第5話…お楽しみいただけると幸いです
〜獣戦基地〜
新宿での戦闘が終わり2日…恵那はシュミレーターを起動していた
最高難易度のシュミレーターで恵那は次々と敵を撃墜していく
カミーユ「…凄いな…2日前とは別人のように成長している」
忍「この間の戦いでも凄かったからな」
カミーユと忍が感心しているとシュミレーターの機動が終わり、恵那がシュミレーターから降りてくる
恵那「ふぅ…」
忍「凄えな恵那…最高難易度もクリアじゃねぇか」
恵那「はい。感覚が研ぎ澄まされる感じがして」
忍「直感みたいなものって事か?」
恵那「はい」
カミーユ(本当に恵那の潜在能力には驚かされるな)
2日前には苦戦していた最高難易度のシュミレーターをクリアした恵那にカミーユは恵那の潜在能力に感心していた
那月「………」
リディ「彼女のシュミレーターのスコアが気になるか?」
那月「たった数日でこのスコア…私でも出たことない…」
リディ「確実にパイロットの腕では君より上かも知れないな」
恵那のシュミレーターのスコアを見て那月は愕然とし、リディはポツリと呟く
葉月「やはり此処にいたか」
忍「どうしたんだよ葉月のオッサン」
葉月「我々の次の任務が決まったのでね。君達を呼びに来たわけだ。君達以外の皆は既に司令室に来ている。君達も来てくれ」
シュミレーター室に来た葉月に忍が訪ねると葉月が忍の質問に答えるとシュミレーター室を出て行く
那月「次の任務…ね」
恵那「一体どんな任務何でしょうか…」
忍「さぁな…行ってみねぇ事には解らねぇ。もしかしたらムゲ帝国の連中が関係しているかも知れねぇしな」
リディ「ネオ・ジオンとギガノスの動きも気になる所だ」
カミーユ「とにかく行こう。それからだ」
恵那達は次の任務の事を暫く話した後、司令室に向かって歩いて行く
恵那達が司令室に着くと葉月の言った通り、シュミレーター室にいたメンバー以外の全員が揃っていた
葉月「よし。全員揃ったようだな」
忍「それで葉月のオッサン。俺達の次の任務って何なんだよ」
葉月「それについては彼女達から説明してもらおうと思う」
沙羅「彼女?」
???「失礼します」
葉月の言葉の後、司令室の扉が開き、二人の女性が入って来る
由木「地球連邦独立部隊WSO所属 由木翼中尉です」
フェイ「地球連邦軍EFA所属 フェイ・シンルーよ」
敬礼しながらそう言えば恵那とドモン以外が敬礼を返す
忍「それで中尉さんよ。俺達の次の任務ってのは何なんだ?」
沙羅「ちょっと忍!」
由木「構いません。彼のような知り合いは知っているので」
忍の言葉に沙羅は注意するも由木は苦笑しながら構わないと返す
そんな様子を見てフェイが説明をする
フェイ「私から説明するわ。先日、早乙女研究所付近でおかしなエネルギー反応が観測されたの」
忍「おいおい、早乙女研究所といや」
雅人「かなり前にゲッター線を研究所していた研究所じゃないか!」
恵那「ゲッター線?」
フェイから語られた言葉に忍達は驚き、恵那は聞き慣れない言葉に首を傾げる
甲児「俺のマジンガーの光子力と並ぶ人類では解明できていない未知のエネルギーだよ。そのゲッター線の研究をしていたのが早乙女博士だ」
雅人「だけど早乙女博士が反乱してから早乙女研究所は長年封鎖されていたはずじゃ」
由木「えぇ。ですが最近になって早乙女研究所付近でおかしなエネルギー反応が観測されたのは確かです」
ロール「つまり僕達の任務は…」
葉月「封鎖された早乙女研究所に向かい調査すると言う事だ」
その疑問に答えるように葉月が説明する
カミーユ(インベーダー…また奴らが現れたと言う事か?だがインベーダーはあの時の戦いで竜馬が倒した筈だ)
ドモン「おかしなエネルギー反応と言う事はデビルガンダムもそこにいるかも知れん」
雅人「決まったわけじゃないけどね」
由木「現地で何が起こっているかは解りません。ですがすぐにでも調査に向かいたいと思っています」
