ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

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#146 『この二人はいい関係になる』

 13歳 λ月ρ日 『フェアリータイプ専用コンテスト』

 

 グランドフェスティバルまで残り日数も少ないということで、急遽この街でやるというフェアリータイプ限定コンテストに寄って行くことになった。

 このフェアリータイプ限定コンテストもきちんとリボンが貰えるらしい。ひこう限定の時もそうだが、みずタイプ限定コンテストとの差が有り過ぎて泣けてくる。

 

 ハルカの今の手持ちは、ワカシャモ、ルリリ、コドラ、アゲハント、エネコ、チルタリス、フシギダネ、バネブーだ。

 原作に比べてもかなり充実しているが、フェアリータイプを持っているのがルリリだけなので実質選択肢は一択である。ルリリも久しぶりのコンテストに気合が入っているようだった。前にカスミさんに貰ったリボンが可愛く揺れている。

 

 気合を入れて参加申し込みをした後、いつものように演技の確認をしていると、ルリリの体が光ってマリルに進化した。

 ルリリからマリルへの進化はなつき度による進化だ。ハルカとルリリは仲良しだし、むしろ遅いくらいの印象だが、この状況での進化はあまりよろしくない。

 

 ハルカの演技プランはルリリを前提としたものであって、マリルを前提としていないのだ。

 勿論、ある程度は修正出来るだろうが、進化したことで体も大きくなっている。重量級という訳ではないし対応はすぐに間に合うだろうが、ギリギリになってしまうことに変わりはなかった。

 

 しかし、ハルカとマリルはそんな危機を難なく乗り越えて一次審査を華麗に突破していく。

 途中、ハルカがマリルを持ち上げる際に、ルリリよりも重くて少し苦労する場面はあったが、マリルのフォローで上手く助けて貰っていた。

 

 二次審査のコンテストバトルでは、進化してみずタイプになったことで、みず技をタイプ一致で打てるようになったこともあり、力強い演技でバトルを支配している。

 ハルカのマリルは特性が『ちからもち』でルリリ時代からパワフルだったが、ルリリ時代とは物理技の威力が全然違う。最初はそのパワーに振り回されていたハルカだが、段々と慣れてきたようで力を上手くコントロールしていた。

 

 ファイナルステージでは、相手が進化系のマリルリということもあってかなり大苦戦していたが、今まで培ってきた経験による応用を生かした立ち回りでマリルの魅力を見せつけている。

 

 また、小回りを利かせた立ち回りを中心とし、向こうのパワーを封じることで相手の得点を許さない。

 そのままギリギリで逃げ切り、無事に四つ目のリボンを入手していた。これで後一つ手に入れれば、ハルカもグランドフェスティバルの参加権利を得られる。

 

 しかし、改めてハルカも強くなったな。

 

 この約半年、とてもゼロから始めたとは思えないレベルで成長している。今、俺とハルカにある差は、バトル経験だけだ。コンテストの技術ではもしかしたら負けているかもしれない。

 実際、前のひこうタイプ限定コンテストでは、チルタリスでこちらのトゲ様にポイント勝ちしている。今回のバトルもそうだ。ハルカが自分のリズムでバトルできればグランドフェスティバルではどういう結果になるかわからない。

 

 もしかしたらシュウも、それが見たくてあれだけハルカを目の敵にしていたのかもしれないな。

 

 

 

 13歳 λ月σ日 『マサトとラルトス』

 

 森の中で昼食を取ろうとしていると、マサトが急にどこかへ走って行った。同時に、いつも一人で木の上にいる黒いラルトスも、後を追うように『テレポート』していく。

 慌てて後を追いかけると、通常色のラルトスが倒れているのを見つけた。マサトが心配そうに抱き上げているのを、黒いラルトスが覗いている。とりあえず、少し何かを食べさせようということで、キャンプ地まで戻ることにした。

 

