ハイスクールD×D 悪魔将軍の奮闘記   作:桐野 ユウ

10 / 26
冥界に殴りこみ

一誠side

 

セイレーンを仲間にしてから数週間が経った。この頃リアス達の姿を見ることがなかった。アーシアも合宿を行うってことで行ってしまったので何があったのだろうか?俺はその様子を実はコンに頼んでみてもらった。

 

どうやらライザー・フェニックスとレーディングゲームを行うことなったが結果はリアスがこれ以上は眷族たちを傷つけるわけにはいかないと降参をして彼女はライザー・フェニックスの奥さんとなるために冥界の方へと準備をしている。

 

「アーシア・・・・・・」

 

「イッセーさん・・・・・・お願いします。部長を助けてください。」

 

「何?」

 

「部長は・・・・・・ずっと悩んでいたんです。自分という存在を・・・・・・リアスとして扱ってくれる人を・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

その答えに俺はすぐに答えることができなかった。少しだけ考えさせてくれと・・・・・・冥界に殴りこみに行くってことは俺が生きているってことをさらしてしまうことだ。

 

おそらくあいつらも来ているはず・・・・・・俺は・・・・・・

 

「何を悩んでおりますか?我が主さま」

 

「セイレーン?」

 

私は部屋で考え事をしているとセイレーンが入ってきた。彼女は何を悩んでいるといってきたが・・・・・・

 

「わかっているだろ?冥界に行くってことは・・・・・・」

 

「はい弟さま、妹さま、あなたの眷族たちがいる可能性が高いですわね。」

 

「そうだ。それに我が友だった者たちもあそこにはいる。・・・・・・だからこそ俺は・・・・・・」

 

「ならばどうしてあなたさまはつらそうな顔をしているのですか?」

 

「え?」

 

「今のあなたさまはゴールド・ツイカ―ではありません!今のあなたは兵藤 一誠さまでしょ?あなた自身は結婚に対しては反対みたいですけど私はそう見えますよ?」

 

「・・・・・・そうだな。若い体を手に入れてから・・・・・・な。なぁセイレーンよ。」

 

「何でございましょうか?」

 

「お前は私のことが好きか?」

 

「もちろんでございます。私を使い魔として愛してくださったことを忘れてなるものですか!」

 

「そうだったな。ふふふふふははははははははははははははははははは!!」

 

なぜ忘れていた。俺は悪魔将軍!我が道を阻むものをがいれば倒してきたではないか!なぜすっかり忘れていたのだろうか?

 

「感謝をするぞセイレーン!今の言葉で私は目を覚ましたよ。行くとしよう!冥界へ!お前たちも来るのか?黒歌、コン、サリア、スラッシュ、ライバーンよ!」

 

「一誠が行くところに私達は行くニャ!」

 

「はい!」

 

「もちろんです!」

 

「ぴきー!」

 

「がおおおお!」

 

その前にアーシアに結婚式の日程などを聞いておくとしよう。かっこつけて行ったのはいいが誰もいなかったら恥ずかしいからな。

 

一誠side終了

 

冥界のリアスがいる部屋、彼女はドレスを着て鏡を見ていた。彼女は目を閉じながら誰でもいいこの結婚式を壊して私を連れ去ってほしいと願うばかりだ。

 

だがその願いが叶うなんて思ってもいない。たとえそれが誰であろうと・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「似合うじゃないかリアス、さぁ僕たちの結婚式がいよいよだよ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ライザー・フェニックスは嬉しそうにリアスのドレス姿を見ておりそのまま立ち去っていく。一方で一誠は冥界に到着をしてすぐに走りだす。

 

「何だお前は!?」

 

「ちょっと待て!!」

 

悪魔達は何かを呟いているが彼は無視をしてコンが幻術を使い悪魔達を混乱させて結婚式の会場に突入をする。

 

「ここだったな?せーーーの!!おりゃあああああああああああああ!!」

 

一方で結婚式の会場にはサーゼクスやセラフォルーなども座っており突然としてドアが壊されたので何事かと見ていると一誠が飛びこんできた。

 

「一誠君!?」

 

「一誠先輩!?」

 

「これはいったい・・・・・・」

 

「なんだ貴様は!!人間がなぜ冥界に!!」

 

