13歳 γ月γ日 『デオキシスクライシス』
バトルピラミッドを目指してニビシティに向かっていると、突如として謎のオーロラを目撃した。
同時に、野生のポケモンやピカ様に異常が発生し、何故かモンスターボールやポケナビが機能しなくなってしまう。
偶然、前にセレビィを助けた際に出会ったポケモンレンジャーのヒナタと再会したのだが、どうも最近この辺りでは謎の磁気障害が起きて電子機器に異常が起きているらしい。
成程、ピカ様の不調はその磁気障害のせいか。オーロラが見えた時点で気付くべきだったな。
オーロラは星の磁場を可視化した現象だ。オーロラが見えるということは、磁場が変化しているのと同義なのである。
とはいえ、原因がわかれば後は簡単だ。波動のちょっとした応用で、ピカ様の周囲にバリアを張ってやる。
ビリビリ体質と勘違いして無意識に波動を電気に変換していたニューサトシからすれば、この程度の応用はお茶の子さいさいだ。ピカ様もすぐにいつもの調子を取り戻したようで、元気になったと顔をこすりつけてくる。
しかし、その瞬間、上空に空間の歪みが発生し中からポケモンが飛び出してきた。
出てきたのは、デオキシスである。見た感じ、ラルースシティで俺が助けたデオキシスとは別個体だ。もし同一個体なら、俺を見て何かしらの反応をするだろうしな。
当のデオキシスはこちらを一瞥すると、すぐにまた空間の歪みの中に戻っていった。まぁた準伝か。まさかとは思うが、この磁気障害はあいつのせいとかないだろうな?
改めて、ポケモンセンターでヒナタの話を聞くと、どうも彼女はこの異常事態を調査、解決のためにここまで来たらしい。
見て見ぬふりをするには大きすぎる問題なので、ニューサトシも調査に協力することにした。ヒナタ曰く、実はこの辺りにも10年前に隕石が落ちているらしい。デオキシスは宇宙からやってきたポケモンだということはわかっているとのことで、何か関係があるのではないかと睨んでいるようだ。
マサトもデオキシスと目が合った時、何か不思議な感覚がしたと言っている。ジラーチの時といい、伝説や幻のポケモンに好かれるなぁ。いいことないぞ、マジで(実体談)。
とりあえず、その隕石が落ちた場所を調べることになったのだが、再びデオキシスが現れた。同時に、磁場が強くなり、ヒナタのプラスルが不調を訴えている。
ヒナタはポケモン達の不調の原因がデオキシスにあると判断したようだ。ポケモンレンジャーお得意のキャプチャ(ベイブレードみたいなもの)を構えている。
前回一緒に居たタケシ曰く、ポケモンレンジャーは、あのコマや網のようなものでポケモンを囲ってキャプチャすると精神を落ち着かせることが出来るらしい。ゲームと似たようなものだな。
ヒナタとしては、それでデオキシスの心を落ち着かせようとしたようだが、逆に攻撃と判断されたようでデオキシスも反撃してきた。
どうやらこいつは好き勝手にフォルムチェンジできるようで、ノーマル、アタック、ディフェンス、スピードと好き勝手に変化して襲い掛かってくる。ヒナタもキャプチャしようと頑張っているが、変化したデオキシスの力は簡単には制御できないようだった。
暴れ回るデオキシスだが、先程不思議な感覚を掴んだというマサトも、負けじと対話を求めていった。そんなマサトの声を聞いて、デオキシスの動きが止まる。
同時に、ヒナタにもキャプチャを止めさせた。デオキシスも先にやられたからやり返していただけだ。マサトのおかげで話し合う気になってくれたようだし、ここは少しマサトに任せて様子を見よう。
どうもデオキシスは宇宙語を話しているようで、ニューサトシですら何を話しているかわからなかった。ニューサトシのボディランゲージもニュアンスを汲み取るものなので、宇宙の言語から完全に言いたいことを理解するには時間が必要なのである。
諦めずに対話を続けるマサトだったが、何故かデオキシスはマサトを連れてどこかに消えてしまった。ミュウもそうだったが、簡単に人の仲間を連れて行くんじゃあねぇよ。
とりあえず、このままマサトを放置する訳にもいかないので、すぐに探しに行くことにした。
その途中、隕石がこの磁気障害の原因であることが判明する。どうも、太陽の黒点が多くあると太陽風も強まり、隕石から発せられる磁気を強めているということだ。
原因がわかって何よりということで、マサトもようやく見つけたのだが、何やらデオキシスの様子がおかしい。
どうやら、隕石の異常はデオキシス自身にも悪影響を与えているようだった。何とかするにはヒナタがデオキシスをキャプチャして正気に戻すしかないらしい。
だが、キャプチャできるのは、デオキシスがノーマルフォルムの時だけだと言われた。
思えば、先程の戦闘でも、フォルムチェンジしたデオキシスをキャプチャできずに弾かれていたっけか。
仕方ないので、ミュウツーを出してニューサトシと一緒に無理矢理デオキシスを押さえつけてキャプチャさせる隙を作る。
まさかデオキシスも人間に取り押さえられるとは思わなかったようだが、ミュウツーの助けもある上、波動の力を手に入れたニューサトシの身体能力はもはや人知を超えているのだ。俺は人間を止めぬぞ、ジョジョ!!
