スーパーロボット大戦X-DRIVE   作:幸村ユウキ

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第4話『タキシードは東京に舞う』

 〜獣戦基地〜

 

横浜で行われたランカのライブから3日後、獣戦基地の一室にあるシュミレーターに恵那が乗っていた

 

恵那「…ッ!」

 

カミーユ「恵那!ただ闇雲に突っ込むだけではダメだ!無人機相手でも有人機相手でも突っ込むだけでは勝てないぞ」

 

恵那「それは…!解ってます…!」

 

シュミレーターを恵那は動かしていたが撃墜された為にカミーユから指摘が入る

 

カミーユから指摘された恵那は表情を歪めながら再度、シュミレーターを起動させようとする

 

沙羅「そこまでにしておきな恵那。アンタ何時間ぶっ通しでシュミレーターを起動してるんだい。そろそろ止めにしときなよ」

 

恵那「大丈夫です!」

 

那月「いえ、沙羅の言う通りよ。無理をしても何にもならない。休みなさい」

 

何時間も続けてシュミレーターを起動していた恵那は沙羅から止めるように言われるも再度シュミレーターを起動しようとする

 

恵那はシュミレーターを起動しようとするも那月がシュミレーターの電源を落とし、強制的に終了させる

 

シュミレーターを強制的に終了させられ、恵那は那月を鋭い目で見るも首を横に振られるとシュミレーターから降りるもふらつき沙羅に支えられる

 

沙羅「大丈夫かい恵那?そんなになるまでシュミレーターを使うんじゃないよ」

 

恵那「大丈夫です。ごめんない沙羅さん…次からは気を付けます…」

 

カミーユ「とにかく今はゆっくり休むんだ」

 

恵那「はい」

 

休むようにカミーユから言われ、最初は少しふらついていたがしっかりした足取りで恵那はシュミレータールームから出て行く

 

忍「恵那の奴無理し過ぎじゃねぇか?」

 

甲児「確かに…何かオーバーワークしてる感じだな…」

 

ロール「横浜の一件から何かあったのかな?」

 

何時間も続けてシュミレーターを起動していた恵那の様子を見て忍達は心配していた

 

沙羅「それより那月。シュミレーターのレベルを最難度にする必要はあったのかい?」

 

那月「あぁ…それは」

 

カミーユ「俺が設定したんだ」

 

疑問に思っていた事を沙羅は那月に尋ねるがその疑問にはカミーユが答える

 

忍「なんでぇまたそんな事」

 

カミーユ「恵那の操縦は荒削りだがかなりのレベルだよ…だから普通のレベルだと簡単にクリア出来ると思ったのさ。それで難易度を上げたんだ」

 

雅人「もしかして恵那はニュータイプなのかな?」

 

カミーユ「いや、それはない」

 

リディ「髄分とはっきり言うんだなカミーユ」

 

カミーユ「直感ですよ。でも恵那はニュータイプじゃないのは確実ですよ。だからこそ目を見張るものがあるんですよ」

 

那月(訓練を受けてない普通の人間がアレだけのレベル操縦を出来るわけない…研究所機関のデータなんかも調べてみたけどやっぱり出て来なかった…本当に何者なのあの子…)

 

カミーユの言葉を聞き、雅人は思った事を呟くがすぐに否定される

 

恵那のパイロットとしての腕をカミーユは素直に褒めるが那月は

ずっと抱えている疑問が晴れずにモヤモヤしたものを抱えていた

 

 

 

 〜蘭月高校〜

 

恵那(何度やってもクリア出来ない…突っ込むだけではダメって解ってるけどアタシ狙い撃つのはどうも合わない…だったら…)

 

皐月「オーイ恵那」

 

恵那(パターンを変えてみる?試したパターンは何回かあるけどそれでもクリア出来なかった…ならパターンを組み合わせて…)

 

皐月「恵那ってば!」

 

