スーパーロボット大戦X-DRIVE   作:幸村ユウキ

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感想ありがとうございます

皆様…大変長らくお待たせしました…第7話Aです

予想していた以上に忙しかったのとこの話が難産で投稿予定より遅れてしまいました…かさねがさねお詫びします


第7話A『トライアングラー』

 −ネェル・アーガマ 食堂−

 

ネェル・アーガマの食堂でトーヤ、テニア、シャナ=ミアが食事を摂りながら話を進めていた

 

トーヤ「新世紀…俺達の世界とは元号が違う…それにインスペクターの襲来やアインスト、フューリーやミーレスとの戦いもない…それに鋼龍戦隊も存在しない…」

 

テニア「それにマクロスの落下、一年戦争、アクシズショック、ゼラバイア事変…歴史が根本的に違うね」

 

トーヤ「あぁ」

 

シャナ=ミア「私達は別の世界に来たと言う事になりますね」

 

オットー達との情報交換を経て自分達の知っている歴史と違う事を理解したトーヤ達は自分達が別の世界に来た事を知り、食堂で情報を纏めていた

 

トーヤ「俺達自身が別の世界の転移を経験する事になるなんて思わなかったな…」

 

テニア「そうだね。此処の人達が話のわかってくれる人達で助かったよ」

 

トーヤ「あぁ」

 

ネェル・アーガマにいるクルー達はトーヤ達の話を理解し、保護と言う形で共に補給の為の目的地へ航行していた

 

トーヤ(俺達がこの世界に来た意味…それは一体…)

 

 

 −ネェル・アーガマ 医務室−

 

バナージ「…ッ…此処は…」

 

恵那「あっ、目が覚めた?先生呼んでくるね」

 

ネェル・アーガマの医務室で目を覚ましたバナージに恵那は気付くとドクターを呼びに行くために離れる

 

暫くして恵那がドクターを呼んで戻って来ると少しのやり取りの後、問題がないと診断するとドクターは去っていく

 

恵那「問題なくてよかったね」

 

バナージ「あぁ…えーと…君は…」

 

恵那「あたしは鷺森恵那。えーと…」

 

バナージ「バナージ。バナージ・リンクス」

 

恵那「バナージ君だね。よろしくね」

 

名前を聞かれた恵那はバナージに答えるとバナージに聞き返し、名前を聞いた後、笑顔で答える

 

バナージ「恵那。君はどうして此処に?」

 

恵那「ガンダムに乗ってる人がどんな人かなーって思って」

 

バナージ「ガンダム?」

 

恵那「バナージ君が乗ってたモビルスーツだよ?」

 

バナージ「そうか…アレがガンダム…」

 

恵那「カミーユさんやドモンさんみたいな感じの人なのかなーって思ってたけど…あたしと歳が近い人で何か安心しちゃった」

 

恵那は笑顔でバナージにそう答えると座っていた椅子から立ち上がると出口の方に向かって行く

 

恵那「あたしそろそろ行くね。補給地点にも着きそうだし。バナージ君のお友達にも声を掛けておくね」

 

バナージ「待ってくれ。あの…オードリーは…無事なのか?金髪の綺麗な目をした女の子なんだけど」

 

恵那「うん。インダストリアル7にいた人は無事だよ。バナージ君のお友達もオードリーさんも」

 

バナージ「そっか…よかった…」

 

恵那のその言葉を聞いたバナージは医務室のベッドに倒れ込む

 

その姿を見た恵那は医務室を出て行くとブリーフィングルームに向かって行く

 

恵那「……補給地点はフロンティア船団かぁ…やったやった!」

 

医務室を出て行った恵那は聞いていた補給地点を思い出すとスキップ気味にブリーフィングへと向かって行く

 

 

 −ブリッジ−

 

オットー「副長。補給地点には後、どの程度で到着する?」

 

レイアム「後10分程度でフロンティア船団へと到着するかと思われます艦長」

 

オットー「うむ」

 

補給地点への到着時間をレイアムへと訪ねたオットーはレイアムのんびり言葉を聞くと艦長席ヘ深く座る

 

艦長席ヘ深く座ったオットーは一息つく

 

オットー「此処までネオ・ジオンの追撃はないようだな」

 

レイアム「そうですね。ですが仕掛けてくるものと思われます」

 

