GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の、GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!レポートサイドは!!美神達とは別の場所でウリ坊がいた山で緋鞠達が別の世界の面々と出会っていたっチュン!濃い面々に緋鞠は美神達の苦労を感じ取る中、悪意が迫っていたっチュン!そんな悪意にこのメンバーは黙ってないチュンよね~」


第18のレポート:戦士出陣

 

 

 

身構えるサトシ達。

 

美衣やケイを庇うメンバーの前に何かが降り立つ。

 

それは、手や顔、足、尻尾など体の一部が岩石のような甲殻で覆われたマントヒヒに似た生物であった。

 

「なんだこいつ?」

 

「こいつはバブンガモンだ!」

 

「けどよぉ、なんだかこいつおかしいぞ?」

 

構えるベートにガムドラモンが答えるがアグモンは目の前のバブンガモンに訝しんで首を傾げる。

 

【タギル!あのバブンガモンは見た目はデジモンだが、中身はヤミーだ!】

 

「なんだって!?」

 

「どこから声が!?」

 

するとタギルのポケットから声が響き渡り、それに美衣が驚く中で次々とバブンガモンが現れて一同を囲む。

 

「こんなに沢山の奴が何時の間に!?」

 

「そりゃあやっぱ、定番として悪の組織が基地にしようと連れて来たとかじゃねえの?」

 

「げへへ、その通り!!」

 

自分達を囲むバブンガモンの数に驚く緋鞠に推測を立てた闘士エースは聞こえてきた声にマジかよと呆れる中、バブンガモン達の後ろにタツノオトシゴの様な怪人が2体現れる。

 

「あいつ等はシードラゴン!!左手を見るからに…Ⅰ世とⅢ世か!」

 

「Ⅱ世がいねえのかよ」

 

そこは揃えと闘士エースが思わずツッコミ、そうじゃないでしょと闘士タロウは呆れてから真剣な顔でシードラゴン2体へ問う。

 

「お前達!この山で何をしようとしてるんだ!!」

 

「!その声!あの時の餓鬼か!」

 

え?と目を丸くする闘士タロウを知らず2体のシードラゴンは怒気を噴き出して体を震わせる。

 

「なんだよタロ坊、どっかで会った感じかよ」

 

「いやいやいや、エースも知ってて言ってるでしょ、僕は知らないよ」

 

「忘れたとは言わせねえぞ!俺と蛮アニキが死んだ原因を作りやがった憎き餓鬼が!!」

 

「ってつまり八つ当たりじゃねえか」

 

「どっかで横島さんに退治された奴か?と言うかこの世界の横島さんも仮面ライダーになれるのか?」

 

脇腹を突っつく闘士エースのに返した闘士タロウに対して2体のシードラゴンの片方の言った事にキッドは呆れ、タギルは首を傾げる。

 

「だが今度はそうはいかないぞ!」

 

「俺達は鬼から竜になったのだ!今度はこちらが殺してやる!」

 

「……シードラゴンはタツノオトシゴが元になってるから竜じゃねえぞ」

 

「タツノオトシゴは魚類であるな」

 

「全然竜と程遠いね」

 

自信満々に言うシードラゴン達へタギルは指摘し、続いたドラメットとアズサの言葉に何!!と怒気を放つ。

 

「人を馬鹿にしやがって!!」

 

「俺達を殺した奴の様に見下しやがって!」

 

「これ、全然話にならない感じじゃね?」

 

「うむ!かつて鬼と言うなら納得の知能の低さであるな!」

 

「杏寿郎君の知るのとは違うだろうけど、こいつ等をほっておいたらいけないのは確かだ」

 

憤慨するシードラゴン達にマタドーラは肩を竦め、杏寿郎のに飛羽真は目を鋭くさせてシードラゴン達を睨む。

 

「ま、とりあえずは敵で間違いねえって事だな」

 

