投稿の息抜きにとして始めたこの短編、実は私自身が乗り気だったりします。
・・・・えっ、そんなに威張れる程、投稿してないだろうって?にもかかわらず、その堂々とした態度はなんだって?
・・・・・・・さぁ、なんなんでしょうねぇ(すっとぼけ)
謎の男「うぁー、痛い痛い。いくらイライラしてるっつっても蹴るこたぁないだろう。第一、君がマトモとかそんな話は今までで一度もなかったでしょ・・・・・・ふげっ!?」
レイ「まず、説明しろってんだこの状況を!この場の誰一人として理解できてねーんだよ。そんでもって謝れ!」
そしてまた一つ、謎の男の傷が文字通りの意味で増えた。
謎の男「本当にこの状況を理解できないと!?」
レイ「当たり前だろ!自分以外が目覚める度に俺の精神を削ってくんだぞ!?」
謎の男「暇の解消にもってこいであろう!?感謝されこそすれ恨まれるのは筋違いというものじゃあな・い・の・か・ね!」
レイ「仮にそうだとしても、今やることじゃねぇっての!?」
謎の男「珍しく、慌てているではないか。いつもはハミアやルミトみたいに温和に過ごしてる筈なのに」
レイ「誰のせいでこうなったと!・・・・今なんて?」
その一言に、レイはピタッと、動きを止めた。
「いつもはマトモ役をライに任せてのほほんとしているのに、今回は余裕がないんだな、と。そう言ったんだ」
何故、こいつがそれを知っている?
こいつとは今、この瞬間が初対面の筈だ。
レイ「なんで知ってる?」
謎の男「・・・知りたいかね?」
レイ「質問に質問で返すな」
「聞けば後悔するぞ?“聞かない方が良かったのに”と絶望する事になるぞ?それでもいいのか?」
レイ「・・・・さっさとしろ」
ハミア「ちょっと、ホントにいいんですかレイさん!?いくらなんでもせっかちでは!?」
ルミト「・・・同感だね。どうせ聞くにしたって、せめて皆が目覚めるまで待つべきだよ」
那澄「私は別にどっちでもいいかな・・・・どうせ寝るし」
ハミア君が驚きながら止めてくる。
ルミトも待つように勧めてくる。
その気持ちはわかる。
我ながら急ぎ過ぎていると思う。
普段の自分なら同じことを言っただろう。
それでも、コイツがずっとここにいるとも限らない。
ひょっとしたら姉ちゃんたちが目覚める前にいなくなるかもしれない。
そうなったら、それこそ“あの時問い詰めれば良かったのに”と後悔するだろう。
だったら今しかない。
・・・・・・・あと最後の、寝るって言ったかこのタイミングで!?そんなにどうでもいいレベルなのか!?いくらなんでも自分の心に忠実過ぎだろ!?
レイ「姉ちゃんたちが目覚めるのを待ったとして、その時までコイツが逃げない保証はない。だったら、今聞き出した方がいい。だから・・・・・・答えろ」
謎の男「その覚悟があるのなら・・・・・いいだろう」
男は尚も不敵に笑い続ける。
それは己の発言に自信ががあるからか。
それとも逃げられないと諦めたからか。
謎の男「私がお前たちを生み出した“作者”だから、だ」
レイ「・・・・・・は?」
謎の男「付け加えるなら、
レイ「・・・・・・」
ハミア「・・・・」
ルミト「・・・」
那澄「・・・・・ぐぅ」
作者「む、何をそんなに悩む。そこまで複雑な内容ではないはずだが。そんでもって“コイツ可哀想”とか視線で訴えてくるな。そんなにズレた事を言ったつもりはないぞ」
レイ「・・・何故、僕が目覚めているのに姉ちゃんはまだ寝たままなんだ?僕以外にハミア君とルミト、那澄が順番に目覚めているの理由は?」
作者「むむ、今度は質問が増えたな。まぁいい、その貪欲な姿勢、嫌いではない」
レイ「・・・答えろって」
那澄「・・・・・・すぴー」
作者「それは、だな」
さっきと比べて、急にコイツの態度が変わった。
つか、さっきから那澄が寝てるんだが・・・・え!?ホントに寝てるの!?なんでこの場面で有言実行してるんだよ!?
作者「・・・ぅ、うぬ」
途端に気まずそうな雰囲気を出すなコイツ。
さっきまで騒いでたのが嘘みたいだ。
那澄「あ、わかっちゃった」
レイ「ホントに!?良かった起きててくれた!」
作者「・・・・!?」(びくっ!?)