オットー「わかっている。補給が終わるまでは気が抜けん」

 

ネオ・ジオンの追撃がない事に安心しながらも気を抜く事なく補給地点へのネェル・アーガマはフロンティア船団を向かって進んで行く

 

オットー「しかし…ユニコーンガンダム…ネオ・ジオンに狙われる程の秘密が隠されていたとはな…」

 

オットー(ユニコーンガンダムに隠されているラブレスの箱…コレを巡ってネオ・ジオンとの戦いとの戦いが激化していくかも知れんな…)

 

 −フロンティア船団 街中−

 

恵那「おぉ…!ふぉぉぉぉ!此処がフロンティア船団の中!」

 

那月「静かにしなさい!周りが迷惑するでしょ!」

 

ネェル・アーガマからフロンティア船団の中にやって来た恵那は周りを見渡して感激の声を上げると那月から注意が入る

 

その那月の言葉を聞かずに恵那は周りをキョロキョロと見渡す

 

恵那「おぉぉぉぉ!」

 

トーヤ「コレが移民船の中…移民船と言うよりも都市じゃないか…いや、コロニーと言ったほうがいいのか」

 

テニア「凄い…」

 

恵那達と一緒に船団の中に同行したトーヤ達は周りの景色に驚き、感嘆の声を上げる

 

カミーユ「トーヤ達の世界にはフロンティアのような移民船はないのか?」

 

トーヤ「コロニーはありますが…此処まで発展した物は知らない。技術力や文明では遥かに俺達の世界よりも高いかも知れない」

 

ファ「世界の進み方でそこまで差が出るのね」

 

カミーユ「そうだな」

 

トーヤからの言葉を聞き、カミーユ達は納得いったように頷く

 

カミーユ「俺からすればトーヤ達の機体の技術に興味はかなりあるが…そこはあまり触れない方がいいかも知れないな」

 

トーヤ「そうしてもらえると助かります」

 

那月「……であの娘は何処に行ったのかしら?」

 

恵那がいない事に気付いた那月の言葉にその場にカミーユ達は周りを見渡して恵那を捜す

 

テニア「あっ、あそこ」

 

恵那「♪♪♪〜♪」

 

テニアが恵那を見付け、その方向を指差せば、いつの間に買っていたのか恵那はソフトクリームを片手に美味しそうに食べていた

 

那月「何してるのよ一体!」

 

カミーユ「別にいいじゃないか。折角息抜きで降りて来ているんだ。観光や買い出しついでに好きにしてもいいと俺は思う。此処で肩肘張っていても仕方ないからこその息抜きだろう」

 

那月「……ですね」

 

カミーユの言葉を聞き、那月は納得いったのか肩の力を抜くと表情を和らげる

 

ネェル・アーガマがフロンティア船団で補給を終えるまでの時間までそれぞれで時間を潰す事にして行動する事にした

 

 

 

〜フロンティア 高台〜

 

恵那「此処からの景色…いい」

 

お目付け役として一緒に行動しようとしていた那月を振り切った恵那は高台からの景色に声をもらし、表情を和らげる

 

恵那(息抜きの為に下船の許可をもらっていたけど…正解だったかも)

 

恵那「此処で声を出せば響くかも(久しぶりに歌ってみようかな)………アーイモ アーイモ」

 

景色を見ながら恵那は大きく深呼吸をするとランカの歌を少しだけ歌い始める

 

恵那「なんちゃって…あたしはやっぱり歌は苦手かも」

 

ランカ「そんな事ないよ。上手だよ?」

 

恵那「ランカちゃん!?何で此処に!?」

 

ランカ「ツアーが終わって帰って来てたの。それで久しぶりに此処に来てみたら歌声が聞こえて、誰かが私の歌を歌ってくれてるのに気付いて」

 

恵那「聞こえてたんだ…」

 

笑顔で言うランカのに言葉に恵那は恥ずかしいのか顔を赤くして隠す

 

ランカ「恥ずかしがる事ないよ。本当に上手だったしいい声だったよ」

 

恵那「あ、ありがとう…」

 

恥ずかしがりながらもランカの言葉に恵那は素直に感謝の言葉を返す

 

その恵那の隣にランカが歩み寄って来ると恵那に話し掛ける

 

ランカ「横浜のライブにも来ていてくれたよね。ありがとう。でもどうしてフロンティアに?」

 