オットー「聞いての通りだ。我々は由木中尉、フェイ氏と共に早乙女研究所付近へ向かう。各員は各機で待機せよ」
オットーの言葉を聞き、全員が司令室を出て行き、格納庫へと向かう
格納庫へと向かっている間、恵那は1人何かを考えていた
恵那(何でだろう…ゲッター線…初めて聞いた筈なのに…何処かで聞いたことあるようなと言うか昔から知ってるような…一体何なんだろう…)
那月「ボサッとしてないで早く走る!」
恵那「解ってますよ!」
那月の言葉に考えていた事を頭を振って考えないようにし、格納庫へと急いでいく
〜早乙女研究所付近〜
早乙女研究所近くの平地…そこには地上を行く大型戦艦−タワー−が待機している
タワーのブリッジでは顔に傷のある男…ゲッターチームの神隼人が一人の白衣を着ている男性と喋っていた
隼人「早乙女研究所に不審なエネルギー反応…まさか真ドラゴンが復活したのか?」
敷島「わからん…だが早乙女研究所でエネルギー反応があると言うのは気になるのぉ」
隼人「いずれにせよ俺達はゲッター線の調査の為に早乙女研究所に向かわなければならない…だがもし奴が…真ドラゴンが復活したというのなら今度こそ倒さなければならない」
敷島「そうじゃの」
隼人「進路を早乙女研究所に向けろ。これより早乙女研究所に向けて出発する」
待機しているタワーのブリッジで隼人が指示を出すと同時にタワーのブリッジ内にけたたましい音が鳴り響く
敷島「何事じゃ!?」
隼人「早乙女研究所の近くでこのサイレン…まさか…奴ら…インベーダーか!マズイ…!早乙女研究所の中には弁慶達がいる!」
第5話『チェンジゲッター!』
浅間山近くの早乙女研究所…その研究所の付近には翼竜の姿をした生命体と恐竜の姿をした2足歩行の生命体が沢山現れていた
生命体の名前はインベーダー…ゲッター線の影響を受けた微生物が急激な進化した姿だ
早乙女研究所をインベーダーが襲撃する中、獣戦基地より出撃したネェル・アーガマがやって来る
沙羅「何だい奴らは…!」
恵那「生き物?…だけど…気持ち悪い…」
カミーユ「やはりインベーダーか…!また姿を現すなんて…!」
忍「知っているのかカミーユ?」
カミーユ「あぁ!ゲッター線の影響を受けて急激な進化を遂げた微生物達だ!」
雅人「アレが微生物!?」
ロール「全然そんな風には見えないな…」
インベーダーの姿を目撃した恵那達はカミーユの言葉に驚くもそれぞれの機体の中で出撃の準備をする
ネェル・アーガマの格納庫でそれぞれの機体で出撃準備を整えていると通信が入る
隼人『そこの連邦の軍艦聞こえるか。こちらはタワー艦長の神隼人だ』
オットー「こちらはネェル・アーガマ艦長オットー・ミスタだ。こちらは今、出撃準備中の為用件があるなら手短にお願いしたい」
隼人『わかった。現在、早乙女研究所内にこちらの知り合いが取り残されている。そちらに救出の協力を申し出たい』
オットー「了解した。各員聞こえたな!早乙女研究所に群がるインベーダーを撃破し、早乙女研究所内に取り残された人達を救出する!」
タワーとの通信を終えたオットーからの言葉を聞いた後、格納庫から全機が出撃する
イーグルファイター、デルタプラス、リゼルが先行し、ウィングル、グラントルーパー、シャイニングガンダム、マジンガーZが続き最後尾にランドクーガー、ランドライガー、ダンガイオー、アルテリアス、メタスが続く
出撃した各機の存在に気付いた、翼竜の姿のインベーダーが攻撃を仕掛けて来るも先行しているイーグルファイターのミサイルを喰らい、少し後退した所をリゼルとデルタプラスのビームライフルによって穴だらけにされる
忍「チッ…どうにも生物相手ってのはやりにくいぜ…!」
カミーユ「気を抜くな。奴らはただ俺達を滅ぼすまで攻撃を仕掛けてくるぞ!」
忍「食欲旺盛って事かよ!」
迫るインベーダーを躱しながらイーグルファイターは機関砲とミサイルでインベーダーを撃ち落としていく
甲児「生物相手だろうとマジンガーが負けるかよ!ブレストファイヤァァァ!」