 そのまま、マサトが看病していると、多少は元気になったようだったが、やはりポケモンセンターで診て貰った方がいいとタケシが言うので、近くのポケモンセンターへと移動することにする。

 途中、キルリアとサーナイトに化けたニャースとムサシが現れたが、ギャグに付き合っている余裕はないので、サクッとやなかんじーにしてやった。

 

 しかし、今度は本物のキルリアとサーナイトが現れ、マサトが抱えているラルトスを引き取ろうとしてくる。

 マサトも渡すべきか一瞬悩んでいたが、やはりポケモンセンターで診断を受けてからの方がいいと判断したようで、今はまだ渡せないと首を横に振っていた。

 

 マサトがラルトスを攫おうとしていると思ったのか、キルリアが怒ってこちらに攻撃を仕掛けてくるも、黒いラルトスが前に出て攻撃を防いでいる。

 そのまま声を上げてキルリアとサーナイトを説得していた。おそらく、こちらがポケモンセンターでラルトスを回復させようとしているということを話してくれたのだろう。

 

 色違いとはいえ、同族の言葉ということで、キルリアとサーナイトも矛を収めてくれた。

 今度こそ、ラルトスをポケモンセンターまで連れて行くと、無事にラルトスも元気になっている。

 

 マサトは約束通り、ラルトスをキルリアとサーナイトの元へ返しにいった。前のジラーチの時と少し似ているが、今回は千年もかかることはない。マサトも、数年後、自分がポケモントレーナーになったら必ず迎えに行くとラルトスに伝えていた。

 ラルトスもまた頷いている。きっと、この二人はいい関係になるだろう。俺がそれを見ることはないかもしれないが、いつかバトルしてみたいものである。

 

 

 追記。今回助けてくれた黒いラルトスにお礼を言うと、いつものように顔を背けていた。ただ、いつもは頭を撫でようとすると、『テレポート』で逃げてしまうのだが、今回は顔を背けながらも黙って受け入れてくれている。こいつも、今回の件を通して少しは俺達を認めてくれたのかもしれないな。

 

 

 

 13歳 λ月τ日 『ルネシティ ガチ戦 VSアダン 前編』

 

 遂に最後のジムがあるルネシティへとやってきた。ここでのバトルが終われば、とりあえずホウエン地方のジム巡りはひとまず終わりを迎える。

 何度も書いているが、ホウエンリーグに参加する予定はないので、ルネでのガチ戦を終えた後は、グランドフェスティバルに参加し、終わった段階で一度マサラタウンに戻ってチャンピオンリーグへの調整をするつもりだ。

 

 とはいえ、まだ街に着いたばかりで、物珍しいものもたくさんある。おまけに、どこからか空砲が聞こえた。

 もしかしたら、お祭りをやっているかもしれないということで、ハルカやマサトが音の方へ走っていき、ラティが笑顔でそれについていく。

 

 広間では、何とルネジムのジムリーダーであるアダンがショーを行おうとしていた。どうやら、アダンは水のアーティストとして、この街ではかなり有名らしい。

 てっきり、ジムリーダーはミクリかと思っていたが、エメラルド版基準のようだ。年季がある分、逆に強敵と考えれば、アダンとバトルする方が面白いかもしれない。

 

 とりあえず、ショーを見物していくことにしたのだが、いつものようにロケット団が現れ、アダンのみずポケモンを奪おうとしてきた。

 みずタイプの苦手な電撃攻撃で動きを封じる作戦のようだが、アダンのポケモンは『どろあそび』で電撃の威力を減らし、『しんぴのまもり』で麻痺などの状態異常をケアしている。

 

 流石にみずタイプ使いのジムリーダーだけあって、でんき対策はお手の物ということか。

 とりあえず、こちらも見ているだけではあれなので、ロケット団をやなかんじーにしてやる。

 

