ハイスクールD×D 悪魔将軍の奮闘記   作:桐野 ユウ

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新たな力

一誠side

 

神社で親子を救ってから十年が経った。その十年で色々と私には変化が起こっていると思っている。

 

まず私に新しい力を手にすることができた。その名も赤龍帝の籠手と呼ばれるものだ。ドライグという伝説の二龍の一つを私が手にしている。

 

こいつとは以前交戦をしたことがあったが倒すことはできなかったのを覚えているしドライグの方も俺のことを覚えていたのでお互いに相棒という状態で過ごしている。

 

さらに私は使い魔を作りだした。

 

「こい!コン!!」

 

「コーン!」

 

九尾のコンである。変身をすれば人間と同じ姿になることができる知能が高めな使い魔だ。

 

主に幻術を使うことが得意な使い魔なので家族が増えたなと思いつつもう一匹も紹介をしておこう。

 

「黒歌、いい加減私の布団から起きてくれ。」

 

「ニャ・・・・・・もう朝かニャ?」

 

黒歌と呼ばれる女の子だ。あれは親子を助けてから二年ぐらい経った時のことだった。私はいつも通りに悪魔将軍の力・・・・・・というよりは元々の力を取り戻すために鍛えている時に音が聞こえてきたので覗いて見ると悪魔達が黒歌を襲い掛かろうとしていた。

 

私は彼女を助けるために飛びだして必殺技「地獄の断頭台」をお見舞いさせて奴らを倒した。黒歌を救出後俺の家に住んでいる感じである。

 

そして今、俺は駒王学園に入学が決まり制服を着ている。

 

「イッセー・・・・・・立派になったわね。」

 

「そうだな、母さんと共にお前の成長を見てきたが生徒会長をしたり地域のゴミ拾いや迷子を母親に届けたりとお前は立派なことをして来ている。俺達はお前のような息子をもって幸せだ。」

 

「ありがとう父さん、母さん・・・・・・」

 

私はなんて優しい両親に生まれてきて良かった。だがゴールドの時の父さんや母さんも優しかったのは覚えているさ。弟のシルバーに義妹のシスカー・・・・・・それに親友のサーゼクスにセラフォルーともしあえることになったら謝ることが多いな・・・・・・てか多すぎる気がする。

 

「・・・・・・・・・・・・よし行くとしようか?」

 

『相棒、まだ一言も俺喋れていないのだけど?』

 

「今しゃべったからいいだろ?」

 

『俺の出番これだけなのか!?』

 

「さぁな?」

 

俺はドライグがふざけるなあああという声を無視をして駒王学園へと走っていく。入学式に遅れるわけにはいかないからな・・・・・・さて俺のクラスはっと・・・・・・ふむふむ一年A組か・・・・・・とりあえず教室に向かうとしよう。

 

俺は歩いていると誰かとぶつかってしまい後ろの方へと倒れてしまう。

 

「す、すみません!」

 

「いやすまない・・・・・・こちらも見ていなかったからな。」

 

「・・・・・・一誠君?」

 

「ん?」

 

俺は見上げるとそこには小学生からの同級生の「皆本 薫子」がいた。どうやら彼女もこの学園に入学をしたみたいだな。

 

「なんだ薫子か、走るのはいいがぶつかる時は気を付けてくれ?」

 

「ご、ごめん。一誠君はこれからクラスに?」

 

「あぁ俺はA組だったな。」

 

「私もだよ!!なら一緒に行こうよ!!」

 

薫子は私の手を引っ張るが彼女の大きな胸が私に当たっているのだが!?いやあああああああああああ!このまま行くと嫌な予感しかしないんだけど!?

 

一誠side終了

 

薫子side

 

えへへへまさか一誠君と同じクラスだなんてやっぱり私達は赤い糸で結ばれているんだね!!

 

一誠君と出あったのは私がいじめられていた時に助けてもらったときかな?その時から一誠君は私の王子様だ!って決めていた。

 

そして一誠君が駒王学園に通うとわかり一生懸命勉強もしたし料理なども勉強をしているけど私には一誠君に隠していることがある。

 

それは・・・・・・私は人間じゃなくて堕天使だってことである。もしも一誠君に拒絶されたら・・・・・・私は生きていられない。

 

絶対にそんなことにならないように頑張らないと・・・・・・あれ?一誠君顔が赤いけどどうしたのかな?

 

「・・・・・・薫子、少しはゆっくり走ってくれ・・・・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・走る身としては大変なのだが?」

 

「あ・・・・・・」

 

しまった・・・・・・つい嬉しくって一誠君を引っ張っていたのを忘れていた。

 

「ごめんなさい・・・・・・」

 

「気にするな。」

 

やっぱり一誠君は優しい・・・・・・あぁ彼の隣に立つのは私だからね?

 

薫子side終了

 

A組の教室に到着をして中に入ると二人の男の子が一誠に襲い掛かろうとしてきたので彼は二人の頭をつかんでアイアンクローをお見舞いする。

 

「「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!」」

 

「相変わらずだな。お前ら・・・・・・」

 

一誠がアイアンクローをしているのは中学からの悪友ともいえる存在元浜と松田の二人である。

 

一誠はため息をつきながらもアイアンクローを解除をして二人は頭を抑える。

 

「なんだよ一誠のくせに!!」

 

「そうだぞ!女の子を連れて登校だなんてこの裏切り者!!」

 

「裏切り者って・・・・・・薫子とは小学生からの同級生だからな。てか気のせいだろうか?知っている奴らが多い気がするな。」

 

一誠はそう思いながら椅子に座り薫子も彼の隣の席に座る。入学式が始まるので体育館の方へと移動をする時に彼はチラッと力を感じたので二年生の方を見ていると赤い髪をした女性と眼鏡をかけている女性の姿を見て彼はそういうことかとわかる。

 

(リアス・グレモリーにソーナ・シトリー、サーゼクスとセラフォルーの妹たち、大きくなったな・・・・・・)

 

心の中で呟きながら改めて高校生生活が始まる。家へと帰ると黒歌が迎えてくれたがちなみに母親にはばれており人間の姿でいることが多くなっている。

 

「コンよ駒王学園にはどれだけ何かがいたかわかったか?」

 

「はい、悪魔や転生悪魔など・・・・・・たくさんってほどじゃありませんがおりました。」

 

「そうか・・・・・・」

 

実は一誠はコンに学園を調べるように指示を出しており彼女はその間調べて結果を報告をしているのであった。

 

「そういうことか、サーゼクスだけあるな(笑)」

 

「笑いごとですむのかニャ?」

 

「すむんだよ黒歌。お前も私の正体を知った身としてはサーゼクスが友達って思ったら驚いているだろ?」

 

「驚くことばかりニャ!!どうりで魔力などが高いだなーと思ったニャ」

 

「・・・・・・本来は使い魔はいたけどな。コンを作ったのはいずれ再会をした時も仲間がほしいといっていたからな。」

 

「悪魔将軍様・・・・・・」

 

コンは涙目になっている。一誠はふと笑いながら本を読み新たな高校生活を過ごすことにした。




次回 駒王学園に通いながら一誠は悪魔将軍の姿になり現れたはぐれ悪魔を討伐をしてきたり過ごしていた。

次回「はぐれ悪魔討伐」
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