GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!ケツァコアトルス・ドーパントを追跡する事にした忠夫達。大地のササクレと言う山地に降り立ったのを見てから翔太郎達と合流した所に大地のササクレにいた恐竜グリードに忠夫が引っ張られてしまったっチュン!その後、大軍に苦戦していた所でまさかの援軍!と思ったら忠夫の方に現れた何者っチュン?」


第43の章:剛力闘士と有毒グリード

 

 

 

ゴーダが現れる少し前に遡る。

 

「くっそ!映司さんを助けにいけない!!」

 

サークルアームズのマルチソードを振るいながらウィスプは次々と来るドードマギアとバード・ドーパント軍団の猛攻に呻く。

 

【横島!映司を気にするよりもこちらだ!他の者達よりも来る数が多い!】

 

「そうは言っても、ぐっ!!!」

 

心眼のに返してる間にドードーギアの攻撃でサークルアームズが弾かれてしまい、そこに強力な火炎弾が放たれて吹き飛ぶ。

 

倒れた状態から起き上がろうとしてる所にトドメを刺そうと軍団が迫る。

 

ヤバいと迫る軍団にウィスプはサイキックソーサーで防ごうとした時、懐から眼魂が飛び出す。

 

それは、赤黒い眼魂でウィスプに見覚えのないものであった。

 

飛び出した眼魂にえ?とウィスプが驚いた後に、眼魂から闇が噴き出す。

 

【な、なんだこの闇は!?】

 

驚く心眼だが、ウィスプだけはその闇に怖さを感じなかった。

 

今まで、様々な者達を見ていたが、その者達と違い、目の前の闇には悪意などを感じなかった。

 

「ふん!」

 

直後、闇から突き出た拳が向かっていたドードーマギアの顔面を殴り飛ばす。

 

闇が晴れると全身が赤と黒を基調としたカラーリングに鎧状のディテールにメカニカルな意匠を持った存在が立っていた。

 

現れた存在に警戒するドードーマギア軍団とバード・ドーパント軍団に存在は両腕でエネルギーを発生させ……

 

「どりゃあ!!」

 

振り上げた拳を大地に突き立てると爆煙を伴った衝撃波が迸り、ドードマギア軍団とバード・ドーパント軍団を吹き飛ばして行く。

 

「す、すげぇ……」

 

一撃で軍団を吹き飛ばした存在にウィスプは驚嘆する中、存在は構えを解いて後ろを振り返り、尻餅着いた状態のウィスプに近づくと手を差し伸べる。

 

「大丈夫か?トリガーに似た者よ」

 

「え、あ、ああ」

 

差し伸べられた手にウィスプは戸惑いながら手に取り、立ち上がる。

 

「なんなんだ!なんなんだお前達はぁァァァァァァァァァ!!!!?

 

そんな存在へと怒鳴り叫ぶ恐竜グリードに構える中でトリガーが驚いた様子で存在に近づく。

 

「ダーゴン!?」

 

「久しぶりだな我が好敵手!また会えて嬉しいぞ!」

 

「え?知り合い?」

 

嬉しそうにトリガーへと笑うダーゴンと呼ばれた存在の会話にウィスプは驚く。

 

「うん。詳しくは後で話すから」

 

「ああ、この剛力闘士ダーゴン!友の為に振るおうではないか!」

 

そう言って拳をぶつけ合わせるダーゴンやW達と共に合流したゴーダに恐竜グリードは苛立った様子で背中の触手を震わせる。

 

「ぽっと出が調子に乗って!邪魔をするな!!」

 

その言葉と共に触手が燃え上がるとダーゴンとゴーダに向けて振るわれる。

 

その触手をゴーダは蹴り飛ばし、ダーゴンは軽々と受け止める。

 

「ふん、軽いな」

 

「なっ!?」

 

驚いている恐竜グリードを触手を引っ張って引き寄せる。

 

仮面ライダートリガー!パワータイプ!!

 

「「はあ!!」」

 

引き寄せた恐竜グリードをパワータイプにチェンジしたトリガーがダーゴンと共にどてっぱらにパンチを叩き込む。

 

「ごぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

直撃した事で恐竜グリードはセルメダル撒き散らしながら岩壁に叩きつけられる。

 

煙が舞う中、オーズはセルメダルと共に舞う赤い光りに気づく。

 

「!あれは!」

 

すぐさまオーズは駆け出し、赤い光りを放つのを掴み取る。

 

手を開いて確認するば、9枚の鳥が描かれた赤のコアメダルが輝いていた。

 

「やっぱり、アンクのメダルだ!」

 

「!?返せ、それは私が世紀王様から授かった物だぞ!」

 

それに恐竜グリードが取り戻そうと触手を伸ばす。

 

向かって来た触手をオーズはトラクローで切り裂く。

 

「アンクのメダルで、悪意のままに誰かを傷付けさせるものか!

