空戦シミュレーターを極めたので異世界でエースとして君臨します   作:PlusⅨ

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 これまで一人称に拘ってきましたが、書きたい展開が書きづらくなってきたので、以降、三人称も使い分けていきます。

 とりあえずアビー寄りの三人称視点からスタート。時系列は第18話の直後からです。


第19話・アビーの想い

 トムキャットを早期警戒管制機として活用しようと言い出したのは、アビーだった。ブラックスワンとの戦いを間近で見て、経験して、彼女はこの策を思いついたのだ。そしてレイやリリィと協力して索敵や指揮方法を研究し、それを実行したのが昨日の作戦だった。

 

作戦の立案者として、アビーは自分が指揮を取ることに拘った。

 

トムキャットのシステムに最も習熟していることもあって誰からも異論は出なかったが、ただその時、レイだけは賛成も反対もしていなかったのをアビーは今さらながら思い出した。

 

──無理するなよ。

 

 彼が示した態度はそれだけだった。そのあっさりとした言葉に、彼は私のことなど興味がないのだろうかと思い、アビーは軽く失望さえした。ラックの死を目の当たりにして以来、自分もこの部隊の力になろうと必死で考えた末の案だし、レイもそれを喜んで後押ししてくれると思ったのに……

 

 ……だけど、自ら実戦に参加した今、彼が言った「無理するなよ」という言葉の意味の重さを思い知った。人の命が消耗品のように消えていく戦場の非情さを目の当たりにして、アビーの心は激しい困惑に襲われていた。

 

 死んだ味方パイロットとは特に面識があったわけでもないけれど、自分が参加した作戦で、しかも自分の指揮で、誰かが死んだ事実は想像以上に精神に負担を強いていたようだ。

 

 仲間の死を意識した時、それはさらに「自分の指揮で敵が死んだ」という事実をも彼女は強く意識することになった。自分自身が手を下したわけでも、敵が死んだ瞬間を目にしたわけでもない。ただレーダー画面上に映る光の点の群れが消えていくのを見つめていただけだ。

 

 だけどその他人事のような光景が、アビーの心を戸惑わせた。人の命は、こんなにもあっけなく、現実感もなく、淡々と消えていくものなのか。

 

 もちろん、戦場に出るということは殺し殺される世界に身を置くことだと頭では理解していたし、覚悟もしていたつもりだった。だけどそんな理屈だけの理解や覚悟なんてものは、実際の経験の前では役に立たなかった。頭は冷静に任務は遂行していても、身体がどうしようもなく恐れ慄いていた。

 

 それは仲間が死んだことへの悲しみなのか、敵を殺したことへの罪悪感なのか、はたまた自分が死ぬかもしれなかったことへの恐怖感なのか、全てが渾然一体となって言葉にできない感情に身体が震えていた。

 

 この感情をどう理解していいのかわからない。どう対処すればいいのかも。だからせめて目を逸らそうとした。任務に集中し、必死に冷静であり続けようと堪え続けた。

 

 そんな時、彼が、レイが言ってくれた。

 

――泣きたいなら、泣けばいいさ。同情だとか、罪悪感だとか、そんなものはどうでもいい。涙が枯れちまった連中の代わりさ。そう思えばいい。

 

 その言葉を聞いた時、アビーの中に堰き止められていたものがどっと溢れ出した。無理しなくていい、と彼が示してくれた。

 

 アビーが空の上で泣いた時、レイは機体が着陸する順番を部隊で一番最後に回してアビーが落ち着くまでの時間を作ってくれた。その上、着陸後は泣き腫らした顔を人目に晒さないように後の業務も全部引き受けてアビーを部屋に返してくれた。

 

 何もかも彼に頼りっぱなしね。とアビーは翌朝、目覚めたベッドの上で天井を見上げながらぼんやりと思っていた。

 

 結局、部屋に帰った後もアビーの涙は止まらなかった。

 

 きっとレイは、アビーが戦場の現実に触れて戸惑うことを予期していたのだろう。彼はアビーに対して無関心なわけではなく、ちゃんと見ていてくれた。そして彼なりのやり方ではあるが気遣ってくれている。目が覚めた今、アビーはそのことにようやく気づくことができた。

 

「レイに、お礼を言わなきゃね……」

 

 アビーは呟き、小さく微笑んだ。

 

 とは言っても、口で礼を告げるだけというのも素っ気ない気がする。何より、昨日は帰投後の業務を全部レイに任せっきりにしてしまった借りもある。

 

 ベッド脇の枕元の時計を見ると、時刻は朝5時を回ったばかりだった。昨晩は肉体的にも精神的にも疲労していたので夜が更ける前に眠ってしまったこともあって目が冴えてしまっていた。

 

 なら、今のうちに昨日サボってしまった仕事を片付けてしまおうと思いついた。身支度を整えた後、アビーは居住区からガンルームへと向かった。

 

 驚いたことにガンルームの照明は点灯しっぱなしだった。最初は消し忘れかと思ったが、室内に入ってそうではないことを知った。

 

 レイだ。まだ勤務時間外だというのに、レイは自分のデスクに向かったまま、椅子に座って寝息を立てていた。

 

 彼の前には仕事関係の書類ファイル何冊も転がっていた。仕事の途中で居眠りをしてしまったらしい。

 

(もしかして、昨日からずっと仕事をしていたのかしら?)