教室で考え事をしていた恵那は皐月に呼ばれていたが反応をしなかった為、皐月に机を叩かれる事で気付く

 

恵那「ビ、ビックリしたぁ…」

 

皐月「さっきから呼んでたのに恵那が反応なかったから」

 

恵那「ご、ごめん…それで何?」

 

皐月「テスト終わったし遊びに行かない?」

 

慌てて反応した恵那に皐月はそう提案する

 

皐月の言葉を聞き、恵那はどうするべきか考え込んでしまう

 

皐月「…やっぱりお婆ちゃんの事があるから無理?」

 

恵那「えっ?いやいや、そんなんじゃないよ。お婆ちゃんも今日はテストが終わったらゆっくり遊んで来なさいって言ってたし」

 

皐月「その割には考えてなかった?」

 

恵那「あー…それは…服が欲しいなーって」

 

皐月「服?恵那が珍しいね。やっぱり今更オシャレに気を使い始めた?」

 

恵那の言葉に皐月は驚き、目を見開く

 

恵那はあまり私服をそこまで多く持っていないのを知っている皐月は恵那の言葉に驚いていた

 

恵那「いや…そうじゃなくて…少しキツくて…」

 

皐月「太った?」

 

冗談交じりで皐月がそう言った瞬間、皐月の顔に恵那の超高速の右ストレートが刺さる

 

それは現役のボクサーが褒めてもおかしくないほどの綺麗な右ストレートが皐月の顔に放たれていた

 

恵那「ごめんねー。よく聞こえなかったんだー。何て言ったの?」

 

皐月「……すみませんでした…」

 

恵那「…次は本気で殴るからね?」

 

皐月「……ごべんなざい……恵那が服が欲しいって言うの珍しいからからかっただけだから」

 

恵那「だったら笑顔でアタシが皐月ちゃんに太ったって言ってもいいんだね?」

 

皐月「……本当にごべんなさい…」

 

ニコニコと笑いながら言う恵那に皐月は謝る事を最優先した

 

恵那に対して改めて冗談を言ってはならないと皐月はこの時に理解した

 

皐月「それより恵那。早く行こう」

 

恵那「うん」

 

 

〜東京 新宿〜

 

皐月「はぁ買った買った」

 

恵那「結局、殆ど皐月ちゃんの買い物になってた…」

 

皐月「まぁ、恵那も何着か服買えたしいいじゃん」

 

買い物を終えた皐月と恵那は駅に向かっていた

 

両手に荷物を抱え、ホクホク顔の皐月を恵那はジト目で見ていた

 

恵那「中身の確認ばかりで前見てないと危ないよ?」

 

皐月「んー。気を付ける」

 

恵那「全く…本当に皐月ちゃんは…皐月ちゃん。前!」

 

皐月「へっ?わぁ!?」

 

前を見ていない皐月に恵那が注意し、皐月は空返事で答え、恵那は呆れるが前の状況に気付き再び皐月に注意をするが皐月は前を歩いていた人物とぶつかってしまう

 

恵那「もう!だから危ないって言ったのに!」

 

皐月「ご、ごめん…あ、あの…前見てなくて…すみませんでした…」

 

ドモン「いや気にするな。こちらも考え事をしていたからな」

 

ヴァン「まぁ、不注意は誰にでもあるからな」

 

歩いていた人物にぶつかった皐月に恵那が駆け寄り、怒ると皐月はぶつかった人物に謝る

 

ぶつかられた方は何でもないと返すと思い出したように何かを取り出す

 

ドモン「そうだ。お前達に聞きたい事がある…この写真の男を知らないか?」

 

恵那「人捜しですか?」

 

ドモン「そんな所だ」

 

差し出された写真を見て恵那はドモンに言葉を返す

 

皐月「見た事ないな…恵那は?」

 

恵那「アタシもないよ」

 

ドモン「そうか…時間を取らせてすまないな」

 

恵那「い、いえ」

 

ヴァン「じゃあ俺からもいいか?」

 

