GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ 作:鳴神 ソラ
「さっきのはなんだよ!?」
もう1度ツッコミを入れるホロウにわりぃわりぃとW(翔太郎)は謝る。
「意思疎通してたんだよ。横島に害をなさないか?とか、横島を手助けしてくれるかを聞いたのさ」
「マジなのか!?」
「ああ、翔太郎は動物の気持ちになりきって探すのが得意でね。それによって鳴き真似をする事で動物との意思疎通を成し遂げるんだ」
「す、すげぇ!翔太郎さん!思わず引いちゃったけど動物と意思疎通できるってマジすげぇ!!」
【……探偵と言うのはそう言う事を平然と出来るのだろうか?】
驚くホロウにW(フィリップ)は肯定してから捕捉し、ウィスプは興奮しながら賞賛する中で心眼は探偵とはいったい……と呻くのであった。
【あの、皆さん……先ほどのドーパントを倒した事でセキュリティレベルが低下し、市街セクターが解放されました】
「おお!これでいけるエリアが増えたんだな!」
喜びの声をあげるウィスプだが続いての報告に肩を落とす。
【そしてこの島には、あと9つのセクターがあります。この調子で頑張って行きましょう】
「うげぇ、これでやっと1つぅ~~~」
「ってか、解放したのも合わせて10個あるのかよ……」
「仕方ないさ、地道に行くしかないよ」
肩を落としたウィスプとぼやくホロウにW(フィリップ)はそう言葉をかける。
【このすぐ先には浄水セクターのゲートがあります】
「アイダ博士が行ったセクターの内の1つか……よし、じゃあ先にそっちに行ってみるか」
「あ、だったら翔太郎さん。西条さんやカオスのおっさんにアイダ博士が向かったもう1つの港湾セクターの研究施設を見に行って貰うとかどうですか?」
報告に行先を決めるW(翔太郎)へとウィスプが提案するがW(フィリップ)が却下する。
「いや、もしも研究施設に上級の怪人がいた場合を考えると2人を向かわせるのは危険だ。他のセクターを開放し、地上から港湾セクターに行ける様にしてからの方がいいだろう」
「一理あるな」
西条ならまだ逃げるなどの行動を出来るだろうがカオスでは素早い対応が歳故に出来ない。
もしも動きの速い怪人と遭遇してしまえばカオスの命が危ない。
ならまずは浄水セクターへと向かう事になったのだが……閉じられてるゲートにおいおいとW(翔太郎)は呟く。
「ここもロックされてるじゃねーか!」
【これは、音声認証によるロックですね。一定以上の階級、権限のある人の音声によって解除できるロックです】
「ええ!?これセキュリティレベルじゃないのかよ!?」
叫んでからどうします?と見るウィスプにWは腕を組む。
「困ったな……音声に関するのなら使えそうなガジェットを持ってたんだが……あいにく出払っちまっててな……」
「フロッグポッドまでも出しちゃったのかい君は……」
唸るW(翔太郎)にW(フィリップ)は溜息を吐く。
「なあアイ、他に行けそうなルートはないのか?」
【もう少し先にある森林セクターならロックが解除されて行けます】
「そうか、まずはそこに行ってみるか……」
「ようし、森林セクターにレッツゴー」
「ニャー♪」
確認するホロウにアイはそう言い、ウィスプとニックを先頭に歩き出す。
その際、前を飛んだアイの背中を見てW(フィリップ)は驚く。
アイの背中の丁度真ん中に……Xの字が刻まれていた。
「あれは!?」
【?翔太郎さん、フィリップさん。どうかされましたか?行きますよ?】
驚きの声を漏らした事で止まったWにアイは呼びかける。
それにWは無言で続く。
(Xのマーク、やはりアイは……)
「どうしたフィリップさんよ、なんか驚いた声を漏らしていたが何を見たんだ?」
そんなWへとホロウは話しかける。
「いや、大丈夫だよ」
「……そうか」
誤魔化すW(フィリップ)にホロウは深く聞かなかった。
アイを見ていた事から彼女に関わる事とウィスプがいる事で話辛い話題であるなとなんとなく察したからだ。
☆
向かって来た敵を倒し、森林セクターへと足を踏み入れたウィスプはほわぁと声を漏らす。