 その後、アダンにガチ戦の申し込みをすると、普段この時期はポケモンリーグを目指す駆け込みのトレーナーで溢れかえっているようで、あまり時間が空いていないらしい。

 ただ、丁度今日は広間でのショーのためにジムを休みにしていたらしく、ロケット団のせいでショーが中止になったことで、今からなら出来ると言われた。よし、よくやったぞロケット団。

 

 そのままポケモンセンターでガチ戦用にポケモンを入れ替えようとすると、何とカスミさんがカントーから応援に来てくれたようで、ルネのポケモンセンターで仁王立ちしていた。

 おまけに、新たにゲットしたらしいルリリが肩に乗っている。そういえば、原作でもケンジのマリルが生んだタマゴをカスミさんが貰うとかいうエピソードがあったようななかったような。

 

 聞けば、タケシがこまめに連絡を入れていたようで、タイミングを合わせてきたらしい。

 ジムはどうしたと思ったが、アダンとは逆にもう閉めてきたとドヤ顔している。まぁ、もう半月もしない内にリーグは始まるし、少し早いがハナダジムは休業のようだ。

 

 なら俺にも連絡しろよと思ったが、口にすると、「アンタ、メールもろくに見ないでしょ」と言われるのは目に見えているので静かにしておく。

 ジト目で見られているので、多分考えは読まれているだろうが、口にしていないのでセーフである。フフフ、カスミさんがこちらの思考を読んでいるように、ニューサトシもカスミさんの思考を読んでいるのだ。

 

 ラティも久しぶりにカスミさんに会えて大喜びしている。グランドフェスティバルも見ていくということなので、前回と違ってカントーに戻るまで一緒にいられるようだった。

 また、ニューサトシ最後のガチ戦がみずタイプのジムということも聞いていたようで、どんな戦いをするのか楽しみだとも言っている。どうやら、少し早く来たのはジム戦を見るためだったらしい。

 

 改めてルネジムへ行くと、俺以外の同行者が全員観客席の方へ移動する。同時に、ルールの確認をされた。

 今回のルネジムでのガチ戦は、通常とは違う変則ルールで行われる。レベル制限なしは当然として、バトルについては2対2のタッグ、1対1のシングル、2対2のタッグ、1対1のシングルを繰り返し行い、勝ち星の多い方が勝ちというものだ。

 

 もし、勝ち数が2対2で並んだ場合は、戦闘不能になっていないポケモンの中から一体を選択し、シングルバトルで決着をつけることになっている。

 疑似的なフルバトルとも言えるが、ダブルバトルとシングルバトルを交互に行うのでトレーナーはかなりの対応力を求められるだろう。普段ならシングル三本勝負だが、こういうバトルも楽しいのでニューサトシは即答で提案を受け入れた。

 

 アダンも既に準備が完了しているようで、こちらの準備を待っている。まずはタッグバトルだ。開幕と言うことで、出来れば勝って調子を上げていきたい。

 みずのフィールドということもあって、第一試合はキングラーとクリスタルのイワークに決めた。俺のイワークは特性の『クリスタルボディ』でみずは無効だし、水中行動も出来る。キングラーならイワークにも合わせられるだろうし、初戦としてはこれ以上の組み合わせはないだろう。

 

 対するアダンは、ペリッパーとキングドラを出してきた。ペリッパーは当然のように、特性の『あめふらし』で天候を雨にしていく。と、いうことは、一緒に出てきたキングドラは間違いなく特性『すいすい』だろう。

 ペリッパーもキングドラも当然のように水中に入って行く。こうしてみると、ペリッパーが水中戦をするのを見るのは初めてかもしれない。負けじとこちらも、キングラーとクリスタルのイワークを水中に送り込んだ。

 

 珍しい全身クリスタルのイワークが出てきただけでも驚いているアダンだったが、そのイワークが当たり前のように水中に入ったことでさらに驚いている。大変、気分が良い。

 とはいえ、流石は経験豊富なジムリーダーだけあって、すぐに俺のイワークが通常のイワークと違うリージョンフォームだということに気が付いたようだ。とはいえ、流石に今の段階ではこおり・いわタイプで、みずが無効でほのおが弱点だとはわかるまい。