恵那「え…えーと…ランカちゃんに会えるかなーって夏休みを利用して宇宙旅行に…」

 

ランカ「フフ…何それ」

 

恵那の言葉にランカは驚いた表情をするとクスクスと笑いながら恵那に言葉を返す

 

ランカの反応を見て恵那は自分の言った言葉に恥しさを覚え、顔を真っ赤にする

 

恵那「うぅ…」

 

ランカ「フフフ…笑ってごめんね。そうだ。せっかくだから私がフロンティアを案内してあげる」

 

恵那「そんな恐れ多い事…」

 

ランカ「いいからいいから。さっ、行こう」

 

恵那の手を取るとランカは案内するために恵那を連れて歩いていく

 

始めは恵那は驚いていたがランカの言葉に甘える事にして一緒に行動をする事にした

 

恵那「ありがとうランカちゃん。あ、あのぉ…後でお願いがあるの」

 

ランカ「どうしたの?」

 

恵那「色紙忘れたので…後でこのパーカーに…サ、サインくだしゃい!」

 

ランカ「それぐらい大丈夫だよ」

 

 

 −フロンティア ドッグ−

 

ネェル・アーガマが補給作業をしているドッグではオットーがフロンティアの民間軍事部隊であるS.M.S.の関係者と言葉を交わしていた

 

オットー「受け入れて下さり感謝しますワイルダー艦長」

 

ジェフリー「最終的に受け入れたのは政府の方ですがな。ネェル・アーガマには我々とバジュラの戦いを支援してもらった礼もありますからな」

 

オットーとジェフリーは互いに言葉を交わしながらネェル・アーガマの補給作業の指示を出していた

 

各機体やネェル・アーガマの修理に足りないパーツや燃料の補給を進めていく

 

アルト「ネェル・アーガマに搭載されている機体には可変式のモビルスーツが積んであるんだな」

 

ミシェル「それにグラヴィオンやボルテスと同様のスーパーロボットがいると来たもんだ。いつの間にこんな機体とパイロットを補充したんたか」

 

ルカ「それに技術も出どころのスーパーロボットもいますからね」

 

S.M.S.のパイロットでスカル小隊のメンバー達はネェル・アーガマの補給作業を手伝いながらそんな事を呟いていた

 

オズマ「お前達、口を動かすのもいいがそれが終わったら次は自分達の機体の整備があるのを忘れるなよ。いつでも出れるようにしておくのがパイロットの努めだぞ」

 

ミシェル「分かってますよ隊長。アルト、ルカ…そろそろ俺達の機体の整備に行こうぜ」

 

アルト「あぁ」

 

ミシェルの言葉を聞くとS.M.S.のメンバーは自分の機体の整備に移っていく

 

オットー「ワイルダー艦長。貴方がたに協力している彼らの姿か見えませんが…」

 

ジェフリー「彼らは今、スカル小隊の代わりに哨戒任務にあたってくれています。もうすぐで戻って来るとは思うが…オットー艦長。そちらに頼みが…」

 

 

ジェフリーがオットーに何かを言い掛けた時、フロンティアに爆発音が響く

 

すかさずオットーはフロンティアのドッグにある無線を使い、ネェル・アーガマに通信を入れる

 

オットー「副長!何が起こっている!?」

 

レイアム『どうやらネオ・ジオンがフロンティアに攻撃を仕掛けているようです』

 

オットー「ネオ・ジオンめ!まさかユニコーンガンダムを追跡してフロンティアまで来たと言うのか!?」

 

ユニコーンガンダムを追ってフロンティアまでやって来たネオ・ジオンの執念にオットーは驚きを隠せず、レイアムの言葉に反応すると表情を引き締めるとレイアムにすぐに指示を出す

 

オットー「ネェル・アーガマは後、どれくらいで発進できる!?」

 

レイアム『補給を途中で切り上げても数分を要します』

 

オットー「出撃可能な機動部隊は!?」

 

レイアム『リディ少尉のデルタプラス、グラントルーパー、ウィングル、ダンガイオーのみです。ユニコーンガンダムは出撃可能ですがパイロット次第です。他の機動部隊はまだパイロットが戻って来ていません』

 

オットー「先に少尉達を出撃させろ。パイロット達には帰還要請を出せ!ネェル・アーガマは発進準備が整い次第、発進する」

 

