僕 は ウマ娘 に 調教されていく   作:タク-F

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新年の始まりに合わせてウマ娘の2次創作開始だァァァ(ヤケクソ)

時間が……時間が足りねぇ!


やってきましたトレセン学園

 4月のある日……名高いウマ娘を排出した名門学園のトレセン学園に1人の青年がやって来た。

 

「ここが……トレセン学園か。この学園が僕の次の職場てあり……()()()()()()()だな……」

 

 その青年の名前は不和 裕人(ふわ ひろと)……これからトレセン学園でトレーナーとして働く事になった新米トレーナーである。

 

「確か9:30には理事長室へ向かうように言われたっけ。まずは入口で案内板でも探すか……って! 今9:07かよ! 約束の時間に間に合うか……? 急ごう!」

 

 幸い程なくして学園内の案内板を発見する事のできた裕人は示された通りの道を間違えずに進む事とした。しかしその中で呟かずにはいられない事も存在する。

 

「一応ソシャゲ知識が雀の涙程度はあるから頑張ろう……」

 

 憂鬱な表情をしながらも裕人は己の運命に気付く事なく校舎へと足を踏み入れ………………甘い蜜に囚われて行く事になる。その真意は裕人が転生者だと言う事だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……この学園やっぱり広いや……」

 

9:16

 

 案内板を見て理事長室へと辿り着いた裕人だが、

 

「すみませ~ん! 本日付けで赴任して来た不和でーす! 誰かいませんかー!」

 

「ッ! はーい! 少し待ってくださーい!」

 

「おっ……! 返事が聞こえた……か。て事はここで待てば良いのかな…………椅子はあそこか」

 

 裕人は扉の奥に人がいるのは確認できたが、直前まで動いていた事もあり少し呼吸を整える為に近くの椅子へと腰を下ろす。そしてそんな裕人の側を通りかかるウマ娘もまた存在していた。

 

「おや…………あの人は……? 見覚えの無い筈の人……です……よね……? 理事長室の前……この時期に来たと言う事は新しいトレーナーさんだと言うのでしょうか……? まぁ今は関わらない方がよろしいかもしれません……。でももしもその通りであれば……

 

 

 そう言って来た道を引き返したのはグラスワンダー……後にとあるレースへ向けて特訓をするウマ娘である。しかしこれからジュニアデビューを控えている今の彼女は裕人がどのような人物であれ気にする余裕は無かった。

 

 

 

「ハァ……そろそろトレーナーさんが来るとの事ですが……中々来ませんねぇ……」

 

 教室の傍らで待ち人を待つタイキシャトルはまだ見ぬトレーナーとの為に自習で時間を潰しでいた。

 

 

 

 

 

「会いたいよぉ……トレーナーさん……。ファルコ……待ちくたびれたよおぉ……」

 

 スマートファルコンもまた、同じくトレーナーを待つウマ娘の1人だった。

 

 

 

 

 

 

「お兄様……ライス……お兄様の為に待ってたんだよ? 今日お兄様がこの学園に来るのはわかってるんだからね……?」

 

 近く開催されるアオハル杯の準備に動くライスシャワーもまた、同じくトレーナーを待つウマ娘の1人だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました。貴方が本日付けで赴任して来た不和裕人さんですね? 私はこの学園で職員をしている駿川たづなと言います。現在理事長ならびに理事長代理が部屋を留守にしていますので私が待機していました。これからの貴方の活躍には期待をしているのでよろしくおねがいしますね?」

 

「あ……はい。駿川さん……ですか。よろしくお願いします。ええっと……僕を呼んだ理事長が不在と言うのは……?」

 

「ええ。それも含めてお伝えします。ですがまずは……学園内を案内しますね? そもそもこの学園は広いですから」

 

 そう言われるがままに裕人はたづなに案内されて学園を回る事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おやたづなさん……そちらの方は?」

 

「おはようございます桐生院さん。この方が件の新人トレーナーさんです。ちょうど桐生院さんも赴任したばかりですよね? せっかくなのでお二人目揃って学園の案内をしましょうか?」

 

