GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ   作:鳴神 ソラ

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セッちゃん「前回の、GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!レポートサイドは!!ベル達の前に現れたのはデジモンヤミーのバブンガモンでそんなデジモンヤミーを引き連れて現れたのはかつて忠夫が本格的にGSの道に入る切っ掛けとなった怪人となった鬼2人であった。そんな奴らを前に一部が大、大、大変身!!」

ゆっくり霊夢「※今回は大幅に色んなキャラが出て来ます」

ゆっくり魔理沙「だから敵の扱いがお察しくださいなんだぜー」


第19のレポート:邪竜神の復活

 

「「ぎょへぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」

 

ダブルセイバーの斬撃を受けて無様な悲鳴をあげながらシードラゴンは吹き飛んで木にぶつかる。

 

吹き飛ばされて木にぶつかったシードラゴン2体を見て、闘士エースは呆れ顔になる。

 

「こいつ等、粋がっては割にゃあ弱過ぎだろ」

 

「油断しない方が良い。こういう輩程自暴自棄になったらめんどくさくなるであろうからな」

 

火炎剣烈火を構えながら杏寿郎セイバーは注意する。

 

周りをバブンガモンの集団を倒し終えたメンバーが囲んでいる。

 

「決めるぜ!ベルさん!のび太!」

 

ライジングインパクト!!

 

「うん!」

 

【キィンキィンキィン!スキャニングチャージ!!】

 

「分かった!」

 

ジョーカー!マキシマムドライブ!!】

 

ゴウゼロワンの言葉にベルオーズとのび太Wが答えた後に必殺技の体勢に入る。

 

「あ、アニキ!!」

 

「に、逃げるぞ勇!!」

 

「逃がさん」

 

「大人しくする!」

 

逃げようとするシードラゴン2体をガオグリーンとアズサが3人へ向けてアッパーで打ち上げる。

 

【【「ジョーカーエクストリーム!!!」】】

 

「タトバキック!!」

 

ライジングインパクト!!

 

 

グ イ ン パ ク ト

 

 

打ち揚げられた事で無防備な所にトリプルライダーキックをマトモに受け、全身を火花を散らしながら……

 

「そんなバカなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「あ、あにきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

ドカァァァァァァァン!!!

 

シードラゴン2体は爆発四散し、爆風を背に3人は着地する。

 

(流石はGS時空、あっと言う間に終わったな……)

 

そんな爆風を見ながらポセイドン(タギル)は内心メタい事を思っていた。

 

「あぁ……ホントこういうの慣れないっしょ、と言うかこれを長くやってるサトシをマジで尊敬するっしょ」

 

「ま、まあ慣れない方が良いと思うよ僕は;」

 

緊張が解けたからか尻餅着く形で座り込むゴウゼロワンにのび太Wはフォローのつもりかそう言い、ベルオーズは困った様に頬を掻く。

 

「あー少年組、すまないが休むのはまだ早いみたいだ」

 

「え?それってどういう事?」

 

「お、おい!空を見ろ!」

 

そんな3人へとフィンは激しく疼く親指からそう言い、ゴーオンレッドがその訳を聞こうとして、マタドーラの言葉に空を見る。

 

「うそ!?」

 

「あらあら、これは……」

 

「こ、これは一体……」

 

見えた光景にアズサとペコラの後に緋鞠は戸惑いを隠せずに呟く。

 

 

 

 

一方別の場所、霊能病院にて……

 

「ぎゃああああああ!?止めなさい!!!変なのを見せないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」

 

病院前でのたうち回る白を基調とした身体に人形や鳥の頭部を生やした脈絡もない不気味な外見の怪人、ナイトメア・ドーパントにその場にいた戦士達はうわーとなる。

 

「私の知る限りナイトメアがあそこまで悶絶したのは六道冥子の心象風景を見てであったが……流石はアホのゴーグルだ」

 

「ええ、あそこまでナイトメアが苦しみ始めるとは、流石はアホのゴーグル殿でござるな」

 

「アホだからこそ成せる事だな」

 

