GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ 作:鳴神 ソラ
ゆっくり魔理沙「なぜ1カ月も遅れた?」
天龍「げ、ゲームなど色々とやってました」
ゆっくり霊夢「よし、死ぬがよい」
天龍「あーーーーーーーーー!?」
カズマ「更新が遅れてすいませんでしたm(_ _;)m」
「テラー・ドーパント……!」
「あいつがあの怪物の飼い主って訳か」
ドーパントを見たW(翔太郎)の言った事にMRトリガーダークは呟く。
誰もが身構える中で西条は震えそうになる腕を抑える。
(道中で聞いていたが……恐怖の記憶の名はホントに伊達じゃないな。あのデジモンヤミー以上の恐怖が来る)
なりふり構わず逃げてしまいそうになる恐怖。
一度テラーアロモンの精神干渉を受けた西条は恐怖を知ったつもりでいた自分に毒づく。
(ホントこれ以上の恐怖があるのかと言う位の恐怖だ。考えていないと逃げ出してしまいそうだ)
本来、テラー・ドーパントは恐怖のエネルギーである黒い精神干渉波、テラークラウドを用い、周囲にどす黒い粘液状の精神干渉空間、テラーフィールドを発生させて接触した者や能力を視認した者の心身にダメージを与える。
だが、コアエナジーを過剰摂取されているからか、いるだけでこの場にいる者達に恐怖を与える。
そう、
「な、なんで体が、震えちゃう!」
「ぬ、ぬぅ、この我が、恐怖しているだと……!?」
「その場にいるだけで恐怖を撒き散らすとは……!」
段々と誰もがテラー・ドーパントのテラークラウドので後ずさる中、影響を受けていないのはWとティガ、ジオウ、ディケイド、RX、1号、ディエンドの7人だけであった。
「どうやらマトモに戦えるのは我々だけの様だな」
「なら、ティガとあんたは今にも変貌しているテラードラゴンを頼む」
「あ、やっぱ気のせいじゃなかったんだ」
ディケイドの言葉にジオウは見上げる。
上空を飛んでいたテラードラゴンは全身を光らせながら咆哮すると全身が光りに包まれ……
ズズーン!!
「おおお!?」
光りに包まれたテラードラゴンが地面に勢い良く着陸しておきた地響きと土煙に誰もが吹き飛ばされる。
ーギャオオオオオオン!!ー
光りから現れたテラードラゴンは牛とも羊とも見えない獣を象った陶器のような青い顔面から一転してその名の通りに良く話に出る龍の顔付きに変わり、ライオンのような四肢はガッチリとした二足歩行となり、尻尾も太くなって力強さを示す様に地面へと叩きつけて大きい音を響かせる。
「怪獣サイズになったよ!」
「あわわわ退避ゼンカーイ!!」
「行くぞティガ!」
「タッ!!」
慌てて退避するゼンカイザー達を後目に1号とティガは飛び上がって巨大化して変貌したテラードラゴンと対峙する。
「ネオテラードラゴンとも言うべきか……RX、僕のとっておきのお宝を使って君も参戦したまえ」
【カメンライド!!】
「え?」
パワーアップしたテラードラゴン、ネオテラードラゴンと取っ組み合う1号とティガを見てからRXへとそう言ったディエンドは戸惑ってるRXを後目にディエンドライバーにカードをセットして引き金を引く。
【J!!】
「行きたまえ!仮面ライダーJ!!」
放たれた銃弾は大きくなり、ディエンドの背後に飛ぶと巨大な緑の仮面ライダー、仮面ライダーJジャンボフォーメーションに変化する。
【ファイナルフォームライド!】
「痛みは一瞬だ」
「まさか士にやったあれを俺に?」
思わず振り向こうとするRXを前を向くと強制的に前をみつえさせてからディエンドはその背中に続けざまにカードを装填したディエンドライバーの銃口を向け……
【ブ・ブ・ブ・ブラック!アールエックス!!】
「うわっ!?」
引き金を引くと撃ち抜かれたRXはその体を超絶変形させ、現れた装甲に包まれると自身のベルト、サンライザーを巨大化させたのに変わると仮面ライダーJの腰に装着し、その姿を仮面ライダーBLACKRX・ジャンボーフォーメーションへと変える。
