を受けて吹き飛ぶ。

 

「オーズ!邪魔するな!」

 

「くそぉ!」

 

助けに向かおうとするが他のドードーマギアやバード・ドーパントに身動きが取れないW達は焦る中、吹き飛ばされたオーズは置かれていた大量のセルメダルの山にぶつかる。

 

その際、懐から小袋が飛び出してセルメダルの山に埋もれる。

 

「まずは1人、地獄へ行け!!」

 

右手に光弾を作り上げてオーズへと飛ばす恐竜グリードにオーズは咄嗟に腕でガードしようとする。

 

だが、それはオーズの後ろにあるセルメダルの山から飛び出した複数の針によって相殺される。

 

「何!?」

 

ドパーン!!

 

突然の攻撃に恐竜グリードが驚く中、オーズの後ろのセルメダルの山が吹き飛ぶ。

 

オーズは驚いて振り返ると……1体の怪人がいた。

 

それはムカデを模した全体が紫色の黄色いモノアイ型を持った顔に肩がハチの顔で胸がハニカム状な感じになっており、両腕はハチの尾の様な黄色と黒の縞模様で手の甲に穴が2つあり、足は漆黒のアリを群れさせたような模様で構成されたグリードであった。

 

「~~~~~~~あー------!いい気分だ~~~~~!!」

 

んー--と背伸びしてからそのグリードは軽い準備運動をするとオーズに気軽に話しかける。

 

「よう映司!俺はゴーダ!宜しくな!」

 

「え、あ、よ、宜しく。ってか君は一体?」

 

戸惑いながら挨拶するオーズにゴーダと名乗ったグリードは何言ってんだ?と首を傾げる。

 

「母上から行く前になんか小袋を受け取っていただろ?あれには俺がメダルの状態で入ってたんだよ。お守り代わりって渡されたのに忘れたのかよ?」

 

「ええ!?ガラさんに渡されたあれがそうだったの!?ホントにヤバい状況になったら開けなさいって言われたけども!?」

 

驚きの声をあげるオーズに全然開けてくれなかったよなとゴーダはぼやいた後に恐竜グリードの放った光弾を手の甲から針を射出して再び防ぐ。

 

「ごちゃごちゃとうるさいぞ!いきなり現れよって!!(ドゴーン!!)なんだ!?」

 

憤慨していた恐竜グリードは突然の爆発音に驚いて顔を向けるとそこには尻餅着いたウィスプの前に別の存在がいた。

 

赤と黒を基調としたカラーリングに鎧状のディテールにメカニカルな意匠を持った存在は大地に拳を振り下ろしていた状態を解いて後ろを振り返り、ウィスプに手を差し伸べる。

 

「大丈夫か?トリガーに似た者よ」

 

「え、あ、ああ」

 

差し伸べられた手にウィスプは戸惑いながら手に取り、立ち上がる。

 

「なんなんだ!なんなんだお前達はぁァァァァァァァァァ!!!!?

 

予想外な者達に登場に、恐竜グリードは怒鳴り叫ぶ。

 

 





ゴーダ
外見:顔は青色の所を紫色に染めて複眼を黄色のモノアイ型に変えたBFカブトのムカデリンガー、体は肩がハチの顔で胸がハニカム状な感じになっており、両腕はハチの尾の様な黄色と黒の縞模様で手の甲に穴が2つあり、足は仮面ライダーゴーダのゴーアリレッグを漆黒に変えた感じ
概要
映司が持っていた小袋の中にあったムカデメダル、ハチメダル、アリメダルが大量のセルメダルで体を構成したグリード。
本来は映司が不測の事態になった場合の変身する為に持たされていたのだが、映司が持っていた事で意思を会得し、大量のセルメダルを得られるチャンスが来たので実体化した。
正史の歴史である復活のコアメダルにて出た個体から狡猾で自分勝手な所と力の欲求を省いたフランクな性格となっている。
手の甲からエネルギー形状の針をマシンガンの様に飛ばす事が出来る。
毒を生成したり、吸収する能力を持つ。


次回、第14のレポート:骸骨蜘蛛退治



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