GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の……GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!本編は!!アイを助け出した所で現れたゼウスの放ったカオスシードラモンに対し、トリガーとトリガーダークが立ち向かったっチュン!苦戦はしたもののカオスシードラモンを無事に撃破!オーズは新たなメダルを手に入れてマスコットも増える中、新しいセクターに踏み入るチュンけど、何が待ち構えているのやら~」


第51の章:精製セクターの怪異

 

 

 

精製セクターへと足を踏み入れたウィスプはその光景に声を漏らす。

 

周りが青白く照らされており、目の前にはなんらかの光が渦巻いていた。

 

「今までのセクターと雰囲気が全く違うな……」

 

【ここ、精製セクターはコアエナジーの精製プラントがあるセクターになります。研究で使われるコアエナジーはここで採掘され、そして使えるようにするのです】

 

「過剰摂取の実験をするには丁度良いセクターでもある訳か……」

 

周りを見て呟くW(翔太郎)のに対し解説したアイのを聞いてジャスティスは呟く。

 

「過剰摂取による暴走の制御、か……それがいったい何なのかを調べないとね」

 

「どこかにそれに関する資料があるかもしれん。探してみる価値はあるじゃろう」

 

【その前に……上の階の右側のフロアに強いコアエナジー反応があります。波長パターンは……新世代ではないグリードに近いです】

 

オーズのに続いたカオスの後にアイが報告する。

 

「新世代じゃないグリードだと?残りはアンクだが、アンクのメダルを恐竜グリードで手に入れてるからその可能性は低いか?」

 

「え、じゃあ何がいるんっスか?」

 

「調べて見るしかないだろう……ただ、この中で部屋が万が一狭かった場合を考えて、陰念君のエリアセレクトで大体の広い場所に行けるとはいえ、少ない人数で行く事にしといた方が良いかもね……」

 

眉を顰めるウヴァのにジャスティスはそう思案する。

 

「だったら俺が行きますよ」

 

「あ、俺も行くッス!」

 

「俺も行かせて貰う……またマスコットを拾われても困るからな」

 

「……うん。僕も行こう;」

 

それにオーズが名乗り上げ、続けて挙手したウィスプとホロウにジャスティスがホロウの負担を考えて自分も行く事を決めた。

 

マスコット達には良い子でいるんだぞとウィスプに言われてディケイド達の方に行って貰い、途中までは全員で移動し、目的の部屋の前にジャスティスをリーダーに4人は立つ。

 

【部屋のロックは開いています】

 

「良し、用心して行こう」

 

その言葉にウィスプとオーズ、ホロウが頷いたのを確認して4人とアイは中に入る。

 

中は広い四角形な空間となっており、壁に巨大なファンが左右に2基ずつある。

 

その中央でその存在は佇んでいた。

 

頭は伊勢海老を模した信長の南蛮胴の兜みたいなのにいかつい武者の相貌をしており、全身を銀の鎧に包んで左腕は蟹の鋏になっており、その足はサソリの尻尾の様な形になっていた。

 

「待っとったぞ小僧。小娘がいにゃーのが残念だが、おみゃーを倒した後のお楽しみにしとくがね」

 

佇んでいた鎧武者の怪人は4人の中でウィスプへと十字架型の大剣の切っ先を向けて殺気を放つ。

 

「またお前のご指名かよ」

 

「横島君、奴が何者なのか分かるかい?」

 

ぼやくホロウの後にジャスティスが問う。

 

それに対しウィスプは……

 

「あの……どなた?」

 

心底戸惑った様子で聞き、鎧武者の怪人は派手にこけてからすぐさま立ち上がって憤慨する。

 

「おみゃー!ワシの事を忘れたとは言わせんだがね!!?」

 

「えっと……話し方が名古屋弁っぽいから、もしかしてノスフェラトゥ?」

 

怒る鎧武者の怪人の口調からオーズは自分が知る限りで横島が関わった奴で当て嵌まりそうなのを呟く。

 

「おお、そこの3色男は分かっとるがね!」

 

「えぇ!?こいつがノスフェラトゥ!?ノッブちゃんから立場を奪ったあの吸血鬼!?」

 