そう言いながらおいっちにーさんしーと準備体操を始める闘士エースに何を呑気な!と緋鞠は怒鳴ろうとし……目を見開く。

 

何時の間にか闘士エースは飛び出していて、シードラゴンの1体の顔にずつきをかましていた。

 

「ごぴゅ!?}

 

「~♪」

 

「あ、アニキ!?や、やれ!!」

 

まさかの不意打ちに驚きながら攻撃されなかったシードラゴンがバブンガモンの集団に命令を出し、バブンガモン達は一斉に襲い掛かる。

 

「母ちゃん!」

 

「っ!」

 

それに美衣はケイを抱きしめ、緋鞠は迎撃しようとして、それよりも先に動いた者達がいた。

 

「はあ!」

 

「レディに手を出そうとしてんじゃねえぞ!!」

 

霊力を纏ったフィンが槍を突き出してバブンガモン1体の顔を貫き、隣でサンジが足に炎を纏って蹴り砕き……

 

「ファイアボルト!!」

 

「三刀流!深緑斬!!」

 

ベルが右腕から走る稲妻の様な爆炎を放ってバブンガモンの1部を爆炎に飲み込み、ゾロが口に咥えた枝と共に腕の葉っぱの様な突起を刃に変えて両断する。

 

「ピカチュウ!10万ボルト!」

 

「ピッカチュゥゥゥゥゥゥゥ!!」

 

「エースバーン!火炎ボール!インテレオン!狙い撃ち!」

 

「バーン!!」

 

「インテ!」

 

続けざまにサトシがピカチュウに指示を出してピカチュウは全身から電気を、ゴウはボールを2個取り出して投げながら指示を出すとボールから人と同じサイズのウサギとスラッとした青いカメレオンが飛び出し、エースバーンと呼ばれたウサギは石を蹴り上げると炎に包まれたそれを蹴り飛ばし、インテレオンと呼ばれた青いカメレオンは右手の人差し指の先から水を飛ばしてバブンガモンを吹き飛ばす。

 

「子供が怖がるでしょうが!」

 

「おりゃあ!!」

 

「ふん!!」

 

「ジャックドハンマー!」

 

「ベビーバーナー!!」

 

続けざまにアズサ、大、ガノンドロフが素手でバブンガモンを殴り飛ばし、隣でガムドラモンが前転跳びしつつ巨大化させた尻尾槌を振り下ろしてバブンガモンの1体を叩き付け、アグモンは口から炎を吐き出してバブンガモンを燃やす。

 

「コロナブラスター!!」

 

「ソーラーレーザー!!」

 

殴り飛ばした3人をフォローする様にトラちゃんが両腕の兵器、ルードリー・タルパナからレーザーをマシンガンの如く放ち、ガルちゃんが口から光線を吐き出してバブンガモンの集団を薙ぎ払う。

 

「炎の剣術!肆ノ型!盛炎のうねり!!」

 

そして美衣と抱き抱えられたケイを後ろから襲おうとしたバブンガモンを杏寿郎が右腰から引き抜いて手にした剣で自身を中心にして渦巻く炎のように薙ぎ払う

 

「な、なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

命令を出したシードラゴンはまさかの展開に驚く。

 

緋鞠と美衣もまた先程まで騒いでいた面々、特に一部自分より年下の者達がそれぞれ真剣な顔で立つ姿に歴戦の戦士の風格を感じさせているのを……それにアルゴノゥトは笑う。

 

「嗚呼、喜劇!なんて喜劇!世界を越え、異世界にて集う未知なる戦士達の軌道を間近で見れるとは!まさに奇跡にして喜劇!そんな戦士達の前に現れる破壊の足音!聞こえるぞ、恐ろしき魔物の咆哮が!だが、可憐な猫2人と子供猫よ、安心したまえ!今戦士達がこの悪意を払って見せる!!さあ、喜劇を始めよう!!」

 

「よもやよもや!こうやって並んで戦うとは、思いもしなかったな飛羽真殿!」

 

「そうだね杏寿郎君、行こう!物語の結末を、奴等の好きなようにはさせない!」

 

アルゴノゥトの語りに杏寿郎は笑みを浮かばせ、飛羽真も返した後に2人は同じベルトを取り出し、杏寿郎は手に持っていた剣をそのベルトにセットする。

 

【聖剣ソードライバー!!】

 

その後に2人は腰に当てると装着され、続いて赤い本、ブレイブドラゴンワンダーライドブックを取り出して開く。

 

ブレイブドラゴン!!