恵那「どうぞ」

 

ヴァン「右手がカギ爪になってる男を知らねぇか?」

 

皐月「見てないよ。その人見てたらインパクトで覚えてるし」

 

恵那「アタシも」

 

写真を見て知らないと恵那と皐月は首を振って答えるとドモンは納得して謝る

 

黒いタキシードを着たヴァンが恵那と皐月に似たような質問をするが二人とも首を振って知らないと答える

 

ヴァン「そうか…悪いな。邪魔した」

 

恵那「あ、あの…人捜しならアタシ達も手伝いますけど」

 

ドモン「いや、コレは俺達がやらなきゃならない事だ。気にしないでくれ」

 

ヴァン「邪魔したな」

 

恵那の申し出にドモンは結構だと答えるとヴァンと共に歩き去っていく

 

恵那「何だったんだろう…」

 

皐月「さぁ?それより恵那。早く駅に行こう」

 

恵那「うん」

 

ウェンディ「あの!すみません!」

 

駅に向かって再び歩き出そうとした恵那と皐月に少女と女性が声を掛けてくる

 

ウェンディ「あの黒いタキシードを着て猫背で歩いてる男の人見ませんでしたか?」

 

レイン「赤いマントを羽織った男の人も見なかった?」

 

恵那「えーと…その人達ならアッチに歩いて行きましたけど…」

 

少女−ウェンディ−と女性−レイン−の質問に恵那はドモン達が歩いて行った方を指差す

 

ウェンディ「ありがとうございます!行きましょうレインさん」

 

レイン「えぇ。ありがとう貴女達」

 

恵那「い、いえ」

 

ウェンディとレイン羽織った恵那にお礼を告げるとドモン達が歩き去っていった方向に走って行く

 

恵那「…今日はよく人捜しの人に出会うね」

 

皐月「だね…帰ろっか」

 

恵那「そうだね」

 

恵那と皐月は駅に向かって歩いていけば改札を通り、ホームまで降りていき、電車が来るのを待つ

 

二人がホームに降りて暫くし、電車がやって来ると二人は乗り込むと空いていた席に腰を下ろす

 

皐月「いやー歩き疲れたよ」

 

恵那「それだけ買ってたらね」

 

皐月「むしろ恵那は買わなさ過ぎ何だよ」

 

恵那「まぁ、あんまり欲しい物なかったしね」

 

皐月「恵那ってあんまり物欲ないよね」

 

恵那「アハハ…そうかも」

 

皐月「そうだ。恵那、夏休みの旅行何だけど…」

 

二人が電車に乗り、会話を楽しみ。皐月が夏休みの話題を出そうとした時、突如爆発音が聞こえる

 

皐月「爆発音!?」

 

恵那「後ろの街の方からみたい」

 

皐月「新宿の方から!?もしかしてムゲ帝国!?」

 

男性「おい!何だあれ!?」

 

電車の後方にいる男性が声を上げ指を指すと恵那達は男性が指を指した方を見る

 

男性が指を指した方には金棒を持った赤いモノアイの黄色いモビルスーツのような何かと蛇腹状の体にガンダムが如き頭部を持つ何かが新宿の闊歩していた

 

皐月「何…あれ…ネオ・ジオンのモビルスーツ?」

 

恵那「違うと思う…」

 

皐月「私達…さっきまであそこにいたから…もし乗り遅れてたら…」

 

新宿の街の惨状を見ながら皐月は顔を青ざめながら呟く

 

他の乗客も同じようで自分達が助かった事に安堵しながら次の駅に電車が着くのを待っていた

 

そんな中、恵那だけは険しい顔で新宿の街を見ていた

 

恵那(よくない…よくないよ。アタシ達だけ助かるなんて…まだ向こうには逃げ遅れた人達がいるんだから…)

 

恵那「皐月ちゃん。後で荷物取りに行くから預かってて!」

 

