ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

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#024 『だからどうした……!』

 10歳 κ月β日 『トキワシティ ジム戦 VSサカキ 後編』

 

 サカキ様の三体目はサイドンだった。こちらも相対するようにドサイドンを出す。向こうも予想していたのか、「やはり来たな……」と、小さく笑みを浮かべていた。

 

 向こうがサイドンに『つのドリル』を指示してきたので、こちらも『つのドリル』で相殺していく。いくらレベルに差があるとはいえ、こちらは単純に種族値で勝っていることもあり、威力はほぼ互角だった。

 サイドンとドサイドンの角がぶつかり合い、最終的には体の小さいサイドンが弾かれている。

 

 とはいえ、技の威力はほぼ相殺されきっていたようで、体勢を崩しただけだった。しかし、隙は隙だ。即座に追撃の『アームハンマー』を指示する。向こうも同じく『アームハンマー』を指示するが、ドサイドンの方が有利な状況だった。

 また、『ハードロック』の特性もあって、こちらは思っていた以上にダメージが少ない。逆にサイドンは結構ダメージを受けていた。向こうの防御力も決して低くはないのだが、それ以上にドサイドンの攻撃力が高いのだ。嬉しい誤算だった。

 

 向こうが『じしん』を繰り出してくるので、こっちも『じしん』を返す。互いの『じしん』が衝撃として両方を襲ったが、ドサイドンも結構ダメージを受けた。しかし、サイドンはもっとダメージを受けたようで、そのまま戦闘不能になっている。

 

 サカキ様もこの結果は読めていたのか、「ふっ、やはりそいつは強いな」と笑ってサイドンをボールに戻した。あの反応を見るに、多分サイドンとドサイドンの差を改めて確かめるためにわざとサイドンを捨て駒にしたっぽいな。

 勿論、負けるつもりはなかったのだろうが、それでも本気ならもっと慎重な立ち回りをしたはずだ。真正面からレベル差を覆せるかどうか、サカキ様はドサイドンの正確な能力を測ろうとしたのだろう。正直、こちらとしてはかなり助かる判断だった。

 

 続けて、サカキ様はニドキングを出して来る。

 技のデパートと呼ばれるくらい技を覚えるニドキングならドサイドンの弱点技を多く使えるだろう。ドサイドンを戻して、ゲンガーを出すか悩んだが、『ハードロック』なら耐えられると判断し、ドサイドンを続投させる。

 

 そのまま『じしん』を指示。向こうは『れいとうビーム』で弱点を突いて来た。耐えるかと思ったが、サイドンからのダメージが予想以上に大きかったようで、ドサイドンの体が崩れる。

 だが、こちらを倒したニドキングもまた仰向けに倒れた。どうやら『じしん』が急所に当たったらしい。共に戦闘不能となった。

 運が良い。ドサイドン一体で二体倒せたのは、かなりのアドバンテージと言って良かった。

 

 サカキ様が舌打ちをしながらニドキングを戻し、ガラガラを出してくる。対するこちらはゲンガーを出した。ノーマルタイプの技である『かたきうち』と『あばれる』はこれで封じられる。

 おまけにじめん技である『ボーンラッシュ』だが、実は俺のゲンガーは今では絶滅危惧種の『ふゆう』ゲンガーなので回避可能だった。

 結局、『れいとうビーム』しか有効打がないガラガラだが、それを知らないサカキ様は素直に『ボーンラッシュ』を指示してくる。技が効かないことにはすぐに気付いたようだが、それは致命的な隙だった。こちらもナツメから貰った技レコードで覚えさせた『サイコキネシス』を使って、一気にガラガラを戦闘不能に持って行く。

 

 これでサカキ様は4体、こちらは2体戦闘不能になった訳だ。正直、ここまではかなり順調に来ている。

 勿論、運が良かったというのもあるが、サカキ様がこちらを試しているというのも大きい。サイドンの時のようにポケモンを捨てる戦い方をしていなければ、こちらももっと苦戦していただろう。

 

 そういう所から見ても、本気という割には遊んでいるように見える。やはり、後ろにはミュウツーがいるからこその余裕か。

 とはいえ、気持ちはわかる。仮に次の一体をこちらが無傷で倒したとしても、ミュウツーなら簡単に差を覆すことが出来るだろう。

 