オットーは通信でレイアムに告げた後に通信を終了するとジェフリーに一礼するとネェル・アーガマに向かって行く

 

ジェフリー「バジュラにボアザン、ゼラバイアとの戦いが終わったばかりだと言うのに次はネオ・ジオンか…」

 

ジェフリーは被っている帽子を深く被り直すと何処かへと向かって行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7話A『トライアングラー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オットーからの出撃指示を受けた、リディ達は先行してネェル・アーガマから発進する

 

フロンティア付近の中域に展開したネオ・ジオンの艦隊からモビルスーツ部隊が出撃する

 

リディ「ネオ・ジオンの連中!ユニコーンガンダムを追ってフロンティアまで来るなんて」

 

フェイ「暇なのかも知れないわね」

 

ロール「それ程までにあのガンダムを手に入れたい理由があるのか?」

 

由木「お喋りはそこまでよ。ネェル・アーガマは今、補給を切り上げて各パイロットの帰還を待ち。発進準備をしている所です。おそらく後、5分は我々だけでネオ・ジオンに対処しなければなりません」

 

リディ「とにかくネェル・アーガマが発進するまでにネオ・ジオンとの戦いを終わらせればいいわけだ」

 

ヒートホークを構え、向かって来るギラ・ドーガをデルタプラスはビームライフルでギラ・ドーガの頭部を撃ち抜く

 

ダンガイオーはダンガイビームでモビルスーツ隊を分断するとウィングルの電動フルーレとグラントルーパーのビームの雨を受けて、その数を減らして行く

 

しかし、ネオ・ジオンの艦隊からモビルスーツ隊が出撃し、ネオ・ジオンの戦艦−ムサカ級巡洋艦−からもメガ粒子砲が放たれる

 

メガ粒子砲をダンガイオーがダンガイビームをぶつけて相殺する

 

リディ「チッ…解っているが数に違いがあり過ぎる…!」

 

フェイ「他のパイロットはまだ戻らないの!?」

 

複数のギラ・ドーガがビームライフルを連続で放ってくるとダンガイオー以外の3機は回避に専念する

 

そんなギラ・ドーガの部隊に対して後方のフロンティアの方からミサイルが放たれると4機のバルキリーが現れる

 

オズマ「こちらスカル小隊。スカルリーダーのオズマ・リーだ。コレよりそちらを援護する」

 

由木「ありがとうございますオズマ少佐」

 

オズマ「スカルリーダーから各機へ。相手は有人機だ。パイロットは殺すなよ」

 

アルト「了解」

 

スカル小隊の援護を受け、リディ達はネオ・ジオンのモビルスーツ隊をさらに落として行く

 

ロール「退けぇ!ブーストナァックル!」

 

ダンガイオーのブーストナックルでギラ・ドーガを数機纏めて吹き飛ばし、爆発に巻き込まれさらに数機のギラ・ドーガが破壊される

 

爆発した後の爆風の中から別のギラ・ドーガがビームマシンガンを構えるがデルタプラスがビームライフルで撃ち抜いてビームマシンガンを破壊する

 

追い打ちをかけるように離れた位置からミシェルの駆るバルキリーが超距離射撃でギラ・ドーガの頭部を撃ち抜く

 

ミシェル「まずは1機」

 

リディ「中々やるなあのバルキリーのパイロット」

 

アルト「このまま行けば押し切れるか!?」

 

ルカ「待って下さい…コレはデフォールド反応!?」

 

ルカのその言葉の後、戦闘宙域にバジュラ達が現れる

 

リディ「バジュラが現れるとは」

 

ロール「生物のようだが…アレは敵なのか」

 

アルト「いや、バジュラ達は俺達の味方だ。心配しなくても」

 

現れたバジュラにロールが声を漏らすとアルトがロールの疑問に答える

 

バジュラは迷うような動きを見せた後、S.M.S.や先行しているネェル・アーガマ隊のメンバーとネオ・ジオンの部隊を攻撃し始める

 

フェイ「撃ってきた…!」

 

由木「バジュラは味方じゃなかったの…!」

 

アルト「そんな筈は…!バジュラ達、一体どうしたんだ…!」

 

バジュラ達の行動にアルト達が困惑していると補給を切り上げたネェル・アーガマが戦闘宙域に突入してくると残りの機動部隊が出撃する

 

