俺には好きな時間がある。
それはクラスで一人でいる時間特にだれもいない時間が大好きだ。
なにも聞かず、ボーッとするその時間が大好きだ
誰にも邪魔させることない平穏それこそ俺がこの学園で求めたもの…少しすると何名かクラスメイトが入ってきた。
そのなかに、校内の案内をお願いした背の低いむらさき髪のツインテールをした女の子が来た恐らく身長はあこの方が高いか同じくらいだろう。
少ししてその女子が話しかけてきた。
「ねぇ君美竹凛くんでしょ?」
「合っているし、なぜ聞く?」
「学級委員長だからね!もし間違えたら大変でしょ?」
「リスクヘッジというやつか」
経営のやり方でもっとも重要なことである。
「まぁそれをしても間違えているということもあるだろうがな」
少しその女とのことをからかっていると、数名の女子がヒソヒソと話しだした。
「ねぇ美竹くんやっぱりあの挨拶まずかったんじゃ…」
女が心配そうに俺の方を向きながらそう言ってきたのだが俺は別になんとも思ってないので改めて外を見た。
昼休み俺はいつも通り中庭のベンチに座り自分で作った弁当を食べていた。今日は午後から部活動の見学があるというので加賀美と一緒に回ることにしている。
「ふぅ…やはり一人は楽だな」
そう呟くと一頭の蝶が俺の指先に止まった。鮮やかな青い羽をもつその蝶に俺は何故だか親近感を覚え、視線をそいつが見る空の先に向けるとそこにはモンシロチョウと赤い羽を持つ蝶が羽ばたいていた。
「俺もお前も同じか…」
力を求め、迷いようやくその場所へたどり着きそこから一歩も動くことが出来ない。
あわれなものだと思いながらも《他人を頼る》以外の方法を模索した俺がたどり着いた結果が《虚勢をはる》
これほど虚しいものはない。
「さて、片付けるか」
片付けの準備をすると蝶はまた空へ羽ばたいた。
昼休みが終わりそれぞれの部活の活動場所を見ていた俺と加賀美。
月ノ森と言えばこの部活というものが一切なかったので合唱部の見学を最後に中庭に向かいいつも俺が座っているベンチへと腰かけた。
「加賀美お前の方はどうする」
「うーんまぁここで何かやらなきゃいけない訳じゃないしなパスだわ…ってあそこにいるの外部生じゃないか?」
まさか中庭にあいつがいるとは思わなかったが、学級委員長のやつと一緒に何かを話しているようだった。
俺がボーッとしていると加賀美が手を振りそれのお陰で意識を戻すことに成功し、あいつらのところに合流することにした。
「よぅお二人さん」
加賀美のその挨拶を聞きながらもう少しこの学校の校風に合う挨拶をしろよと思ったが、こいつは昔からラフなやつだったことをついさっき思い出した。
加賀美と学級委員長そして白髪の女の子の順で挨拶をしていくついでに自己紹介も済ませていた。
続けて加賀美が俺を指差し「こいつは…」 と言ったところで白髪《はくはつ》の女の子から制止される。
「美竹くん…だよね」
この話し方で俺はとある少女の子とを思い出した
その時は母親にくっついて離れなかった女の子お花が大好きでその子とは時々空の話もしていたというのを思い出した。
その子と出会ったのは、小学二年生のころ家族と一緒に公園に行った時にモンシロチョウを追いかけていたら大きな庭園にたどり着き出口を探していて泣いている女の子を見つけたというのがきっかけというのをぼんやりとだが憶えているその子の名前はシロちゃんって言う風に記憶していた。 このおぼろげな記憶を頼りに彼女に質問してみる。
「もしかしてあの庭園で会ったシロちゃんか?」
「うん…久しぶり」
俺はこの時何か言わなければと思っていたが彼女に先を越されてしまった内容は《家族との仲が悪いのか》というもので俺にとっては話したくない内容だった。
しばらく黙っていると目からくる熱いなにかが俺のほほを伝った
久々投稿した
季節ネタいる?
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いる
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いらない