13歳 γ月ζ日 『スターダストミラージュ!!』
ドクター・ユングなる人物からミラージュシステムを使ったバトルをしないかと誘われた。どうやら、今俺達のいる場所から近い所で、新たなバトルシステムの研究をしているらしい。
どこかで聞いたような気がしなくもなかったが、もはやうろ覚えの記憶にはヒットしなかった。まぁ、面白そうだったので、とりあえずユングの後をついて行くことにする。
そのままユングの研究所に着くと、何故かカスミさんがいた。どうやらカスミさんも呼ばれたらしい。
ラティも久しぶりにカスミさんと再会して大喜びしている。よく見ると、オーキド博士とシゲルもいたので、まずはシゲルに「ベスト4おめでとう」と声をかけた。一応、感謝の言葉は返ってきたが、内容に納得していないのはその表情が物語っている。
「あの試合は勝てたバトルだった。途中、僕のミスで流れが変わったんだ。知らない内に焦っていたんだろうね、僕もまだまだ未熟だよ」
トレーナーのミスやポケモンのミス、いろいろなものが重なり合って勝敗は左右される。
ベスト4の試合は途中からしか見られなかったが、おそらく前半でミスがあったのだろう。それでも、あの魔境のリーグでベスト4まで勝ち抜いたのはお世辞抜きで凄いことである。
そのまましばらくシゲルと雑談していると、ドクター・ユングから声をかけられ、実際にミラージュシステムを使用して欲しいと頼まれた。
ミラージュシステムというのは、言ってしまえばプログラムの一種のようで、ポケモンの情報から疑似ポケモンを作る技術らしい。フィールドに現れたミラージュポケモンは見た感じ本物と大差なかった。しかし、本来覚えない技を覚えていたり、弱点がなくなっていたりと現実では有り得ない能力を持っていてなかなか面白い。
シゲルと一緒に、どっちが先にミラージュポケモン殲滅出来るか競争をして遊んでいると、突如としてミスターミラージュを名乗る謎の人物が現れた。
ミスターミラージュはミラージュシステムの制御を奪うと、ミラージュポケモンを暴走させて俺達に襲い掛かるように指示していく。その隙を突いてユングを攫って行き、おまけに逃げ遅れたオーキド博士とカスミさんをプテラで連れ去っていった。
「珍しくカスミさんがピーチ姫になってる!」
と、声に出して驚いていると、「ピーチ姫って誰よ! ってか、早く助けなさーい!」と、元気に叫んでいた。まぁ、あれならしばらくは大丈夫だろう。
とりあえず、一旦研究所から離れることになったのだが、タケシがジュンサーさんを呼びに行くと言っている。
ならば、俺とシゲルで潜入し、ハルカとマサト、ラティは何かあった時の補助要員として待機させるのが無難な所だろう。
と、いう訳で中に入り、襲い掛かってくるミラージュポケモンを二人で殲滅していく。
確かに強いは強いが、所詮はプログラムである。トレーナーとポケモンが互いに力を合わせてこそのポケモンバトルで、俺とシゲルがこんな奴らに負けるはずがなかった。
そのまま奥へと進んでいくと、ようやく黒幕のいそうな場所についたのだが、ミラージュシステムで作ったらしいミュウツーがドヤ顔で立ちはだかっている。
ならば、こちらもミュウツー――と、思ったが、シゲルが「僕に戦わせてくれないか? 偽物とはいえ、ミュウツーと戦える機会なんてそうそうないからね」と言って飛び出して行った。
仕方ないので、こちらはオーキド博士とカスミさんを探しに行くことにする。マスターボール内のミュウツーが拗ねたような気がしたが、気にせずレスキュータイムだ。
少し先の部屋に行くと、捕まっている博士とカスミさんを発見した。同時に、ミスターミラージュらしき男もいたので、先制のスターダストミラージュで意識を奪っていく。
ニューサトシの一撃を受けて立っていられるはずもなく、ミスターミラージュはそのまま崩れ落ちた。
仮面を剥がすと、何と俺達をここへ連れてきたドクター・ユングである。どうやら、先程連れ去られたのは自作自演のお芝居だったようだ。
どうやらオーキド博士は捕まっている間の受け答えで、ユングが犯人ではないかと思っていたらしい。