「ここが、新しいセクターか……」
【はい。ここからは森林セクターになります。このセクターは、植物に対するコアエナジー活用の研究セクターです。コアエナジーを供給する事で、あっという間にこのセクターを埋め尽くす深い森になりました】
「すげぇ、綺麗な所だな。チビ達がいたら喜んでいただろうな」
「ニャ~~」
「綺麗なのは良いが、このセクター全部が森なのかよ……調査するには骨が折れそうだな……」
呟くW(翔太郎)へと解説したアイのを聞きながらウィスプは感嘆する隣でホロウは嘆く。
「陰念の言う通り、骨が折れそうだなフィリップ……」
「……翔太郎、アイの背中にXの文字が刻まれている事に気づいたかい?」
声をかけたW(翔太郎)は相棒の小声の問いに口を閉じる。
「アイは財団Xと関係がある可能性がある。今はウィスプ、横島忠夫の事も考えて少しでも情報が欲しい。気づかないフリをするのが得策だろうね」
「なんで横島が先に来たのかは知らねえが、これまでのアイを見てると、悪い奴には見えねえ……俺は変わらずアイを信じる。だから、今回ばかりは俺との相乗りに付き合ってくれ、相棒」
そう進言するW(フィリップ)は相棒の言葉に君らしいねと返す。
【!皆さん、お気を付けください。この先に、強大なコアエナジー反応が2つあり、誰かが戦闘中です!】
「何!?」
「戦ってるって、いったい誰が?」
「とにかく行こう!」
告げられた事に誰もが驚いた後に急いで走る。
すると3人の前に包帯を巻いた様な存在が5体現れる。
「なんだこいつ等!?」
「なんかミイラっぽいからミイラドーパントッスか?」
「いや、こいつ等はヤミーだ!」
「オーズが戦った怪人もいるのか……」
「ニャ!」
出現した存在、屑ヤミーに驚くホロウとウィスプへとWが答えるとニックがウィスプの腕から飛び出す。
「あ、ニック!」
危ない!とウィスプが言う前にニックが前足を振るうと爪型のエネルギー斬撃が飛び出し、屑ヤミーの2体を切り裂く。
続けざまに口にエネルギーを収束し……
「ニャオーン!!」
光弾として放ち、もう1体を吹き飛ばす。
「す、すげぇ!すげぇぞニック!!」
「ニャン♪」
褒めるウィスプにニックは嬉しそうに鳴く。
「小さくても、スミロドンはスミロドンだったね」
「なんとなく、予想は出来てた」
残っていた2体を倒し終えてからニックを見て呟くW(フィリップ)にホロウは悟った口調で諦め気味に言葉を漏らした視線の先では……
「ニック、凄い、賢い、つよい、可愛い」
「みゃ、みゃあ~♪」
とニックを抱き抱えて褒めに褒めているウィスプの姿があり、とにかく褒めて、そして甘やかすという横島式懐かせ術が炸裂し、ニックが懐きまくりに至ってホロウはすっと胃に手を当てるのだった……
(俺は、この島を出る時、胃が大丈夫だろうか)
これからの事を考えるホロウにW(フィリップ)は優しくポンと叩き……
「まぁ、きっと未来でもっと増やしてるだろうから、頑張りたまえ」
「慰めじゃねえのかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
出てきた言葉に崩れ落ちて絶叫した。
「すげぇな横島、お前絶対に動物園の飼育員とかそう言う仕事も出来るぞお前。もしくは動物園の園長とかな」
「あ、それ言われましたよ~」
ちなみにW(翔太郎)はウィスプを褒めていた。
【あの、皆さん、目的を忘れていませんよね?】
「おっと、わりぃなアイ」
遠慮気味に声をかけるアイにW(翔太郎)は謝ってから胃を抑えるホロウとニックを撫でてるウィスプを連れて向かう。
☆
W達が向かう先、そこで両手両足にメカニカルなアーマーの様なのを装着し、袖なしのスタンダートタイプの緑色のレオタードで身を包んでアホ毛が2本生えた緑髪にヘッドギアを付けた女性が2体の怪人と戦っていた。
双剣を握った女性と対峙しているのは緑色の顔がクワガタの顎の様な角と昆虫に見られる複眼を持った虫型の怪人と黄色のライオンのたてがみを思わせるドレッドヘアの猫型の怪人で向かって来た攻撃を双剣を振るって防いだ女性は舌打ちする。
「まさか
