僕 は ウマ娘 に 調教されていく   作:タク-F

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投稿が遅れて申し訳ありません!(渾身の土下座)

バレンタインイベントのマラソンやアクエリアス杯の育成に時間を注ぎ込んでました!今も少しずつ執筆してるので許してくださぁい!


さて………本編ですがメンバー集めの前半であり、裕人君に対する調教の序章となります。その手法は………


メンバー集め(地獄の入口♡)

「はぁ……気が重い………………うわぁ!?」

 

 裕人はメンバー集めの為に校舎を回る事にしたが、そんな裕人を背後からとある教室に引きずり込む人物がいた。

 

「やっと……やっと見つけましタですよトレーナーサン!」

 

「え……? この……声……まさか!?」

 

 裕人は妙に聞き覚えのある声からその人物に当たりを付けた。そして恐る恐る確認を始める。

 

「君は……タイキシャトル……だった……かな……? ええっと……こんなしがない雇われ1トレーナーに何か用かな?」

 

「私はアオハル杯に参加シマース! その為に私達を助けてくれるトレーナーさんを探してタのデース!」

 

「あぁ〜〜成程ね。でもそれが僕である必要は無いよ? そもそもアオハル杯をサポート出来る程の器があるとは……「でもトレーナーさんの担当ちゃんもアオハル杯に参加すると知ってマース! メンバーが足りて無いなら問題無い筈デース!」うぐぅ……」

 

 裕人はタイキシャトルの勢いに押されていたが、メンバー集めの為に動き始めていた事も事実だった。故に明確な拒絶をする事はできずに言葉を詰まらせた。すると…………

 

「はぁ……ワタシ……凄く悲しいデース……」

 

「うおお!?」

 

 タイキシャトルは裕人に足払いを仕掛けて服の左袖に指を引っ掛けてよろけさせた。その結果裕人はタイキシャトルに身体を預けるかの如く完全に体勢を崩した為にぶつかってしまい……

 

[カシャ……]

 

「トレーナーさん…………ソノ……」

 

 裕人がタイキシャトルに視線を向けると頬を赤らめていた。

 

ごごごごごめんタイキシャトル! すぐに! すぐに起き上がるから! 

 

ハイ……そうして欲しいデース……

 

 気まずさが漂う中涙目になるタイキシャトルは小さく呟く。

 

責任を取っテ私に協力してくれたら許してあげるデース……

 

「それで許してくれる? 一応事故ではあるからそれで落とし所にして貰えるなら……」

 

「約束デスよ! 計画通りデスネ! 

 

 裕人の交渉の結果メンバー入りを条件に許して貰える事となった。それが故意的な出来事だと知っているのは片方だけだが…………カーテンの空いていた窓から覗いていた人物が存在した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明日の15時に路上ライブやりまーす! お時間のある人は是非応援お願いしまーす!」

 

 裕人が気疲れしながら歩いているとライブの呼び込みをしているウマ娘がいた。そして不幸にも裕人はその人物とぶつかってしまい、彼女の持っているチラシが何枚も手元から溢れ落ちてしまった。

 

「ッ! ごめん! すぐ拾うから!」

 

 裕人は慌てて散乱したチラシを拾い集めた。そしてその最中内容を読んだ。

 

「ええっと……スマートファルコン路上ライブ……? 日時は明日の15時……? 凄く精力的に活動してるんだね……」

 

「そうだよぉ〜! ファルコはキラキラのウマドルになるのが夢なの! だから今は路上ライブだけどいずれはレースでもライブでも大きな舞台に立つの!」

 

「っと……自己紹介をして無かったね。僕の名前は不和裕人……最近ここに赴任して来た雇われトレーナーさ。レースって事はファルコも出るんだね……」

 

「うん。でも……新しい理事長さんが学園を変えたらファルコは……」

 

「っ……! はい。これで全部拾い終えたよ。さっきのお詫びじゃないけど良かったらオープンテラスで話を聞かせてくれないかな?」

 

「ほんと!? じゃあ奢ってよねトレーナーさん!」

 

 裕人が回収したチラシをファルコに返す。そして不安の色を見せていたファルコはその提案を受け入れた。そしてそれぞれの注文をして2人はテラスで話を始めた。

 

「あの理事長さん……学園をどんどん厳しくしたらファルコみたいに輝ける人もいなくなっちゃうし、ファルコも息が詰まりそう。でも……アオハル杯はチームレースだからファルコじゃあ何も変えられないよぉ。だからファルコは早くとってもキラキラしたウマドルにならないと……」

 

「成程……だから明日路上ライブを……ね。だったらさ……ファルコも僕の担当するチームに加入しない? 今ちょうどメンバーを集めてるの。まだ数人も集まっていないからさ……」

 

「良いの!? やる! ファルコやるよ! 絶対に走るよ! まだまだ夢を諦めたくないもん!」

 

「決まりだね。そしたら……今僕がメインで担当してるウマ娘がファインモーションなんだ。恐らく拒否しないと思うから是非伝えてあげてね?」

 

「ファインモーションさんだね! わかった! ファルコとの約束だよ!裕人さんも守ってよね!」

 