カミーユ「すまない遅くなった」

 

那月「ネオ・ジオンだけではなくバジュラもいるなんて」

 

恵那「でもバジュラが皆を攻撃してる…どうして…」

 

カミーユ「迷っている暇はない。リディ少尉達とスカル小隊を助けるぞ!」

 

ルカ「待って下さい。まだ何が来ます!」

 

ネオ・ジオンとバジュラを迎撃しようと動き出そうとするもルカのバルキリーが何かを感知し、声を上げると何かが現れる

 

フェイ「なっ!?ゼラバイア!?生き残りがいたの!?」

 

新たに現れた複数の敵−ゼラバイア−を見てフェイが驚きの声を上げる

 

由木「この状況でゼラバイアも現れるなんて」

 

アルト「だけどゼラバイアはあの時の戦いでケリをつけたハズだ!」

 

カミーユ「だが奴らが現れたということは…!」

 

そこまで言葉を言った時、ゼラバイア達はネェル・アーガマの機動部隊に対して攻撃を始める

 

バナージ「あんな奴らとも戦うことになるなんて…!」

 

フェイ「ゼラバイアは私が相手をするわ。皆はネオ・ジオンとバジュラを…!」

 

由木「一人では無理よ!」

 

フェイはそう言えばグラントルーパーをゼラバイアの方に向けるとグラヴィティラングを構えて由木の静止を聞かずに向かって行く

 

由木は急いでウィングルをゼラバイアの方に向けるとグラントルーパーを追い掛けるがグラントルーパーを追い掛けるウィングルの横を何かが通り過ぎるとゼラバイアの1機に命中して大きく後退させる

 

フェイ「今のは…」

 

恵那「巨大なコマ?」

 

ゼラバイアを後退させたものの正体がコマだと解ると戦闘宙域に1機のロボットが現れる

 

健一「周囲の哨戒に出ている間にネオ・ジオンだけじゃなくバジュラ、ゼラバイアとの戦闘になっているとは…」

 

アルト「ボルテスか!」

 

健一「ゼラバイアはこちらが引き受ける!ネオ・ジオンとバジュラは済まないが任せる。行くぞ皆!」

 

哨戒任務を終えて合流したボルテスはゼラバイアの方に向かって行く

 

ゼラバイアは向かって来るボルテスに攻撃するもボルテスは攻撃を気にすること無く向かって行くと胸部のパーツを取り外す

 

健一「天空ゥゥゥゥ剣!天空剣!一文字斬りィィィ!」

 

天空剣でゼラバイアを横一閃に振るうとゼラバイアは両断され爆発する

 

複数のゼラバイアは1機を両断したボルテスに狙いを定めて攻撃をするもその隙を逃さずグラントルーパーとウィングルがグラヴィティラングと電導フルーレで攻撃し、ゼラバイアを後退させるとG・ドラコデウスがドラコブラスターで追撃を加えると後退したゼラバイアは爆発する

 

健一「あの機体…凄いな…」

 

トーヤ「やっぱり出力はこれ以上上がらないか…!」

 

テニア「それでも十分通用してるよ!」

 

トーヤ「あぁ。助けてもらった以上、俺達も戦うぞ。俺達の世界に帰るためにも!」

 

ボルテス、G・ドラコデウス、ウィングル、グラントルーパーがゼラバイアと戦いを繰り広げる中、恵那はアルテリアスのスラスターを吹かせ、ギラ・ドーガに接近すると実体剣−ブレイクブレイド−でギラ・ドーガを斜めに袈裟斬りにして頭部と右腕を斬り飛ばして戦闘能力を奪い取る

 

恵那「フロンティアをやらせるわけには…!」

 

那月(モニターと武装だけを破壊して戦闘能力を奪い取った!?いつの間にそんな技術を!?)

