ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

16 / 309
#016 『くらえ、マサラ百裂拳!! 相手は死ぬ』

 10歳 ζ月ρ日 『メタモンと物真似娘』

 

 物真似娘のイミテとメタモンにあった。

 この話はよく覚えている。上手く変身出来ないメタモンがロケット団のおかげで変身できるというものだ。

 

 途中、何だかんだイミテとバトルになったが、アニメでぼろ負けしていたサトシ君と違って、ニューサトシは流石に負けなかった。普通にストライクを出して、『つばさでうつ』と『ダブルアタック』を組み合わせた『ダブルウイング』もどきのアニポケ殺法で倒している。

 ちなみに、サファリゾーンで捕まえたストライクの特性は『テクニシャン』だった。やったぜ!

 

 タケシ曰く、イミテもポケモンのことをかなり勉強しているようだったが、賢い相手を知識でボコるのはニューサトシの必殺技なんだ。すまんな。

 

 最後は結局ロケット団のおかげでメタモンの変身癖が直りめでたしめでたし。あまりにめでたいので、ピカ様、レアコイル、メタモン(ピカ様に変身)のトリプルまんボルでロケット団をやなかんじーにしてやった。

 

 

 

 10歳 ζ月ρ日 『マッチャシティ 電脳戦士ウェブダイバー』

 

 ポリゴンショックだ!!

 

 

 

 10歳 ζ月τ日 『よかったね』

 

 森でピカ様が野生のピカチュウと仲良くなっていた。よかったね。

 

 

 

 10歳 ζ月φ日 『ストンタウン 大変に気分が良い』

 

 森の中でイーブイを見つけた。

 名札が付いているので多分人のポケモンだろう。タマムシでの一件もあり、困っているイーブイに弱い俺達は名札に書かれていた住所へイーブイを届けることにした。

 

 確か、これもアニメの話だったはずだ。イーブイの進化についての話だな。記憶が正しければ、この街は進化の石が発掘できることで有名な街らしいので、もしかしたら石のおこぼれに与れるかもしれない。

 レアコイルは雷の石でジバコイルに進化するし、カスミさんのシェルダーも水の石でパルシェンに進化する。タケシのロコンや俺のピカ様は特別にしても、進化の石は基本的にあって損はしないだろう。

 

 イーブイを届けると、やはり原作通りにパーティをやっていた。お礼に是非、パーティに参加してくれということだったので、お言葉に甘えさせて貰う。

 パーティでは進化の石について自慢しており、雷の石でピカ様をライチュウに進化したらどうかと言われたので、それは遠慮してレアコイルに使わせてもらった。

 

 最悪はテンガン山へ行くまで進化できないかとも思っていたが、しっかりレアコイルはジバコイルに進化している。

 やはり、カントーでジバコイルはかなり珍しいようで、初めて見た人が大半だった。

 タケシやカスミさんも初見なようで驚いている。オーキド研究所へ送ったら、博士も驚くんだろうな。やはり注目されるというのは大変に気分が良い。

 カスミさんもシェルダーに水の石を使わせてもらったのか、パルシェンに進化させていた。タケシは流石に預かっているロコンを勝手に進化させられないようで遠慮している。

 

 しかし、パーティの主役である、イーブイのトレーナーの少年タイチは遠い所で憂鬱そうに座っていた。

 見かねたカスミさんがサンドイッチ片手に声をかけに行っている。やはりカスミさんは優しいな。ジバコイルをドヤ顔で自慢している俺とは大違いだぜ。

 

 聞けば、タイチは進化に興味がないらしい。

 気持ちはわからなくもないな。イーブイはそのままでも十分戦えるポケモンだ。最悪はキョダイマックスもあるしな。ん? 前にも同じ事を書いたような。デジャヴか?

 まぁ、いろいろ悩んでいたようだが、カスミさんに説得されて何やら自分の道を決めているようだった。頑張れ少年、お前が生きる道はガラル地方にしっかり存在するぞ。

 

 そんなこんなで様子を見ていると、毎度お馴染みのロケット団がやってきて、石やポケモンを攫っていったが、結局はいつも通りにやなかんじーされていた。

 ロケット団と戦ったことで自信がついたタイチが、自分はイーブイのトレーナーになりたいと訴え、兄弟達もその心意気を認めてめでたしめでたししている。

 

 俺もレアコイルがジバコイルに進化してとてもめでたしだった。

 

 

 

 10歳 ζ月χ日 『オーキド博士へのドッキリ』

 