 

かつて全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた……

 

開かれると共に物語が語られた後、2人はワンダーライドブックを閉じ、ベルトの一番右に装填する。

 

それによりワンダーライドブックから本が勢い良く開かれる様なエフェクトが起こり、ベルトから待機音が鳴り響く中、杏寿郎と飛羽真は右手でベルトに装填された剣、火炎剣烈火の柄を握り思いっきり引き抜く

 

烈火抜刀!

 

「「変身!」」

 

掛け声と共に2人は目の前でX字を描くように剣を振るう。

 

斬撃が飛ぶのと同時に赤い龍が出現して2人の体にそれぞれ巻きつくと2人の姿は右肩に龍がついた鎧を纏い顔を仮面に覆われる。

 

ブレイブドラゴーン!

 

X字に斬った斬撃の炎が2人に戻ってくるとそれは顔にくっ付いて複眼となり、黄色く輝く。

 

烈火、一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!

 

物語が語られる中、仮面ライダーセイバーへと姿を変えた杏寿郎と飛羽真は火炎剣烈火を構える。

 

「こっちも行くっしょ!」

 

「ええ!」

 

「ようし!」

 

それを見てゴウはゼロワンドライバーを、ベルはオーズドライバーをそれぞれ腰に装着、のび太はカードを取り出して念じると腰にダブルドライバーが装着される。

 

「わたぁ!!」

 

「せやっ!」

 

「名刀電光丸!!」

 

させるかとばかりに攻撃を仕掛けようとしたバブンガモンを闘士メビウスと王ドラ、ドラえもんが阻む。

 

ジャンプ!オーソライズ!】

 

サイクロンジョーカー!】

 

ゴウはライジングホッパープログライズキーをゼロワンドライバーに翳し、ベルはオーズドライバーのカテドラルにメダルを3枚セットし、のび太は2本のガイアメモリを取り出してダブルドライバーにセットする。

 

【キィンキィンキィン!】

 

「「「変身!!」」」

 

飛蝗のライダモデルが周りを飛び回る中、ゴウはキーを展開してベルトにセットし、ベルはオースキャナーでメダルをスキャンし、のび太はダブルドライバーを展開する。

 

【プログライズ!飛び上がライズ!ライジングホッパー!

 

タカトラバッタ!】

 

サイクロンジョーカー!】

 

バッ!!】

 

ア ジャンプ トゥ ザ スカイ(空への跳躍は) ターンズ トゥ ア ライダー キック(ライダーキックへと変わる)!!】

 

響き渡る音声の後にゴウは仮面ライダーゼロワン、ベルは仮面ライダーオーズ、のび太は仮面ライダーWに変わる。

 

「こっちも乗り遅れないで行こうぜタギル!」

 

「おうさ!!暴れるぜポセイドン!!」

 

【おう!】

 

それを見て大輔はガチャポンの様なベルト、エクスバースドライバーを腰に装着し、タギルはポケットから3枚のメダルを取り出すとメダルの1枚、サメメダルから声が響いた後に3枚のメダルは浮かび上がってタギルの腰回りを飛び回るとベルトが出現して、それに収まる。

 

「「変身!!」」

 

【キリ・キリ・カポン!!】

 

サメ!クジラ!オオカミウオ!!