 

 先手必勝ということで、キングラーに『いわなだれ』を指示して相手の二体に攻撃を仕掛けていく。この時、岩の一部をクリスタルのイワークにぶつけることで、小さなダメージを与えるのがポイントだ。

 これにより、『クリスタルボディ』の特性である、弱点攻撃を受けた際に、攻撃、特攻が一段階上昇する追加効果が発動する。

 

 同時に、クリスタルのイワークには『フリーズドライ』を指示していく。威力は70しかない特殊こおり技だが、追加効果にみずタイプにも効果抜群になるというものがある。

 これにより、みず・ひこうタイプのペリッパー、みず・ドラゴンタイプのキングドラ両者共に、みずによってこおりが半減していたのが弱点として入ることになり、四倍弱点とすることが出来るのだ。

 

 一段階上昇しているとはいえ、イワークは特攻種族値がそこまで高くない。しかし、四倍弱点なら嫌が応にもダメージを受けるだろう。

 おまけに、『まもる』で防ぐにしろ、先に攻撃しているのはキングラーの『いわなだれ』なので、防いだ瞬間、『フリーズドライ』が直撃する。

 

 どうする――と、思って見ていると、キングドラは自慢のスピードで、全ての攻撃を回避していった。

 流石に『すいすい』状態だけあって、機動力が段違いに速いな。だが、取り残されたペリッパーはどうする?

 

「ペリッパー、『そらをとぶ』」

 

 キングラーのいわなだれが当たる寸前に、ペリッパーは急上昇で岩を回避していった。

 おまけに、空に上がられたことで『フリーズドライ』も狙いが外れて回避されている。

 成程、『そらをとぶ』は通常のひこう技ではあまり使われない技だが、水中から急上昇するために敢えて使用したのか。みずタイプのジムリーダーだからといって、みず一辺倒ではないということだ。まさに熟練の技だな。

 

 こちらの攻撃を回避し終えると、アダンは攻撃に移ってきた。キングドラが『げきりん』でクリスタルのイワークに向かって真っすぐ突っ込んでくる。

 イワークの『フリーズドライ』で水がいくつか凍って動きにくくなっているはずだが、意にも留めずに砕いてきた。避けようにも、スピードが速すぎて対処が追いつかない。仕方ないので、『まもる』を指示して攻撃を防いでいく。

 

しかし、攻撃を防ぐ前に、ペリッパーの『そらをとぶ』が先に『まもる』にぶつかってしまった。

 

 まずい。これで、『まもる』の効果が切れ、『げきりん』がクリスタルのイワークに直撃する。

 まさか『そらをとぶ』の回避を、追撃にまで利用してくるとは思わなかったが、素直に感心している場合ではない。攻撃を受けてしまったものは仕方ないので、こちらもキングラーの『いわなだれ』で詰まっている所をまとめて攻撃して行く。

 

 しかし、ペリッパーの『ワイドガード』が間に合ったようで攻撃を防いできた。『ワイドガード』は複数のポケモンを攻撃対象にする技を無効にするというものだ。言わば、全体攻撃版の『まもる』である。

当然、『いわなだれ』は全体攻撃技なので、これによって攻撃は防がれていく。先程、先制の『いわなだれ』に対して使わなかったのは、おそらく後続の『フリーズドライ』の直撃を懸念して回避を選んだのだろう。

 

 これで、同時攻撃は無効にされたも同然だ。おまけに、クリスタルのイワークは『ワイドガード』の範囲外なので普通にダメージを受ける。

 とはいえ、大本の狙いではないので、ダメージも微々たるものだ。それに、これでまた特性が発動し、攻撃と特攻がさらに一段階上昇した。残り体力もまだ半分程あるし、まだまだ戦えるはずだ。