と、いうのも、実はユングはかつてオーキド博士と同じ学会にいた研究者だったというのだ。画期的なシステムを考える男ではあるが、ポケモンの心を認めようとせず、愛情に欠けているという点から学会を追放されたらしく、それを恨んでの行動ではないかということだった。
実際、ミラージュシステムは面白いが、まさに学会で指摘された部分が致命的な欠陥だ。
でなければ、俺やシゲルが強いと言っても、ここまで簡単に侵入することは出来なかっただろう。
ミラージュミュウツーのいた場所に戻ると、既にシゲルが勝負を決めていた。そこそこ苦戦したようだが、メガカメックスが勝利のガッツポーズをしている。
とはいえ、偽物とはいえ強化されたミュウツーを倒すだけ、シゲルも強くなったということだ。これはいずれ再戦するのが楽しみである。俺も、フリーザー様を含んだフルバトルを伝説、きずな化なしで倒した実績があるので負けるつもりはない。
オーキド博士がミラージュシステムのスイッチを止めると、倒れているミラージュミュウツーを始めとしたミラージュポケモン達が消えて行った。
そのままちゃっかり博士が、ミラージュシステムのデータをコピーしている。何かに上手く使えないか考えるつもりなのだろう。面白いシステムになったら、テスターになってやってもいいぞ。
外に出ると、丁度タケシが呼んだジュンサーが来ていたので、気絶しているユングを引き渡す。これで無事に一件落着ということで、早くバトルピラミッドに向かうことにした。
追記。カスミさんもしばらくニューサトシの旅に付き添うつもりらしい。丁度、お姉さん達が一時的に帰ってきているので、少しの間はジムを空けても問題ないということだった。
13歳 γ月η日 『お前ら人間じゃねぇ!!』
ロケット団のパチモンが、偽の大会を開いてポケモンを奪おうとしていたので成敗してやった。
お前ら人間じゃねぇ!! By.タケシ。
13歳 γ月θ日 『もう出せなくなったやん』
ニビシティに着いたのだが、タケシの両親が不在のようで、ロケット団がタケシのジムを好き勝手にしていた。とりあえず、速攻でやなかんじーにしてやったが、タケシが両親に文句の電話を入れている。
とりあえず、タケシの弟のジロウがしっかり者だったので、ジムを任せることにしたのだが、タケシがジムに置いていたイワークがいつの間にかハガネールに進化していた。
進化はめでたいことだが、タイプが変わってしまったのが問題だ。「はがね・じめんタイプだからジムに出せなくなったやん」とツッコミを入れると、タケシもジロウもなんとも言えない顔をしていた。
13歳 γ月ι日 『ポケランティス王の魂(笑)』
ようやく最後の施設である、バトルピラミッドについたのだが、突如として足場が崩れて謎の古代遺跡に叩き落された。
遺跡大好きラティが大喜びしているが、こういう遺跡は罠も多いので迂闊に行動しないように注意する。そのまま俺が先導する形で注意しながら進んでいると、フロンティアブレーンであるジンダイが助けに来てくれた。
俺達が罠を発動させないように慎重に進んできたことはわかってくれたようで、「なかなかやるな」と、お褒めの言葉を頂く。
どうやら、ジンダイはこの遺跡を調べている最中ということだったので、俺達も後をついて行くことにした。出来れば早くバトルがしたかったが、ジンダイにも用事があるだろうし、ここまで来ればもう少しの辛抱だ。焦ることはない。
そのまま、ジンダイの調査を手伝っていく。
どうやら、ここは古代ポケランティス帝国の遺跡らしい。聞けば、大昔にポケランティス帝国はホウオウを利用して世界を征服しようとしたようなのだが、逆にホウオウの怒りを買って国が滅んでしまったのだという。
逃げ延びた王が復讐のためにホウオウをこの地に封印したらしく、ジンダイはその封印された場所を調べたいということだった。
調査は問題なく順調に進んでいたのだが、最後の最後でラティが石に躓いてしまい、封じられているというホウオウの封印の石にぶつかってしまったことで、大問題が起こる。