 

その後に大輔はセルメダルを取り出してエクスバースドライバーの左手側上部の挿入口にセルメダルをセットしてベルトの右側にあるハンドルレバーを回すとに中央のガシャポンの様なカプセル、トランサーシールドを展開し、そこからエネルギーが出て、大輔の体の計10か所に行き、それ等がアーマーを形成し、最後に大輔の顔をU字型の白い複眼があるマスクが装着され、大輔は緑色の部分が青くなり、スーツも黒から白へと変わり、銀色の部分が金色へと変わった仮面ライダーバース、仮面ライダーエクスバースへと変身完了して複眼が青く発光する。

 

タギルは3つのメダルの幻影が周囲を飛び回った後に右にサメ、左にクジラ、下にオオカミウオの逆三角形を描いた1つの絵柄となってタギルに張り付くと頭部にサメ、胴部にクジラ、下半身にオオカミウオの意匠を持った仮面ライダー、仮面ライダーポセイドンとなる。

 

「俺も行くぜ!」

 

「ではオレも行こう」

 

続けてサトシとガノンドロフはそれぞれ銀色と金色の携帯電話を取り出す。

 

「チェンジソウルセット!」

 

「ガオアクセス!!」

 

サトシは携帯の画面部分上の蓋を開いて中に8角形のチップの様なのをセットして蓋を閉じ、ガノンドロフは開いた携帯の中央のボタンを押しつつ、顔の左横に持って行きコールし……

 

「レッツ!」

 

サトシは斜め左に突き出してから後ろに引いて携帯のT字型のキーを押し……

 

「ゴーオン!!」

 

「はっ!」

 

ガノンドロフと共に同時に前に突き出す。

 

直後、サトシの持つ携帯から光りが放出され、サトシは赤いスーツに身を包んだ後に手首に出現したタイヤが装着されると共に襷掛けでシートベルトの様な装飾がバックルに繋がって胸にエンブレムが出現、サトシは両手に上に掲げるとヘルメットが出現し……

 

「メットオン!!」

 

それを被る。

 

ガノンドロフは持っていた携帯がゴリラを模した形態になった後に反転して人型に変形する。

 

サモン!スピリット・オブ・ジ・アース!

 

人型に変形した携帯は光となってガノンドロフの体を包み込むと緑色のスーツとなり、最後に顔にゴリラを模したヘルメットが装着される。

 

マッハ全開!ゴーンレッド!!

 

剛力の賢者!ガオグリーン!!

 

変身完了と共に2人はそれぞれポーズを取って名乗り上げる。

 

「おぉぉぉぉぉぉぉ!!凄い凄い!仮面ライダーにスーパー戦隊の変身!燃える展開だ!!」

 

「お姉さま、こういう系のも好きなんですね」

 

「ルキッ♪」

 

それにバブンガモンを吹き飛ばしていたアズサは興奮し、ペコラはゴウから離れたサルノリを抱えながらバブンガモンを尻尾ではたく。

 

「ど、どうする蛮アニキ!?」

 

「お、落ち着け勇!俺達は強くなったんだ!負ける訳がねえ!!」

 

戸惑うシードラゴンに頭突きされた方のシードラゴンが顔を抑えながら叫ぶ。

 

「悪いけど、時間をかけるつもりはない!」

 

「そうだな!ケイの安全の為にもおめぇらを早く倒させて貰う!」

 

バブンガモンを圧倒しながらシードラゴン2体へと言う闘士タロウにゴクウも水を纏った拳で吹き飛ばしながら宣言する。

 

「……普通にオーバーキルですね」

 

「それはメタイと思うぜ王ドラ」

 

「アウアウ」

 

「え?どこがメタイの?」

 

憐みの籠った目でシードラゴン2体を見ながら呟く王ドラにバブンガモンをひらりマントで吹き飛ばしたマタドーラは肩を竦め、頷くドラニコフの隣でサッカーボールを連続シュートしていたドラニーニョが首を傾げるのであった。

 

 

 

 

 




次回、第55の章:歴戦の勇士達
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