キャプチャを終えると、正気に戻ったデオキシスが『じこさいせい』で自身を治していく。
これで一件落着――と、言いたい所だったが、まだ隕石の問題は未解決だった。高まる磁気の影響で、とうとう爆発まで起きてしまい、危うく死ぬ寸前である。
しかし、ミュウツーが『まもる』で、正気に戻ったデオキシスが『しんぴのまもり』を応用したバリアで俺達のことを守ってくれた。おまけに、隕石は爆発で砕けてしまったようで、磁気障害も元に戻っている。よくわからないがいい感じーになっていた。
見れば、デオキシスはエスパータイプの力を使って、ミュウツーを通して最後の言葉をマサトに送っているようだ。後から聞いた話だと、これからは世界を巡って色々なポケモンと出会いたいと言っていたらしい。どうやら、こいつは地球に残るみたいだな。
まぁ、俺としては問題さえ起こさなければそれでいいや。と、いうことで、旅立つデオキシスを皆で見送る。これで、今度こそ本当に一件落着となった。
13歳 γ月δ日 『NO! ポケモン虐待!』
黄金のウソッキーを見つけた。一瞬、色違いかと思ったが、にしては何かがおかしい。まるで全身にペンキを塗ったような微妙な配色なのだ。
本来のウソッキーの色違いは、もっと黄土色っぽくて手が赤いはずである。これは変だぞ――と思っていると、視線にビビったウソッキーが逃げていってしまった。
まぁ、ニューサトシは既にウソッキーを持っているので、特に捕まえるつもりはない。のだが、街の食堂で話のタネにしていると変な奴らに絡まれた。どうも、黄金のウソッキーを狙っているようで、どこにいたか知りたいらしい。
それだけなら別に構わなかったのだが、妙に殺気立っていて言葉遣いも荒かった。大声を出されて、ラティも怖がっている。
とりあえず、礼儀を習ってから出直して来いということで、店の外で全員ボコボコにしてやった。ラティを怖がらせてんじゃねーよボケ共。ぶっころりするぞ。
一仕事終えて戻ると、知らない間に俺達の席に何やら男が一人追加されている。聞けば、このキンヤとかいう奴が件のウソッキーのトレーナーで、みずタイプを克服するための実験をした結果、ウソッキーの体が黄金になってしまい、それから逃げられてしまっているということだった。
とりあえず、こいつにも一発入れる。
ポケモンはトレーナーの玩具じゃねーんだよ。俺がトレーナーになったばかりの頃、サンドに水を潜らせていたトレーナーがいたが、あいつの場合はサンド側もやる気があった。
鞭を使っていたのだけが引っかかったが、それでも互いに納得していたのだ。だが、こいつのようにポケモンが納得していないことを強要するのは虐待と同じである。こいつとしても、ウソッキーを強くしたいと思ってのことなのだろうが、それをする前にウソッキーの気持ちを確認しろ。ニューサトシはこういう自分勝手なトレーナーが大嫌いなのだ。
とはいえ、キンヤも既に反省しているようで、元の姿に戻す方法を見つけたからウソッキーに戻ってきて欲しいと言っていた。正直、反省していなかったら一発では済まなかっただろう。運が良かったな。
しかし、やはり変だとは思っていたが、あのウソッキーの体色は自然なものではなかったのだ。キンヤはともかく、ウソッキーが可哀想なので仕方なく協力してやることにする。
しばらくウソッキーを探していると、久しぶりにロケット団が現れて色違い(ウソ)のウソッキーを捕まえようとしてきた。
ムサシに「リボンは集まったのかよ?」と聞いてみると、どうやらコジロウコーチの特訓でスランプを無事抜け出し、ストレートで五つ揃えてきたらしい。元々いくつかリボンを持っていたのだろうが、いくら移動に気球があるとはいえ、この短い期間でリボンを全て揃えるのは流石というべきか。
と、そんな話をしている間に、キンヤもウソッキーを取り戻そうと必死になっている。そんな姿を見て、ウソッキーもキンヤのことを許したようだった。
これなら大丈夫だろということで、サクッとウソッキーを助けてやなかんじーにしてやる。キューピット役お疲れさん。また、グランドフェスティバルでな。