 

オズマ「やるな。あの紺と白のロボットのパイロット…お前達、負けてはいられんぞ!」

 

オズマのその言葉にスカル小隊のメンバーは答えるようにバジュラとの戦闘を繰り広げる

 

アルトのメサイアバルキリーはバジュラの攻撃をスピード振り切って背後を取るとマイクロミサイルを放ち、周囲のデブリ諸共バジュラを撃墜する

 

ミシェルのバルキリーはマイクロミサイルから逃れたバジュラを長距離スナイパーライフルで撃ち抜き、ルカはサポートのゴーストと共にガンポッドを放つ事でバジュラを撃墜する

 

カミーユ「…ッ!」

 

ファ「カミーユ。どうかしたの?」

 

カミーユ「来る…!」

 

恵那「来るって何が…」

 

カミーユの言葉に恵那は問い掛けるとネオ・ジオンの艦隊の後方から1機のモビルスーツが急接近する

 

オットー「赤い…モビルスーツだと!」

 

那月「赤い彗星…!まさか…シャア・アズナブル!」

 

恵那「でも確かアクシズショックの時に行方不明になってるんじゃ…」

 

バナージ「何でそんな人が…」

 

カミーユ「………」

 

接近する赤いモビルスーツに恵那達が驚く中、カミーユだけは冷静に赤いモビルスーツ−シナンジュ−を見据え、何かを感じ取ったのか否定の言葉を告げる

 

カミーユ「違う」

 

那月「え?」

 

カミーユ「あのモビルスーツのパイロットはクワトロ大尉じゃない。全く別の人間だ」

 

バナージ「どうしてそんな事が解るんです?」

 

カミーユ「感じるんだ。あのパイロットはクワトロ大尉じゃないと」

 

ファ「カミーユ…」

 

シナンジュのパイロットから感じ取った感覚で否定の言葉を告げたカミーユはリゼルをシナンジュの方へ向けるとビームライフルを放ち後退させようとする

 

しかしシナンジュは放たれたビームライフルを旋回して回避すると更にスピードを上げて接近する

 

ロール「速い…!」

 

リディ「赤い彗星は伊達ではないと言う事か」

 

フロンタル「見せてもらおうか。連邦軍のモビルスーツと新型の性能とやらを」

 

恵那「ッ!」

 

シナンジュのコックピットの中でフロンタルは薄く笑みを浮かべるとビームアックスを展開するとアルテリアスに斬りかかる

 

恵那はアルテリアスを素早く反転させて回避するとレーザーソードを引き抜くとシナンジュに斬り掛かり、鍔迫り合いに持ち込む

 

しかしシナンジュはバルカンを放ち、アルテリアスを怯ませるとアルテリアスのレーザーソードを弾き飛ばし、無防備にさせるとアルテリアスを思いっ切り蹴り飛ばす

 

恵那「ッ…ウゥゥ!」

 

フロンタル「新型のパイロット…いい腕をしている。しかしまだ若いな」

 

コックピットの中でフロンタルはそう呟くとアルテリアスから次はユニコーンへと標的を変える

 

カミーユ「させるかぁ!」

 

ユニコーンを狙わせまいとカミーユの駆るリゼルはビームライフルを連続で放ってシナンジュを狙い撃つもシナンジュは軽々と避けると近くにあったギラ・ドーガの残骸をビームライフルを放とうとしたリゼルの前に投げる

 

カミーユ「何!?」

 

残骸に驚いたカミーユはリゼルのビームライフルを止めようとするがビームが放たれてしまい。ギラ・ドーガの残骸に直撃すると爆発を起こし、リゼル、デルタプラスが体勢を立て直したアルテリアスを纏めて吹き飛ばす

 

フロンタル「さぁ、その力を見せてもらおうかユニコーン」

 

バナージ「来る…!」

 

接近するシナンジュにユニコーンはビームサーベルを抜き放つとシナンジュに斬り掛かる

 

シナンジュはビームサーベルを回避するとユニコーンの頭上からビームライフルを放ってユニコーンを牽制するがバナージはユニコーンを動かす事でビームライフルを躱し、ビームマグナムで反撃する

 

シナンジュは放たれたビームマグナムを右に旋回して回避するとビームアックスを握り、接近戦に持ち込む

 

ユニコーンはビームサーベルで迎え撃つと鍔迫り合いに持ち込む

 

バナージ「強い…!」

 

フロンタル「中々やる。だがその程度の力では無いだろう?」

 

バナージ「…!」

 

シナンジュがユニコーンから離れるとユニコーンに搭載されているNT−Dがニュータイプを感じ取り、リミッターが外れ、ユニコーンが真の姿を現し、デストロイモードを発動する

 

NT−Dが発動したユニコーンガンダムはビームマグナムでシナンジュを狙い撃つ

 

シナンジュは素早く回避する事でビームマグナムを回避するとビームアックスでユニコーンガンダムを何度も斬り付ける

 