恐竜の姿をしつインベーダーをマジンガーZがブレストファイヤーで焼いていき、ブレストファイヤーから逃れたインベーダーをシャイニングガンダムが拳で殴り飛ばす
殴り飛ばされたインベーダーはシャイニングガンダムに襲い掛かろうとするもダンガイオーが飛ばしたブーストナックルによって風穴を開けられ、爆散する
ランバ「体液が飛び散ったぁ!?」
ロール「ロボットではなく生物だからな…仕方ないかも知れん」
バイ「気のいいもんじゃねぇけどな」
ドモン「次が来るぞ!」
爆散したインベーダーにランバが悲鳴を上げ、ロール達が宥めていると次、またその次とインベーダーが襲い掛かる
襲い掛かるインベーダーをアルテリアスがレーザーサーベルで切り裂き、切り裂いたインベーダーをランドクーガーとランドライガーが撃ち抜く
ウィングルがサーベルでインベーダーを裂き、グラントルーパーがビームで貫く
恵那「………!」
口を開けて、アルテリアスに襲い掛かるインベーダーに恵那はアルテリアスをインベーダーの下に潜り込ませ、インベーダーの顔を蹴り上げるとレーザーサーベルを突き刺し、ゼロ距離からライフルを連射してインベーダーを爆散させる
那月「もっと…優しく動かしなさい!」
恵那「喋ってると舌を噛みますよ!」
由木「凄い…荒々しいのにスムーズな戦いをする…」
恵那の操縦に一緒に乗っている那月は文句を言うも恵那は気にすることも無くアルテリアスを動かしていく
由木はその戦い方を見て感心していた
インベーダー達は次々と倒されていき、数を減らしていき、早乙女研究所への道が開けていく
甲児「よし。早乙女研究所への道が開けた!」
カミーユ「俺が救出にいく。ドモン…すまないが着いて来てくれ」
ドモン「わかった」
早乙女研究所への道が開けるとカミーユはドモンを連れて早乙女研究所への中へと入っていく
オットー「戦いは終わっていない!各機は周りのインベーダーを片付けろ!」
二人が早乙女研究所に入っていくとオットーから周囲のインベーダーを片付けるように指示が入る
それと同時にインベーダーの援軍が早乙女研究所の近くに現れる
恵那「させない!」
早乙女研究所の近くに現れたインベーダーに対して恵那はアルテリアスのバーニアを全開にしてインベーダーに突っ込む
沙羅「ダメだ恵那!全力で回避しな!」
恵那「…!…アグゥゥゥ!」
沙羅の叫びに恵那は慌ててアルテリアスのバーニアを逆噴射させて緊急回避をするも脚部をビームが貫き、直撃する
ビームが脚部を直撃した事により、アルテリアスのコックピット内ではけたたましいアラートが鳴り響く
その間に早乙女研究所の近くにいたインベーダーが研究所内に侵入してしまう
フェイ「インベーダーが早乙女研究所に!」
リディ「カミーユ…!」
恵那「痛ッ…」
那月「グッ…損傷率35%…一体何が…」
恵那「超超距離射撃…!狙撃手の位置は…!」
那月が機体の損傷率を確認する中、恵那はコックピット内のレーダーとモニターを限界まで拡大して狙撃手を索敵する
恵那「見付けた…!沙羅さん、雅人さん!北西の森を攻撃して下さい!」
沙羅「解ったよ!」
雅人「了解!」
狙撃手を見付けた恵那は沙羅と雅人に位置を伝えると狙撃するように指示をすればランドクーガーとランドライガーは指示された位置を狙撃する
北西の森を狙撃すれば森の中から神々しい雰囲気を放つ、白と金を強調した大きな狙撃ライフルを持ったモビルスーツに似た形状のロボットが姿を現す
忍「なんだ…あのロボット…!」
ロール「独特な雰囲気を持っているな」
那月「綺麗…」
恵那「………」
甲児(何だ…マジンガーが何かを伝えようとしている…)
姿を現したロボットを視認し、それぞれ感想をもたらす中、恵那はロボットを警戒し、甲児はマジンガーが何かを伝えようとしているのを感じていた
???「バレずに狙撃するのは些か自信があったのですがな…流石ですな」
オットー「オープン回線だと!?」
恵那(何だろう…アタシを見てる?)