 

 しかし、キングドラはまだ『げきりん』が継続しているということもあって、そのままキングラーにも攻撃を仕掛けてくる。

 キングラーにも『まもる』を指示し、『げきりん』の直撃を防ぐが、次にペリッパーが『ぼうふう』で攻撃を仕掛けてきた。雨状態ということもあって、『ぼうふう』も必中技になっている。

 

 風が巻き起こり、キングラーを中心とした水が巻き上げられていく。タイプ一致ということでダメージも大きい。ならば、囚われたまま『つるぎのまい』で攻撃力を上げていく。

 おまけに、クリスタルのイワークに『ストーンエッジ』を指示して、ペリッパーに攻撃を仕掛けていった。回避するには攻撃を中断するしかない。キングドラがカバーに入る選択もあるが、今は『げきりん』の後遺症で混乱している。

 

 ダメージを受けるよりは回避を優先したようで、再び『そらをとぶ』でペリッパーが攻撃を回避していく。

 その間に、『つるぎのまい』を積み終えたキングラーは攻撃を二段階上昇させた。運のいいことに『ぼうふう』の追加効果の混乱は引かなかったようで、『つじぎり』でキングドラに攻撃を仕掛けていく。

 

 だが、まだ雨が続いていることもあって、凄まじい速度で攻撃を回避してきた。混乱しているはずだが、そのマイナスを余りあるほどに早い。

 とはいえ、運のいい回避など何度も続かないだろう。クリスタルのイワークの『フリーズドライ』で、避けた先を狙い撃ちしていく。しかし、空を飛んでいるペリッパーが空中で『ぼうふう』を撃ち、キングドラへの攻撃を防いできた。

 

 上手いな。『ぼうふう』による風の壁で物理的に防御してきたのか。技の使い方が勉強になる。おまけに、凍った水も砕かれ、再び道が出来ていた。

 この間に、キングドラは砕いた氷の冷たさで混乱を解除したようで、今度は『ワイドブレイカー』を使ってくる。『ワイドブレイカー』は、相手全体に攻撃が可能な威力70のドラゴンタイプの物理技で、追加で相手の攻撃を確定で一段階下げる効果があった。

 

 キングラーも、クリスタルのイワークも、今は攻撃が二段階上昇している状態なのでくらってもそこまで被害はないが、進んで受けたくはないので、どちらも『まもる』で攻撃を防いでいく。

 しかし、アダンはそれが狙いだったようで、続けてペリッパーに『ぼうふう』と『たつまき』の合わせ技を指示してきた。

 

 先程以上に強固で大きな竜巻が、キングラーとクリスタルのイワークを包み込んでいく。

 風が強く、抜け出せそうにない。いわタイプが入っているクリスタルのイワークはダメージが半減だが、キングラーは先程のダメージと合わせてもかなりのダメージを受けていた。

 

 さらに、ここでアダンはとどめと言わんばかりに『りゅうせいぐん』を指示してくる。どうやら、ここで一気に勝負を決めるつもりらしい。

 とはいえ、そんな簡単に決めさせるつもりはなかった。キングラーに『いわなだれ』を指示し、岩による壁を作って攻撃を防ぐ。空から降る大量の流星も、攻撃が二段階上がっているキングラーによる岩の雪崩が傘になって防がれていった。

 

 また、ペリッパーの合わせ技もその範囲故に、長時間は展開できないようで解除される。

 同時に、攻撃後のキングドラへ、『フリーズドライ』で攻撃を仕掛けていく。避けようとしたキングドラだが、この瞬間に雨状態が解除され動き出しが一歩遅れた。特攻が二段階上昇したクリスタルのイワークによる四倍弱点が命中し、そのまま戦闘不能になる。

 