那澄がそう口にすると同時にコイツがびくりと反応する。
なんだ、そんなにマズイ内容だというのか。
作者「ま、待て那澄!?言うでない!決して言ってはならぬのじゃぞ!?」
ビビり過ぎて口調変わって来たなコイツ。
さっきの比じゃないぞ。
作者「止めよ!?口にしていいことなんて・・・もがっ!?」
レイ「コイツは放っておいていいから」
作者「
よく喋るなコイツ。
さっきまでのキャラどこいったよ。
取り敢えずこれ以上騒がないように口を塞いでおく。
那澄「作者って文書とか絵を書く人の事ですよね。で、生み出したって事はこの空間にいるのはこの人が今まで考えてきた“キャラクター”って事です。さっき、5年前に初めて作品出して、一年ごとに作品増やしてるって言ってましたよね。って事は、目覚めた人たちには共通点があるんです」
ハミア「・・・ぁ、僕もわかったかも」
ルミト「同じく。いや、でもそれは流石に安直すぎじゃあ」
他の二人も予想はついたようだ。
だが、様子からして嬉しくはなさそう。
自分だけが理解できていない状況に内心慌てながらも、レイは必死に冷静を装って那澄の話を聞く。
那澄「つまり、投稿した作品ごとに
作者「・・・・・・・ウス」
レイ「・・・・・なんていうかその、イタイ奴だな」
作者「・・・・うぐぅ」
その一言がとどめとなったのか、作者はバタリと倒れてブルブルと震えることとなった。
ライ「・・・・・つまり、コイツが原因で私達はこんな真っ白な空間にいる、と」
レイ「そうなの!良かった姉ちゃん、目覚めてくれて!これでマトモ要員が増えた!」
あれから暫くして、姉ちゃんが目覚めた。
他にもハミア君の家族である妹のラナちゃんと姉のロッサさん、ルミトの幼馴染みのミレア、那澄の叔母(?)の紗奈さんが目覚めていた。
しかし、目覚めて早々に知らない空間で知らない人に状況を説明されても理解できないだろう。
そこで各自知り合い同士で説明する、という事になったのだ。
ライ「コイツが作者・・・・ねぇ。俄には、というか全然信じらんないけど」
作者「あ、どもども。やったね、レイ君。マトモ要員が増えたよ!」
レイ「うっさい、喋るな。あと同じ考えに至るな。恥ずかしい」
作者「・・・・そんなー・・・・ぐぇ」
ライ「なんていうか、賑やかな奴ね。そんでもって何で会話成立してんのよ」
ハミア「レイさーん、こっち終わりましたー!」
ルミト「こっちも終わったぞー」
那澄「・・・・・ぐぅ〜」
レイ「わかった〜。じゃ行こう、姉ちゃん」
ライ「・・・・はいはい」
呆れてる姉の側で作者を文字通り縄で縛っているときだった。
3人から説明が終わったとの連絡を受けた。
説明が終わった後は自己紹介するという流れになっているからそのために一度集まる事になる。
・・・・・最後の一人、まだ寝てんの!?えっこれ、説明大丈夫!?
作者「フッフッフッ、
レイ「ふん」
ライ「・・・・意外とタフねコイツ」
女性陣
ライ「それにしても不思議よね。
ラナ「それはこっちの台詞ですよ」
ロッサ「超能力とか、実現するのね」
ミレア「
紗奈「モンスターって何なの?やっぱりスライムとか?魔法って誰でも使えたりするの?」
役職:主人公ズ
レイ「・・・・嘘だろ、さっそく打ち解けてる。ついさっき自己紹介したばっかだよねあの人たち」
ハミア「ホントに何なんでしょうね、あの順応力」
ルミト「・・・・あの光景見てるとさぁ、“逆らっちゃいけない”って本能的に感じるよな」
那澄「まったくよ、恐らくあれが“女子”っていう生き物なのねぇ。いやぁコワイコワイ」
楽しげに話す彼女たちを遠目に見て驚愕する役職:主人公たち。
レイ「那澄も“女子”じゃないの!?何その『自分無関係ですから』みたいな!?君本来あっち側じゃないの!?」
那澄「って事はハミアさんもソレで
ハミア「ううん、僕のは神装機竜っていって普通のとはちょっと違うんだ。まぁ大まかに言うなら一緒だし、もし良かったらあとで見てみる?」
那澄「ぜひ!」
レイ「・・・・・」
ルミト「・・・ドンマイ」
落ち込むレイの肩をポンと叩いて励ますレイ。
そんな彼を放って自分の好奇心に忠実な
今回、一番の苦労人は
作者「やったぜ」
レイ「・・・・・」
作者「いだだだだっ!?」
満足顔で笑う作者が気に食わないのか、無言で縄をキツくするレイ。