「簡単なこと!リアス先輩を奪いに来た!!」

 

「何!?」

 

全員が一誠がリアスを奪う宣言をしたので驚いてしまう。一誠は周りを見ながらたくさんの悪魔がいる中自身の弟たちがいたのでじーっとライザー・フェニックスを見ている。

 

「あはははは!リアスを奪うだって!!たかが人間が!!俺様の炎を受けてみやがれ!!」

 

「ライザー!イッセー逃げなさい!!」

 

ライザーが放った炎が一誠に向かって放たれる。だが一誠はその場から動かずに息をすってから・・・・・・

 

「は!!」

 

放たれた気合でライザーが放った炎を消し飛ばす。ライザーの眷族たちは主人を守るために一誠に対して攻撃をしようとしたが彼から放たれる眼力に震えてしまい何人かは膝をついてしまう。

 

それはリアス眷族たちも感じていた。

 

「な、なんだいこの感じは・・・・・・」

 

「い、一誠先輩から・・・・・・な、なんでしょうか!!」

 

(この感じ・・・・・・どこかで・・・・・・)

 

「に、兄さん・・・・・・あの子・・・・・・」

 

「まさか・・・・・・ね。」

 

「・・・・・・せっかくだ。これほど悪魔の皆さんが集まっているんだ。いでよセイレーン!コン!黒歌!サリア!スラッシュ!ライバーン!」

 

「セイレーンだと!?」

 

シルバー・ツイカーは一誠がセイレーンと言ったことに驚いている。セイレーンは自身の兄が使い魔としていたからだ。なのに今彼の口からセイレーンという言葉を放ったので見ているとハープを持った女性が現れた。

 

「な、ななななななな!!」

 

「・・・・・・私はずっと迷っていた。この冥界に来るべきかどうか・・・・・・だが一人の少女が助けてくれという思いが私を動かした!悪魔の鎧よ!!ふん!!」

 

一誠が叫ぶと彼に次々に装着されていき全員が目を見開いた。

 

「な!?」

 

「嘘・・・・・・でしょ?」

 

「きけーい!!我が名は悪魔・・・・・・悪魔将軍!!我の名を知らないものなどおるまい!ライザー・フェニックスよ!我の目的はただ一つ!リアス・グレモリーをもらいに来た!!ただそれだけよ!!」

 

悪魔達はひそひそと話しをしている。悪魔将軍・・・・・・ゴールド・ツイカーの強さはサーゼクス、セラフォルーと並ぶほどの力を持っており次期魔王とも言われた男だ。だがその男もある戦いで戦死をしてしまい誰もが悲しんだ。

 

だが今彼は何を名乗った?悪魔将軍と・・・・・・誰もが信じられないという表情になっていた。

 

それはリアスも同じである。

 

「イッセーが・・・・・・悪魔将軍様!?」

 

悪魔将軍は一歩一歩と進んでいく。ライザーはすぐに悪魔将軍の方を向いて眷族たちに命令をする。

 

「何をしている!!お前たち!奴を倒せ!!」

 

「し、しかし!!」

 

「これは命令だ!!あいつは僕とリアスの結婚式を邪魔をするものだぞ!!さぁやるんだ!!」

 

「ぎょ、御意!!」

 

(流石に戦闘をしないって方法はなかったか・・・・・・仕方があるまい。彼女達には悪いが少し痛めつけて・・・・・・)

 

「そうはさせるかああああああああああああああああ!!」

 

「む?」

 

彼の後ろから大きな薙刀を持った女性がライザーの眷族たちを吹き飛ばして彼の前に立つ。

 

「我が主を攻撃をするものはこの私が許さん!!」

 

「お前は!アイリ!?」

 

「お久しぶりございます我が主!私だけが来たと思いですか?」

 

「あちょおおおおおおお!!」

 

「あちゃああああああああ!!」

 

「む!!」

 

二人の女の子達が動きやすそうなチャイナ服を着ており彼女達は振り返る。

 

「主さま!」

 

「主さま・・・・・・」

 

「サヤにサヨ!」

 

「わしたちもいるぞーーー」

 

「そうだよーーーー」

 

「おージェイナにケーラ!?」

 