白と金を強調したロボットのパイロットは愉快そうに笑いながら
通信する
その中でも恵那はロボットのパイロットが自身を見ていると感じていた
リディ「あなたは何者だ」
???「うむ…失礼した。この国では名乗るのが礼儀でしたな」
ロジェル「吾輩はロジェル・サーティエスと言う者…この機体はラーズエン…以後お見知りおきを」
ロジェルと名乗った男性は機体の名前を明かすと狙撃ライフルを再び構える
ロジェル「皆々様にも為すべき事があるやも知れぬが少しばかり吾輩の…ムッ!?」
狙撃ライフルを構え、発射体勢に入っているロジェルのラーズエンに恵那はアルテリアスのブースターを吹かせ、レーザーサーベルで斬り掛かるも回避される
ラーズエンはアルテリアスのレーザーサーベルを回避すると素早く狙撃ライフルを放つも急降下したアルテリアスに回避される
ロジェル(ムッ…今のを回避なさるか)
那月「突っ込むなら突っ込むって言いな…グゥ…!」
恵那「黙ってて下さい!あの機体はアタシが抑えます!皆さんはインベーダーを!」
沙羅「無茶言うんじゃないよ!アンタ一人でどうこう出来る相手じゃないよ!」
ブースターをさらに吹かせ、急上昇してレーザーサーベルを振るうアルテリアスにラーズエンは狙撃ライフルで鍔迫り合いにも持ち込む
忍「恵那!そいつの相手は任せたぜ!」
恵那「はい!」
沙羅「ちょっと忍!」
忍「俺だってお前と同じ気持ちだ沙羅。けどよ…カミーユとドモンが早乙女研究所に突入してる今、これ以上戦力は避けねぇ!」
由木「藤原君の言う通りよ。あの機体の相手は彼女に任せて私達はインベーダーを殲滅します」
恵那を心配する沙羅に忍と由木は諭すと沙羅は渋々納得し、ランドクーガーを操り、インベーダーに攻撃する
早乙女研究所の外で戦闘が起こっている中、早乙女研究所の中では…
ゲッターチームの1人−車弁慶−と彼の娘−渓−…そして調査隊の1人−凱−は早乙女研究所の中で侵入していたインベーダーに襲われていた
弁慶「チッ…インベーダーがここまで侵入してやがったとはな…ケイ、ガイ!全力で脱出するぞ!」
ケイ「解ってるよ!」
ガイ「はい!」
インベーダーが襲い掛かってくる中、弁慶達は早乙女研究所から脱出するために走っていた
インベーダーは行く手を阻むも渓が銃で撃ち抜き、インベーダーを倒していく
しかし倒さきれなかったインベーダーが渓に襲い掛かかるが弁慶が庇い、弁慶は負傷してしまう
弁慶は負傷をしながらもインベーダーを投げ飛ばす
弁慶「グッ…」
ケイ「親父!大丈夫か!?」
弁慶「問題ない…それより早く脱出するぞ」
先を急ぐ弁慶達の前に再びインベーダーが襲い掛かるも渓が撃ち抜く前にインベーダーが破裂する
カミーユ「弁慶!無事か!」
弁慶「カミーユ!?お前、カミーユか!」