「よ、大アホのゴーグル!」

 

「いやぁ~」

 

「「褒めてない褒めてない!!?全然褒めてないからね!!?」」

 

「ゴーグルはアホの子で可愛いのは当然!」

 

「ズレてますよティアマトさん;」

 

そんなナイトメア・ドーパントの前に立っている仮面ライダーエグゼイドに、思わずそう言う仮面ライダーゲンムのに仮面ライダースナイプ、仮面ライダーパラドクスパーフェクトノックアウトゲーマー、顔付きがケモノっぽくしたゲンムで全身がゾンビゲーマーの白い部分を青く染めたエグゼイド系ライダー、仮面ライダーヴィランのに照れるエグゼイドに仮面ライダー風魔とレーザーターボに酷似した黄緑とメタリックピンクのボディと、同じカラーリングの髪の毛が無いゲンムめいた仮面、身体に纏ったスポーツゲーマが特徴の仮面ライダー、仮面ライダーサイクルがツッコミ、見ていた大きな角を生やした青髪の女性の言った事にもう1人のエグゼイドがツッコミを入れる。

 

「んで、こいつはどうするんだ?」

 

「病院を襲おうとしたんだ、切除するのが当然だろう」

 

「飛彩殿の言う通りだな。子供まで狙おうとしたのだ。許せん事だ」

 

「だな、ノリの悪い事をしようとしたんだ。因果応報だろう」

 

「んじゃ満場一致で倒すの確定だな」

 

呆れた様子で見ていたもう1人のスナイプのに仮面ライダーブレイブがそう言い、もう1人のブレイブも同意、見ていた仮面ライダーレーザーターボのに仮面ライダーレーザーチャンバラゲーマーはゴーグルエグゼイドがツンツンしていたナイトメア・ドーパントに近づいた後に……

 

「あーらよっと!!」

 

持ち上げると勢い良くある方向へと放り投げる。

 

【【キメワザ!】】

 

ナイトメア・ドーパントが投げ飛ばされた方向に待機していた体は金色の所を黒色に、赤と銀色の所を深青色に、胸の部分のセレクテッドモニターをエクスコントローラーとライダーゲージに変えてマテリアライズスマッシャーを外し、頭のPDヘッド-FTG50をエグゼイドのEXヘッド-ACT2に変えた目が黄色のパラドクスノックアウトゲーマー、仮面ライダーゼノと両手足と腰部分・仮面はチャンバラゲーマと同じ形状で、胸と腰が白と紫色を基調とした鎧武者を彷彿させる姿となっている仮面ライダー、仮面ライダーザムライチャンバラゲーマーは目を輝かせ……

 

【【ギリギリ!/マイティ!クリティカルストライク!!】】

 

「「ふっ!」」

 

まずはゼノが飛んで来たナイトメア・ドーパントに連続蹴りを浴びせてからのアッパーで打ち上げた所を飛び上がったザムライが手に持った刀で縦一文字に一刀両断する。

 

「こんな特に描写もされず倒されるなんて、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ドカァァァァァァァァァン!!

 

悲痛な断末魔をあげながらナイトメア・ドーパントは爆発四散する。

 

「まぁ、GS美神のキャラ故のサガでしたでしょうね」

 

「そんなもんか?」

 

「メタイ発言だぞメドゥーサ;」

 

そんなナイトメア・ドーパントの最後に見ていたもう1人のゲンムはそう呟き、胸にライダーゲージがあるライダースーツで全体の色が黒いのに電子的な青いラインが走り、両肩は狼の顔型ショルダアーマーで包まれ、両腕にはカギヅメ、顔はクー・フーリンオルタが宝具を使用した時の仮面をエグゼイド系ライダーの見た目にし、右目が赤、左目が青の複眼が追加された仮面ライダー、仮面ライダーボルクは興味なさげに呟き、顔が仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマーレベルXのをスマートにした感じで色を左側を銅色に変え、右側を青色、身体は胸部分が中央がライダーゲージが表示された騎士王アルトリア・ペンドラゴンの鎧をモチーフとしたボディ、腕にガントレットを装着、肩と二の腕部分と腰の横側のを第3再臨時のエミヤのモチーフとし、二の腕部分が左腕側が銅色、右腕側が青色に染めて黒色のライダースーツの仮面ライダー、仮面ライダースワードがなんとも言えない口調でツッコミを入れる。

