ヘスティアファミリアが英雄の集まる魔窟なのは間違っているだろうか~番外編~ 作:red knight
オラリオ音楽祭当日
旧ヘスティアファミリアホームである廃教会の広場に設営された特設ステージにはこの音楽祭を楽しもうとたくさんの客が詰め掛けていた。
その中には………
「いやぁ、今日は絶好のライブ日和ですね。」
「主は相変わらず呑気じゃの。」
「そう言うなご老体。我らメイルストラ支部が誇る歌い手である
この三人、ヘスティアファミリアメイルストラ支部の団員である。
「そうですね。それに今日のために仕事を終わらせてきたようなものですしね。」
白い鎧を着て青い髪に少し跳ねたアホ毛が特徴的な青年、彼はアルフレッド。聖騎士と呼ばれる冒険者たちの国の王族でメイルストラ支部の支部長、ヘスティアファミリア対外用チーム『
「おかげで副支部長のアーメスにかなり負担をかけたがの。」
着流しを来た背中に刀を背負った初老の男性、彼は佐々木小次郎。『
「うむ。俺としては休暇だと思って楽しめばいいと思う。」
白地に炎の意匠の羽織を着た焔色の髪と眼力のある瞳が特徴的な男性、彼は煉獄杏寿郎。『
この3人は今日音楽祭に出る浪巫謠の応援でやって来た。
そして同じタイミングで
「おう。メイルストラ支部の若支部長殿。元気そうで何よりだぜ。」
「ああ。丘に上がって来たのかいジョナサン。」
彼の名はジョナサン・ジョーンズ。世界で唯一神から認められた最初の
「ああ。年に一度の定期報告と
「そうですか。」
そう言って4人は会場にある席に座る。
ガネーシャファミリア所有コロッセオ、メインステージにて
「それでは………これよりオラリオ音楽祭、開催いたします。」
観客の歓声が轟く中で
「ではオープニングを飾るのはヘルメスファミリアの誇る音楽デュオ、チュウヤ・中原とジョニー・シデンです。」
司会役の紹介でメインステージに上がる中原とジョニー。
「何で俺がこんなイベントに参加しなきゃならねぇんだ!?」
「仕方ないじゃないか。この間ヘスティアファミリアのオサムと喧嘩して通りを一つ壊しただろ。その損害賠償金を稼ぐために今回のイベントに参加するんじゃないか。さぁやろうぜ。」
「けっ!しゃぁねぇな。」
そう言ってジョニーはギターを弾き始める。
「それじゃ行くぜ!『LOVEPHANTOM』」
「そこはG〇〇〇R〇DE〇じゃないんだな。」
「うるせぇ!メタい発言すんじゃねぇよ!」
そんなこんなで音楽祭が始まった。
再び廃教会前特設ステージ
最初にステージに立ったのは
「こんばんは皆さん。シャマル&シグナムです。」
「なぁシャマル………こんな大勢の前で歌わないといけないのか?」
「当たり前じゃないシグナム。いつもの面々で歌いに行くのとは違うんだからここでアピールしないと」
「………仕方ないか………」
二人が唄い始める。
「では聴いてください。『愛が止まらない~Turn_it_into_love~』。」
※キャラが唄っていると想像してください。
『愛が止まらない~Turn_it_into_love~』
歌い終えた二人に盛大な拍手と歓声が響いた。
特にモルドらいかつい顔の冒険者たちがまるで親衛隊みたいな法被を着て応援していたが………
ガネーシャファミリア所有コロッセオ特設会場
オープニングから何組かの演奏が終わり次は………
「さぁ私達の出番よ!」
「頑張りましょう。」
「おう。」
「うん。」
トウヤ、ミノリ、五十鈴、セララの『
「皆!がんばれ!」
観客席の最前列でルンデルハウスが一生懸命応援している。
※キャラが唄っていると想像してください。
『Your song』
新人冒険者チームの歌を聞き入った冒険者たちの惜しみない拍手が彼らを祝福していた。
それからしばらくして
「続いてはヘスティアファミリアメイルストラ支部からの刺客。音で敵を倒す最強の楽師、浪巫謠だ。」
司会者の紹介でステージに上がる巫謠。
『そんじゃまぁ、一曲行こうか巫謠ちゃん。』
「ああ。心昂れば、ただ吟じ奏するのみ………」
※キャラが唄っていると想像してください。
『Crescent Cutlass』
この日一番の歓声がステージで響いた。
夕方廃教会特設ステージにて
「それでは音楽祭最後の出演者です。ヘスティアファミリア『
司会者の紹介でステージに上がったのはベル(ドラム)、ツナ(キーボード)、ナノハ※(リードギター)、マシュ(ベース)、アツシ(ボーカル)の5人。(※選考オーディションの時ナノハは翠屋の手伝いをしていたので不参加でした。)
5人の中でボーカルを担当するアツシが
「では皆さん、最後まで楽しみましょう。」
観客たちが静かに耳を傾ける。
「皆行くよ。ワン・ツー・スリー・フォー」
