GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! 仮面ライダーメモリークロスヒーローズ 作:鳴神 ソラ
説教猫ゆっくり霊夢「なんでこんなに月が空いたのかな?」
しょんぼり猫天龍「戦闘描写にかかったのと弟とデジボク2やリメイク版ペパマリRPGをやってて時間が取れませんでした」
説教猫ゆっくり霊夢「お前、ホントゲームに時間取られ過ぎ、もうちょい時間配分しっかりして」
しょんぼり猫天龍「あい」
ゆっくり魔理沙「おーい、猫ミームに感染してるぞ;」
「いつでも良いよ」
端末の前に立ったオーズはセッちゃんにそう言う。
【んじゃあ合図するっチュン!皆行くっチュンよ!いっせーのーせっ!!】
合図と共にオーズは勢い良くガラスをたたき割ってボタンを押す。
少しの静寂の後……
ガシャン!!
ゲートが音を立てて開いて行く。
「やった!無事に開いた!」
【皆!無事に開いたっチュン!すぐに戻って来るチュン!】
それにウィスプ達は歓声を上げた後、セッちゃんの報告から少しして世界の壁と共に散らばっていたW達が出て来る。
「上手くいったみたいだな」
「はい!そっちは大丈夫でしたか?」
「そっちはって事はやっぱりそっちでも襲撃があったみたいだな」
W(翔太郎)の言葉にオーズは頷いてからそう聞き、ディケイドはふーと息を吐く。
「やっぱおたく等の所もあった感じ?怪人共がうようよと出て来たもんだぜ」
「俺達の方もそうだったよ!」
「こっちも同じだ」
「敵も来られたくない様だな……」
肩を竦めるMRトリガーダークのにジオウ、ゼロワンが代表で言い、1号は通路の先をみつえて呟く。
【この先のゲートを通ればセンタータワーに繋がる搬送路に出るっチュン!】
「成程な……セッちゃん、確認したいんだけどよ。この先はリボルギャリーで通れる広さか?」
解説するセッちゃんにW(翔太郎)がそんな確認を取る。
【えっと……暫く進むとこことは違う搬送路と繋がった広場があって……その通路からセンタータワーまでの道をリボルギャリーは通れるっチュン】
「……翔太郎、まさかその広場からリボルギャリーで突っ切るつもりかい;」
「当たりだ。いちいち相手にしてたら切りがないからな」
「まぁ、確かに足止めして来てもおかしくないけど……凄い脳筋戦法だね」
相棒に笑って返したW(翔太郎)はディエンドの言葉に悪かったな脳筋でと不機嫌そうに返す。
「だがいちいち相手にしてたら切りが無いのも一理あるね」
「そうじゃな。相手しとる間に奴の目的を達成されてしまう可能性は高い」
「力を温存できるのならばしておくべきであるな」
「だな。まだムチリとかいやがるしな」
西条、カオスはW(翔太郎)の案を肯定し、ダーゴンとホロウも頷く。
決まりだなと言うWの号令の後、一同は立ち塞がるガーディアンやマスカレイド・ドーパント、ショッカー戦闘員などを倒しながら進んで行く。
暫くすると広場に出る。
【あ、ここっチュン!】
「ようし!士。頼んだぜ」
「お前、こういう時に俺をドラえもんのどこでもドアか四次元ポケット扱いしてないか?」
早速頼むW(翔太郎)にディケイドは呆れながら世界の壁を展開、そこからリボルギャリーが通って出て来る。
「さあ皆!リボルギャリーに乗り込め!荒っぽくなるが、しっかり捕まってろよ!」
「あの、翔太郎さん、乗るのは良いとして、全員乗れるッスか?」
早速乗る様に促したW(翔太郎)はウィスプの言葉に固まる。
「確かに、上に乗るならともかく、中に入るとなると詰めて5~8人位になりそうだね」