ユニコーンガンダムは斬りつけて来るシナンジュにビームサーベルに振るうがシナンジュはビームアックスで受け止めるとグレネードランチャーを撃ち込むとユニコーンガンダムは僅かに体勢を崩すとユニコーンガンダムを蹴り飛ばし、さらにロケットバズーカを受けると吹き飛ばされると隕石にぶつかり、ユニコーンガンダムはフレームが閉じていく

 

バナージ「………」

 

隕石にぶつかった衝撃もあり、バナージはコックピットの中で気を失っているとシナンジュはユニコーンに近付いていくとユニコーンを担ぐ

 

フロンタル「ネェル・アーガマ隊の諸君、今回の君達との戦いは有意義なものだった。だが、今日は挨拶に来たようなものでね。此度は失礼する」

 

フロンタルはオープン通信でそう告げるとユニコーンを担いでシナンジュのバーニアを吹かせて戦闘宙域を離脱していく

 

恵那「バナージ君!」

 

カミーユ「待て恵那!深追いはするな!」

 

恵那は離脱したシナンジュを追い掛けようとアルテリアスをバーニアを吹かせようとするがカミーユから静止が掛かる

 

恵那「どうしてですかカミーユさん!?」

 

カミーユ「まだ敵が残っている…戦いも終わっていない。奪われたユニコーンとバナージの事も心配だが今は目の前の敵に集中するんだ」

 

恵那「でも…!」

 

オットー「…鷺森君。君は民間の協力者ではあるがこれ以上は軍規違反に抵触する事になる。我々はそうなる事を避けたい…指示に従うんだ」

 

恵那「……解りました…」

 

オットーからの言葉に恵那は渋々と言った感じで返答するとシナンジュを追い掛けようとするのを止め、ゼラバイアやバジュラとの戦闘に戻って行く

 

恵那からの返答を聞いたオットーは艦長席に深く座り直し、深く息をつく

 

オットー「…彼女の気持ちもわからなくもないが…」

 

そう呟くオットーはブリッジでネオ・ジオンが撤退し、残るゼラバイアとバジュラとの戦闘が続く機動部隊を見つめると通信が入る

 

ミヒロ「艦長。デルタ1より通信です」

 

オットー「マクロスからか!すぐに繋げ!」

 

通信が入り、オットーは繋ぐように指示をすると通信を繋ぐ

 

キャシー『こちらデルタ1。オットー艦長。戦闘宙域の味方部隊を後退させて下さい』

 

オットー「それはどう言う意味ですかな?」

 

ジェフリー『周辺の敵をマクロスキャノンにて一掃する。射線上にいる味方の被害が出ても困る』

 

オットー「なるほど…そう言う事ならば…少尉!戦闘を続ける機動部隊に通信を繋げ!」

 

ジェフリーとの通信の後、オットーは機動部隊全員に通信を繋ぐように指示をし、準備が整うと機動部隊に通信を入れる

 

オットー『作戦行動中の機動部隊に告げる!ただちに戦闘を停止し、本艦へ帰還せよ!繰り返す、作戦行動中の機動部隊に告げる!ただちに戦闘を停止し、本艦へ帰還せよ!』

 

リディ「艦長。その理由は?」

 

オットー『本艦後方よりマクロスからの援護射撃が来る。機動部隊収容を確認後本艦はマクロスの射線から離脱する』

 

リディ「了解!皆、聞こえたな?ネェル・アーガマへ帰還するぞ!」

 

オットーとリディのやり取りの後、戦闘宙域の機動部隊はネェル・アーガマへと帰還する

 

オズマ「聞こえたなお前達。俺達も帰還するぞ」

 

アルト「了解!」

 

オズマ達スカル小隊も通信を聞き、バジュラを牽制しながら後方のマクロスクォーターへと帰還していく

 

レイアム「艦長。機動部隊の収容完了しました」

 

オットー「よし。では本艦を後方へ後退させろ!」

 

機動部隊の収容を確認するとオットーは素早くネェル・アーガマを後方へ後退させるように指示を出す

 

ネェル・アーガマが後退すると同時に先程まで機動部隊が戦っていた宙域に一隻の戦艦−マクロス・クォーター−が侵入すると形を変え始める

 