 しかし、アダンもされるがままではなかった。再び、『ぼうふう』と『たつまき』の合わせ技で、こちらを戦闘不能にしようとしてくる。

 しかし、キングラーも一度攻撃を挟んだことで、『まもる』が使えた。クリスタルのイワークの前に移動し、『まもる』で向こうの技を防いでいく。

 

 同時に、クリスタルのイワークに『うちおとす』を指示し、空にいるペリッパーを打ち落とした。

この技は、ひこうタイプや『ふゆう』を持つ相手にも攻撃が当たるようになるという効果があるいわタイプ物理技だが、今回は純粋に相手を打ち落とすのに使っている。

 

 不意を突かれた一撃でペリッパーは水中へと落ちてきた。そこへ、キングラーが『つじぎり』を仕掛けていく。

 攻撃力二段階アップ+急所にも当たったようで、ペリッパーもまた一撃で戦闘不能になった。まぁ、ペリッパーは『まもる』を使っていないので、クリスタルのイワークによる追撃をかけるつもりだったが、運良く一撃で決めてくれたようだ。

 

 これにより、第一試合はこちらの勝利となる。後二勝で俺の勝ちだが、今の試合の様子から見ても、このまま素直に勝ちを譲ってはくれ無さそうだ。

 キングラーとクリスタルのイワークを戻して奮闘を労う。最悪の場合は、お前達のどちらかの力を借りる可能性もあるので、今はゆっくり休んでくれ。

 

 

 

 




 原作との変化点。

・フェアリータイプ専用コンテスト。
 オリジナルコンテスト。ニューサトシがリボンを五つ入手したので、ハルカだけで参加している。ルリリがマリルに進化して割と余裕で優勝した。

・第109話『ラルトスを救え! 急げマサト!』より、黒いラルトスがまた少し心を開いた。
 マサトとラルトスのやり取りをみて、少し思う所があったのかもしれない。

・第110話『ルネジム! 水のアーティスト・アダン!(前編)』より、カスミさんと再会した。
 もう地方リーグも始まるので、ジムを閉めてきたらしい。ハナダジムを最後に残していたトレーナーはこれで参加権を自動的に失った。

・アニメとは別の特殊ルールを採用した。
 2VS2のタッグ。1VS1のシングル。2VS2のタッグ。1VS1のシングルを繰り返し、勝ち星が多い方が勝ちのルール。テニプリを見て思いついた。



 現在ゲットしたポケモン

 ピカチュウ Lv.62

 ピジョット Lv.57

 バタフリー Lv.56

 ドサイドン Lv.60

 フシギダネ Lv.57

 リザードン Lv.61

 カメックス Lv.57

 キングラー Lv.56→57

 カモネギ  Lv.56

 エビワラー Lv.57

 ゲンガー  Lv.59

 オコリザル Lv.56

 イーブイ  Lv.56

 ベトベトン Lv.56

 ジバコイル Lv.56

 ケンタロス Lv.56

 ヤドラン  Lv.55

 ハッサム  Lv.58

 トゲキッス Lv.54

 プテラ   Lv.57

 ラプラス  Lv.55

 ミュウツー Lv.74

 バリヤード Lv.56

 イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.54→55

 カビゴン  Lv.52

 ニョロトノ Lv.52

 ヘラクロス Lv.52

 メガニウム Lv.51

 マグマラシ Lv.51

 ラティアス Lv.48

 ヘルガー  Lv.51

 ワニノコ  Lv.51

 ヨルノズク(色違い) Lv.51

 カイロス(部分色違い) Lv.51

 ウソッキー Lv.51

 バンギラス Lv.59

 ゴマゾウ  Lv.50

 ギャラドス(色違い) Lv.50

 ミロカロス Lv.41

 ミズゴロウ Lv.44

 オオスバメ Lv.44

 ジュプトル Lv.44

 ヘイガニ  Lv.43

 フライゴン Lv.51

 コータス  Lv.42

 ラルトス(色違い) Lv.30

 ユキワラシ Lv.35→36


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