 

オーズの気迫に恐竜グリードが思わず後ずさる中、オーズは赤のメダルを3枚手に取るとそれは強い輝きを発して金縁のになったのを見てからオーズドライバーにセットし、オースキャナーでスキャンする。

 

【キィン!キィン!キィン!!】

 

ブレイブタカ!ブレイブクジャク!ブレイブコンドル!タージャードル~!!ブ・レ~イ・ブ~♪

 

鳴り響く歌と共にメダルのオーラがオーズへと吸い込まれるとオーズの姿は強化皮膚の色が従来の黒から真紅へと変色し、胸のオーラングサークルの不死鳥や赤いアーマー、頭の鳥が金で縁取られ、右腕にもタジャスピナーを装着し、背中に真紅のマントを装着したタジャドルコンボの進化した姿、勇気不死鳥系コンボ『仮面ライダーオーズ・ブレイブタジャドルコンボ』へと姿を変える。

 

「はっ!!」

 

気合の声と共にオーズは背中のマントを翼に替えて飛び上がる。

 

飛び上がったオーズに恐竜グリードは触手も含めて光弾を放つ。

 

オーズは両腕のタジャスピナーで防ぎながらタジャスピナーから火炎弾をマシンガンの如く放ってやり返す。

 

「ぐおお!?」

 

火花を散らす恐竜グリードをオーズはすれ違いざまに肘のエルボウィンサーで切り裂いて舞い上がる。

 

「す、すげぇ」

 

「やっぱすげぇな映司!」

 

怒涛の攻めをするオーズにウィスプはそう漏らし、ゴーダはいけいけと応援する。

 

「ぐが、わ、私はガープに美しき……終焉を……」

 

「……あなたも哀れだ。だから、これで開放する」

 

ふらつきながらもオーズを倒そうとする恐竜グリードの様子に元々のが混ざり始めてるのを見てオーズはそう言ってオースキャナーでドライバーをスキャンする。

 

【キィンキィンキィン!スキャニングチャージ!!】

 

全身を燃え上がらせると足部分を猛禽類のようなツメに変形させて恐竜グリードに向けて突撃し……

 

「セイヤァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

体育座りにも似た姿勢で両足蹴りを叩き込んだ。

 

「わ、私の、私の終末……私が完成して……!」

 

ドカァァァァァァァァァァン!!!

 

何かを言いきる前に恐竜グリードは爆発四散し、オーズは爆発を背にゆっくりと降り立つ。

 

「やったな映司!」

 

「うん……あ」

 

声をかけたW(翔太郎)にオーズは頷いた直後、残った鳥系コアメダルの6枚の内、3枚が浮かび上がるとセルメダルを集めて行き……

 

「キィィィィィィィン!!!」

 

新たな存在が産まれた。

 

ただ、産まれた存在を見た一同の言葉は……

 

「「「「「【でかっ!?】」」」」」

 

【大きいですね】

 

「大きいな」

 

であった。

 

彼らの言う通り、他のマスコットと違い、人を1人乗せる程大きい猛禽類な大鳥で、顔は鷹、体は赤、黄色、緑、紫のグラデーションが施された孔雀、足はコンドルであった。

 

「す、すげぇ、デカいぞ心眼」

 

【な、なぜ他のと違うのだ?】

 

「恐竜グリードが取り込んでいたからか、はたまた、セルメダルを多く取り込んだ結果大きくなったのかな?」

 

「ってかホントでけぇな……」

 

おおと声を漏らすウィスプと戸惑う心眼にW(フィリップ)は推測を述べるなか、ゴーダは大鳥にそう呟く。

 

「皆と違うけど、これはこれでカッコよくね?特にこの羽のグラデーションとか!後この顔つき!良いなお前!!」

 

「キィン」

 

褒めるウィスプに当然だろとばかりに大鳥は鳴く。

 

「ねえ、横島君。この子の名前はチェアウェってどうかな?」

 

「チェアウェ……ですか?」

 

告げられた名前にウィスプは首を傾げる。

 

「古代エジプトの言葉で風を意味しているんだ。風の様に自由に空を飛んで欲しいって思いを込めてチェアウェってね」

 

「自由に空を飛ぶ……良いですね!なあお前、チェアウェでどうだ?」

 

「キィン」

 

名前の由来にウィスプは納得してから大鳥に聞くと大鳥は勝手に呼べな感じに鳴く。

 

「んじゃあお前はチェアウェだ!宜しくな!」

 

ドォォォォォン!!