【間違いではないか?我々が対峙した奴は普通に喋っていて、名古屋弁で喋ってはいなかったが……】

 

心底驚いた様子で鎧武者怪人を指さすウィスプに心眼も同意する。

 

「けど、俺の知るのだと名古屋弁で喋っていたんだよ?」

 

「喋り方がちぎゃーのは当然がね。それは……こっちの作者が名古屋弁を上手う使えんかったでじゃ」

 

「「メタイ!?」」

 

首を傾げたオーズのに答えた鎧武者怪人の返しにホロウとジャスティスは思わずツッコミを入れる。

 

 

 

 

 

※ちなみにこちらも名古屋弁は上手く使えないので見つけた変換サイトや辞典サイトを使ってなんちゃってな感じになっております。by鳴神ソラ

 

 

 

 

 

「まぁ、茶番はここまでにしとこうがね。邪眼様に復活させて貰い、新たに得たこの体で貴様の血を貰おうだがね!!」

 

そう言って十字架型の大剣を振るうと共に稲妻がオーズ達に放たれ、4人は左右に避ける。

 

「はあ!」

 

最初はジャスティスが斬りかかり、鎧武者怪人が持つ大剣に防がれると共に鍔迫り合いに持ち込む。

 

「おらぁ!」

 

そんな鎧武者怪人の背にホロウがパンチを叩き込む。

 

「おーおー、背中がこそばいがね。攻撃とは、こうやりゃあ!!」

 

だが、ダメージを受けた様子はなく、逆に鍔迫り合いしていたジャスティスもろとも回転して切り飛ばす。

 

「ぐっ!?」

 

「がっ!?」

 

「西条さん!陰念!」

 

「なら!」

 

【キィンキィンキィン!】

 

サイ!ゴリラ!ゾウ!

 

サ・ゴーゾ……サ・ゴーゾォッ!グ~ラ~ビティ~!!

 

倒れる2人を見てからオーズはサゴーゾコンボグラビティにコンボチェンジして、鎧武者の怪人とぶつかり合う。

 

「はっ!」

 

「おお、力にときんときんとしおるな!」

 

パンチを叩き込むオーズに対し、鎧武者の怪人は左腕のカニバサミで防いで行く。

 

そのまま攻防一体の接近戦を繰り広げていく。

 

「ようし俺も!」

 

【カイガン!オーズ!】

 

【メダル奪った!タカ!クジャク!コンドル!

 

そんな2人の戦いの中でウィスプはその姿をタジャドル魂に変える。

 

【ガンガンスピナー!】

 

その左腕にタジャスピナーを模したタジャドルコンボのマークの代わりにゴーストの目の紋章となり、眼魂を入れる様に変更されたガンガンスピナーが装着される。

 

「おりゃあ」

 

ガンガンスピナーから火炎弾を放ち、それにオーズを弾き飛ばした鎧武者怪人は大剣で薙ぎ払う。

 

薙ぎ払った所を体勢を立て直したオーズが重力を操って動きを封じた所でウィスプが眼魂をセットしてゴーストドライバーに翳す。

 

【アーイ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!ズ!ギガカイガン!オメガブレイズ!!】

 

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

全身が虹色のオーラに包まれたウィスプは飛び上がるとすぐさま急降下キックを鎧武者怪人に炸裂させる。

 

「ぐが!?こがわく奴だがね!!がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

火花を散らしながら後ずさった後に咆哮と共に電撃を迸らせながら大剣を振るい、斬撃を我武者羅に飛ばす。

 

「うお!?」

 

「っ!」

 

【きゃ!?】

 

飛んで来る斬撃を4人はそれぞれ避け、アイも慌ててかわして行く。

 

「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

その間も鎧武者怪人はドンドン周りを攻撃をしていき、狂った様に暴れる。

 

「な、なんだ?様子がおかしいぞ……?」

 

【これは、コアエナジーが増大中!?巨大化や変貌とはまた違うパターンです!】

 

【奴の力がドンドン増しているぞ!?どうなっているのだ!?】

 