そこにはかつてゴールド・ツイカーの時の眷族五人が彼の前に立ちライザーの眷族たちに武器を向けている。

 

「我が主の相手をするなら我らが相手をしよう!」

 

「そうだよね姉ちゃん!」

 

「うん・・・・・・かかってこい・・・・・・」

 

「かっかっかっか!我が主に手を出すぞうじゃの?」

 

「そうみたいだねーーーどうしましょうかジェイナさんや?」

 

「もちろん叩きのめすだけじゃ!」

 

悪魔将軍は元気そうにしている眷族たちを見て後で怒られる覚悟をしておくかと眷族たちを彼女達に任せて先に進んでいく。

 

「さぁライザー・フェニックスよ・・・・・・どうする?」

 

「こうなったら・・・・・・貴様と一対一で勝負だ!!」

 

「ほーう・・・・・・私と一対一で戦うってことか・・・・・・いいだろう。サーゼクス!準備をしろ!」

 

「!!」

 

「何をしている?早くしろ!!」

 

「わ、わかった!グレイフィア!」

 

「は!今すぐに準備をします!」

 

グレイフィアはフィールドを生成をしたのを用意をしてライザー・フェニックスは先に中へと入っていく。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「悪魔将軍様、今までのご無礼をお許しください。まさかあなたさまが・・・・・・」

 

「リアス・グレモリー・・・・・・」

 

「は!」

 

「お前は眷族たちに慕われているな。」

 

「え?」

 

「お前を救ってくれと頼んできたのはアーシアなのだ。彼女は私の正体を教えている。心配をするな・・・・・・望まない結婚式など・・・・・・私がぶち壊してくれる!!」

 

そのまま用意されたフィールドの中へと彼も入っていくのを見てサーゼクスとセラフォルーは彼の姿を見てから涙が止まらない。

 

「ねぇサーゼクスちゃん、私・・・・・・夢を見ているのかな?」

 

「いやセラフォルー、これは夢じゃないんだ・・・・・・彼は・・・・・・彼は生まれ変わって私達のところへ来てくれた。(頼んだよゴーちゃん・・・・・・何もできない私に代わって・・・・・・)」

 

フィールド内、悪魔将軍は立っていた。

 

「よくも僕とリアスの結婚式を!!」

 

「ふん・・・・・・遠慮はするなかかってこい!」

 

ライザーは両手に炎を集めてそれを悪魔将軍めがけて投げてきた。彼はそれを壊す為に魔法陣を出してきた。

 

「メラゾーマ!!」

 

放たれた大きな火球メラゾーマがライザーが放った炎を相殺した。

 

「な!?」

 

「ほーうメラゾーマが相殺されるとはな、思っていた以上の炎だな・・・・・・」

 

「くそ!僕をなめるな!僕はフェニックス家のライザー・フェニックスだ!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ライザー・フェニックスは接近をして悪魔将軍を殴ろうとしたが彼は左手を前につきだすと構える。

 

「そしてもう一つ教えてやろう・・・・・・」

 

ガン!という音が響いて何かと見ていると悪魔将軍の左手が赤い籠手を装備をしておりモニターで見ていた全員が驚いている。

 

「あ、あれって!?」

 

「まさか・・・・・・赤龍帝の籠手・・・・・・」

 

「な、なんだそれは!!」

 

「教えてやろう!これの名前は赤龍帝の籠手・・・・・・赤き龍にして我が相棒ドライグが封印されているものだ!」

 

『ブースト!』

 

「は!!」

 

放たれた剛腕がライザー・フェニックスに当たって吹き飛ばした。だがライザー・フェニックスはすぐに立ちあがったのを見て彼はフェニックスの血かと判断をする。

 

「おのれ・・・・・・おのれおのれおのれおのれ!!」

 

ライザー・フェニックスは怒り心頭で炎の弾を連続して放ってきた。彼は魔法陣を手に突っ込ませて剣を出してはじかせていく。

 

「悪魔の剣・・・・・・」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ライザー・フェニックスは突撃をしてきたが彼は飛びあがり彼の頭を抑えて地面に叩きつける。

 

「カーフ・ブランディック!」

 

「うげ!」

 

地面に叩きつけられたがすぐに立ちあがったのを見て彼は突進をする。

 