弁慶達の前に早乙女研究所に突入したカミーユとドモンが駆け付ける
カミーユ「弁慶、負傷しているのか!?」
弁慶「あぁ。ケイを庇った時にな…だが、どうって事はねぇよ」
弁慶達と合流したカミーユが弁慶の怪我の状態を心配するが弁慶は問題ないと答える
ケイ「来てくれてありがとう…助かったよ」
カミーユ「君は…まさか…!」
弁慶「…カミーユ。何か気付いたかも知れないが黙っててくれ」
カミーユ「そうか…そこはあまり深く詮索しないようにするよ」
弁慶「そうしてくれると助かる」
納得した様子のカミーユに弁慶が返答すると周囲を警戒していたドモンが声を掛ける
ドモン「カミーユ。知人との再開を喜ぶのはいいがまずは此処から出るのを優先すべきだろう」
カミーユ「あぁ、急ごう。弁慶…走れるか」
弁慶「あぁ。問題ねぇよ…っとと…」
ガイ「師匠、俺が肩を貸します」
負傷している弁慶をカミーユが気遣うも弁慶は問題ないと答えるが少しよろめく
そんな弁慶を見かねて凱が肩を貸すと早乙女研究所の外への道を急ぐ
外へと急ぐカミーユ達の前にインベーダーが現れるもドモンが格闘術で吹き飛ばす
インベーダーが吹き飛ばされるも増援で現れていたインベーダーが侵入した所で更に襲い掛かる
ドモン「チィ…数が多い…!」
ガイ「後少しで外だってのに!」
カミーユ「道を開くぞ!そうじゃなきゃ救出に来た意味がない!」
襲い掛かるインベーダーをドモンとカミーユが迎撃し、外への道を開く
しかし、インベーダーは次々と現れ、襲い掛かってくる
襲い掛かってくるインベーダーを何とか迎撃し、数を減らすもまたすぐに現れる
カミーユ「どれだけ現れるんだ…!」
弁慶「このままではジリ貧だぞ」
ドモン「来るぞ!」
すぐに現れたインベーダーは襲い掛かってくるもすぐに消滅する
ケイ「何?何が起きたの?」
渓は何が起きたのか理解出来ておらず状況を確認する
インベーダーが消滅した場所から早乙女研究所の中に1人の人物が入って来る
???「………」
カミーユ「彼は…」
弁慶「號か」
ゴウ「…行くぞ」
恵那「フゥ…フゥ…フゥー…」
アルテリアスのコックピット内で恵那は呼吸を整えていた
ラーズエンと相対しているがアルテリアスの機体の装甲には傷が目立ち、損傷が激しいのが見て取れ、対するラーズエンの装甲には傷が殆ど無く損傷が殆ど見られない
呼吸を整え直すと恵那はグリップを握り直すと深く押し込み、アルテリアスのブースターを吹かせるとレーザーサーベルを構え、再びラーズエンに向かって突撃して行く
ラーズエンは狙撃ライフルで向かって来るアルテリアスを迎撃する
アルテリアスは放たれるラーズエンの装甲ライフルのビームを回転して避けると更にブースターを吹かせ、向かって行く
那月(損傷が酷いのにまだスピードが上がるの!?普通はそんな事出来るはずが…!)
