そして遅れてすみません
俺と加賀美は編入試験に無事合格。俺は宣言通りとは行かなかったが四教科満点という結果叩き出した(この試験は初めてなので教師も驚いていたとか)
翌日、教師たちから編入の話が来た。俺と加賀美は家で保護者と入念に話す必要があるとのことなので父と久しぶりに話をしようと思った。俺の思いと共に。
ー美竹家 和室ー
「凛、話とはなんだ」
「父さん、以前に学校の学力試験で国・数・英・理・社のどれか一教科でも満点をとった生徒は月ノ森女学園への編入の権利が与えられるという話をしたと思うんだ」
「まさか、編入の権利を得たと言うのか」
父は驚いていた。これで一つ父を見返せたと心のなかでガッツポーズをした俺は顔色を変えず話を続けた。
「その編入に際してこの誓約書に父さんのサインが欲しいんだ。印鑑は要らないって言われた」
「わかったサインをしよう。お前はお前が行きたいところに行けばいい」
「ありがとう。父さん最後に一つ聞いていいかななんで姉さんじゃなくて後継を僕にしたの」
「世間の目が、気になった。お前の言う通り姉さんを後継にするつもりだったが由緒ある家は基本として男が継ぐんだ。だが…」
「わかった、しばらく部屋にこもるから書き終わったら机の上に置いといて」
「あぁ」
いくら、父が言ったこととはいえさすがに苛立ちを覚えた。 分かってはいたはずの事柄その答えがさっきのものだった。
「俺は…モノじゃない」
父にサインをしてもらった俺は翌日ホームルームが始まる前に担任教諭に書類に不備がないかなど確認してもらい、その後それを編入試験担当教諭や事務所に話を通すようにと言われた早くても明後日には学籍を月ノ森に移すとのことだった。
もう少しで姉たちとは違う次元、違う視点からものをみることにできることに感動し、さらにその力を手に入れることができると思うとワクワクが止まらない止めることができなかった。姉の二番煎じであるという認識を改めさせるため、そして父を見返すために…なにがなんでも…
少しすると姉が話しかけてきた。
「あんた、月ノ森に編入するんだね。頑張りなよ」
「なんで姉さんが俺のこときにすんの?姉さんと違ってたいした才能も特にない俺のことを」
「家族だからだよ。それ以上も以下もないあんたは私の大事な弟なんだよ」
「姉さんは嫌じゃないのおれが家督継ぐこと」
「嫌じゃないよ、って言ったら嘘になるでも才能どうこうじゃないと思う私も父さんとはバンドのことで何度も衝突したからさ分かるんだ。あんたは今自分が何をすべきか分からなくなってる」
姉の言葉はおれが感じていることを全てに的を射ていたそれにおれは返す言葉をなくし、ただ黙ってうつむいていた
これめちゃくちゃシリアスやん
タグ追加するか
と思うぼくなのであった
季節ネタいる?
-
いる
-
いらない