 

「クールに終わったね」

 

「だが、増援が来てもおかしくねぇ、警戒しといた方が良いだろう」

 

「ふっ、なんであろうと王が倒してやるだけだ」

 

頭を整える様な感じで撫でる仮面ライダークロノスのにもう1人のパラドクスはそう言い、仮面ライダートゥルーブレイブは笑って返す。

 

「病院を守ってくださり感謝します」

 

「いえ、同じ医者として当然の事をしたまでですよ」

 

病院の入り口を守る様に構えていたナイチンゲールが礼を言い、もう1人のエグゼイドは笑って返す。

 

「しっかし奇妙な奴等じゃったな……この世界の奴等の攻撃を無効にする癖に、ワシらの攻撃は無効にせんって、作った奴は何を考えておるんじゃ?」

 

「さあな、こっちとしては防衛しやすくて助かるけどな」

 

そんあナイチンゲールと共に防衛に出ていた少女、ディアボロスは疑問に思ったが腕を回しながら言った褐色銀髪の女性、バアルのにそうじゃなと放り捨てる。

 

いや、放り捨てるなとオレンジ髪のポニーテールの女性、アリサがツッコミを入れている隣で茶髪の女性、セイはふと空を見上げて、ギョッとする。

 

「み、皆!?空!空が!!?」

 

「!?なんじゃこりゃ……」

 

慌てて呼びかけるセイのに誰もが空を見て驚く。

 

 

 

 

さらに別の場所、GS協会前ではくえすは目の前の戦いを見ながら自分の詰めの甘さに苛立っていた。

 

つい先ほど他の場所と同じ様に異世界の住民が落ちて来て、話を聞いていた所、襲撃を受けたのだ。

 

7mもある巨体のロボ(ハードガーディアン合体状態)に乗ったカメバズーカと言う亀怪人として蘇った日本軍人の言い分にイラっとして攻撃を仕掛けたが無力化されてしまう。

 

唐巣やエミも各々に攻撃したが効いておらず、勝利を確信したカメバズーカの顔面に、何時の間にか接近していた異世界の住民の1人の炎のパンチが炸裂した。

 

攻撃した人物にはエミは思わず呆気にとられるが唐巣とくえすは感じていた。

 

メンバー内で年長者でおだやかで人当たりの良い性格だが、戦いの経験を積んでいるのを見ていて感じたのだ。

 

それがどこからともなく取り出した額部分に隼形の装飾が張り付いた赤いヘルメットを被ると共に首元からマフラーを覗かせた青いスーツと右肩のみ金色に輝く角ばったプロテクターを装着した姿になると共に確信し……

 

「リュウ!魔理沙!変身だ!」

 

「分かってるさファルコン!」

 

「怪人相手ならスーパー戦隊の出番だもんな!」

 

呼びかけに答えた青年と黒い帽子をかぶった少女からファルコンと呼ばれた人物のにくえす達はまさかと思った後に取り出した銃に続いて飛行機の様なのをセットして上に来るように回転させ……

 

「「「快盗チェンジ」」」

 

レッド! 0-1-0!

 

ブルー! 2-6-0!

 

イエロー! 1-1-6!