 

 アビーはそっと近づいてレイの傍らにしゃがみ込んだ。よく見ると、目の下に隈ができていた。アビーの胸に、申し訳ないという気持ちと、彼への感謝の気持ちが入り混じってじんわりとした熱さとなって広がった。

 

「……ありがとう、レイ」

 

 アビーは囁くような声で感謝の言葉を口にすると、レイの目元を指先で軽く撫でた。その時、レイが微かに笑ったように見えた。

 

 アビーはふと思い立ち、レイの頬を人差し指でつん、と突いてみた。むず痒かったのだろうか、レイの口から小さな声が漏れ、身じろぎをした。

 

 アビーはくすりと笑うと立ち上がり、彼のデスクから処理がまだ終わっていない書類ファイルを取り上げて、自分のデスクに持っていき、なるべく音を立てないように静かに仕事を始めたのだった。

 

 

***

 

 

 夢の中で、これは夢だと自覚することはたまにある。今回もそうだ。俺はいつものようにコクピットの中で目を閉じ、出撃前の準備をしていた。だが、コクピットの中、計器盤の上に何かが置いてある。

 

 それは写真立てだった。中に飾られているのは家族の写真だ。父さん、母さん、それに俺。三人で並んで写っている。この世界に来る前の世界のことだ。こんなものがコクピットにあるはずがないのでこれは夢だと自覚しながら、俺はその写真を眺めていた。

 

 おかしいな、誰か足りない。そんなことを考えながら。

 

 ああ、思い出した。姉貴がいないのだ。姉といっても同じ年齢、同じ誕生日の双子だ。

 

 巣飼 零華(すがい れいか)

 

 俺の片割れ。幼いときは何をするにしても一緒だった。だけど、いつからか彼女は家に帰らなくなった。両親に聞いても、理由は教えてくれなかった。ただ、「ごめんなさい」「すまない」を繰り返すだけだった。

 

 やがて両親は離婚して、それぞれ新しい相手と再婚した。だから、彼女と会うことは二度となくなってしまった。

 

 どうして今まで忘れていたんだろう? もう顔も思い出せないのに。それとも、忘れようとしていたのか。

 

 とにかく、あの時のことを謝りたかった。今さら遅いかもしれないが。

 

 ふいに、人の気配を感じた。横を見る。姉さんが居た。幼い頃の思い出の姿の零華だ。彼女が微笑みかけてくる。

 

 零華と生き別れたのは中学生になってからだったが、不思議とその頃の彼女の姿よりも、幼かった頃の姿ばかりよく思い出す。それはお互い二次性徴を迎える前は外見的に男女差があまりなくよく似ていたからだろう。だから、今でもたまに自分の姿を鏡で見た時に姉の面影をふと見出すときがある。

 

 二次性徴を迎えてからは男女差が外見にもはっきり現れてきて差異が大きくなっていった。それは外見だけじゃなく思考や性格もお互いに変化して、いつのまにか相手が何を考えているのか理解出来なくなっていた。中学に入った頃には姉のことはすっかり他人扱いしていた気がする。

 

 そして今、目の前に居た零華は幼い頃の容姿から大人びた姿へと成長していた。

 

「久しぶりね、レイ」

 

 と大人になった零華が微笑む。

 

 懐かしいな。元気にしてたか? と問い返すと、彼女は寂しそうに笑いながら、俺の目元を指先で軽く撫でた……

 

 

***

 

 

 まだ薄らぼんやりした意識のまま目を覚ました俺は、すぐ隣のデスクに女が座っていることに気がついた。

 

「姉さん……」

 

「ん、ああレイ、起こしちゃった? ごめんね」

 

 そう言って微笑み返したのは、アビーだった。

 

 時計を見ると、すでに朝九時を回っていた。

 

「アビー…いつからここにいた?」

 

「それはこっちのセリフかしらね。レイ、あなた昨日は何時まで起きて仕事をしていたの?」

 

 そう言われて俺は記憶を探る。

 

「確か夜中の三時を回ったまでは覚えている。そこで寝落ちしちまったみたいだな。…それで九時過ぎまで寝てりゃ世話ないな」

 