皐月「恵那?ちょ!?ちょっと何やってんの恵那!?」

 

皐月に声を掛けた恵那は電車の窓を開けて外の景色を一度確認すると窓枠に手を掛ける

 

窓を開けて一度外の景色を確認している恵那を見た皐月は慌てて声を掛け、恵那を止めようとする

 

恵那「後で荷物は必ず取りに行くから!」

 

皐月「ちょ!?恵那ダメだから!?」

 

皐月が慌てて恵那を止めようとするも恵那は高速で走る電車の窓から外に向かって飛び出して行く

 

女性「嘘でしょ!?女の子が飛び降りた!?」

 

男性「死ぬぞ!?何考えてるんだ!?」

 

青年「いや…あれ見ろ」

 

乗客の1人が指差した方には線路脇の鉄塔に片手でしがみつく恵那の姿があった

 

男性「嘘だろ!?」

 

女性「人間なの!?」

 

皐月「…いや…相変わらずどんな運動能力してるのよ…」

 

乗客達が驚く中、皐月は友人の運動能力の高さに呆れていた

 

恵那(獣戦基地に連絡して拾ってもらわないと…)

 

鉄塔から手を離した恵那は獣戦基地に連絡を取ると線路脇のフェンスを登り終わって飛び降りると新宿の方に向かって走って行く

 

 

 

 

 

 

 

 

第4話『タキシードは東京に舞う』

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァン「おいドモンアイツらは…」

 

ドモン「間違いない!デスアーミーにガンダムヘッド!」

 

ヴァン「って事はだ」

 

ドモン「デビルガンダムが近くにいる!ヴァン!」

 

ヴァン「解ってる。互いの似た目的の為に一緒に行動してんだからな!手伝ってやるよ!」

 

新宿の街を闊歩するデスアーミーとガンダムヘッドの姿を確認したドモンは共に行動しているヴァンに声を掛ける

 

ドモンの言葉を聞いたヴァンはテンガロンハットに付いているリングに指を入れて百八十度回転させると盤刀をVの字に振るう

 

ドモン「出ろぉぉぉぉぉ!ガンダァァァァァァム!」

 

ヴァンと同じタイミングでドモンはそう叫ぶと指をパチンと鳴らす

 

ドモンが指を鳴らすと地中からブッドキャリアーが現れると中から愛機であるモビルファイター−シャイニングガンダム−が姿を現す

 

ドモンはシャイニングガンダムに乗り込むと戦闘体勢を整える

 

ヴァン「ウェイクアップ…ダン」

 

盤刀をVの字に振るった後、空からやって来た巨大な剣にヴァンが乗り込み、盤刀を突き立てると人型の機動兵器に変わる

 

ヴァン「相変わらず何処からやって来るんだお前のガンダムは…」

 

ドモン「それはお前のヨロイも言えた事では無いと思うが…とにかくだ。今は奴らを蹴散らすぞ!」

 

ヴァン「あぁ!」

 

シャイニングガンダムとダン・オブ・サーズデイはデスアーミーとガンダムヘッドの集団に突撃して行く

 

シャイニングガンダムはビームソードを抜き放つとデスアーミーを真っ二つに切り裂き、別のデスアーミーを拳で殴り飛ばす

 

ダン・オブ・サーズデイは近付いて来るデスアーミーを武装である盤刀で切り裂いて蹴散らして行く

 

そんな2機に対してデスアーミーとガンダムヘッドは距離を取るとビームで攻撃を仕掛けるが2機はビームの弾幕を諸共せずに避けながら近付くとビームソードと盤刀で数を減らしていく

 

ヴァン「にしても数が多いな」

 

ドモン「奴らはデビルガンダムの下僕だからな…数だけは多い」

 

数を増やしていくデスアーミー、新たに増援として現れるデスバーディを蹴散らしながらドモン達は呟く

 

シャイニングガンダムとダン・オブ・サーズデイの近くに更にガンダムヘッドが現れると2機は武装を構えるがガンダムヘッドはビームの雨に晒されて爆発する

 