トーヤ「あの巨大戦艦…人型に変形出来るのか…!」

 

シャナ=ミア「私達の世界にはない技術ですね」

 

トーヤ「あぁ」

 

変形するマクロスを見ながらトーヤ達が声を漏らすとバジュラとゼラバイアはマクロス・クォーターへと攻撃を仕掛ける

 

マクロス・クォーターはそんなバジュラとゼラバイアの攻撃を物ともせずに変形を終えると砲身を構え、エネルギーを溜めていく

 

キャシー「マクロスキャノン発射準備完了…艦長。いつでもいけます」

 

ジェフリー「ふむ。このマクロス・クォーターが何故、400m級でありながらマクロスの名を冠するのか…今再び奴らに教えてやれボビー!」

 

ボビー「OKボス」

 

ジェフリー「マクロスキャノン!ぶちかませぇぇぇ!」

 

ボビー「往生しやがれぇぇぇぇ!」

 

ジェフリーのその言葉と同時にマクロス・クォーターの砲身に溜まっていたエネルギーが解放され、エネルギーの奔流となりバジュラ、ゼラバイアを呑み込んで壊滅させてしまう

 

トーヤ「何て威力だ…!」

 

テニア「す…凄い…」

 

マクロスキャノンの威力を目の当たりにしたトーヤは驚くように言葉を漏らす

 

レイアム「艦長。周辺のネオ・ジオン及びバジュラ、ゼラバイアの消滅を確認しました」

 

オットー「そうか…副長。補給はどれぐらい終わっている」

 

レイアム「70%といったところです」

 

オットー「また暫くして補給せねばならんな…」

 

オットーはレイアムとそう会話すると無線を取るとネェル・アーガマにいる全員に通信をする

 

オットー『諸君らの活躍もありフロンティアでの本作戦は無事終了した』

 

恵那「………」

 

オットー『だがまだ本艦にはやらねばならないことがある。ネオ・ジオンを追跡し、ユニコーンガンダム及びそのパイロットの奪還をする!パイロットの諸君は暫くの休養ののち各機で待機してももらう事とする…以上だ』

 

オットーはネェル・アーガマの全員に告げるとマクロス・クォーターに通信を繋げるように指示を出し、マクロス・クォーターへと通信をする

 

オットー「ワイルダー艦長。助かりました」

 

ジェフリー『いや、我々は当然の事をしたまでの事…それでそちらはどうするのです?』

 

オットー「本艦はネオ・ジオンを追跡し、奪われた機体とパイロットを奪還するつもりでいます」

 

ジェフリー『フム…では我々も協力するとしましょう』

 

キャシー『艦長!?』

 

ジェフリーのその言葉にオットーとマクロス・クォーターの乗組員は驚きを隠せずにいた

 

オットー「いいのですかワイルダー艦長?しかし…」

 

ジェフリー『ネオ・ジオンはもう貴方がただけの敵ではない。それにまだ戦いが終わっていない以上、我々だけが戦わないわけにはいかない』

 

オットー「…感謝しますワイルダー艦長」

 

ジェフリーが通信を終えるとオットーは感謝の言葉をのべ、すぐに気持ちを切り替える

 

オットー「本艦はコレよりマクロス・クォーターとの協力作戦を取る事とする!ではコレよりネオ・ジオンを追跡し、ユニコーンガンダムとそのパイロットを奪還する!」

 

オットーはそう告げると指示を出し、ネオ・ジオンが撤退して行った方向へ進路を向けるように言えばマクロス・クォーターと共にネオ・ジオンの後を追跡し、フロンティア船団から離脱していく

 

フロンティアでの戦いが終わり、ネェル・アーガマはユニコーンガンダムを奪還する為の航海へと向かって行く

 




フロンティアでの戦いを終えたもののネオ・ジオンによってユニコーンガンダムを奪われてしまう

恵那達はユニコーンガンダムとバナージを奪還する為にネオ・ジオンを追跡し、ユニコーンガンダムが運び込まれた場所を特定する

ネェル・アーガマとマクロス・クォーターによるネオ・ジオンからの奪還作戦…それは困難を招くかと思われたがネオ・ジオンに潜伏していた以外な協力者によって解決する事となる

そしてネオ・ジオンとの戦いで恵那は新たな力を手に入れる


次回、スーパーロボット大戦X-DRIVE第8話A『目覚める力』

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