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<side エミヤ>
その日は突然にやってきた。
次の聖杯戦争を座の上で待っている時、
誰も思わないだろう。
唐突に真後ろにブラックホールのようなものが現れ、
自らの座ごと引きずり込まれるとは。
どの英霊も思わないだろう。
マスターが存在しない召喚など。
そしてその英霊“エミヤ”は言葉を発する。
「ここは何処だ」
と。
《a few moments later 》
周りを見渡して考える。
誰もいない。
真っ暗で何も見えない。
しかし魔術回路の存在は感じる。
何かに立っているという感覚はある。
問題なく自分の力は行使できそうである。
そこまで考えたところで音がする。
コンクリートを叩く音。
否、
コンクリートの上を歩く音である。
直後、正面に光が見えるようになる。
その光の向こうには、、、
ビクビクしながら、
小さな二人の女の子が、
こちらの様子を伺っていた。
<side ???>
叔母様と久しぶりに面と向かってお話ししていたら、
急にお兄様、
いえ、それ以上の気配を持ったものが唐突に、
自分の感じる気配の中に入ってきた。
それを叔母上も感じたらしく、
珍しく焦った表情を浮かべる。
「瑞樹」
と一言発すると、私のガーディアンが現れる。
「〇〇を見に行きなさい。」
と命令を下す。
私が
「私も行きたい」
と言うと、
「危なくなったらすぐに戻りなさい
深雪」
その言葉を聞いて、私たちは返答もなしに、地下へと下って行く。
なぜかわからないが、危険のない気がする。
なぜかわからないが、温かい雰囲気なきがする。
そうして地下12階、コンクリートで覆われた部屋に着く。
目の前のドアから溢れ出るオーラで、ここが目的地であることが容易に把握できる。
瑞樹と目を合わせて一緒にドアを開けると
そこにいたのは、
お兄様をはるかに凌駕する力を持っていることがすぐにわかる、
一人の青年が、
こちらを見つめていた。
<side エミヤ>
小さな女の子の後ろをついて行き、エレベーターで最上階まで登った先に案内される。
目の前には、この屋敷で1番の実力者であろう女性が座っていた。
???「まずは自己紹介をいたしましょう。私は四葉真夜。そこの娘の髪の短い子が瑞樹、長い子が深雪、後ろの執事が葉山です。」
シロウ「私はアーチャー。サーヴァント=アーチャーだ。」
真夜「ではアーチャーさんと呼ばせていただくわね。アーチャーさんは、なぜここの地下室にいたのかしら?」
シロウ「まずはひとつ訂正させていただく。いたのではない。突然気づいたらここにいたのだ。」
エミヤ「ただ自分のことをあなたたちに話そうとは思わない。ただ急にここに出現した申し訳なさもあるので、2つだけ貴方からの質問にのみ答えよう。」
真夜(この男には、多分達也がいても勝てない。この家、いや四葉家の戦力全てを投入したところで、勝てる未来が見えない。ここはこの男の言う通り、2つの質問のみにした方が良さそうね。)
真夜「じゃあ2つの質問は、なぜここに現れたのか。それと貴方は我々に害をなす存在かどうか。これにするわ。」
エミヤ「そうか。まずひとつめの質問は説明に時間がかかるので後回しにさせてもらって、2つ目から答えることにしよう。俺はあなた方に対して危害を加えるつもりは今はありません。あなた方が俺の生活を破壊しようとするのならば、あなた方と敵対することになるだろうが、もう一度言うが、今はない。」
「そしてひとつ目の質問だが...」
エミヤは彼の過去と聖杯戦争について語ろうとした。
しかし突然彼を激しい頭痛が襲い、意識を手放してしまった。
少し中途半端ですが終わります。
受験生なので2月中旬くらいまでは不定期になります。
評価が良ければ続けると思います。