「なら俺とゲイツにウォズはトリニティになろうか?」
「安全を確認出来たら俺が迎えにいけば良いだけだろ」
入っていたので乗れそうな人数を西条が言い、ジオウに対してディケイドがそう言う。
「どうやらその前に雑魚退治みたいだぞ」
「みたいだな」
後ろを見たバルカンの言葉にV3も同意したのに誰もが振り返る。
来た道やもう1つの道からショッカー戦闘員やマスカレイド・ドーパントが雪崩れ込んで来て、何もない空間からはガーディアンや屑ヤミーなどが出て来る。
「いっぱい来やがった!?」
「だったら俺達がこいつ等の相手をする!」
「ジオウ、先に行け。こんな奴等の相手などしている暇はないからな」
「横島、お前も行け。俺達との合流を考えずにセンタータワーに突入しろ」
「ヨッホホーイ!なら俺達も乗っからせて貰おうか」
「オーケイ兄貴!」
「本郷先輩、俺も残るので先に!」
軍団に対し、小野寺クウガを筆頭に、ホロウ、ゲイツ、ウォズ、バルカン、トリガーダーク、ツーカイザー、ツーカイフリント、ゼンカイレッド、V3が構える。
「僕達も残りましょう。歯痒いですが人質にされたらいけないからね」
「そうじゃな……」
「じゃあニック達も残しておきます。皆、西条さん達の護衛に陰念達の援護をしてくれ」
残る事を選択する西条とカオスにウィスプはニック達へお願いするとニック達は任せろと強く鳴く。
「ようし皆行くぞ!」
「翔太郎!俺達は中に入らずに上に乗って行くぜ!」
「どうせだし、変なのを撃たれたらいやですもんね」
「俺も一緒にやろう」
W(翔太郎)の号令にゼンカイジャーの面々とロボライダーとなったRXがリボルギャリーの上に乗り、他の面々は中に乗り込むとリボルギャリーは発進する。
勢い良く進んで行くリボルギャリーを攻撃しようとしたガーディアンをゼンカイジャーとロボライダーが迎撃し、迎撃装置をリボルギャリーが強引に破壊していく。
「良いぞ良いぞ!」
「このまま行くッス!」
「!気を付けろ!手榴弾が前の道に転がっている!」
順調に進んでいる事に余裕になるゼンカイガオーンとゼンカイマジーヌだったがロボライダーの言葉に一気に顔を青ざめる。
「わわわ!ヌヌヌマジーヌ!!?」
慌ててゼンカイマジーヌは魔法で転がされていた手榴弾を消し、その手榴弾を投げたガーディアンをゼンカイザーとゼンカイブルーンが撃ち抜く。
【皆!次の広場の右のルートがセンタータワーの道っチュン!!】
「お、そろそろか」
「!翔太郎君!フィリップ君!リボルギャリーを止めるんだ!!」
セッちゃんの報告にゼンカイジュランがふうと息を吐き出した所でロボライダーの言葉にえ?と疑問を浮かべると同時にリボルギャリーは急停車し、ゼンカイジャーの面々は跳ばされない様にしがみ付く。
「ちょっと、いきなりどうしたのさ」
「前を見るんだ」
「前……あ、あれは!?」
しがみ付いた態勢のままで問うゼンカイガオーンはロボライダーに促されて他の面々と同じ様に前を見て驚く。
そこには複数の網を後頭部のムカデの胴体から放出して足止めする様に展開したムチリがいた。
「ムチリ!」
「ここで最後の新生グリードか!」
リボルギャリーから出て身構えるW達を前にゼウス・ドーパントが虚空から出現する。
「ふん、ここまで私に歯向かって来るとはな……」
「ゼウス……!」
W達を見下ろしていたゼウス・ドーパントは機嫌良さそうに傍に控えさせたムチリを示す。
「だが、邪魔もここまでだ……ついにコアエナジーによるムチリの強化が完成したのだからな!お前等を蹴散らして、私は次の研究に進むとしよう。いけっムチリっ!!」
「ヴアアァァァァーーーーーーっ!!」