ヴァン「援軍か?」

 

ドモン「どうやらそのようだな」

 

リディ「そこの所属不明機。無事か?」

 

ヴァン「おいドモン。聞かれてるぞ?」

 

リディ「そちらにも聞いているんだがな…」

 

戦闘中域に入ったネェル・アーガマから出撃したリディの駆るデルタプラス、カミーユの駆るリゼル、忍の駆るイーグルファイターのビームの嵐に寄りガンダムヘッドは爆発し、リディがドモンとヴァンに所属を確認するもヴァンの検討違いな言葉にリディは呆れる

 

先行して出撃した忍、カミーユ、リディに遅れて沙羅のランドクーガ、雅人のランドライガー、ファのメタス、甲児のマジンガーZ、合体したダンガイオーチームのダンガイオー、そしてネェル・アーガマに合流した恵那のアルテリアスが戦闘中域に出撃する

 

沙羅「何だいさっきのガンダム頭の触手は?カミーユ、知ってるかい?」

 

カミーユ「いや…初めて見る…あんな奴は見たことない。それにしてもあのモビルスーツもだ」

 

ドモン「奴らはデビルガンダムの配下のデスアーミー、そしてガンダムヘッドだ」

 

甲児「デビルガンダム?」

 

デスアーミー達を見た沙羅の言葉にドモンが答える

 

聞き慣れない言葉に甲児が疑問を持つ

 

カミーユ「デビルガンダム…確かネオジャパンで開発されたアルティメットガンダムが大気圏突入の際に暴走した事が原因で変貌した姿と聞いている」

 

リディ「と言う事は君はネオジャパンの出身なのか」

 

ドモン「あぁ」

 

デビルガンダムについて知っている事をカミーユが話すとリディの問いにドモンが答える

 

雅人「って事はそこの人もネオジャパンの出身なのかい?」

 

ヴァン「…いやちげーよ」

 

雅人「そうなんだ」

 

オットー「全員、いつまでも喋っている暇はないぞ!各機、新宿にいる敵機を排除せよ!」

 

オットーからの言葉に全機が再びデビルガンダムの配下の軍勢に攻撃を再開する

 

忍「やぁてやるぜ!」

 

甲児「ロケットパァァンチ!」

 

向かって来るデスアーミーにイーグルファイターはレーザーを放ちながら突撃し、数機を纏めて破壊し、マジンガーZはロケットパンチやルストハリケーンを駆使してデスアーミーを破壊する

 

沙羅「くらいな!」

 

カミーユ「退けぇぇぇ!」

 

ランドクーガーとランドライガーは後方から砲撃をして味方を援護し、リゼルとデルタプラスは戦闘機形態から人型へと姿を変え、ビームサーベルで切り裂き、バルカンを撃ってデスアーミーを破壊する

 

ロール「ブーストナックル!」

 

ランバ「勝手に飛ばすな!」

 

ダンガイオーはショルダーカッターで纏めてデスアーミーとガンダムヘッドを斬り刻み、ブーストナックルで打ち上げて空中で爆発させる

 

ヴァン「そらよ!」

 

ドモン「邪魔だ!」

 

シャイニングガンダムとダン・オブ・サーズデイは先程と同じようにビームソードと盤刀で向かって来るデスアーミーとガンダムヘッドを切り裂いていく

 

アルテリアスは向かって来るガンダムヘッドの下に潜り込み、レーザーサーベルで胴体を引裂きながら飛行する

 

恵那「やぁぁぁぁぁ!」

 

デスアーミーはアルテリアスに向かってビームライフルを連射するもアルテリアスは高速機動で反転して避けるとレーザーサーベルをデスアーミーに投擲して突き刺し、ミサイルを撃って周りのデスアーミーとガンダムヘッドを牽制するとレーザーサーベルを突き刺したデスアーミーを群がるデスアーミーの軍団に投げ付け、ライフルで撃ち抜いて纏めて破壊する

 

那月「…ッ!」

 

那月(何て変則な高速機動…!数日間のシュミレーターでこの無茶苦茶な高速機動を習得したって言うの?)