向かって来るアルテリアスに対してラーズエンは狙撃ライフルを背中に回すと腰からサーベルを引き抜き、アルテリアスと鍔迫り合いに持ち込む
鍔迫り合いの中、損傷しているアルテリアスは押されて行くが恵那はアルテリアスの頭部を動かし、ラーズエンに頭突きをするとラーズエンは体勢を崩す
恵那はその隙を逃すまいとアルテリアスのグリップを押し込み、牽制にミサイルを放った後、レーザーサーベルで斬り掛かるもラーズエンはマシンガンでミサイルを撃ち落とすとアルテリアスのレーザーサーベルを躱すと蹴り飛ばす
恵那「クッ…速い…!」
ロジェル「フム…やりますな」
ロジェル(動きは悪くない…今のは一瞬、遅れていれば被弾していたでしょうな…)
蹴り飛ばされたアルテリアスのコックピット内で恵那は激しく揺られ毒づくと機体の体勢を立て直す
ロジェルは冷静に言葉を述べながら恵那を評価しながらも冷や汗をかいていた
恵那はアルテリアスの体勢を立て直すと再びレーザーサーベルを構えるとラーズエンは迎撃体勢に入り、狙撃ライフルを再び構えるとアルテリアスに向ければ発射しようとする
狙撃ライフルを発射しようとしたラーズエンだがビームライフルの光が走ればラーズエンは上昇してビームライフルを回避する
ロジェル(モビルスーツ…量産型とは言えパイロットはエース級の様ですな…さて…エース級を相手にあの機体…骨が折れますな…)
カミーユ「恵那!援護するぞ」
恵那「カミーユさん!早乙女研究所の方は…」
カミーユ「無事だ」
恵那「それならインベーダーの方を…」
カミーユ「いや、それなら問題ない。頼もしい援軍が来てくれた」
リゼルのビームライフルを回避したラーズエンのコックピット内でロジェルは思考を巡らせ、次はどうするべきか考えていた
恵那はカミーユにインベーダーの相手を頼むが心配ないと答えると3機の戦闘機が早乙女研究所から飛び立つ
那月「アレは…」
ガイ「いいのかよ…俺がゲッターに乗って…」
ゴウ「負傷している人間を乗せるわけにはいかない…お前が適任だ」
ケイ「だってさ」
ガイ「しかしよぉ…」
ゴウ「そこまでだ。行くぞ…チェェェンジゲッター1!」
早乙女研究所から飛び立った3機の戦闘機が空中で合体すると一機の巨大な赤いロボットになる
そのロボットの名は真ゲッターロボ…ゲッター線と呼ばれる未知のエネルギーを元に動く巨大ロボット
那月「ゲッターロボ…十数年振りに復活したの…」
カミーユ「インベーダーは彼らに任せて大丈夫だ。恵那が心配する必要はない…俺が援護するから目の前乗せる相手に集中するんだ」
恵那「………」
カミーユ「恵那?」
恵那「え?…は、はい!解ってます!」
ゲッターロボの姿を見て恵那は何かを考えていたようだったがカミーユの呼び掛けに気付くと我に返り、グリップを握り直す
恵那(ゲッターロボ…何でだろう…初めて見たはずなのに昔から知ってるような…)
カミーユ「ボサッとするな!攻撃が来るぞ!」
何かを考えていた恵那はカミーユの言葉に反応するとラーズエンの放ったビームを回避する
ビームを回避したアルテリアスの体勢を恵那は素早く立て直すとライフルを構え、放ちながら突っ込んで行く
放たれたビームをラーズエンは回避しようと動くも頭上からモビルアーマー形態から変形したカミーユのリゼルのビームライフルの連射を受け、回避が遅れ、アルテリアスの接近を許す
接近したアルテリアスは素早くレーザーサーベルを抜き放ちラーズエンに斬り掛かるもそうはさせまいと狙撃ライフルのグリップ部分でアルテリアスの右腕部を跳ね上げるとレーザーサーベルを離れさせる
コックピット内で恵那は思わず舌打ちをするもカミーユのリゼルが投げ渡したビームサーベルを左手で素早く受け取ると刃を発生させて斬り掛かる
ロジェルは一瞬反応が遅れ、慌ててラーズエンを回避させるも狙撃ライフルをアルテリアスによって切断されてしまう
恵那「クッ…ギリギリで避けられた…」
カミーユ「それほど優秀なパイロット何だ」
ロジェル「いやはやなんとも…吾輩ここまでやられるとは思ってもみませんでしたな…ハッハッハッ!」
狙撃ライフルを切断され、驚いた表情のロジェル
愉快そうにロジェルは笑うとラーズエンを上昇させ、アルテリアスとリゼルの射程距離から外れる
恵那「逃げる気ですか!」
