番外編 倉田誕生日おめでとう
今日は倉田の誕生日この日はかなり特別な日であるため俺は緊張していたすると金髪の女が声をかけてきた。とても軽々しい声で
「大ー丈ー夫?美竹」
「大丈夫だ、あと五月蝿いぞ呉服屋の娘」
この女は呉服屋のご令嬢で倉田がボーカルをつとめるバンドのギタリストの桐ヶ谷だ。別にギタリストであることは問題はないのだが、問題は呉服屋の娘であるにも関わらず、言動が俺が関わってきたギャルタイプの人間と近いものを感じた。不機嫌そうな顔をしていると、黒髪の女が後ろから来た。
「桐ヶ谷さん少し声のトーンを落としなさい。美竹君嫌がっているわよ」
「えー?別に良くね?ルイ」
黒髪のおんなのほうは八潮、ロックバンドをやる上では珍しくバイオリンを弾く演奏技術はさることながら口調も丁寧まさしく、ザ・お嬢様と言う感じの女である。
「八潮俺の方は気にするな。ただ好きな女にあげるのを躊躇っているだけだから」
俺が手に持っているのは羊毛フェルトで作ったミッシェルのストラップ。
倉田がミッシェルが好きだと言うことを小耳に挟み、デパートでたまたま出会った奥沢先輩に羊毛フェルトのやり方を教わった。
「それ可愛いねー私にもちょうだい」
「別に良いがピンクのフェルトをきらしててな買えたら作るさ広町」
1ーBに所属する広町(因みに桐ヶ谷も同じクラスだ)学校では良く不思議ちゃんと思われていることが多く学校のテストではいつも平均点をとることが多い。本人がそれを普通と言っていたのでそれはまぁそういうことにしておこう。
「わたしには?」
「二葉もクラスでは世話になってるからな。作らない理由がない」
二葉つくし俺と倉田がいるクラス1ーAの学級委員長をつとめるツインテールガールいつもやる気は十分なのだがそれが空回りするのでそれは直して貰いたいところではある。
少しだけ雑談をしていると本日の主役の登場だ。
『みんな?どこなの?サークルで練習もうしてるって美竹君から連絡あったのに…ここ…かな』
倉田がドアを開けた瞬間、俺を除く全員でクラッカーを鳴らす(俺は電気をつける係りにまわっていた)。
するとクラッカーのおとにビックリしたのか俺たち全員が居たことに安堵したのか倉田が泣き出した。
したらみんなからジト目でみられる始末倉田を慰めものを渡す。
「倉田誕生日おめでとうミッシェル好きなんだろ」
「白色?」
「あいにくピンクがなくてな単なる白ミッシェルになってしまった耳のところだけはピンクをつけられたんだが…」
「ありがとう!美竹君」
ニコニコ笑う彼女がかわいく俺は心のなかで彼女の大切なものをこの手で守ると誓った。
急いで書いたから誤字脱字多いかもしれませんあったら報告お願いします
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