 スマートファルコンはファインモーションの率いるチームでアオハル杯への参加を約束されるや否や、荷物を纏めてチームリーダーの元へと駆け出した。ちなみに頼んだドリンクは飲み終わっている。

 

「奢る……とは言ったけど駆け出すのが早すぎない? いや……学園の改革ってのはそれだけ一大事って事か……」

 

 裕人もドリンクのグラスを片づけると会計を済ませて店を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファインモーション……タイキシャトル……スマートファルコン……これで3人……か。順調にメンバーが集まっているとはいえ最低でも後2人は集めないとレースに出られない。だからといって……そんな都合良く揃うのか……?」

 

確かに裕人はファインモーションに頼まれたメンバー集め自体は順調にこなしていた。しかしここまでの出来事が()()()()()()()()()()()()()その様子が周囲にどう見られているかは考えから抜け落ちていた。そのせいもあり…………

 

ごめんなさいそこの破廉恥なトレーナーさん?

 

「ッ!?いぎぃ!?

 

裕人は底冷えするかのような声をかけられて激しく動揺した。加えて右肩に激しい痛みを感じた。

 

「先程から慌ただしく駆け回る目立つ人物がいる、と聞きましたがどうやらその通りとは……。ましてや学生である私達に対して随分と節操無しにナンパするトレーナーという認識でよろしいですね?」

 

「…………へ?」

 

裕人はきょとんとしたが、タイキシャトルとの一件は端から見れば確実にアウトなので思い出して冷や汗をかきはじめた。

 

「随分と動揺していますね?つまりはそれが何よりの証拠では無いんですか?」

 

「ごめん……誰……?」

 

(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイこのウマ娘はグラスワンダーだ!笑顔の裏側で怒りや凶気を滲ませる僕の育成したウマ娘の中でもトップレベルで恐怖の象徴とも言えるヤンデレウマ娘だ!でも落ち着け落ち着け!()()()()()()()()()()()()()()())

 

裕人はゲームプレイ時の記憶を思い出しながら内心の恐怖と戦っていた。しかしこの世界が嘗ての記憶通りの世界ではないと理解している為に表情に出さないようにしているとグラスワンダーから追い討ちがかけられた。

 

「否定……しないのですね?となれば私は貴方の存在を容認するわけにはいきませんよ?なので……今すぐに正座してくださいね?

 

「…………逃げないからせめて比較的問題無い場所を選んで貰えますか?」

 

「貴方に決定権があるとでも?」

 

「せめて廊下ではやめて貰える……よね?」

 

「はぁ…………わかりました。ならばその代わりに……」

 

グラスワンダーはどこからともなくナイフを取り出すと裕人の首筋にそっと当てる。もちろん僅かに薄皮が切れて相応に赤い血が流れた。

 

この状態のままでしたら移動しても構いませんが?」

 

(さぁ裕人さん……吊り橋効果に対して鋼の精神でどこまで抗えるか見せてくださいね?)

 

「あぁ……わかった……」

 

首筋の痛みと金属に正常な判断力を失った裕人は茶道部屋へと連行される事になった。そして背後から漂うグラスワンダーの香水から逃れる術も存在しない。

 

「それでは教えて貰えるんですよね?何故貴方はあのような破廉恥な行いをしたんですか?」

 

「………冗談に聞こえるかもしれないがタイキシャトルにアオハル杯参加で話している最中に僕が運悪く躓いた。その結果僕は彼女を押し倒すような形になった。だけど……だけどそれだけだ!すぐに起き上がろうとしたし部屋を出た!誓って疚しい事はしていない!」

 

裕人はグラスワンダーの瞳を見て真摯に訴える。しかし悲しい事にグラスワンダー(彼女)知識持ちだ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「そうですか……やはり本当の事を素直に言える訳がありませんよね。まぁ仕方のない事ですが……」

 

そう告げるとグラスワンダーは部屋の隅から薙刀を引っ張り出して再び裕人の首筋をなぞり…………()()()()()()()()()

 

「………っ………!」

 

「破廉恥な人間への罰はこのぐらいがよろしいですよね?これで貴方はナンパ等と言った行為に支障をきたしますね?」

 

その行為を笑顔のままに行う彼女への恐怖と頬の痛みに屈した裕人は言葉が出ない程に固まっていた。そして畳み掛けるようにグラスワンダーは宣言した。

 

「貴方のようなトレーナーは私が管理します。赴任したてのトレーナーに担当ウマ娘はいないでしょう?」

 

「…………………いるんだ。僕は……ファインモーションの……担当トレーナーだ。だからこそアオハル杯のメンバーを探していた。それは……嘘じゃないんだ……」

 

裕人が絞り出せた声はそれだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!そういう事で裕人君はものの見事にCQCを受けて脅迫材料を作りあげられました!(作者が外道)

もちろんグラスワンダーをはじめとして、メンバー全員が裕人君の潔白を知っていながらあたかも不埒者かのように今後認識している(ように見える)かの如く振る舞います!

次回はダイワスカーレットの勧誘からとなりますのでよろしくおねがいします!
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