 

【【【マスカレイズ!快盗チェンジ!】】】

 

ダイヤルを各々に3回回してから流れた音声の後に3人はトリガーを引く。

 

カードとVの字が刻まれたシルクハット状のエンブレムが飛び出すと戻って来たエンブレムは3人の体にぶつかるとスーツへと変わり、カードもまた左胸にぶつかるとシルバーのエンブレムへと変わると共にマントが装着され、最後にシルクハットが出現して3人の目元を隠す様に被さるとマスクに変わる。

 

リュウと呼ばれた青年は赤、魔理沙と呼ばれた少女は黄色、ファルコンは青であった。

 

【【【ルパンレンジャー!!】】】

 

「リュウ達に遅れちゃいけねぇな!クランク!ルーシー!」

 

「当たり前だろジャック!」

 

「ええ、行きましょう!」

 

変身完了を告げる音声の後に佇む3人を見て金髪ツンツン髪の男性の呼びかけに黒髪の青年と褐色肌の女性が答えると先ほど3人と同じ銃を取り出した後に車の様なのをセットする。

 

「「「警察チェンジ!!」」」

 

1号!

 

2号!

 

3号!

 

【【【パトライズ!】】】

 

音声の後にこちらは銃身を下側に回転させた後に頭上に向けてから取り付けた車に付いたトリガーを引く。

 

銃口から飛び出した警察手帳がSの字が刻まれた盾状のエンブレムへと変化し、3人を通り抜けるとスーツを形成、その後に両肩にプロテクターが装着されると体中央に走っていたラインの胸部分が変化してネクタイの様な模様になり、3人が敬礼すると現れた警察帽がマスクへと変わる。

 

【【【パトレンジャー!!】】】

 

ジャックと呼ばれた男性は赤、クランクと呼ばれた青年は緑、ルーシーと呼ばれた女性はピンクであった。

 

その後にリュウが変身した戦士が指を鳴らすのを合図に名乗り始める。

 

ルパンレッド!

 

ルパンブルー!

 

ルパンイエロー!

 

「「「快盗戦隊!ルパンレンジャー!!」」」

 

パトレン1号ッ!

 

パトレン2号!

 

パトレン3号!

 

「「「警察戦隊!パトレンジャー!」」」

 

ポーズを取る6人の戦士に他にいた2組の3人の兄弟達も変身した。

 

悪魔をその身に宿す五十嵐一輝を長兄とする次男、五十嵐大二と末っ子の五十嵐さくらの3人はそれぞれ……

 

一輝は仮面ライダーリバイと一輝の悪魔、バイスが変身する仮面ライダーバイス

 

大二は仮面ライダーライブ。

 

さくらは仮面ライダージャンヌ。

 

湊カツミを長兄とする次男、湊イサミ、末っ子の湊アサヒの3人はウルトラ系ライダーで……

 

カツミはルーブジャイロを模した赤色の胸アーマーを纏い、足首に2本角の様に伸びた赤いクリスタルと中央に漢字の火が描かれたアンクルが付いたウルトラマンロッソ、仮面ライダーロッソ

 

イサミはルーブジャイロを模した青色の胸アーマーを纏い、足首に1本角の様に伸びた青いクリスタルと中央に漢字の水が描かれたアンクルが付いたウルトラマンブル、仮面ライダーブル

 

アサヒはルーブジャイロを模した橙色の胸アーマーを纏い、足首に3本角の様に伸びたオレンジのクリスタルと中央に漢字の星が描かれたアンクルが付いたウルトラウーマングリージョ、仮面ライダーグリージョ

 

並び立った12人の戦士はそれぞれの戦いでカメバズーカの操る巨大ロボを圧倒して行く。

 

「全く……ホント、つくづく考えていなかった自分にイラつきますわ」

 

「まぁ、確かに僕達は戦いを甘く見ていた所があるかもしれないね……」

 

「腑抜けと言われても仕方ないワケね。そこらへんの対策もこの事件が終わったら考えないといけないわね」

 

ほぼ全壊した状態となっているロボを見ながら苛立ち気に呟いたくえすに唐巣とエミは渋い顔で呟く。

 

「き、貴様等!卑怯だぞ!!1体に複数で攻めよって!!」

 

「あらやだ、凄く小心者が言いそうな事を言っちゃってるよこの軍人さん」

 

「いや、お前に言われたくないんだぜ」

 

「だよな、さっきのくえすって子にお前は戦争だから卑怯もねえとか言ってたくせによ」

 

怒鳴るカメバズーカにMRバイスとルパンイエローは呆れ、パトレン1号も指摘する

 