「増大……!?まさか、コアエナジーを今も摂取させているのか!?今起こっているこれが過剰摂取による暴走!?」

 

避けながら戸惑うホロウの後にアイと心眼が報告し、ジャスティスはすぐさま察して鎧武者怪人を見る。

 

「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「うひ!?」

 

「過剰摂取の影響で人格も消えて行っているっぽいな……っ!」

 

「だったら!」

 

慌ててしゃがんで避けるウィスプやジャスティスの後にオーズがドラミングによる重力ので鎧武者怪人を抑え付ける。

 

「横島君!さっきのを今度は俺と一緒に!!」

 

「!はい!」

 

呼びかけたオーズにウィスプは返事した後に再びガンガンスピナーをゴーストドライバーに翳し、オーズもメダルを再スキャンする。

 

【アーイ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!オーズ!ズ!ギガカイガン!オメガブレイズ!!】

 

キィンキィンキィン!

 

【スキャニングチャージ!!】

 

「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」

 

全身が虹色のオーラに包まれてから飛び上がるウィスプにオーズも合わせて高く飛び上がると1回転してからゴリバゴーンを飛ばし、展開された3つの銀色のリングを重力を操って自身とウィスプを加速させ……

 

「「セイヤーーーー!!!」」

 

斬撃を打ち砕きながらダブルライダーキックを鎧武者怪人に炸裂させて吹き飛ばす。

 

「な、なぜだがね!?ふ、復活出来たのに……む、無念!!!」

 

ドカァァァァァァン!!!

 

火花を散らし、メダルを噴き出しながら鎧武者怪人は爆発四散する。

 

爆発の中、オーズは光り輝くコアメダルを見つけ、重力で引き寄せて手に取る。

 

「エビ、カニ、サソリ……元黒のメダルの節足動物系コアメダルだ……」

 

「え?その並びだと甲殻類じゃないッスか?」

 

【横島よ、サソリはどちらかというとクモに近い動物であって甲殻類ではないからな……】

 

「細かい分類だとサソリはクモガタ類と呼ばれるのであってエビとカニとは違うからねぇ……」

 

自分の手にあるメダルを見て呟いたオーズのに首を傾げたウィスプへ心眼とジャスティスが訂正する。

 

へぇ~とウィスプが感心してる間、ホロウはやっぱり起こるんだろうなとオーズの手にあるメダルの内3枚が浮かび上がったのを仮面の中で死んだ目で見送りながらマスコット誕生を見届ける。

 

「ヘイヘーイ!!」

 

そのマスコットは顔はエビ、体はカニでサソリの尻尾が付いている感じで元気よく動き回っている。

 

「おお、元気良いな。宜しくな」

 

「ヘイ!ヘイヘイヘイ!!」

 

手を差し出したウィスプに節足動物マスコットは閉じたハサミで握手すると嬉しいのか勢い良く振り、その結果……

 

「あらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「横島ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

それによってウィスプは振り回されてマスコットの後ろに飛んで行って壁にぶつかり、それにホロウは叫ぶ。

 

「へ、ヘイィィィィィィ!?」

 

「んーーーーーーホント令子ちゃんに凄く申し訳ない気分になるな;」

 

「あ、あはは;」

 

慌ててウィスプに駆け寄る節足動物マスコットを見ながら唸るジャスティスにオーズは苦笑いで返すしかなかった。

 

 

 




ガンガンスピナー
外見:タジャドルコンボのマークの代わりにゴーストの目の紋章となり、眼魂を入れる様に変更されたタジャスピナー
概要
タジャドル魂専用の武器。
コアメダルやセルメダルの代わりに眼魂をセットする様になっており、オリジナルと同じ数、つまり7個の眼魂をセットできる。
ゴーストドライバーとアイコンタクトする事で必殺技オメガブレイズを発動できる。
オメガブレイズはセットした眼魂によって効果や技の流れが変わる。
例えばセットした眼魂の属性が同じ炎なら強力な火炎弾、氷なら氷結弾、バラバラなら突進や飛び蹴りになったりする。
読み込んだ際の音声は『ギガカイガン』



次回:第17のレポート:神の山の異邦人
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