ヘスティアファミリアが英雄の集まる魔窟なのは間違っているだろうか~番外編~   作:red knight

9 / 10
アイズが主役の話です。

ここで少しこの作品におけるベルに矢印を向けてる異性が現時点でどれだけいるかリストアップしてみました。↓()※本来の登場作品

ヘスティア(原作)
アイズ・ヴァレンシュタイン(原作)
リリルカ・アーデ(原作)
ティオナ・ヒリュテ(原作)
カサンドラ・イリオン(原作)
リュー・リオン(原作)
シル・フローヴァ(原作)
アーディ・ヴェルマ(原作)
ナノハ・高町(リリカルなのは)
ネロ・グラウディウス(Fateシリーズ)

今後の進行具合ではさらに増えることをお約束(?)します。





音楽祭をやろう(裏話)

音楽祭の二日前ロキファミリア本拠地(ホーム)『黄昏の館』

 

アイズが手紙を読んでいた。

「アイズ、何見てんの?」

ティオナがアイズに話しかける。

「アイズさん、それ誰からの手紙ですか?」

「珍しいわね。アイズに手紙なんて。」

ティオネとレフィーヤもやって来た。

「うん。先生からの手紙を読んでた。」

「「「先生?」」」

するとフィンがやって来て

「クリスティーナからかい?なんて書いてあるんだ?」

フィンがアイズに訪ねる。

「二日後にオラリオにやってくるって。」

「そうか………彼女が来るなら丁重に迎えないとな。」

するとティオナが

「ねぇフィン?そのクリスティーナって誰なの?」

「そうだね。彼女はアイズの師匠って言うべきかな。あの頃のアイズは危なっかしい所があったからね。そんなアイズを鍛えられる冒険者が当時のオラリオに居なかったこともあって彼女に指導を頼んだかね。」

「そんな人がウチのファミリアにいたんだ。」

「いや。彼女は僕達のファミリアの団員じゃなくてね。………まぁそれでも当時のオラリオで彼女に勝てる冒険者はエミヤ達ヘスティアファミリアの三強かオッタルぐらいだしね。」

フィンが少し言いよどみながら話すが

「ねぇアイズ、その人に会うんだよね。私も一緒に行っていい?」

「別にいいよ。」

「ティオナがバカやらないか心配だから私も行くわ。」

「あの~私もついて行っていいですか?」

(ティオナ達に言っておくべきかな………)

アイズはふと自分の師匠である彼女の事を考えてどうすべきか考えたが

「(先生も常識ある人だから大丈夫だよね。)いいよ。」

アイズは考えるのを止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽祭当日

 

「なんだ?まさか貴様が出迎えとはな。久しいなアルフィア。」

「久しぶりだなクリスティーナ。ファミリアを抜けてどこかの国の騎士団で暴れてると聞いたがまさかまたヘラの下に戻ってたとはな。」

「何、騎士団の方で後継者が育ったから暇してたところをあのエキセントリックな神様に誘われて色々やってたお陰で退屈しない日々を過ごしているよ。金属生命体やら自称”宇宙の帝王”やら遊び相手には困らんしな。」

「楽しそうで何よりだ。私も近くで甥っ子の成長を見守れるから今オラリオにいるからな。」

「その甥っ子で思い出した。ヘラからベルの様子を見てきてくれと言われたからな。ついでだからベルの実力を確かめてみようかと思ってな。」

ニヤリと笑うクリスティーナ。

「言っておくがベルに手を出してみろ。私がお前を殺すぞ。」

「やれるもんならやってみろ。最もお前と殺し合っても十分楽しめそうだがな。」

「「フフフ」」

恐ろしい笑みを浮かべるアルフィアとクリスティーナ。

すると

「ここにいたの先生。」

アイズがフィン達を連れてやって来た。

「なんだ?アイズか。」

「久しぶりだねクリスティーナ。」

「フィンもいたのか。」

「ちょっとアンタ、団長になんて口の利き方を」

「そっちこそ口の利き方に気を付けろよ小娘。私は今気分がいいから手は出さんがその気になればお前如き簡単に殺せるからな。」

ティオネが突っかかって来たのを軽くあしらうクリスティーナ。

「ティオネ、彼女を相手にするのはやめたほうがいい。彼女………『誓約女君(レジーナゲッシュ)』ことクリスティーナ・モーガンはヘラファミリアで二番目に強い実力者だ。今の僕達ですら赤子のように軽くあしらえるほど強い。」