ルミト「・・・・ねぇ、アンタなんでそんなに本心さらけ出せるの?どうせレイに縛られるってわかってんのに」
そんな光景に呆れて思わず口を開いてしまったルミト。
作者「そいつぁアレだよ。悩ませるのが楽しい、イダダダダダァ!?ごめんウソウソ。だからこれ以上キツくしないで!?」
ルミト「・・・・・で、本音は?」
作者「自分の考えたキャラと会話すんのメッチャ楽しい!」
ルミト「・・・あ〜、わかったぞレイ。この人アレだよ、“寂しくて周りに構って欲しいです”って奴だ」
レイ「・・・・今すぐ放り投げたい」
ルミト「それやってもいいけど、今度は女性陣の方に厄介になるぞ」
作者「えっ!」
ルミト「そんなんなったら、自分制御できないと思うけどいいの?」
作者「ひぇ!?」
レイ「ちなみにコイツをここに放置するっていうのは・・・・・」
ルミト「無理だろ。どうせ自分の思った通りの展開にして、なんだかんだ好き放題動き回るから。その方が今より遥かに疲れると思う」
レイ「流石にそんなこと不合理な事なんて・・・」
作者「えへっ!」
レイ「やるよな絶対、だって作者だし。というか“役職:主人公”ってなんだよ。もうちょい考えろっての。これじゃ僕らが主人公って名乗ってるだけのイタイ集団みたいじゃんか。つまりそれって
ルミト「ソレは流石に勘弁して欲しいな。仕方ないね、どうせなら今から設定変えてもらおうよ。作者だから本来できないはずの何かを起こさせるとか、できるでしょ」
作者「あ、ゴメン。それ無理だから」
ルミト「残念だ、じゃあ次の方法を・・・・・へ?」
オイ待て今なんて言った
さっきまで冷静だったルミトですら停止してるんだが。
作者「だってこの空間、作ったはいいけど、作者権限とか一切効果無いし」
ルミト「・・・・つまり」
作者「出る方法知らない。ワタシワルクナイ」
コイツ、一体どんだけ困らせてくれれば気が済む。
さっきとは別方向でアタマイタイ。
作者「フハハハハァ!さっきまで散々“イタイ奴”とか言ってくれた礼だ。有り難く思え!もっと困るがよいぃ!まぁやったのは私ではないがなぁ!」
レイ「勝手に思考を読むな!」
ルミト「100パーアンタのやらかしだよ!ホントにどうしてくれるよこの状況!?」
簀巻きにされてるのに何故こうも堂々としていられる。
自信あるのかアレなのか、それはこの際どうでもいい。
とにかく関わりたくない。
こうなったら仕方ない、もうこれしかない。ゴメン姉ちゃん、一旦というか暫くパス。
レイ「・・・仕方ないね」
レイ「というわけで姉ちゃん、コレよろしくお願いね」
作者「よろしくお願いされました。どもっす」
ということで、なんかよくわからない間に簀巻きにされたソレをお願いされた。
えぇ、どうしろと?
ライ「こっちに任せて大丈夫?迷惑かけない?」
レイ「・・・・・・迷惑しかかけない」
弟が少し見ない間に窶れて見えるのはきっと気の所為ではないだろう。
この自称作者が原因で間違いない。
大体いい加減なことを言う不真面目な弟だが、一度請け負った役割は最後までやり遂げるのを今まで何度も見てきた。
その弟がギブアップ宣言をするというのだから・・・・きっとそういうことだろう。
ルミト「とにかくえっと、どうしようもないアレなんでいっそのこと雑に扱って下さい。じゃあ」
なんか一緒に来たルミト君も窶れてるように見えてきた。
ライ「・・・あぁうん」
作者「おいおいつれないこと言うなっての。もうちょっとお喋りしようよ・・・・・いたっ!?」
ライ「そういうこと、ね」
作者「あれ、どうかしたのライ?ちょっと穏やかじゃないね、せっかくの可愛いお顔が台無しダゾッ!・・・・・ってイダダダダダッ!し、締まってる締まってる!待って待って、今ミシッて聞こえた!アダダダダダッ!?」
ライ「・・・・・・・これ以上苦しい思いしたくなかったら少し黙ってなさい」
作者「うーん、普段のとは違ってクールで、そっちもいいよね。こう、新鮮っていうの?なんなら普段からそれでも・・・・・ぁ」
背後でメキッと何かが折れた気がするけど、まぁ大丈夫だろう・・・・知らんけど。
本来のキャラたちとは性格が少s・・・・・ゴホン、大幅に変わってますが、本編とは一切関係ないのでゼンゼンキニシテマセントモ。
次回は気が向いたら投稿しますということで、それではまた