命令と共にムチリはムカデ部分から黄色と紫色の2色のビームを発射し、拡散しながら飛んで来るビームをW達は散開して避ける。
「これが大量のコアエナジーによって強化されたムチリの強さか!」
「くそっ!間に合わなかったのか!」
ビームが着弾して抉れた床を見て呻くW(翔太郎)と強化を防げずに悔しがるオーズにゼウス・ドーパントはくくと笑う。
「意思もねえ奴を作って自慢げに語るとは呆れた物だな」
「そうだそうだ!欲もねえ奴を同族とはおもえねえぜ!!」
「意思など要らんのだ。こいつは実験の器なのだからな!」
そんなゼウス・ドーパントに対し、ウヴァはムチリを見て言い、ゴーダも続くがゼウス・ドーパントは鼻で笑った後にその言葉と共に一歩引く。
どうやらムチリだけで倒せるから自ら出る幕でもないと言う感じみたいだ。
「余裕を持ってやがるな」
「とにかく、あのムチリを倒そう。あいつをこの場で倒せばゼウスの計画を阻止できる筈だ」
「!そうか、ゼウスの計画はあくまでアイダ博士の復活!」
呆れた様に呟くディケイドの隣でアギトの言った事にウィスプもハッとなる。
その間に斬りかかるゼンカイジュランとガオーンクローを振るうゼンカイガオーンにムチリはハニカム構造のバリアで防ぐと手甲から伸びたハチの毒針で刺突して吹き飛ばす。
「がっ!?」
「ぐぅ!?」
倒れる2人にムカデ部分から今度は無数の針を雨の如く飛ばして串刺しにしようとするがティガとトリガーがバリアで防ぐ。
【キィンキィンキィン!】
【クワガタ!カマキリ!バッタ!!ガータガタガタキリッバ♪ガタキリバ♪】
「はあ!!」
追撃しようとするムチリにガタキリバコンボになったオーズが切りかかり、バリアに防がれてしまう。
そんなオーズを攻撃しようとしたムチリをゴーダが両腕から針を飛ばして怯ませる。
「おいおい、ダメージ入ってない感じだな;」
「予想以上だな……」
怯んだだけでそこまでダメージを受けた様子を見せないムチリに顔を引き攣らせた様にゴーダは呻き、キックを防がれて吹き飛ばされるも受け身を取った1号は呟く。
だったら!とオーズは12人に分裂すると1人を除いてメダルを変えてオースキャナーでスキャンする。
キィンキィンキィン!!
【クワガタ!カマキリ!バッタ!!ガータガタガタキリッバ♪ガタキリバ♪】
【ライオン!トラ!チーター!!ラタ・ラタ~ラトラァ~タァー!!】
【サイ!ゴリラ!ゾウ!サ・ゴーゾ……サ・ゴーゾォッ!!】
【シャチ!ウナギ!タコ!シャシャシャウタ♪シャシャシャウタ♪】
【プテラ!トリケラ!ティラノ!プットティラノ~ザウル~ス!】
【コブラ!カメ!ワニ!ブラカ~ワニ!!】
【セイウチ!シロクマ!ペンギン!!セイ!シロギンー!セイ!シロギンー!!】
【シカ!ガゼル!ウシ!!シーガーゼシー!シーガゼシー!シィーガーゼシィー!!】
【サメ!クジラ!オオカミウオ!!サーラーミーウオー!サ!ラ!ミーウオー!!】
【エビ!カニ!サソリ!!ビ・カ・ソー!ビッ・カッ・ソォー!】
【タカ!クジャク!コンドル!タージャードル~♪】
【タカ!トラ!バッタ!!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!!】
それにより11人のオーズは各々のコンボの姿へと変え、別々のコンボとなったオーズが12人並び立つ。
緑の昆虫系コンボ、ガタキリバコンボ
黄色の猫系コンボ、ラトラーターコンボ
白の重量系コンボ、サゴーゾコンボ
青の水棲系コンボ、シャウタコンボ
紫の恐竜系コンボ、プトティラコンボ
橙色の爬虫類系コンボ、ブラカワニ