 ガッツリ六時間睡眠だ。夜なべした意味がまるで無い。自分で呆れながら体をほぐすために立ち上がろうとすると、急に目眩を感じて尻餅をつくように椅子に鍵を落としてしまった。

 

「あんまり無理しちゃダメよ、レイ」

 

 アビーが心配そうな顔をしている。ということは他人を気遣えるくらいには気を持ち直したということだろうか。昨日の涙が止まらなかった彼女の姿を思い出しながら、俺は訊いた。

 

「君こそ、もう平気なのか?」

 

「平気って? あぁ、昨日の……うん、まぁね。泣くだけ泣いたら少し楽になったわ。ただ、人が死んだってのに気楽になってもいいものかどうか、良心が痛むけどね。ただ、それさえも偽善に思えちゃって、たまにどうしていいのか分からなくなるときもあるわ」

 

「偽善か……確かにな。同情したって死んだ奴には関係ない。だけど、それが自分で分かっているなら、それでいいんだ。感情は理屈じゃない。死者を悼んで泣くことの何が悪いというんだ。感情を抑える必要はない。泣きたいときに泣けばいいさ」

 

 まだ心が動いている内にな……。そこまで口に出してしまったとき、アビーの表情がまた曇ったのがわかった。

 

 どうやらあまり慰めにはならなかったのかもしれない。そう思ったが、アビーはすぐに微笑みを浮かべて言った。

 

「うん……ありがとう、レイ。私も、あなたの力になれるように頑張るわ」

 

「…あまり無理するな」

 

「無理したいのよ」

 

 ふふっと笑うアビーを見ながら、俺は彼女に告げるべきことがあったのを思い出した。トムキャットのフライトオフィサから外れてもらう件だ。

 

 ただ、今アビーにそれをはっきり告げると変に誤解を招きかねない気がした。アビーは実戦に出たがっているし、それが単なる好奇心ではなく、この部隊の一員として役に立ちたいという使命感からだということも理解している。

 

 だからこそ「実戦に出さない」と安易な言葉で伝えてしまうと、アビーは自分の居場所を失ったように感じるんじゃなかろうか。

 

 居場所を失ったと思い込んだ時の辛さを、俺は知っている。

 

 社会や他人との関係の中で孤独を感じてしまったら、人は生きていけない。家族との間ですら居場所を失ったら、後はもう暗闇の中に閉じこもるだけだ。そんな経験をアビーにさせたくない。ここは言葉を慎重に選ぶべきだ。

 

 俺がそんなことを考えている横で、アビーがデスク上のファイルを取り上げた。

 

「ねぇ、レイ。あなたが進めかけていた仕事、このファイルを読ませてもらったわ」

 

「ああ、トムキャットの改装案のことか」

 

 今の試験機は不具合点を徐々に改善し完成に近づきつつあったが、しかしそれでは前世で正式採用されたF-14トムキャットと同レベル程度にしかならなかった。もっとも、それはそれで充分な性能だが、せっかく戦闘機の開発に関われたのだから、何か新しいものを作りたい。俺はいつしかそう考えるようになり、こうしてトムキャットをさらに改装する案を練っていた。

 

 ちなみに俺はトムキャットを改装するに当たって考えていた案は二つあった。一つは機体後部のエンジンノズルを大型化して、推力偏向ノズル化すること。もう一つは水平尾翼(昇降舵)と垂直尾翼(方向舵)を無くし、その両方の役割を兼ねるために二枚の尾翼をV字レイアウトに配する、というかなり野心的なものだった。

 

「これ、凄いわね。でも、こんなことをしたらバランスが悪くなって機動性が落ちないかしら?」

 

「いや、そこは考えがある。トムキャットの主翼の後退角を増やすことで、機体の重心位置を下げる。それによって安定性が増すはずだ」

 

 アビーがファイルを閉じる音が響いた。彼女は俺の顔を見つめて言う。

 

「レイ、楽しそうね」

 

「ん、楽しい? そうだな……確かに面白いよ。戦闘機の設計は」

 

 他人から言われて初めてそれを意識した気がする。自分が関わったものが形になっていくというのは嬉しいものだ。やり甲斐を感じる。そう、それは前世では得られなかった実感だった。

 

 この世界に転生し、不本意な殺し合いを強要され、その片手間に押し付けられた面倒な仕事だったはずなのに、俺は今のこの境遇に多少なりとも充実したものを感じていた。

 

 そのことを自覚し、俺は口を開いた。

 

「何かを作るってのは、良いものだな。アビー、君も本来は設計士だ。そう思わないか?」

 

「ええ、もちろんよ」

 

 心なしかアビーの瞳に明るさが戻った気がした。彼女は続けた。

 

「何かを創っていると幸せな気分になれるの。小さな部品たちが集まって、結合して、意味を持った大きな存在になっていく様を見るたびに感動するわ」

 