いつも通りにロケット団を撃退すると、ようやくウソッキーも元の姿に戻ることが出来たようだった。
また、俺とムサシの話を聞いていたキンヤが、ニビシティの途中にあるカジノキシティでポケモンコンテストが開かれるという情報を教えてくれる。今回のお礼としては十分だろう。
とりあえず、もうポケモンを虐待するんじゃねーぞと念押ししておく。こういう奴は反省せずに同じようなことを繰り返すからな。少し厳しいくらいが丁度いいのだ。
13歳 γ月ε日 『ポケモンコンテスト カジノキ大会』
カジノキシティに着いたので、早速コンテストにエントリーするハルカだったが、どうやらグランドフェスティバル前のコンテストはこの大会が最後らしい。
時期の半分がホウエンを旅していた頃と被っていたので、仕方ないと言えば仕方ないが、ライバルであるシュウやハーリーはもう既にリボンを五つ揃えているということだった。
ロケット団のムサシも五つ揃えていると言っていたので、集まっていないのはハルカだけである。
どうやら、そのムサシも今回の大会には参加しないようだが、代わりに何故かコジロウがコージィという名前でエントリーさせられていた。あわよくばここでハルカを落とそうという魂胆らしい。
しっかし、本人はそこまでやる気がなさそうだ。
いざ、コンテストが始まるとなって、ハルカが「負けないわよ!」と宣言しても、「いや、俺初心者だし」と始めから諦めている感じである。どちらかというと記念参加気分のようで、一次審査ではマネネと仲のいい演技を見せていた。
特段、派手という訳でもなく、至って普通の演技で、取り立てて持ち上げるものがある訳ではない。しかし、マネネは楽しそうに演技をしていた。意外とコジロウのリードが上手いのだ。おかげで、マネネも伸び伸びと演技をしている。
思ったより得点も良かった。もう何回か経験を積めば安定して二次審査まで行けそうである。ほぼムサシの練習に付き合っただけの初心者にしては出来過ぎだった。
対するハルカは、イーブイと共にステージに入って行ったものの、何やら変な妨害を受けている。こんなことするのはムサシとニャースくらいだろうということで、サクッと見つけてやな感じーにしてやった。
しかし、ハルカはロケット団の妨害すらもパフォーマンスに見せることで、逆に得点を稼いでいたようだ。どうやら、俺のしたことは完全に無駄だったみたいだが、無事に一次審査を突破できたので良しとしよう。
意外にもコジロウも一次審査をギリギリで突破していた。本人も突破できるとは思っていなかったようで、「ウソォ!?」と声を上げている。
二次審査が始まると、ハルカはゼニガメでファーストステージを余裕で突破していた。ゼニガメももう大分コンテスト慣れしたようで、前のような緊張も見せていない。
コジロウはチリーンと参加するつもりだったようだが、何故かサボネアが勝手に出てきたので仕方なくサボネアでファーストステージを戦っていた。しかし、バトルならばサボネアの方が使いやすいようで、上手いことポイントを稼いでいる。
どうやら、コジロウはバトルでポケモンの魅力を引き出す方が得意なようだな。
そのまま、ハルカとコジロウがコンテストを勝ち抜くと、ファイナルステージでぶつかることになった。
いつかのポケリンガでは負けてしまったが、コンテストでは負ける訳にはいかないと、ハルカも気合を入れてバトルしている。
しかし、みずタイプのゼニガメに対し、くさタイプのサボネアが相手ということで、ハルカもかなり苦戦していた。
突破口を開こうと、サボネアが苦手な『れいとうビーム』で攻撃を仕掛けていくも、コジロウも『わたほうし』を壁にして直撃を避けつつ、相手の素早を二段階下げるという荒業で乗り越えてくる。
スランプ脱却のためにムサシの相手をしていたのが経験となっているのだろう。おまけに、知識もまぁまぁあるので機転が利くのだ。このままではハルカが負けかねない。
まさか、ここでハルカは敗退か?