ロジェル「いやいや…勘違いめされるな。分が悪くなったから退くのではなく、時間が来てしまったまでの事。何せ此度は挨拶に伺ったまでの事。いずれまた相まみえましょう」
ロジェルはラーズエンをそのまま上昇させ続け、バーニアを吹かせるとそのまま戦闘空域から離脱する
恵那は戦闘空域から離脱したラーズエンを追おうとしたがまだ戦闘が続いているため堪える
カミーユ「何者なんだ彼は?」
恵那「解りません…」
那月「機体データが該当しない機体に乗っていたわね」
恵那(あの機体のパイロットに物凄く見られてる気がしたけど…気のせいだよね…)
カミーユ「これ以上の詮索は後だ。まだインベーダーが残っている…皆の元に行こう」
カミーユのその言葉を聞き、恵那はアルテリアスをインベーダーと戦っている味方の方に向けるとカミーユのリゼルと共に援護に向かう
インベーダーと戦っている忍達は真ゲッターロボの戦闘の加入によりインベーダーが数を減らしていた
ゴウ「ゲッタービィィィィィム!」
真ゲッターロボの腹部から放たれるゲッタービーム逃げる気よりインベーダーは爆散していき、残っているインベーダーは真ゲッターによりトマホークにより真っ二つにされていく
インベーダーは真ゲッターに狙いを定めようとするもののイーグルファイターの突撃やダンガイオーのダンガイビームやブーストナックル、マジンガーZのブレストファイヤーやロケットパンチで駆逐されていき、その数を減らしていく
ドモン「お前達と遊んでいる暇はない!」
シャイニングガンダムは群がるインベーダーを殴り飛ばして吹き飛ばし、ビームソードで斬り裂いて蹴散らす
残り僅かのインベーダーはランドクーガーとランドライガーの砲撃で動きが止まった所をデルタプラス、ウィングル、グラントルーパーのそれぞれのサーベルで斬り裂かれ、爆散する
カミーユ「どうやら終わったみたいだな…」
インベーダーとの戦いに急いで戻っていた恵那とカミーユだったが再び合流した頃にはインベーダーは壊滅していた
沙羅「恵那。機体はボロボロみたいだけど無事かい?」
恵那「はい。カミーユさんが来てくれたので…」
沙羅「無茶だけは止めておくれよ…その機体に乗ってるのはアンタだけじゃないんたからね」
恵那「…気を付けます」
那月「……程々にして欲しいわね…」
沙羅の心配する言葉に恵那は謝り、那月は苦言を漏らす
隼人『渓、凱、弁慶。無事のようだな』
弁慶「怪我はしちまったがな」
隼人『戻ったらしっかり休んでくれ…それよりもゲッターに乗ってるのは…』
ゴウ「………」
隼人『そうか…お前か號…』
弁慶達の無事を通信越しに確認した隼人はゲッターに乗っているゴウを確認すると一人納得する
カミーユ「隼人」
隼人『カミーユか…弁慶達を早乙女研究所内から助けてくれた事礼を言う』
カミーユ「何を今更…俺達の仲じゃないか」
隼人『確かにな』
カミーユの言葉に隼人は薄く笑いながら言葉を返すとカミーユは言葉を続ける
カミーユ「隼人。俺達はインベーダー以外にもムゲや機械獣…ネオ・ジオンやギガノスとも戦っている。協力してくれないか?」
隼人『…早乙女研究所の地下に真ドラゴンが眠っている以上は今、早乙女研究所から離れる事は出来ない』
カミーユ「………」
隼人『だが弁慶達を助けてもらった以上、礼はする。真ゲッターをお前達に同行させよう…3人共構わないか?』
ケイ「構わないよ」
ガイ「俺もです」
ゴウ「…わかった」
隼人の言葉に3人は同意するとタワーへと移動し、弁慶を降ろしネェル・アーガマと共に離脱していく
恵那(今日のあの人…一体何だったんだろう…それにあの機体…知らないのに知ってるような…何なんだろうこの感じ…)
那月「………」
早乙女研究所から離脱するネェル・アーガマの格納庫に帰投したアルテリアスのコックピット内で恵那は戦闘したラーズエンとそのパイロットであるロジェルの事を考えていた
しかし、恵那自身にも覚えがないため考えても答えは出る事はなかった
早乙女研究所の戦いを終え、宇宙のネオ・ジオンの動きを牽制するためネェル・アーガマは宇宙に上がる準備をする
同時に地上のギガノス軍が動き出したとの一報が入る
宇宙と地上…部隊を2つに分け、同時に作戦を展開する事になる
そして作戦に参加するため、恵那は選択を迫られる
次回、閑話『ルート分岐 宇宙/地上』