ベルの合図で演奏が始まる。
※キャラが唄っていると想像してください。
『名前を呼ぶよ』
彼等の演奏で音楽祭は全演目を終了した。
夜 ヘスティアファミリア
「それでは音楽祭無事終了アンドボク達の代表であるベルくん達の健闘を祝って乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
ヘスティアの音頭でパーティーが始まった。
「皆お疲れ様です。」
ベルやアツシ、シャマルらが他の団員にもみくちゃにされながら談話を楽しんでいる間
「そう言えばアルフレッド、メイルストラ支部の方はどうだ?」
「大分安定しましたよ。お隣のランドソル国と友好関係を結んだことも大きいですね。それに元々歌劇と演芸、娯楽で馳せたメイルストラですから文化面での交流は良い意味で大きいですね。」
「そうか。」
エミヤとアルフレッドが近況報告していた。
その一方で
「ジョーンズ船長、はい。アーン。」
「止めてくれ総司。そんなガラじゃない事は知ってるだろう。」
「ええ。でも貴方と一緒に居られる時間が私にとっては大事ですから………」
「はぁ………俺は
ジョナサンと総司がイチャイチャしているのを
「あれがヘスティアファミリア公認メレン支部夫婦か………羨ましい………」
「全くですね。リリもベル様と………」
「ナノハさん、リリさん、あの二人を参考にするのはどうかと………」
ナノハとリリが羨ましそうに見てるのを静かにツッコむマシュ。
「そう言えばオラリオで公認夫婦はどうしてるかな?」
ナノハが気づいたように話題を変えてそのオラリオ公認夫婦の方を見ると
「こら
「うるさいなルル。お前は私の母親か?相変わらず世話焼きな奴だ。」
世話焼きなルルと自堕落な
一方ツナは
「やぁツナ少年。いい演奏だったぞ。うん。素晴らしい。」
「ありがとうございます煉獄さん。」
「ところで杏寿郎、怪我の方はどうだい?」
ツナに激励する杏寿郎、その杏寿郎に質問をするアキコ。
「アキコ女医。体調は良好だ。最初にあなたやオウガイ医師に会ったお陰で俺は第二の生を謳歌している。」
「それはよかったさね。」
何気ない会話が中庭で続く中、
「………」
「どうしたベル?」
「エミヤ、僕、寝ていた4年間僕達のファミリアがどうなったか心配だったけど、でもこの様子を見て少しホッとしてる。」
「………」
「ありがとうエミヤ。僕達の場所を守ってくれて。」
「何を言っている。お前の場所は私の場所でもあるんだ。当然の事だ。」
ベルとエミヤが仲間達の集まる雰囲気を味わいながら静かに微笑む。
「「僕(私)達のファミリアの繁栄を祝して」」
グラス同士が軽くぶつかる音が二人の耳に響く。
音楽祭という名のほっこりした日常回でした。
ここでヘスティアファミリアに所属する新メンバーを紹介しておきます。
ジョナサン・ジョーンズ(スーパーマリオRPG)
異端児っぽい見た目の団員という事で色々考えた末小学生の頃にやっていたスーファミの人気ゲームの敵キャラをチョイス。海の男というイメージが強く男気溢れる船長という事で選んでみました。船長なんでメレン支部の支部長にしてみました。
沖田総司(Fateシリーズ)
ご存じ桜セイバー。病弱設定ではありますが療養目的でメレン支部を拠点にしている。ジョナサン・ジョーンズとは相思相愛?みたいな関係にしてみました。理由は特にないんですが人間と異端児のロマンス的なのをちょっと考えてみました。
アルフレッド(カードファイト!ヴァンガード)
騎士王の名にふさわしい人物をという事で入れてみたキャラ。というかカードイラストをそのままキャラにした感じ。見た目イメージはアニメ版主人公がライドした姿。メイルストラ支部の支部長にしてみました。
煉獄杏寿郎(鬼滅の刃)
鬼滅の刃でたぶんその死を惜しんだであろう人達が多くいる人気キャラ。設定として息を引き取ってその後魂ごとオラリオに転移した?みたいな感じにして幼少期のベル達と知り合ったみたいな感じにしてみました。その内本編で活躍の場を与えないと読者からクレームが入るレベルかもしれないキャラだと思ってます。(;^_^A
音楽祭なんでシャマル&シグナム以外持ち歌にしました。
何でこの二人に90年代アイドルの曲を歌ってもらったか………
解:ただあの曲が好きだったから誰かに歌ってもらおうと考えた時イメージに近かったのがあの二人だった。ただそれだけです。(。-人-。)
そろそろ本編を完成させないといけないなと思いつつも仕事が忙しいのと書きたいネタが多くて中々話がまとまらないんでかなり遅れてます。(。-人-。) ゴメンネ
とりあえずゴールデンウイークまでには完成させようと思ってます。
次回もお楽しみに。