「新しく出て来た仮面ライダーがRXになった!?」
【と言うかベルトにも超絶変形させられるのか!?】
驚きの声をあげるウィスプと心眼を知らず、RXもティガと1号と共にネオテラードラゴンの放つ火炎弾を避けながら接近する。
【ウルトラマン!ウルトラマンエックス!ウルトラマンオーブ!!】
【トリニティフュージョン!!】
「シェア!」
「イーサッ!」
「デュア!」
【ウルトラマンティガ!トライブ!!】
その途中でティガはティガトライブとなると剣となった真オーブリングネオを構えてネオテラードラゴンの胴体を一閃を叩き込んだ所に、返しとばかりに振るわれた尻尾がどてっぱらに炸裂して吹き飛ぶ。
「ダァッ!?」
倒れるティガトライブにネオテラードラゴンは火炎弾を吐こうとして1号に顎を蹴り上げられて中断させられた所にRXがライダーチョップを横水平に連続で叩き込む。
その下ではディエンドの援護射撃を背にジオウ、W、ディケイドがテラー・ドーパントと交戦していた。
テラー・ドーパントは衝撃波を飛ばして来るのを避けながらジオウとWはケリを叩きこみ、そこにディケイドがライドブッカーで切りかかると受け止められ、投げ飛ばされる。
「ぐっ!だったらこれだな」
地面を転がった後にディケイドはケータッチを取り出してコンプリートカードを入れるとライダークレストをタッチして行く。
【ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!ジオウ!】
最後にジオウのライダークレストの下にある自分のライダークレストをタッチする。
【ファイナルカメンライド!ディケイド!!】
流れる音声の後にディケイドの額部分に現れたカードが装着されるとディケイドの姿は変化していく。
マゼンタから銀色へと変わり、スーツの肩から胸にかけてヒストリーオーナメントが装着され、その中に10枚のライダーカードが配置され、額に今のディケイドの顔が描かれる。
ライダーカードは中央がジオウで向かって左からW、オーズ、フォーゼ、ウィザードとなり、ジオウの右側はビルド、エグゼイド、ゴースト、ドライブ、鎧武となっている。
仮面ライダーディケイドセカンドコンプリートフォームへと変身完了するとディケイドはケータッチをバックル部分に装着し、元々あったバックルを右腰に移動させる。
「なんだありゃあ!?」
「額と胸にライダーのカードが付いた姿?」
「確かあれってコンプリートフォームか!」
「コンプリートフォーム……成程、じゃからライダーのカードが……」
驚きの声をあげるホロウと西条の後に唯一知っているウィスプが声を上げる中、ディケイドはケータッチのゴーストのライダークレストを触れてから右上のFのボタンに触れる。
【ゴースト!カメンライド!ムゲン!】
音声の後にディケイドの胸のライダーカードが一斉に回転し、その絵柄を1つにするとディケイドの隣に仮面ライダーゴーストムゲン魂が出現する。
「あれって、見た目的にゴーストか!?」
【見るからに最終形態と言うべきだろうか……】
それを見たウィスプが声をあげ、心眼が考察する中でディケイドは右腰に移動したバックルにカードをセットする。
【ファイナルアタックライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!】
音声の後にライドブッカーソードモードを構えたディケイドに連動する様に幻影ゴーストもガンガンセイバー・ナギナタモードを構えてエネルギーを収束し……
「はっ!!」
【ヨロコビストリーム!!】
同時に振るうと黄色い半月状の衝撃波が飛び、Wとジオウを吹き飛ばしたテラー・ドーパントに炸裂して火花を散らして後ずさらせる。
「次だ」
【オーズ!カメンライド!スーパータトバ!!】
幻影ゴーストが消えた後に続けざまにディケイドは今度はオーズのライダークレストに触れるとオーズがスーパータカメダル、スーパートラメダル、スーパーバッタメダルを使った強化コンボ、仮面ライダーオーズ・スーパータトバコンボが姿を現す。