 

元気よく言った後にメンバーの近くに何かが落下する。

 

「なんだ?」

 

「新手か!」

 

「いや、これは……」

 

身構えるダーゴンとゴーダだったが、煙が晴れると……ピクピクと体を震わせたケツァルコアトルス・ドーパントが姿を現す。

 

その後におーいと言う声と共にゼロワンとティガ、マジンドラゴンが降り立って来る。

 

「さて、まずは情報交換だな」

 

そんな面々を見ながらW(翔太郎)はそう呟くのであった。

 

 

 

 

「成程、そういう事があったのか……」

 

情報を交換し、ジャスティスはちらりとウィスプを見る。

 

「かぁ~♪」

 

「よぉしよぉし、良い子だな」

 

「ぐ、うう、お腹が……」

 

「あんた、大丈夫か?」

 

そこでは、ディエンドの手により鳩サイズに小さくなったケツァコアトルス・ドーパントがウィスプに甘えまくっており、その様子にホロウはお腹を押さえ、ゴーダに心配されていた。

 

そんなウィスプにチェアウェはつまんなさそうに少しいじけた感じで見ていた。

 

また増えたな……と内心ため息を吐きながらジャスティスは次にダーゴンに目を向ける。

 

「ダーゴンと言ったね。君はどうして眼魂の中にいたのだい?死んだ存在で幽霊ならば普通ならば結界に取り込まれてしまうんだが……」

 

「確かに我は死んだと思っていた。だが、意識を取り戻すと精身体としてこの世界にいたのだ。彷徨っていた所で不思議な気配を感じてこの島の近くまで来た所、お前達を見つけ、その中であの男の持つ奴に何時の間にか引き寄せられ、そのままあの眼魂と言う物に入ってしまったのだ。なかなか快適だったので実体化出来るまでいさせて貰ったのだ」

 

【彼からコアエナジーを確認できます。どうやらコアエナジーを吸収しているのも実体化するまでの時間を短縮できたんだと思います」

 

「成程、この島を包んでいる結界はあくまで死んだ存在や神魔を取り込むのであってただ体を失っただけの精身体は取り込まれずに済んだと言う事だね」

 

理由を問うジャスティスにダーゴンはそう答え、アイのを聞きながらW(フィリップ)はそう言ってから、裏道過ぎるねと漏らす。

 

「とりあえずはお前さんは協力してくれると言う事でええんじゃな」

 

「ああ、我が剛力!お前達に手を貸そう」

 

「ありがとうダーゴン!君が生きててくれて嬉しいよ!ユナやアキトも喜ぶよ!」

 

確認するカオスにダーゴンは胸を叩いて答え、トリガーは嬉しそうに手を差し伸べ、うむとダーゴンは握り返す。

 

「そう言えばアイ、このセクターはもう開放できたのか?」

 

【はい。セキュリティレベルが低下したので無事解放出来ました。これで残りは4つです】

 

「残り半分以下を切ったな……しかし、セルメダルを大量に集めていた奴はガープって奴に復讐する為に力を蓄えようとしていたって訳か」

 

確認するW(翔太郎)にアイは肯定し、ディケイドはセルメダルを見ながら言う。

 

「ここにあったセルメダルも、元々はゼウスが作った物だろう。セルメダルの工程は完了と見るべきだね……」

 

「確か次の工程は……計画書によるとこの二つ先の精製セクターで進められている様じゃな」

 

【コアエナジーの過剰摂取での暴走を制御する工程ですね】

 

呟いたW(フィリップ)のに続いたカオスとアイのにめんどくさい工程だなとディケイドはぼやく。

 

「ドーパントやグリードにマギアが新生グリード達の様にこれ以上コアエナジーの力で強化されると厄介だね」

 

「しかし、また二つ先か……」

 

グッと手を握り締めるジオウにゲイツはぼやく。

 

【きっとゼウスも更に用心を重ねてくる筈、わたしも前以上にしっかりとナビゲートいたします】

 

「ああ、宜しく頼むぜアイ!」

 

「君のナビゲートを頼りにさせてもらうよ」

 

気合を入れるアイにWの2人はそう言う。

 

【はい、わたし……皆さんの為に頑張ります!精製セクターは荒野セクターを通って行きますので付いて来て下さい】

 

「ようし!案内宜しくアイ!」

 

はい!とゼンカイザーのに答えたアイのを聞きながら一同は荒野セクターへと向かうのであった。

 

 

 

 

 




次回、第44の章:新たなるセクターへ
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