石の玉が転がっていき、封印されていたと思われる魂のようなものが出て来たのだ。魂は近くにいるラティめがけて真っすぐに進んできたので、咄嗟にニューサトシの体でブロックしてやった。
どうも、邪悪な魂のようで体の中に入ってくるなり、意識を乗っ取ろうとしてくるが、波動による防壁で精神攻撃は無効だ。カイオーガとグラードンの精神攻撃すら防いだニューサトシに隙はない。
波動で魂を捕獲しつつ、体から追い出した。
聞けば、こいつはポケランティス帝国の王だと自称している。ジンダイからは、逃げ延びた王が復讐のためにホウオウをこの地に封じ込めたという伝承が残っていると聞いていたが、実際に封じ込められていたのはこの王(笑)の魂だったようだ。
何とか逃げようと頑張っているが、波動でガッチリ魂を掴んでいるので逃げられずにいる。魂だけという不安定な状態でいるせいか、段々とポケランティス王(笑)の元気がなくなっていった。
とはいえ、こいつは外道の魂のようだし、別段哀れには思わない。このまま消滅させても良かったのだが、ジンダイが再び封印の石に魂を封じ込めていた。
まぁ、イレギュラーは起きたが、何も問題が起きなくて何よりである。ジンダイが、魂を平然と捕まえていたニューサトシに、何とも言えない顔をしていたようにも見えたが、これで心置きなくバトルが出来るというものだ。
しかし、ジンダイはまだ調査しないといけない遺跡があるということで、ここでバトルは出来ないと言われた。
事前予約しなかったニューサトシが悪いとはいえ、お預けをさせられた形である。ジンダイも申し訳なさそうにしているが、遺跡を調べるスケジュールを変えることは出来ないということなので仕方ない。
聞けば、セキエイ高原の近くにあるフェンネル谷の遺跡を調査する予定ということで、どうやらハルカのグランドフェスティバルを見る方が先になりそうだった。
次に会ったら必ずバトルをするとジンダイとも約束する。ジンダイは特に細かいルールを決めるつもりはないようだったので、フルバトルをするようにお願いしておいた。
ぐへへ。これで、次にバトルする時はレジ三兄弟を含めたジンダイとフルバトルである。
13歳 γ月κ日 『メカじゃねーか!』
野生のエイパムが俺の帽子を持って行こうとしたので波動のビリビリで少しお仕置きした。
後からやってきた農夫のテイラーの話では、最近エイパムやマンキー、ヤルキモノ、ケッキングなどのサル系ポケモンが各地の農園からきのみを盗んでいるのだという。
とりあえず、気絶したエイパムを起こして事情を聞いてみると、山の神の命令できのみや物を集めていたらしい。
山の神? と、首を傾げていると、物凄く大きなケッキングがそう呼ばれているということだった。山のように大きいとエイパムは訴えているが、また古代ポケモンの類だろうか?
放置してはおけないので、エイパムに頼んでそのケッキングがいる場所に連れて行って貰うことにした。
ある程度近づくとケッキングの姿が見えてくる。しかし、よく見ると、灰色で明らかにメカメカしいケッキングだ。この手のメカで悪さをするのはロケット団しかいないだろう。
いざ、巨大ケッキングメカの元へ行くと、やはりロケット団がポケモン達を騙していた。
すぐにやなかんじーにしてやろうと思ったのだが、巨大ケッキングメカを恐れる野生のポケモン達がロケット団の命令で襲い掛かってくる。
倒すのは簡単だが、彼らは騙されているだけだ。
隙を突いて、何とかあのメカを攻撃したい所だが、下手に攻撃すると他のポケモン達も巻き込みかねない。
どうするか――と、困り果てていると、俺達と一緒に行動していたエイパムが助けに入ってくる。どうやら俺がポケモン達に攻撃しないことから、言っていることが本当だと信じてくれたらしい。
エイパムの援護のおかげで、巨大ケッキングがメカであることを電撃で証明すると、他のポケモン達も騙されていたとわかったようで、ロケット団をやなかんじーにしていた。
これでもうきのみを盗むこともなくなるだろう。
助けてくれたエイパムにお礼を言うと、そのままセキエイ高原に向けて歩みを再開する。何だかんだもうすぐグランドフェスティバルということで、ハルカも緊張しているようだった。
原作との変化点。