「ウヴァ!大丈夫かい!」
そんな女性、ウヴァの後ろで男性が身を隠しながら声をかける。
「心配するな、それよりもお前は自分の身を護れ!」
そう返しながらウヴァは向かって来た虫型怪人のカギヅメを双剣で受け止めながら猫型怪人の起こした風を避ける。
それを見ながら男性は悔しそうに右手にある鷹が描かれた赤いメダルを見る。
「後2枚、腕と足のメダルがあれば……」
どうすれば……と思った時……ウヴァが戦っていた2体の怪人の胸に何かが着弾して火花が散る。
「!そこだ!!」
それに双剣の刃を光り輝かせると怯んでいる2体に横一文字に斬撃を叩き込む。
その一閃を浴びた2体の怪人は受けた傷から溢れ出したメダルに混じり、他のと違う輝きを放つメダルが1枚ずつ飛び出る。
「映司!」
「!」
飛び出した2枚のメダルを男性、映司は掴み取ると絵柄を確認する。
それぞれ、黄色い虎と緑の飛蝗が描かれていた。
「丁度腕と足のメダル!これで!」
それを見てすぐさま懐から3つの窪みがある奇妙な形状の物体を取り出してそれを腰にあてがうとベルトが伸びて装着され、物体はバックルとなる。
その後に映司から見て右に赤いメダル、左に緑のメダルを装填し、最後に真ん中に黄色のメダルを装填すると3枚のメダルは輝く。
メダルを装填したバックルを傾けると右腰にある円形のスキャナーを手に取ってメダルをスキャンする。
キィンキィンキィン!!
「変身!!」
スキャンし終えると共に力強く吠えると周囲にメダルの幻影が現れ……
【タカ!トラ!バッタ!】
【タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!!】
セットされたメダルの幻影が現れた後に映司に張り付き、その姿を変える。
緑色の複眼に鷹を模した頭、腕は黄色、足が緑の三色で胸にサークルに囲まれた上から赤い鷹、黄色の虎、緑の飛蝗が刻まれた戦士、仮面ライダーオーズへと……
「良し、変身出来た!けどさっきの援護は一体……」
自分の腕を見てから呟いた所で再び何かが2体の怪人を攻撃する。
「大丈夫かオーズ!」
「援護します!」
その言葉と共にW達が駆け寄る。
「翔太郎さんにフィリップさん!それにその声、横島君?君、別の仮面ライダーに変身出来るようになったの?」
「その言い方は俺達の知ってる映司か、わりぃが説明は後だ。こいつ等は一体……?」
「こいつ等はかつての俺達を模した奴だ。いけすかねぇ事をするもんだ」
ウィスプを見て首を傾げるオーズにW(翔太郎)はそう言ってから目の前の怪人2体を見て聞き、ウヴァがそう返す。
その瞬間、ホロウは悟った。
ああ、目の前の女性はクシナと同じパターンかと……
「と、とにかくこのコピーウヴァとコピーカザリを倒そう!」
「分かりました!」
「ニャっ!」
オーズの号令と共にそれぞれ分かれる。
コピーウヴァにはウヴァ、W、ホロウが対応し、コピーカザリにはオーズ、ウィスプ、ニックが対応する。
「あれ!?猫ちゃんも入るの!?」
「大丈夫ッス!ニックは強いっスから!」
「ニャっ!」
驚きの声をあげるオーズにウィスプは強く返し、ニックも証明とばかりにコピーカザリへと自分の体形より大きめの光弾を放つ。
飛んで来る光弾をコピーカザリは切り裂くとその後ろから複数の光弾が飛んで来るのが目に入る。
複数の光弾はカクサンを使ったウィスプの光弾で、ニックが光弾を大きくしたのを見て狙いを心眼が察して横島に撃つ様に指示したのだ。
「!!!?」
予期してなかった無数の光弾を浴びたコピーカザリはその体から複数のメダルを飛び散らかせる。
「!あれは!」
その攻撃で飛び散ったメダルの中で黄色い輝きを発する3つのメダルに気づいてオーズはすかさず回収する。
確認すると虎以外にライオンとチーターが描かれていた。
「良し!これで!」
それを見て、バックル、カテドラルを水平に戻すとタカメダルとバッタメダルを抜いて新たにタカメダルの代わりにライオン、バッタメダルの代わりにチーターを入れるとメダルは輝き、オーズはスキャナー、オースキャナーでスキャンする。
キィンキィンキィン!!