 もし、ミュウツーがゲームと同じならレベルは70と見て良い。アニメや映画の強さから見ても、それくらいはあるはずだ。当然、能力的にはナツメのメガフーディン以上だろう。ついこの間、ナツメに三タテくらったばかりの俺達が真正面から勝てる相手ではなかった。

 

 泣き言ばかり書いてはいるが、勿論簡単に諦めるつもりはない。ないが、何か抜け道を探さないとこのままでは確実に壊滅させられる。

 何かないか? 一発逆転できるような、そんな裏ワザのようなもの。今の俺にも出来て、ミュウツーを倒す。いや、引き分けにでも持ち込めるそんな裏ワザ――

 

「……あった」

 

 俺がそう呟くのと同時に、サカキ様が5体目のニドクインを出して来た。こちらは一旦ゲンガーを戻してゼニガメを出す。

 見つけたぞ。対ミュウツーの攻略法。これだ、これしかない。むしろ、何で今まで思いつかなかった。これなら誰が相手でも100%勝てる。

 

 待て、落ち着け。今は目の前のニドクインだ。万が一もあるし、出来ればゼニガメでここは決めたい。

 見れば、ゼニガメも肩で息をしている。体力がヤバいのは一目でわかった。もう一撃で決めるしかないので、最大技である『ハイドロカノン』を指示する。対するニドクインは『かみなり』を打ってきた。

 どちらの技も当たるが、残念ながらゼニガメに耐えるだけの体力は残って居らず戦闘不能になる。しかし、ニドクインは未完成とはいえ苦手タイプの究極技を受けたことにも関わらず予想外にダメージが少なかった。

 これは、このニドクイン、シルフカンパニーの個体と違ってかなり能力値が高いな。多分、切り札の一体だ。

 

 ゼニガメを戻し、もう一度ピカ様を送り出す。ここは絶対に勝ちたい。ニドクインの『じしん』に対し、『なみのり』で攻撃を回避する。昔と違って、フィールドが揺れても『なみのり』を維持しており、『じしん』の振動攻撃を受け流して行った。

 

 予想外なかわし方をされて驚くサカキ様。

 そのまま『なみのり』がニドクインを直撃し、ニドクインが倒れる。ダメージはあまり受けていないようだが想定内だ。その隙を突いて『わるだくみ』を指示し、ピカ様の特攻を上げる。『じしん』が通用しないことがわかり、サカキ様が『あなをほる』を指示してきた。対するこちらは『かげぶんしん』で回避率を上げつつ、攻撃の的を絞らせないように動く。

 

 だが、流石はサカキ様、的確に本物を見抜いてくる。かなりの大ダメージを受けたピカ様だが、何とか気合いで戦闘不能になるのは避けた。そのまま『なみのり』で一気にニドクインを戦闘不能に持って行こうとする。

 しかし、向こうも『れいとうビーム』で『なみのり』を凍らせてきた。必殺の『なみのり』が凍り、ピカ様が驚いたがダメージを受ける前にバックステップして追撃を回避している。

 

 とはいえ、こちらの有効打が『なみのり』しかない以上、もはや勝つには向こうを超える『なみのり』をするしかない。何とか隙を突いて、もう一度『わるだくみ』を積んで威力でゴリ押すか、もしくは後のことを考えずにここで全ての技を使うしかなかった。

 

 悩んだ結果、ピカ様に『ひかりのかべ』を指示し、特殊攻撃の威力を半減させる。これで『れいとうビーム』で凍るより先に攻撃出来るだろう。

 サカキ様もこちらの意図を察したのか、『ひかりのかべ』を見ると素直にニドクインをモンスターボールに戻した。そのまま小さな笑みを浮かべて指をパチンと鳴らす。

 

「認めよう。お前は俺の想像を超えて強かった。ポケモンのレベルこそまだまだだが、そのマイナスをバトルセンスやコンビネーションで上手く対応している。能力的にはジムリーダーの本気と同等と言って良いだろう。だからこそ、お前には絶対の力による本当の恐怖を見せてやる」

 