「ああ、わかる気がするよ。トムキャットの不具合が調整されていくだけでも充実感があるのに、この改装案が実現した時のことを考えると、きっと楽しくてしょうがないだろうな、って思うんだ」

 

「絶対楽しいわ、楽しくないはずが無いもの。私が設計士として駆け出しだった頃、出したアイデアが初めて採用された時は嬉し過ぎて眠ることさえできなかったわ。あんなに嬉しくて眠れないなんて、ミドルスクールの頃に男の子からダンスパーティーに誘われた時以来よ──」

 

 アビーはそこまで言って、不意に赤面した。

 

「──あ、そのね、男の子ってのは、まあその付き合う…とかまでは行かなかったんだけどね」

 

 誰もそんなことまで聞いちゃいないのだが、けれどアビーが心から戦闘機開発という仕事が好きで、そして誇りに思っているのは理解できた。

 

 ならばやはり彼女をこれ以上、最前線に立たせては行けない。

 

「アビー、俺は君にその喜びを失って欲しくない」

 

「…え? レイ、どうしたの、急に」

 

 俺はアビーに向き直り、彼女の目をまっすぐに見据えて言った。

 

「君にはトムキャットのフライトオフィサから外れてもらう」

 

「─っ!?」

 

「待て、言いたい事があるのは分かっているから、もう少しだけ俺の話を聞いてくれ。頼む」

 

 アビーが開きかけた口を再び閉じて、渋々と頷いたのを確認してから、俺は言葉を続けた。

 

「先ずはっきりと言っておく。君はこの部隊に必要な、失われてはいけない人材だ。そしてこれまでの君の功績は、戦場での働きも含めて誰もが認める優秀なものだ。昨日の戦闘だったそうだ。君のナビゲーションのお陰で、俺たちはほとんど被害を出さずに戦えた。君のお陰で多くの仲間たちが死なずに済んだんだ」

 

「だったら、レイ!」

 

「だからこそだ。君を潰すわけにはいかない。君の心がボロボロになるのを放っておく訳にはいかないんだ」

 

「そんなの、結局、私が弱いからって事でしょ……。私が、レイたちみたいに強くないから……」

 

「戦争に…人殺しに強い奴なんかいない。そんな奴は戦争だろうが異常者だ。俺はそうなりたくないし、君にもそうなって欲しくない」

 

「だからって、私一人、あなたを戦場に残して引っ込めっていうの? そんなの耐えられないわよ」

 

「俺はやらざる得ないからやっているんだ。できるなら早いところオサラバしたい。…このトムキャットが完成すれば、それが早まるかもしれない。このクソみたいな内戦だって終わるかもしれない。そうなったら他の仲間たちもみんな解放される。アビー、君の役目はそれなんだ。このトムキャットを完成させることで、俺たちを人殺しから解放してくれ」

 

 俺の言葉にアビーが俯いた。唇を強く噛み締めて俯いている。何かに耐えているような表情だった。

 

 しばらく沈黙が流れた。聞こえてくるのは部屋の外から響くエンジン音だけ。

 

 やがてアビーが顔を上げた。その目尻に涙が浮かんでいた。彼女は震える声で呟くように言った。

 

「……わかったわ。でもね、ひとつだけ約束してほしいの」

 

「なんだ?」

 

「死なないで」

 

「努力する。してるさ、いつも」

 

「そうじゃなくて…本当にもう!」

 

 突然、アビーが顔を寄せてきた。頬に柔らかな感触が伝わってくる。

 

 キスされたのだと分かった。

 

 俺は慌てて飛び退いた。アビーは悪戯っぽく笑っていた。

 

「お守り代わりよ。貴方がはっきり約束してくれないんだもの。これぐらい良いでしょ」

 

「あ、うん…うん!?」

 

 不意打ちを食らって狼籍える俺を見て、アビーはクスリと笑うと、そのまま背を向けた。そして席を立つとガンルームのドアへと歩いて行った。

 

 扉を開けながら、彼女が振り返ることなく手を振る。

 

「レイ、仕事はあらかた終わらせておいたから、今日はもう休んだ方が良いわよ」

 

 そのまま扉を閉められた。残された俺は、ただ呆然としていた。

 

 思考はすっかりぐちゃぐちゃでまともに考えることはできない。だけど、眠気と疲労がどこかに吹き飛んでしまったことだけは確かだった……。

 

 

 

 




――第19話あとがき――

 主人公・レイのバックボーンもそろそろ掘り下げておこうと思い、家族関係を振り返る夢のシーンをAIに書かせたら、思った以上に闇が深そうな背景がでてきた。

 キャラメイクのときもそうだけど、AIさんって基本、曇らせるような重いバックボーンしか出してこないですね。

 アビーがかなり積極的になってきた。というかAIをほっとくと数行でベッドシーンに突入しようとしやがる……
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