【ライオン!トラ!チーター!!】
【ラタ・ラタ~ラトラァ~タァー!!】
歌が鳴り響くと共にメダルの幻影が張り付くとオーズの姿は猫系で構成された猫系コンボ、ラトラーターコンボになる。
「さっきの歌は何!?」
「歌は気にしないでね!行くぞ!」
ツッコミを入れるウィスプに返した後にオーズはチーターレッグによる高速移動でコピーカザリを翻弄しながらトラクローで切り裂いていく。
【横島!丁度良いのではないか?】
「え、あ、そうか!オーズさん!これ、これに力を込めてください!!」
止まったオーズにウィスプはブランク眼魂を投げ渡す。
来たのに驚きながらキャッチしたオーズは戸惑いながらこう?と握りしめる。
すると黄色の輝きを発して眼魂は変化する。
「えっと、これどうすれば良いの!?」
「それを再び俺に!」
戸惑って聞くオーズにウィスプは催促する。
分かった!とオーズは眼魂を投げ返す。
受け取ったウィスプは使おうとしてん?となって眼魂を見る。
「あれ?オーズの眼魂、赤だよな?これ黄色くない?」
【今のオーズに力を込めさせたからではないか?】
三蔵によるライダー試練ので使った奴を思い返して首を傾げるウィスプに心眼はそう言う。
そういうもんかと思いながら眼魂をセットする。
【アーイ!シッカリミナー!シッカリミナー!!】
飛び出したパーカーゴーストは黄色一色で、やっぱ違うなと思いながらウィスプはレバーを引く。
【カイガン!オーズ!】
【メダル奪った!ライオン!トラ!チーター!!】
音声と共にかつて変身したオーズ魂……とは名前が同じ別物になる。
オーズが変身してるラトラーターコンボの顔に腕にはトラクローが常時装着されている。
「やっぱり違うぅぅぅぅぅぅぅぅ!?これ黄色一色!?音声もタカとバッタじゃないぃぃぃぃぃぃ!?」
あれぇぇぇぇぇぇ!?と驚いているとコピーカザリがウィスプへと鬣を蠢かせるとその先端から弾丸を射出する。
「あぶなっ!?」
慌てて避けようと走ろうとし……思った以上に速く走ってしまい、何も考えずに走った為に勢いが止まらず、その勢いのまま……
「陰念!退いて、退いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「へ?うごほぉ!?」
ウヴァとヒートメタルに変えたWと共にコピーウヴァと戦っていたホロウへと激突し、そのままコピーウヴァを巻き込んで木に激突する。
その際にコピーウヴァから3枚の緑のメダルが飛び出し、ウヴァはそれをしっかり回収する。
「おっと、奇抜だが、面白い男だな」
3つのメダルを見てからウヴァは楽し気にウィスプをそう評する中でコピーウヴァ含めてよろけながら起き上がる。
「お前ぇ……もうちょいしっかりしろぉ……」
「だ、だって、ここまで速いって思わないやん」
ふらつく3人にコピーカザリは呆れた様に肩を竦めた後にニックの放った光弾を防いでからオーラを放出し、それにコピーウヴァも頭を振ってからオーラを放出する。
【!怪人達のコアエナジー反応が増大しております!】
「どういう事?」
「こいつらが強くなるぞ!気を付けろ!」