 サカキ様がそう言うと、俺達の目の前の壁が上がっていき、中に居た機械の拘束具を付けたポケモンがこちらへ歩いて来た。間違いない、ミュウツーだ。

 ピカ様は既に技を4つ使ってしまっているので、得意のでんき技を使うことは出来ない。すぐに『なみのり』を指示するが、その前にミュウツーの『サイコキネシス』で、ピカ様が壁に叩き付けられ戦闘不能になった。

 当然である。もうピカ様には体力が残っていなかった。『ひかりのかべ』で特殊攻撃を半減しても耐えられるものではないだろう。

 

 真の勝負はここからだ。

 再びゲンガーを出すと、ミュウツーが問答無用で『サイコキネシス』を仕掛けてくる。『ひかりのかべ』で威力が抑えられているが、それでも効果抜群なこともあり大ダメージを受けたゲンガーが苦しそうな声を出していた。

 ここしかない。『みちづれ』を指示し、そのまま相打ちを狙う。ミュウツーは気にせず攻撃を続けていた。このまま行けば勝てる。

 だが、流石に『みちづれ』はまずいと思ったのか、慌てたサカキ様が装置を使い、ミュウツーの動きを止めさせた。

 

 すぐにゲンガーが解放されるが、出来ればそのまま倒したかった所だ。『ひかりのかべ』はミスだったか?

 いや、結局、『ひかりのかべ』の軽減がなければ技を放つ前に倒されていたんだ。ミスではない。

 

 どうなるにせよ、こちらは何度でも『みちづれ』だ。それしかない。

 しかし、サカキ様もこちらの策をわかった以上、迂闊な攻撃はしてこないようで、すぐに装置を通じてミュウツーに何か指示を出していた。

 何だと思って見ていると、ミュウツーが中指を立ててゲンガーを煽ってくる。やられた、『ちょうはつ』だ。これでゲンガーは攻撃以外の技を使うことが出来ない。

 ゲンガーが怒ったようにミュウツーに『シャドーボール』を仕掛けていく。だが、ミュウツーは冷静に『サイコキネシス』で一気にこちらを戦闘不能にしてきた。

 

 これで、こちらの残りは後一体。リザードンのみである。相打ち作戦が失敗した今、もはや勝つのは絶望的だった。

 

「だからどうした……!」

 

 しかし、それで諦めるほど、ニューサトシは殊勝な性格をしていない。絶対に諦めないという気合と共にリザードンを出し、『ブラストバーン』を指示する。

 ミュウツーが『サイコキネシス』で、こちらの究極技を跳ね返そうとしてくるが、『ひかりのかべ』の効果もあって、『ブラストバーン』がサイキネを突き破り、ミュウツーを襲う。

 抑えきれないと思わなかったのか、少しミュウツーも驚いたような様子を見せたが、そのまま『ブラストバーン』がミュウツーに直撃し、全身の拘束具を破壊した。

 

 これに驚いたのはサカキ様である。まさか最強のミュウツーに攻撃が当たり、おまけに拘束具が破壊されるとは思わなかったのだろう。椅子から立ち上がり、焦った表情をしている。

 

 これでミュウツーは自由になった訳だが、『ブラストバーン』が直撃したのに気にした様子はない。おまけに、自分を攻撃したリザードンに興味があるようで攻撃を止めようとしなかった。

 サカキ様も言うことを聞くなら様子を見るつもりなのか、そのまま椅子に座り直している。

 

 手のひらに『シャドーボール』を作ってミュウツーがこちらを攻撃してきた。

 エアスラで迎撃しようと思ったが、『ひかりのかべ』の効果が切れたせいか、拘束具がなくなったからか、『エアスラッシュ』を貫通して『シャドーボール』がリザードンに直撃する。

 

 そのままリザードンが壁まで吹き飛ばされていく。とてもタイプ不一致技とは思えない火力だった。

 だが、まだまだ戦えるとばかりに、リザードンが体勢を立て直し、『りゅうのいぶき』を放つ。麻痺を狙ってのものだったが、『サイコキネシス』で明後日の方向に弾かれていた。

 究極技で少しはダメージを与えたはずだが、それも『じこさいせい』ですぐに回復していく。

 絶望的な状況だ。再び『ブラストバーン』を指示するが、今度は『サイコキネシス』で攻撃を自分に弾き返される。

 