寒冷系コンボ、セイシロギンコンボ
偶蹄類系コンボ、シカゼシコンボ
頭頂部と両頬にヒレ備わたサメを模したサメヘッド、両腕にクジラの頭部を模した手甲『クジラスラッガー』を備えたクジラアーム、膝から爪先まで一直線に伸びるヒレ状の刃『ソールフィンブレード』を持ったオオカミウオレッグで形成された水棲生物系コンボ、サラミウオコンボ
エビを模したエビヘッド、両手にラインドライブが変化したギザギザの刃を持つ鋏「カニシザース」を装備するカニアーム、膝に小型の鋏「サソリニーディアス」、大きく張り出した爪先「サソリアグソール」が特徴のサソリレッグで構成された節足動物類系コンボ、ビカソコンボ
赤の鳥系コンボ、タジャドルコンボ
そして通常コンボ、タトバコンボ
総勢12人のコンボのオーズは各々にポーズを取ってムチリを威圧する。
「す、すげぇ」
「同じオーズがこんなオーズ!?」
「どんなボケだよ」
並び立つオーズ達に驚くウィスプとボケるゼロワンにディケイドが呆れる中、オーズ達は一斉にオースキャナーでメダルを再スキャンする。
キィンキィンキィン!!
【スキャニングチャージ!!】
音声の後に12人のオーズは各々に動く。
まず、サゴーゾコンボが重力を操ってムチリの動きを封じた所でプトティラコンボがエクスターナルフィンを展開してからの羽ばたきによる冷気で下半身を氷漬けにした所でセイシロギンコンボがシロクマアームで繰り出す必殺パンチ、ゴッカンブリザードとブラカワニの両足を前に向けて揃えた状態でスライディングしワニのオーラを纏った必殺蹴り、ワーニングライドが炸裂、
続けざまにサゴーゾコンボがゴリバゴーンをロケットパンチの要領で跳ばして攻撃、ラトラーターコンボがトラクローによる斬撃、シカゼシコンボがガゼルアームのガゼルアントラーによる刺突を食らわせる。
ムチリがふら付いた所をビカソコンボが腕のカニシザースで百烈拳を打ち込む必殺技ビカソスプラッシュを浴びせた後にアッパーで打ち上げ、そこをラトラーターコンボがガッシュクロス、サゴーゾコンボとシカゼシコンボが頭突き、ブラカワニコンボが再びワーニングライドを、プトティラコンボはテイルデイバイダーを展開してムチリに叩き込み、セイシロギンコンボがジャンプアッパーでさらに打ち上げる。
「セイヤッ!!」
「セイヤッ!!」
「セイヤッ!!」
「セイヤッ!!」
「セイヤァァァァァァァァァァァァ!!」
最後に飛び上がっていたタジャドルコンボのプロミネンスドロップ、シャウタコンボの脚部装甲を展開・変質させて蛸足状にし、更に蛸足を揃えてドリルとした状態で敵に突撃して貫くオクトバニッシュ、ガタキリバのガタキリバキック、サラミウオコンボの強力な破壊力を秘めたキック、サラミウオブレイク、タトバコンボのタトバキックがムチリへと炸裂する。
ドカァァァァァァァァァァァン!!
爆発の中から1人に戻ったタトバコンボのオーズが飛び出して来る。
少ししてムチリが地面へと落下、それと共にセルメダルを噴き出す。
噴き出したセルメダルの中から6枚の輝くメダルを見つけてゴーダは掴み取る。
「やりぃ、相手側の俺と同じメダルゲット♪」
「ま、まさかムチリが!?ぬぅ!!」
嬉しそうにメダルを見るゴーダや構えるオーズ達を見てゼウス・ドーパントは泡を食った様子でムチリを浮かべるとその場から消え去る。
「待てゼウス!」
「まずいな、もしかするとこのままアイからアイダ博士の記憶を抜き取っちまうかもしれねぇ!急ぐぞ!!」
逃げたゼウス・ドーパントにメンバーは見える通路へと走る。
次回、第22のレポート:ユニバース・クロス