 オーキド研究所へ進化したジバコイルを送った。

 どうやら驚いてくれたようで、テレビ電話の向こう側から凄い声が聞こえた。

 

 

 

 10歳 η月β日 『この村を壊滅させるつもりか!?』

 

 食料がなくなった。タケシめ、やはり迷子か。

 途中で寄った村も川が干上がってしまって食料がないらしい。もう数日何も食べていない俺達は死にかけだったのだが、何とこの村の村長様が俺達に食料をお恵み下さった。

 これで、はいさようならは、ニューサトシの矜持が許さない。一飯のお礼にこの村の水が干からびている原因を調べてみると、川の上流にある水の出口を眠っているカビゴンがせき止めていた。

 

 何とかしたいのだが、騒いでも叩いても起きないし、動かそうにも重すぎてカビゴンを動かすことが出来ない。ゲットして動かそうかとも思ったが、人のポケモンらしく、モンスターボールが反応しなかった。

 

 誰だよ、こんな所にわざわざカビゴン置いて行った奴、村一つ滅ぼすつもりかよ。

 何故かロケット団までやってきて何やかんや大騒ぎになったが、街の外に居た爺さんがトレーナーらしくポケモンの笛を持っていたので、それでカビゴンを起こすことが出来た。

 

 

 

 10歳 η月ε日 『ダークシティ ポケモン大乱闘アタックブラザーズ』

 

 ダークシティという街にやってきたのだが、人が居らず酷く廃れた街だった。おまけに、いきなりガキ共が石を投げてくるではないか。挨拶より先に石投げとは、何という非常識なガキなんだ。

 売られた喧嘩はガキでも買うのが礼儀のニューサトシである。泣くまでガキ共をボコボコにしてやると、保護者が出てきて何やら事情を説明してきた。

 

 聞けば、どうやらこの街ではヤスジムとカズジムとかいうヤクザみたいな奴らが、公式のポケモンジムになるのを巡って事ある毎に争っているらしい。旅のトレーナーを用心棒にしているせいか、日に日に揉めごとも大きくなっているようで、この街ではポケモントレーナーはとても嫌われているとのことだった。

 

 成程。まぁどちらにしろ、そんな奴らがポケモンリーグの公認ジムになれるとはとても思えんが、最近少しバトル不足な気もするし(気のせい)暇つぶしに両方のジムを叩き潰してやるか。

 

 丁度、小競り合いが起きたと言うことで、手持ちのポケモン全てを出して両ジムのポケモンに喧嘩を売りに行く。

 今のメンバーは、ピカ様、サイホーン、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ゲンガーだったが火力は十分あるようで、小競り合いをしているヤスジム、カスジムのポケモン達を片っ端から蹴散らしていた。

 ヤスジムのヤスは、「てめぇ、カズジムの用心棒か!?」と、カズジムのカズは、「てめぇ、ヤスジムの用心棒か!?」と、大声を上げている。

 

「俺はヤスジムでもカズジムでもない。俺はお前らを倒すものだ」

 

 と、まぁどこかのゴジータのようなことを言いながら暴れ続けること十数分、残ったのはヤスのストライクとカズのエレブーだけになったので、サイホーン以外のメンバーをボールに戻した。もうサイホーンだけで十分だろう。

 

「この程度でポケモンリーグの公認ジムになろうだなんて片腹痛ぇわ」

 

 そう鼻で笑うと、ストライクとエレブーだけで無く、ヤスとカズも激高して俺に殴りかかってきたので、サイホーンに『ロックブラスト』で二体を処理させつつ、俺もマサラ式肉体言語術でヤスとカズをボコボコにしてやった。

 

 残念だが、アニメのサトシ君と違って、俺はこのフィジカルに宿ったパワーをしっかりとコントロール出来ている。仮に自分より体の大きな人間が何人で来ようと十分に対応することが可能なのだ。くらえ、マサラ百裂拳!! 相手は死ぬ(死なない)。

 

 俺がヤスとカズをボコボコにしていると、バトルを終えたサイホーンの体が光りサイドンに進化していく。

 ようやくサイホーンが進化したことに内心ニコニコの俺は、別にする必要もないお節介を焼いてしまった。倒れている二人にジムリーダーとはジムとは何なのかの持論を説いてしまったのである。

 

「お前らは力が足りてない以前に常識が足りてない。ジム戦ってのは挑戦してくるトレーナーやポケモンの成長を確認したり促したりする場だぞ。ただ相手を叩きのめしたいだけなら、公認ジムである必要は無いんだ。普通に考えて見ろ、すぐ暴力に訴えてくる奴がいるようなジムに、わざわざ来たいと思うトレーナーがいると思うか?」