戸惑うオーズにW(翔太郎)が注意するとコピーカザリは両腕を肥大化させ、コピーウヴァは角が伸びて電を迸らせる。
コピーカザリは地面を強く殴りつけると衝撃波が周囲に広がってW達を吹き飛ばす。
「どあ!?」
「ニャン!?」
そのまま地面を転がるW達へと今度はコピーウヴァが伸びた角から電撃を解き放つ。
「うお!?」
「っ!」
電撃をなんとか避けた一同は飛んで来るコピーカザリの光弾を避けながら距離を取りつつ合流する。
「ちっ、変な小細工しやがって」
「ど、どうするんです?あんなのじゃあ近寄れないッスよ」
舌打ちするウヴァにウィスプはニックを抱えながら聞く。
「仕方ねえ、出し惜しみしてる暇がない。オーズ、W!あの電撃や光弾は俺がなんとかする。お前等はその後に必殺技を叩き込め!お前等もだ!」
そう言って右腕のアームアーマーの上部分にあるスイッチを押すとすぐ傍がせり上がってスロットが出て来る。
そのスロットにコピーカザリが攻撃された際に飛び出た銀色のメダル、セルメダルを6枚入れると元に戻す。
【シックス!メダルチャージ!】
音声と共に持っている双剣が強く光り出し、ウヴァは力強く連続で振るう。
振るわれた斬撃の軌道に沿う様にエネルギー刃が飛び出して、光弾や電撃を切り裂き、そのままコピーカザリとコピーウヴァをも斬り、ダメージを与える。
攻撃を破った事で出来た隙にWはメタルメモリをダブルドライバーから抜いてメタルシャフトに装填、オーズはカテドラルのメダルを再スキャンし、ウィスプとホロウはレバーを引く。
【メタル!マキシマムドライブ!!】
【スキャニングチャージ!!】
【ダイカイガン!オーズ/パラドクス!オメガドライブ!!】
音声の後にWは両端から炎を噴き出すメタルシャフトを振り回して構え、オーズは自分の前に3つの黄色のリングを展開されたのをみつえ、ウィスプもオーズと同じ様に構え、ホロウは拳に炎を纏わせる。
「「メタルブランディング!!」」
「おらぁ!!」
「セイハー!!」
「せいはー!!」
噴き出す炎の勢いでスライド移動しながらメタルシャフトによる一撃とライダーパンチをコピーウヴァに叩き込み、隣でオーズとウィスプがトラクローによる必殺斬撃、ガッシュクロスを炸裂させる。
「「!!!?」」
4人の同時必殺技を受けたコピーカザリはメダルと光を放出しながら爆発四散し、コピーウヴァは吹き飛んで木にぶつかった後によろけながら起き上がろうとしたが、メダルと光を放出しながら倒れて爆発四散する。
「ぶべぇ!?」
コピーカザリの爆発を背にオーズが止まる隣で、ウィスプは止まれずにまた木にぶつかる。
「あ、横島君大丈夫!?」
「ニャア!」
「イチチ、だ、大丈夫ッス」
慌てて駆け寄るオーズとニックに鼻に当たる部分を抑えながらそう返す。
一方でウヴァはセルメダルを拾いながら左腕のアーマーに先ほどやったのと同じ手順でメダルを入れて行きながら見上げる。
「やれやれ、どうやら大事に巻き込まれたようだな」
ふーと息を吐きながらオーズ達へと近寄るのであった。
次回、第2のレポート:蓬莱人と天才物理学者と筋肉馬鹿