「うるさいうるさいうるさい!!貴様等は人の誇りはないのか!」

 

「悪魔だから人じゃないでーす☆」

 

「普通の魔法使いなんだぜ☆」

 

「日本軍から怪人軍団に鞍替えした人に誇り云々言う資格ないじゃん!」

 

「もう子供の癇癪だな」

 

叫ぶカメバズーカにバイスとルパンイエローはそう返し、MRジャンヌの隣でライブが呆れ声を漏らす。

 

「なら、お前の望み通りに人数を減らしてやろうじゃないか!」

 

「ふっ、成程な」

 

そんなカメバズーカに対してルパンレッドがそう言い、ルパンブルーは彼の意図を察して笑う。

 

一方でブルとロッソ、リバイとMRジャンヌはええ!?と驚いた声を上げる。

 

「来い!ジャックポット!」

 

「!な~る♪カムヒヤーグッディ!!」

 

叫ぶルパンレッドのにパトレン1号も意図を察して指を鳴らして呼びかける。

 

【オイラ参上!グッドストライカー!】

 

【同じく参上!ジャックポットストライカー!】

 

すると車と戦闘機をかけ合わせたようなデザインのマシンが2機飛んで来て、黒い方はパトレン1号、赤い方がルパンレッドの手に収まる。

 

【ジャックポット!】

 

【グッドストライカー!】

 

!】

 

先程やった様にルパンレッドはダイヤルを操作してから上に、パトレン1号は下にロール操作する。

 

【突撃よ~い!】

 

【マスカレイズ!】

 

1号!2号!3号!

 

直後、起こりし出来事にくえす達は絶句する。

 

【ははっ!ははははっっ!!】

 

【一・致・団・結!!】

 

ルパンレッドにルパンブルーとルパンイエローが重なるとルパンレッドの上半身の右側が青、左側が黄色に染まり、スーツも赤く染まり、バイザー部分が赤く染まるとマントも青・赤・黄色のトリコロールカラーのルパントリコロールに変わる。

 

パトレン1号もまたパトレン2号とパトレン3号と重なるとパトレン1号の各部プロテクターと上半身の右側が桃色、左側が緑色に染まったパトレンU号となる。

 

「ね、ねえあの人たち、確か人間だったわよね?」

 

「ですわね……あの飛んで来た奴の力でしょうか」

 

「な、なんと言う……」

 

「そう言う事か!イサミ!アサヒ!グルーブで行くぞ!!」

 

「分かったぜカツ兄!」

 

「ようし、行こう!」

 

茫然としながら問うエミにくえすや唐巣も茫然とする中でロッソはルパンレッドの言った事を理解し、ブルとグリージョに呼びかけ、右手に輝く中央に真の文字が、側面に赤、青、オレンジの三つのエンブレムが刻まれた大きなクリスタルを取り出す。

 

【マコトクリスタル!】

 

「「「セレクト!クリスタル!」」」

 

ブルとグリージョと共に吠えた後にロッソはクリスタルを左胸の前に翳してからクリスタル下部を押すとクリスタルは三つの角を展開する様に開き、ウルトラ戦士の肖像が露わになる。

 

【重ねろ!三つの魂!】

 

響き渡る音声の後にロッソは腰のベルトのバックル部のジャイロ中央にマコトクリスタルをセットする。

 

「「「纏うは(マコト)!不滅の真理!」」」

 

唱えると共にロッソはベルトの両側のレバーを3回引くとマコトクリスタルの輝きが強くなり、3人を包み込む。

 

【仮面ライダールー!】

 

そして光りの中から男性的な骨格と女性的なボディラインを併せ持つ、どこか現実離れした細身に胸にマコトクリスタルを模した胸アーマーを纏ったウルトラ系ライダー、仮面ライダーグルーブが現れる。

 

「おお!皆も合体できるのか!ようし!沸き上がって来たぜ!バイス!大二!さくら!俺達も行くぞ!」

 

「ええ!?もしかしてあれやるの!一回こっきりだったスペシャルバージョン!」

 