 

恵那「…もっと…もっと出来るはず…!次は別のパターンで!」

 

アルテリアスは先程と違う変則な高速機動でデスアーミーを翻弄し、レーザーサーベルで何度も切り裂いていく

 

那月(違う…!この子…その場で新しい独自のマニューバを組み上げてる…!)

 

ドモン「やるな…」

 

カミーユ(恵那の潜在能力の高さには驚かされる…ここまでやるなんて…)

 

恵那(やっぱりシュミレーターと実際に乗って戦うと全然違う…こっちの方が意識が研ぎ澄まされる…そんな気がする…)

 

那月とカミーユは恵那の潜在能力の高さに驚き、ドモンは恵那の戦い方を見て感心していた

 

オットー「各機!何かが来る!警戒しろ!」

 

ネェル・アーガマのブリッジに鳴り響いた警戒音に何かが来ると察したオットーはそう叫ぶ

 

オットーが叫んですぐ地面が盛り上がり、大きなガンダムが姿を現す

 

忍「デケェ…!」

 

リディ「もしやアレが…」

 

ヴァン「ドモン。やっぱりお出ましだぜ」

 

ドモン「デビルガンダム!」

 

デビルガンダムが姿を現せばシャイニングガンダムはデビルガンダムに向かっていく

 

雅人「あのガンダムにデスアーミー達が!」

 

ヴァン「させねぇよ!」

 

そんなシャイニングガンダムに対してデスアーミーは阻もうとするもダン・オブ・サーズデイやイーグルファイター、アルテリアス達によって破壊されていき、デビルガンダムへの道が開ける

 

デビルガンダムへの道が開けるとシャイニングガンダムは向かっていくも上空からナパーム弾が落とされ、巻き込まれたシャイニングガンダムは吹き飛ばされる

 

ドモン「ぐあぁぁ!」

 

ヴァン「ドモン!」

 

ナパーム弾によってシャイニングガンダムが吹き飛ばされるとダン・オブ・サーズデイが受け止める

 

吹き飛ばされダン・オブ・サーズデイに受け止められたシャイニングガンダムは体勢を立て直し、デビルガンダムに向かって行こうとするがデビルガンダムは地面に潜って姿を消してしまう

 

ドモン「キョウジィィィ!」

 

甲児「デビルガンダムが逃げた…」

 

忍「顔見せだって言いたいつもりかよ…!」

 

ヴァン「それよりドモンの邪魔をした奴らだ!」

 

ナパーム弾を落とした空中戦車が数機現れると一緒に青い大きな機体が現れる

 

沙羅「何だい奴は…」

 

ギル「見付けたぞダンガイオー!ミア・アリス!」

 

ロール「やはり貴様かギルバーグ!」

 

青い大きな機体−ブラッディ・Ⅰ−現れるとダンガイオーはブラッディ・Ⅰとの戦いに入る

 

ダンガイオーがギルギアとの戦いに入ると周りの空中戦車を他の機体が撃ち落としていく

 

ギル「殺してやるぞミア・アリス!」

 

ロール「そうは行くかギルバーグ!貴様の思い通りにはさせん!」

ブラッディ・Ⅰはビームをダンガイオーに向けて撃つもダンガイオーはそれを避け、破邪の剣で反撃する

 

ブラッディ・Ⅰは一度後退するも再びダンガイオーに向かっていく

 

ドモン「貴様!よくも俺の邪魔をしてくれたな!」

 

ギル「何だ貴様は?俺は貴様などには興味はない!」

 

ドモン「俺の邪魔をした貴様を俺は許さない!」

 

ブラッディ・Ⅰが立ち塞がるシャイニングガンダムを吹き飛ばそうと接近する中、シャイニングガンダムの機体の各パーツが開いていく

 