と、思ったが、そうはいかないと、ハルカも勝負に出た。『こうそくスピン』からの『れいとうビーム』という、俺が良く使う『こうそくスピン』の応用で、『わたほうし』の壁を突破していく。
そこからはハルカが流れに乗って、時間ギリギリでポイントを逆転していた。コーディネーターとしての底力を見せつけた感じだな。
これでハルカもリボンが五つになり、無事にグランドフェスティバルの参加権を得た。
コジロウも悔しそうにしていたが、元々記念参加のつもりで来たことを思い出したらしく、こんなものかと自分を納得させたようだ。ポケリンガの時は血の涙を流していたのにな。
ハルカも、自分のコンテストを見届けてくれたシュウとグランドフェスティバルで再会することを約束していた。ハーリーはいつの間にかどこかに消えている。どうせ、ハルカが勝ったのでつまらなくなったのだろう。
次はようやくニビシティだ。バトルフロンティア最後の施設、バトルピラミッドが俺を待っている。ジンダイと戦うのが今から待ち遠しいぜ。
原作との変化点。
・第171話『ポケモンレンジャー! デオキシス・クライシス!!(前編)』より、波動で磁場の影響を防いだ。
これも波動連結システムのちょっとした応用だ。
・ロケット団がいないのでマサトだけ攫われた。
伝説はすぐに人を攫う。ニューサトシはそういう所が好きじゃない。
・第172話『ポケモンレンジャー! デオキシス・クライシス!!(後編)』より、ニューサトシとミュウツーでデオキシスを押さえつけた。
おら、暴れんな。足掻いてないでさっさとノーマルフォルムになるんだよ! by.ニューサトシ
・ニャースの代わりにミュウツーがガイドになった。
ポケモンの言葉分かる奴多すぎィ!!
・第173話『ウソッキー! 黄金伝説!?』より、ロケット団が帰ってきた。
ムサシが完全復活したようで、自信満々に五つのリボンを見せびらかしてきた。裏であった出来事についてはいつか書こうとは思っています。いつかね。
・第174話『ハーリー&ロケット団! 悪役同盟結成!?』より、コジロウがコンテストに参加してきた。
ムサシがもう五つのリボンあるので、代役として参加させた。本人はいきなりのことであまり乗り気ではなかったが、意外とポケモンの魅力を引き出せている。
・第175話『ハルカVSムサシ! 最後のコンテスト!!』より、コジロウがファイナルステージまで進んできた。
ムサシと一緒で、バトル形式の方が得意。意外とコンテストに興味を見せたサボネアが無理矢理参加した。コジロウも立ち回りが上手く、危うくハルカが負けそうになった。
現在ゲットしたポケモン
ピカチュウ Lv.63
ピジョット Lv.59
バタフリー Lv.59
ドサイドン Lv.62
フシギダネ Lv.59
リザードン Lv.63
カメックス Lv.59
キングラー Lv.59
カモネギ Lv.59
エビワラー Lv.59
ゲンガー Lv.61
オコリザル Lv.58
イーブイ Lv.58
ベトベトン Lv.58
ジバコイル Lv.59
ケンタロス Lv.58
ヤドラン Lv.58
ハッサム Lv.60
トゲキッス Lv.58
プテラ Lv.59
ラプラス Lv.58
ミュウツー Lv.75
バリヤード Lv.59
イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.57
カビゴン Lv.57
ニョロトノ Lv.57
ヘラクロス Lv.56
メガニウム Lv.56
マグマラシ Lv.56
ラティアス Lv.51
ヘルガー Lv.56
ワニノコ Lv.55
ヨルノズク(色違い) Lv.55
カイロス(部分色違い) Lv.56
ウソッキー Lv.55
バンギラス Lv.61
ドンファン Lv.54
ギャラドス(色違い) Lv.53
ミロカロス Lv.47
ミズゴロウ Lv.50
オオスバメ Lv.49
ジュカイン Lv.50
ヘイガニ Lv.48
フライゴン Lv.55
コータス Lv.48
ラルトス(色違い) Lv.30
オニゴーリ Lv.47
ワカシャモ Lv.43→44
ダンバル(色違い) Lv.1→5