「と言うか出来るのかあれ!?母さんがいたから出来た奴だぞ!?」

 

ライブの指摘に対し、リバイはあるバイスタンプ、サンダーゲイルバイスタンプを出して握ると、なれ~なれ~と念じる。

 

するとサンダーゲイルバイスタンプは輝き、別のバイスタンプに変化する。

 

「よし!」

 

「凄いよ一輝兄!!」

 

「……(GSだからってこのご都合主義は良いのか;)」

 

グッと握りしめるリバイと褒めるMRジャンヌとは別にライブは顔を抑える。

 

「行くぜ!!」

 

【フィフティゲイル!】

 

上部のボタンを押した後にリバイはフィフティゲイルバイスタンプのスタンプ部分に息を吹きかけた後にリバイスドライバーに押印する。

 

【フィフティゲイル、カモンオン!フィフティゲイル、ゴォ!ゴォ!】

 

鳴り響く音声にリバイ、バイス、ライブ、MRジャンヌはポーズを取り……

 

「「「「変身!!!」」」」

 

同時に叫ぶと共にリバイはフィフティゲイルバイスタンプをリバイスドライバーにセットし、上部ボタンを押してからバイスタンプをロール操作する。

 

【トルネードアップ!】

 

【三位一体!俺たち兄妹!湧き上がる嵐は無限大!仮面ライダー!五十嵐!!】

 

音声と共にリバイはバイス、ライブ、ジャンヌと一体化する。

 

肩から下った右側がライブ、左側がジャンヌのカラーリングのマントを靡かせ、右肩は5、左肩は0を模したショルダーアーマー、胸部にはフィフティゲイルバイスタンプにもあしらわれている、ピンクの「嵐」のマークがついているボディアーマー、顔は仮面ライダーリバイに仮面ライダーライブ、仮面ライダージャンヌの意匠を加えたような姿の仮面ライダー、仮面ライダー五十嵐へと変身する。

 

「……最近の仮面ライダーは合体できるのですね」

 

「あ、頭が痛くなってきたワケ」

 

「な、なんなのだ貴様等!?いきなり合体すると言うのはどういう事だ!?」

 

英霊との一体化はこれまで見ていたが、まさか人間同士での合体は予想もしていなかったので茫然とするしかないくえす達を知らずにカメバズーカが叫ぶがルパントリコロールとパトレンU号はエネルギーチャージした銃の銃口をカメバズーカに向け、グルーブはエネルギーを両腕に収束し、五十嵐はベルトのフィフティゲイルバイスタンプを1回ロール操作し……

 

『五十嵐 GO! GO!』

 

「「「サクッと大事に一気に決めるぜ!」」」

 

上部ボタンを押し、再びロール操作をしてから飛び上がる。

 

【トリニティリミックス!必殺!スタンピング!ジャスティス!リベラル!フィニッシュ!】

 

「「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

 

「「「「「「イチゲキストライク」」」」」」

 

【イチゲキストライク!!】

 

「「「グルービング光線」」」

 

五十嵐がキック態勢に入ると共にルパントリコロールとパトレンU号は同時にトリガーを引き、グルーブは握りしめた左手首を右肘のあたりで組んで交差すると共に十字型の光線を放つ。

 

「そ、創世王様バンザァァァァァァァァァァイ!!?」

 

ドカァァァァァァァァァァァァァァン!!!!

 

ルパントリコロールとパトレンU号の強力な銃撃とグルーブの光線を受けた後に五十嵐のキックに貫かれ、火花を散らしながらカメバズーカは爆発四散する。

 

それぞれ佇む合体戦士達を見ながらくえすはふと考える。

 

もしも文殊で自分達を【合・体】させれば、通常よりも凄い状態になるのではないかと……

 

(それならばガープ達に対抗できる可能性が高まる。しかしそうなると相性が良くないといけない……時期を見て美神と相談するべきですわね……)

 

「ちょ、ちょっと!?あれ、空が!?」

 

考えていたくえすはエミの言葉に顔を上げ、分離した戦士達と共に空に起きた異変に気づく。

 