ギル「何だ?」

 

ドモン「俺のこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!砕け!必殺!シャァァァイニング!フィンガァァァァァ!」

 

ドモンが叫ぶとシャイニングガンダムの右手が緑色に光り輝き、ブラッディ・Ⅰの機体の一部を掴む

 

シャイニングガンダムの必殺技であるシャイニングフィンガーに掴んだ部分からブラッディ・Ⅰが爆発を起こす

 

ギル「ぬぉ!?まさか…!」

 

シャイニングフィンガーによって起きたパーツの爆発によって吹き飛ばされたブラッディ・Ⅰは体勢を整えるも

 

ロール「サイキックウェィィィブ!」

 

ダンガイオーのサイキックエネルギーによって動きを止められてしまう

 

ヴァン「悪いな…ドモンの邪魔をしたお前は…斬る!」

 

ロール「サイキック!ざぁぁぁん!」

 

ヴァン「チェストォォォ!」

 

ギル「グォォォォ!?」

 

サイキックエネルギーによって動きを止められたブラッディ・Ⅰはダンガイオーのサイキック斬とダン・オブ・サーズデイの盤刀によって両断される

 

甲児「やったか!?」

 

ロール「いや…寸前で脱出して逃げられた」

 

ミア「えぇ。それにギルバーグがこんな所で終わるとは思えないもの」

 

ブラッディ・Ⅰが両断され爆発を起こすがギルは爆発を起こす直前に脱出して逃げていた

 

沙羅「何だったんだいさっきの奴は…」

 

ロール「奴に関しては後で説明する…しかし奴が来たと言う事は」

 

ミア「バンカーは本腰を入れて来たと言う事ね」

 

新宿での全ての戦いが終われば葉月から通信が入る

 

葉月『諸君、ご苦労だった。オットー艦長。各機とネオジャパンの彼と白い機体の彼と一緒に帰還してもらえないだろうか?デビルガンダムについて詳しく話を聞きたい』

 

オットー「了解です。そこの二人…我々と一緒に来てはもらえないだろうか?我々はデビルガンダムについて詳しく話を聞きたい…構わないだろうか?」

 

ドモン「…いいだろう。助けてもらった恩もある」

 

ヴァン「嫌だね」

 

オットー「何?」

 

ヴァン「俺には俺の目的がある。だからあんたらについていくのは断る」

 

葉月『君の目的が何か知らないが我々に力になれる事があるなら協力しよう』

 

ヴァン「いや結構だ。じゃあなドモン。お前との旅中々楽しかったぜ…縁があったらまた会おうぜ」

 

ドモン「あぁ…今まですまなかったな」

 

そう言葉を交わすとヴァンはダン・オブ・サーズデイを動かし、新宿から去っていく

 

リディ「彼は仲間じゃなかったのか?」

 

ドモン「ヴァンにはヴァンの目的がある…それに必ずまた会える。きっとその時は力になってくれる筈だ」

 

オットー「では各機はネェル・アーガマに帰還せよ!これより我々は獣戦基地に帰還する」

 

ドモン「少し待ってくれ。待ち人がいる。一緒に連れて行ってもいいか?」

 

オットー「あぁ構わない」

 

各機はネェル・アーガマに戻って行く中、ドモンは新宿にいるレインを見付けるとネェル・アーガマに向かってシャイニングガンダムを動かしていく

 

シャイニングガンダムを収容したことを確認したネェル・アーガマは獣戦基地への帰路につく

 

 




新宿での戦いを終えた一行は獣戦基地で一時的な平穏を過ごす

しかし、十年振りに現れた破壊の獣であるインベーダー達の出現により恵那はネェル・アーガマと仲間達と共に新たな戦いに赴く事になる

そこで待ち受ける新たな出合いとは…

次回、スーパーロボット大戦X−DRIVE第5話『チェンジゲッター!』
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