 

 とまぁ、偉そうに講釈してしまったが、これ以上は俺が言う必要もないだろう。後は出るタイミングをずっと見計らっていたらしいポケモンリーグのジム検定員であるジョーイさんにお任せすることにした。

 出番を譲って貰ったジョーイさんが「ポケモンバトルを喧嘩としか捉えていない人達がいるようなジムを、ポケモンリーグ公認にするわけには行きません」と一喝している。

 

 全くもってその通りだった。少しはこのニューサトシを見習って欲しいものである。

 

 そのままジョーイさんから一言求められたので、「とりあえず、何をするにしても、まずは街の人達に謝れ」というと、心を入れ替えたらしいヤスとカズは、迷惑をかけた人達に謝罪しながら壊した街を協力して直していた。それが出来るなら最初からやれや。

 

 

 

 10際 η月θ日 『ナッシーの経験値はうまい!』

 

 ヒトカゲがリザードに進化した。

 というのも、マギーとかいうどこかの手品師のようなキャラが、自分の客に『さいみんじゅつ』をかけるためにナッシーを乱獲していたのだが、そのナッシー軍団が互いに『さいみんじゅつ』をかけあってしまい、暴走して街へと進軍して行ってしまったのだ。

 

 街の人間は街の人間で、ナッシー軍団の大進軍で街に大きな被害が出たということで、広間に爆弾を仕掛けてナッシー達を駆除するつもりらしい。

 インチキ催眠手品師といい、この街の人間は非常識なやつしかいないのか? と、思わず文句を言いたくなったのだが、流石にこのまま放っておく訳にはいかないので、ヒトカゲの炎をメインにナッシー軍団を正気に戻した。ナッシーの大群という莫大な経験値を得たおかげか、遂に進化に至ったようである。

 

 アニメではサトシ君のトレーナーとしての能力が低いせいで言うことを聞かなくなったリザードだが、今の所はニューサトシである俺に火を吹きかけてくるような様子はない。

 とりあえず、「よくやったな」と活躍を労ってやると、こちらを見ながら黙って素直に頷いていた。

 これはあれだな。子供が思春期になって、親に微妙な態度になるあれだ。ヒトカゲの時のように甘えて来なくなったので少し寂しいが、リザードが大人になった証だと思おう。

 

 そのままリザードをボールに戻す。

 確かに性格は少し変わったようだが、俺としては指示を聞いてくれるなら、傲慢な態度を取ろうと笑っていようと別に構わない。

 ただ強いて言うなら、リザードが反抗した時のために修めたと言っても良いマサラ式肉体言語術が無駄になったのが少しだけ残念だった。

 

 

 




 原作との変化点。

・第37話『メタモンと物真似娘』より、イミテに勝った。
 勉強不足のサトシ君と違って、ニューサトシはしっかり相性を理解しているので、変身した瞬間、ダブルウイングもどきでボコボコにした。

・第39話『ピカチュウの森』より、ピカ様を逃がそうとしなかった。
 アニメのサトシ君は情緒不安定過ぎる。

・第40話『イーブイ四兄弟』より、レアコイルをジバコイルに進化させた。
 カントーでは誰も持っていないであろうという理由で進化させた。注目されて、大変気分が良い。ついでにカスミさんもシェルダーを進化させていた。

・第42話『対決! ポケモンジム!』より、二つのジムをボコボコにした。
 ちなみにマサラ百裂拳はただ百回相手を殴る技であり、秘孔を突く技ではない。

・サイホーンがサイドンに進化した。
 感想で進化を当てられてドキッとした。

・第43話『ナッシー軍団大行進!』より、リザードが進化しても言うことを聞いた。
 ニューサトシの実力を認めているので反抗期に入らなかった。ニューサトシは少し残念そうだった。


 現在ゲットしたポケモン。

 ピカチュウ Lv.42→43

 ピジョット Lv.40

 バタフリー Lv.38→39

 サイホーン→サイドン Lv.39→42

 フシギダネ Lv.40→41

 ヒトカゲ→リザード  Lv.40→43

 ゼニガメ  Lv.39→40

 クラブ   Lv.39→40

 カモネギ  Lv.38→39

 エビワラー Lv.41

 ゲンガー  Lv.38→40

 オコリザル Lv.40

 イーブイ  Lv.25

 ベトベトン Lv.38

 レアコイル→ジバコイル Lv.36→38

 ケンタロス Lv.31→34

 ヤドン   Lv.31→34

 ストライク Lv.31→34


 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。