空を黒い雲が覆い始めていたのだ。

 

「なっ!?これは一体!?」

 

「ちょっと今日の天気曇りか雨なの?傘差さなきゃ」

 

「ボケてる場合じゃないだろバイス!」

 

驚きの声を上げるルパンレッドの隣でどこからともなく傘を取り出すバイスにリバイはツッコミを入れる。

 

「な、なんだあの闇は……」

 

「しかもこれは……神の気配……!?」

 

その中で唐巣は冷たい汗を流し、くえすも息をのむ。

 

 

 

 

 

少し時間を遡る。

 

空間から脱出を果たした美神達は息を整えながら周りを見る。

 

目に見えるのは横島の学校……ではなく、全く別の場所であった。

 

「ここは……学校じゃない!?」

 

「うそ、ここはどこなの!?」

 

驚きの声をあげる愛子と蛍の隣で美神は冷静に周りの風景から特定する。

 

「ここって……栃木県の岩舟山の採石場跡……」

 

「間違いないね。アイドルの仕事で何度も来ているから分かるよここ」

 

「なんで学校じゃなくてここに出たんだ?」

 

「ふむ、もしかすると奴等がいるからではないだろうか?」

 

美神のに続く龍騎の後にファイズは不思議そうに呟いてからまだいるマタドールの言葉に彼女の見ている方へ視線を向ける。

 

そこには何かを前に佇むガラガランダとイカデビルがいた。

 

「ガラガランダ!イカデビル!お前達は何をしようとしている!」

 

「!?仮面ライダー!?なぜお前達が!?」

 

「あの空間からどうやってここに!?」

 

「ここにはいない私等の仲間が助けてくれたお陰だよ」

 

驚きの声をあげるガラガランダとイカデビルにアグルが返してる間、3号はガラガランダとイカデビルが見ていたのに驚く。

 

それは良く神話の様な話に出る聖杯の様な形をしているがその色は黒かった。

 

「それは……まさか邪竜神インフェリオスが封印された杯!?」

 

「邪竜神?」

 

「嘘!?なんでそれがここにあるの!?」

 

「何なのその邪竜神とは?」

 

3号の口から出てきた言葉に驚きの声をあげる輝夜に冥華は問う。

 

「邪竜神インフェリオス。とある世界の地球を光の届かない闇と氷の惑星に変えようとした邪悪なる竜の神。奴が復活すればとんでもない事になる」

 

「地球を闇と氷の惑星に!?」

 

「とんでもねぇ怪物じゃねえか!?」

 

「まさか、空間に閉じ込めたのは邪竜神の復活を邪魔させない為に?けどまだ復活していないのなら今のうちに破壊すれば……」

 

3号が教えた事にピートと雪之丞が驚きの声を上げ、蛍のに対し、イカデビルとガラガランダは嘲笑う様に大声で笑う。

 

「何が可笑しいんだよ!!」

 

「いやはや、そこまで甘ちゃんな考えで良く生きていられたものだなと思ってな」

 

「全く持ってその通りだ。そこの小娘よ!もう遅い!邪竜神はもうこの世界の人間達の悪のエネルギーで復活を遂げるのだ!!」

 

見よ!とイカデビルの声を合図に黒い杯は青い輝きと共に空へと高く浮かび上がる。

 

その後に強い輝きを発し……

 

ピヒャオォォォォォォン!!!!

 

産声をあげて解き放たれた。

 

上半身は翼を生やし、槍を持った四本の腕を生やしたおぞましい怪物の顔を持った人型、下半身は蛇のようになった巨大な怪物、邪竜神インフェリオスに戦士達が身構える中、美神達は茫然とする。

 

今まで神族や魔族を見ていた美神達だったが、目の前の存在はどの存在よりも強大で恐怖を振りまいていた。

 

美神は無意識に恐怖に怯える自身の体に気づかず、口から闇を吐き出して空を覆い始めたインフェリオスに目が向いてしまうのであった。

 

 

 




次回、第58の章:太陽の子
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