 紹介されたトレーナーは[桐生院 葵]。裕人と同じくトレセン学園に赴任して来たトレーナーの1人だ。

 

「お気持ちはありがとうございます。ですが私はやるべき事がありますから……」

 

 そう告げて葵は2人の元を去って行った。

 

「僕……桐生院さんを怒らせる言動をしましたっけ……?」

 

「いえ……恐らく桐生院さんは担当のウマ娘の元へ向かうつもりなのでしょう。彼女は所謂エリートの家系ですから……」

 

 葵にとってこの学園内の見取り図はある程度入っており、これから担当する にどのようなトレーニングを行うか考えていただけだが、裕人がその内心に気付くのは少し先の未来だ。

 

「っと……不和さんの担当するウマ娘ももうすぐ到着しますからついて来てください」

 

「わかりました。ちなみに僕の担当するって娘は……?」

 

「その件は本人より語って貰いますのでひとまずはついで来てください。理由は対面した時にお話しますので……」

 

 たづなは裕人の疑問に答えることなく先導を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうしてたづなは裕人を人気のない部屋へ案内した。

 

 ●運命のダイスロール(1D6)

 

 ① スマートファルコン

 ② ライスシャワー

 ③ グラスワンダー

 ④ ファインモーション

 ⑤ タイキシャトル

 ⑥ 熱烈歓迎(運命がより過酷になり再度ダイスロール)

 

 ●結果 ⑥熱烈歓迎(再度ダイスロール)

 

※熱烈歓迎の目を引いたので裕人君の運命をより過酷なアオハル杯に放り込み担当ウマ娘を再度ダイスロールにて決定します。

 

 ●運命のダイスロール(⑥は振り直し)

 

 ① スマートファルコン

 ② ライスシャワー

 ③ グラスワンダー

 ④ ファインモーション

 ⑤ タイキシャトル

 ⑥ 熱烈歓迎(担当ウマ娘決定の為に振り直し)

 

 結果 ④ファインモーション

 

※結果に基づきファインモーションのアオハル杯ルートシナリオをベースに進行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくの案内の後に裕人はたづなに連れられてとある部屋の前までやってきた。そして部屋の前には黒服の男性が数人立っていた。

 

「お待たせしました。こちらが件のトレーナーの不和裕人さんです。既に彼女はこの中ですか?」

 

 たづなが部屋の前にいる黒服の男性へと問いかけると男性は首を縦に振り肯定の意を示し、小さく呟いた。

 

「成程……彼が担当のトレーナーなのですね? しかし……協会も酷な事を……」

 

「え……?」

 

「いえ……こちらの件なのでお構いなく」

 

 男性は裕人の疑問に答える事なく部屋の扉をノックする。

 

「殿下……件のトレーナーが来たみたいなので開けますがよろしいですか?」

 

「ええ。構いませんわ……」

 

「え……?」

 

 再び裕人から疑問の呟きが溢れるも、やはり回答なく扉は開けられる。しかし裕人は()()()()()()()()()()()()()()()。何故ならばその正体は……

 

「ファイン……モーション…………?」

 

「ふふっ……はい。私がファインモーションです。貴方が私の3年間の生活を支えてくださるトレーナーの不和裕人さんですね? やっと会えましたね……もう離しませんよ? お待ちしておりました」

 

 一部が聞き取れない程の小声だったが、ファインモーションの見せた笑顔は愛しさを含んでいる事は明白だった。そして彼女は裕人の側へと歩みよると左手をそっと裕人の右頬へと添えた。

 

「あの……僕に……何か……?」

 

「あら? 覚えていないのですね? ですがある意味では好都合ですわ……いえ、私の事を支えてくださるトレーナーさんの事を見たいと思っただけですよ?」

 

「え……あぁ。それじゃあ……よろしくおねがいします……」

 

 こうして裕人は彼女……ファインモーションとの出会いを果たした。しかし裕人は気づいていなかった。このトレセン学園では()()()()()()()()()()()()()()()()()()……と。

 

 




ファインモーションは作者が1番最初に真面目な育成をしたキャラです。(最初の当たりはテイエムオペラオーでした)

よろしけば感想等お待ちしています
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