「あ?このばばあがぼふぁ!?」

フィンの説明を聞いてベートがつい失言をしてしまいクリスティーナの不意打ち右ストレートを喰らってしまう。

「おいそこの駄犬。言葉に気を付けろよ。私もそうだが元ヘラファミリアの冒険者たちにその言葉は禁句だと知れ。」

「あークリスティーナ、できればベートをぶっ飛ばす前にその事を伝えてほしかったが………」

「すまんなリヴェリア。だがアイツをしっかりと調教しておかなかったお前たちにも責任があるのではないか?」

「それを言われると何も言えないよ………」(-ω-;)ウーン

クリスティーナに謝罪するリヴェリアとフィン。

「それより先生。一つお願いがあります。」

「なんだアイズ?」

「久々に稽古つけてください。」

するとクリスティーナは

「良いだろう。かつてただモンスターをむさぼるだけのガキだったお前があの頃から大分成長したみたいだ。本気で相手をしてやろう。」

「あーできればダンジョン内でやってくれないか。流石に今日は音楽祭で町中人であふれてるからな。」

「ふん。つまらんな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイズ(9歳)の思い出

 

私がベルと会ってしばらくしてナノハ(当時9歳)やネロと出会いベルをめぐるライバルだと認識した頃、一人で強くなろうて無謀にもダンジョンに潜っていたが………

「なんだ小娘、ボロボロじゃないか?そんなんでダンジョンに挑み続けるとは無謀通り越して愚かだな。」

そんなときに会ったのがこの挑発的なおば

「おい小娘。今考えて事を口にしてみろ。ここがお前の墓場になるぞ。」

言いそうになるのをグっとこらえた。

するとあちこちからモンスターの群れがドバっと出てきた。

「ほう。キラーアントか?まったく厄介だな。」

そう言う割にはかなり嬉しそうに笑っているこの人は剣を構えて

乱数聖域(ナンバーズ・アヴァロン)。」

放たれた斬撃がキラーアント全てを一掃した。

「やれやれ。これでは全然滾らんな。」

そう言って彼女はその場を去ろうとするが

「待って!」

私は彼女を呼び止める。

「何だ小娘。」

「教えて………どうしてそんなに強いの?」

「そんな抽象的なモノに答えを求めるとは、やはり子供だな。」

「………答えて。」

「なら教えてやろう。」

そう言って剣を私に向けて

「実戦でな。」

そう言って私に剣を振りかざす。

その後気づいたらホームのベッドの上だった。

あの後ロキやフィンから聞いたけど彼女………クリスティーナはかつて二大ファミリアと呼ばれたヘラファミリアの元冒険者で壊滅前に脱退してどこかの国の騎士団にいたのだけど何年かぶりにオラリオに戻ってきて暇つぶしにダンジョンを徘徊してるのだとか

それから毎日のようにダンジョンに潜っては彼女………クリスティーナを探しては挑んで気絶させられて地上に打ち捨てられる毎日を過ごしながら自分が少しづつ強くなっていくのを感じていた。

そうしているうちに

「先生、今日もご指導お願いします。」

「やれやれ、また来たのかアイズ。今日は何分持つかな。」

私とクリスティーナの間には師弟関係が出来ていた。

そしてある日

「本気で相手してほしいなら自分で考えて強くなるんだな。復讐心に踏ん切りをつけてただ己の為だけに力を奮ってみろ。そうすれば少なくとも何も知らなかった小娘だった頃のお前よりは強くなっているだろう。」

そう言ってオラリオから去っていたクリスティーナ。

最初はその言葉の意味を理解できなかったけど、あの後ベルが昏睡状態になる事件が起きて初めて気づいた………

強さとは何なのかを………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『黄昏の館』

 

「そうやってアイズはクリスティーナの元で強くなっていたんだ。」

フィンは皆に説明していた。

「そんな事があったんだ。」

「でもね。彼女のせいでアイズに悪い癖がついちゃってね。」

「「「悪い癖?」」」

「クリスティーナ同様に戦闘狂になっちゃったんだよね。」(;^_^A

「今では鳴りを潜めてるが当時はその影響でヘスティアファミリアのエミヤやトリコ、ネロなんかに単身挑んでいったりしたからこっちはハラハラしてたがな。」

「「「………」」」(-ω-;)ウーン

フィンとリヴェリアの説明を聞いて何とも言えない顔をするティオナ達………

 

※ちなみにベートは医務室でぐっすり寝てます。(笑)

 




音楽祭の内容を補完する裏話でした。


原作で幼少期のアイズがほぼ我流で強くなったのに対しこの作品では師匠を付けて強くなったことにしました。
その師匠がある意味バーサーカーなんですがね………(;^_^A


多分ヘラファミリアにとっての禁句はBで始まりAで終わる3文字………これを言ったら命が危ないので皆さんは言わないで下さいね。(苦笑)


このバーサーカー姉さんことクリスティーナの強さは間違いなくダンまち最強クラスのオッタルと同等かそれ以上かと思いますね。この作品においては某地球外金属生命体のリーダーやバイキンマンボイスの自称”宇宙の帝王”すら上回ってます。
そんな人が何故ヘラに従ってるのか?
解:退屈しない仕事を用意してくれるから


あとこの作品でベートの立ち位置は間違いなくクー・フーリンと一緒でしょうね。(笑)

次回もお楽しみに。
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