「ハリケーンミキサー!!」

 

「どああああああああああああ!!」

 

上空に舞い上がったライザー・フェニックスを追撃をするために彼も飛びあがり彼の首と足を持ちそのまま地面に叩きつける。

 

「逆タワーブリッジ!」

 

「ごぶら!だがこんな傷など!」

 

「ほーう再生をするか・・・・・・ならば!」

 

逆タワーブリッジを解除をした後彼を立たせて飛びあがる。

 

「フライングレッグラリアート!」

 

「ごべら!!」

 

そのままロメロ・スペシャルをかけているが彼は笑う。

 

「これをただのロメロ・スペシャルと思ったら大間違いだ。地獄風車!!」

 

「どあああああああああああああああああ!!」

 

高速回転をして宙へと浮かせてからそのまま勢いよく地面に決めた。悪魔将軍は倒れている彼を見ているが回復をしたので驚いている。

 

「ほーう体の傷は回復をしているみたいだが・・・・・・」

 

「ひ、ひぃ!!」

 

「なるほど・・・・・・精神の方は回復をしていないみたいだな?」

 

「く、来るな!!なぜだ!なぜ邪魔をするんだ!」

 

「簡単だ・・・・・・私がさらう理由・・・・・・それは一人の少女として見ているか見ていないかだああああああああああああああああああ!!」

 

そのまま彼をスピンダブルアームでつかんだ後回転をして飛びあがる。

 

「あ、あの技は!!」

 

「ライザー・フェニックスよ!受けるがいい!!そして刻め!これが私・・・・・・悪魔将軍の最大技!地獄の断頭台!!」

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!」

 

地獄の断頭台が決まり戦闘不能と判断をしてブザーが鳴る。彼自身もいくらなんでもやり過ぎたなと思いもらったフェニックスの涙を使い彼を回復をさせる。

 

勝者は悪魔将軍となり彼らはフィールドから出されてライザーは白目を向いたまま運び出されて行き悪魔将軍はリアスを抱えて結婚式場を後にする。

 

リアスside

 

「・・・・・・・・・・・・この辺でいいだろう。」

 

イッセー事悪魔将軍様は私をゆっくりと降ろしてくれた。まさかイッセーが悪魔将軍様だなんて知らなかった。

 

彼は冥界を見ており両手を組んでいた。

 

「・・・・・・悪魔将軍様」

 

「普通にイッセーと呼んではくれないのか?」

 

「む、無理ですよ!だってあなたさまは・・・・・・」

 

「そうか?黒歌は普通にイッセーと呼んでくれているが?それに悪魔将軍という姿もこの鎧を着て初めて呼ばれているからな。さて解除をするとしよう。」

 

そういって悪魔将軍様はイッセーの姿になりへへと笑っている。彼の顔を見ていると胸の奥から何かを感じた。

 

そうか・・・・・・これは恋・・・・・・私はイッセーのことが好きだって・・・・・・悪魔将軍としてのイッセーもあるけど私は今のイッセーが好き。

 

「・・・・・・悪魔将軍様・・・・・・いいえイッセー・・・・・・」

 

「なんだうぐ!」

 

私のファーストキスなんだからね?しっかりと受け取ってもらうわよ?

 

「うふふふよろしくねイッセー!!」

 

「あ、あぁ・・・・・・何がよろしくなのかはわからないが・・・・・・よろしくもらった?」

 

ふふふ本当、イッセーが悪魔将軍様か・・・・・・なるほど断った理由がわかった気がするわ。

 

悪魔将軍様には小さい時に教われたところを助けてもらったことがある。その時はゴールド・ツイカーさまだったけどね。

 

「イッセーどうやら私以外にもあなたに話をしたいという人はいるみたいよ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

そこに現れたのは私のお兄様の「サーゼクス・ルシファー」と「セラフォルー・レヴィアタン」様・・・・・・そしてシルバー・ツイカーさまにレイナーツイカーさまだ。

 

リアスside終了




次回 リアスを助けた悪魔将軍事一誠、そこに四人の人物が現れる。

次回「親友たちとの再会」

木場君は女性にした方がいいのか!?

  • YES!
  • NO!
  • こうなったらギャスパーも!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。