【ファイナルアタックライド!オ・オ・オ・オーズ!!】
連続でカードをセットして響き渡る音声の後にディケイドは幻影オーズと共に飛び上がると幻影オーズは背中に赤い翼を出現させて、同時に跳び蹴りをテラー・ドーパントに炸裂し、テラー・ドーパントは火花を散らしながら地面を転がる。
段々と勢いを増したライダー達にテラー・ドーパントとネオテラードラゴンは押されて行く。
「とお!!ライダーチョップ!!」
ネオテラードラゴンの火炎弾を飛び上がって避けた後に1号がその顔面に急降下した勢いを乗せたチョップを叩き込む。
ーギャオオオオオオン!?ー
「リボルケイン!!」
怯んだネオテラードラゴンをみつえ、RXはサンライザーから必殺武器、リボルケインを生成し、引き抜くとその切っ先をネオテラードラゴンへ向けて飛び上がり……
「トアッ!!」
その胴体にリボルケインを突き刺す。
トドメとばかりにティガトライブもティガカリバーを取り出して真オーブリングネオの輪っか部分に刀身を差し込む。
【解き放て!超古代の光を!!】
響き渡る音声の後、ティガカリバーのリング部分を高速回転させトリガーを引き、中央のリングの中にある炎、氷、岩、嵐、ティガの胸を模した紋章が輝きを発した後に刀身が虹色に輝き出し、ティガドライブは光り輝くティガカリバーを振るった後……
「タアッ!!!」
前に突き出すと共に虹色の光線が放たれ、RXがリボルケインを抜くと同時に引いた後に光線はネオテラードラゴンに炸裂する。
ーギャオオオオオオオオオ!!?ー
ドガーーーン!!
全身を火花を散らしながらネオテラードラゴンは爆発四散する。
「あっちも決めたし、そろそろこっちも決めるか」
「ああ、っておい、なんで後ろに回るんだ?」
「成程、そう言う事かい」
撃破している所を見てそう言うディケイドのに同意してから自分の後ろに回ったのにW(翔太郎)が疑問に思う中でW(フィリップ)は納得すると……
【ファイナルフォームライド!ダ・ダ・ダ・ダブル!!】
「ちょっとくすぐったいぞ」
カードをバックルに装填してからそう言ってディケイドはWの背中に手を翳して開く様に動かすと……Wの体が真ん中から分断された後に、2人のWとなる。
【サイクロン!サイクロン!!】
【ジョーカー!ジョーカー!!】
「こういう事か!」
「行くぞお前等」
「ああ、いつでもだね」
だなとそれぞれWJとWCはディケイドと共に飛び上がり、ディケイドはカードを装填して必殺技を発動する。
【ファイナルアタックライド!ダ・ダ・ダ・ダブル!!】
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」
ディケイドはカードのレールを通り抜け、WJとWCは風を纏ってテラー・ドーパントへと必殺キックを叩き込む。
ドカァァァァァァァァン!!!
爆発を背にディケイドと元に戻ったWが着地する。
「!今まで感じていた怖さが消えた!」
「ぬぅ、まだまだ精進が必要であるな……」
「良かった……」
テラー・ドーパントが倒された事でテラークラウドの干渉から解放されたウィスプ達を見ながらW(翔太郎)は物思いに更けている相棒に声をかける。
「……大丈夫かフィリップ?」
「……あれが、父さんじゃないとは分かっている……分かってはいるんだけど……今度は自分で倒したのが、こんなに心に来るとはね……」
沈痛な思いで呟かれたW(フィリップ)のにW……翔太郎は目を閉じてからセンタータワーを見る。
「……ゼウスの罪は、死んだ人達への冒涜だけじゃねぇ……生きてる人間の思い出も踏み躙りやがった事だ。だからこの借りは戦いで晴らそうぜ」
励ましてくれた相棒にそうだね……とW(フィリップ)は頷く。
「前に進もう、翔太郎。父さんも前に進めって言うだろうしね」
ああと力強く答えた相棒のを聞きながらセンタータワーを見る。
次回、第63の章:センタータワーへの突入前哨戦