・番外編『旋律のミラージュポケモン』より、シゲルも参加した。
丁度、チャンピオンリーグから帰ってきた所で、興味があったので参加している。少なくとも、ミラージュミュウツーをタイマンで倒せるレベルに成長している。
・ピカ様の代わりにカスミさんが攫われた。
最近ガチ戦でピリッとしているので、攫われる隙がなかった。ニューサトシが公式戦でもミュウツーを使っているので、ピカ様の記憶がなくてもミラージュミュウツーが作れた。
・オーキド博士がミラージュシステムをコピーした。
原作ではサトシ君がミラージュミュウの力を借りるのだが、ニューサトシはミュウ見えませんフィルターでガン無視していた。そのせいで、ミラージュミュウはニューサトシを諦めてオーキド博士に接触。博士もミラージュとはいえミュウと仲良くなれたので、また会うためにミラージュシステムを隠れてコピーした。
・第176話『ロケット団解散!? それぞれの道!』より、一言でまとめた。
最初はいろいろ書いていたが、わかりやすく一言で纏めたくなった。最近、ちょっと昔に比べて状況を描写し過ぎる。これくらいが昔のテンポだったはず。
・第177話『タケシ&サトシ! タッグバトルでニビジムを守れ!!』より、イワークがハガネールに進化していた。
わかりにくいので整理すると、ニューサトシと出会ってからジョウトまで旅したのがレベリング用のイワーク。ホウエンからは最初のパートナーイワークを手持ちに加えている。今回進化したのはカントーの時に一緒に旅をしたレベリング用のイワーク。
・第178話『バトルピラミッド! VSレジロック!!』より、ニューサトシがポケランティス王の魂をボコったせいでジンダイとバトル出来なかった。
こういう精神攻撃は効かないのだが、そのせいでジンダイとバトルするタイミングを逃した。仕方ないので、次回はレジ兄弟全てを入れたフルバトルを要求している。
・最初のプロットでははシゲルを連れてこようかと考えていた。
ミラージュポケモンで出てきたのはその名残。当初はポケランティス王に操られたシゲルとジンダイを戦わせるルートを考えていたが、ワンチャンシゲルが勝ちそうだったのでお蔵入りとなった。
・第179話『脅威! 巨大ケッキングの山!!』より、エイパムに事情を聞いた。
原作ではサトシ君が帽子を盗まれるが、ニューサトシが遊び以外でそんなの許すはずもなく、久しぶりに電撃のお仕置きをしている。ニューサトシが無駄に野生ポケモンを傷つけようとしないことから、その言葉を信じてくれた。
現在ゲットしたポケモン
ピカチュウ Lv.63
ピジョット Lv.59
バタフリー Lv.59
ドサイドン Lv.62
フシギダネ Lv.59
リザードン Lv.63
カメックス Lv.59
キングラー Lv.59
カモネギ Lv.59
エビワラー Lv.59
ゲンガー Lv.61
オコリザル Lv.58
イーブイ Lv.58
ベトベトン Lv.58
ジバコイル Lv.59
ケンタロス Lv.58
ヤドラン Lv.58
ハッサム Lv.60
トゲキッス Lv.58
プテラ Lv.59
ラプラス Lv.58
ミュウツー Lv.75
バリヤード Lv.59
イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.57
カビゴン Lv.57
ニョロトノ Lv.57
ヘラクロス Lv.56
メガニウム Lv.56
マグマラシ Lv.56
ラティアス Lv.51
ヘルガー Lv.56
ワニノコ Lv.55
ヨルノズク(色違い) Lv.55
カイロス(部分色違い) Lv.56
ウソッキー Lv.55
バンギラス Lv.61
ドンファン Lv.54
ギャラドス(色違い) Lv.53
ミロカロス Lv.47
ミズゴロウ Lv.50
オオスバメ Lv.49→50
ジュカイン Lv.50
ヘイガニ Lv.48
フライゴン Lv.55
コータス Lv.48
ラルトス(色違い) Lv.30
オニゴーリ Lv.47
ワカシャモ Lv.44
ダンバル(色違い) Lv.5→10