 自分で撃った『ブラストバーン』が直撃し、リザードンが膝をつく。おまけに追撃の『サイコキネシス』が入り、リザードンが壁に叩きつけられた。

 しかし、リザードンは倒れずに再び立ち上がる。

 メガフーディンとのバトルを経験したというのも大きいのだろう。この程度でやられてたまるかという気合いを感じた。

 

『何故、諦めない?』

 

 そんなリザードンを見て不思議に思ったのか、遂にミュウツーがこちらに声をかけてきた。

 力の差は歴然なのに立ち上がる。

 そんな姿が疑問なのか、ミュウツーが不思議そうな顔でこちらを見ていた。映画では憎悪にまみれた顔をしていたが、まだ今は純粋な心も残っているようだ。

 

「諦める必要がどこにある? リザードンはまだ倒れていない。まだ戦えると訴えている。なのに、トレーナーである俺が諦めたら、ここまで戦ってくれたこいつらに顔向けできねぇだろーがよ!」

『威勢が良いな。だが、ただ立っているだけの人間が何の役に立つ?』

「グワァゥ!!」

 

 それを聞いて声を上げたのはリザードンだった。

 俺にはわからないが、その表情と声はミュウツーの言葉を強く否定している。そして、否定する度に、リザードンの肌が灼熱のように赤く染まって行った。

 

 ナツメに負けた時にも一度あった謎の現象。

 

 やはり、気のせいじゃなかったのか。

 

 そんな驚きを感じながら変化するリザードンの姿を見ていると、突如として俺の体に謎の痛みと、炎のような熱さが襲いかかってくる。

 同時に、リザードンが見ている光景が、まるで自分が見ているもののように見えてきた。

 

 体が熱い。まるで炎に包まれているみたいだ。

 

 それに、今までにない力を感じる。

 

 まるで、俺とリザードンと一つになったような、そんな不思議な感覚――

 

『何だ、その姿は……?』

 

 後から聞いたことだが、その時のリザードンは体が赤く変化し、細部も少し変わっていた上、薄い炎の繭のようなものに包まれていたという。だが、今の俺はもうリザードンの視点でしか物が見えていなかった。

 ミュウツーの繰り出す『サイコキネシス』をぶち破り、『ブラストバーン』を直撃させる。続けて、今まで覚えていなかったはずの『フレアドライブ』で一気に距離を詰めた。

 ミュウツーが『シャドーボール』で動きを止めようとしてくるが、勢いは止まらず、リザードンの『フレアドライブ』がミュウツーに直撃する。

 

 同時に、俺達の変化は解除された。

 

 リザードンが通常状態に戻り、俺の視界も元に戻る。同時に、体にも先程までの比じゃないくらいの負担が押し寄せて来た。リザードンも戦闘不能にこそなっていないが、横になったまま動かない。仮に立ち上がったとしても、もう戦う力は殆ど残っていないだろう。

 

 だが、それでもミュウツーは倒れない。

 

 強すぎだ。本当に伝説のポケモンというのは野生のくせにあり得ない強さを持っている。もう自由なのだからとっとと逃げてくれれば良いのに――と、そんな逃げ腰な考えが頭によぎった瞬間、俺の頭に一つの光明が差し込んできた。

 

「そうだよ、何で気付かなかったんだ……」

 

 俺は鞄からボールを出した。シルフカンパニーで社長に貰った厄介払いのマスターボールである。

 

 そうだ、ミュウツーは野生なんだ。

 

 なら、ゲットしてしまえば良い。

 

 拘束具で固定していたぐらいだ。サカキ様が制御し切れていないのは一目瞭然。捕まえてしまえば俺の勝ちである。

 後にして思えば謎の理論だが、この時の俺はそれ以外に勝ち目がなくて焦っていたのだろう。マスターボールを持って、ミュウツーに向かって駆けだしていた。

 

 それを見て、ミュウツーがこちらに手を向ける。しかし、その瞬間、倒れていたリザードンが急に起き上がり、ミュウツーを押さえつけた。

 まさか動くとは思わなかったのか、ミュウツーの意識が一瞬俺から逸れる。今しかない。俺は全力でマスターボールをミュウツーへと投げた。

 

 ミュウツーがそれに反応してエスパー技でボールを弾こうとするが、それよりも早く、マスターボールがミュウツーに当たる。

 舐めんな、この俺が全力で投げたボールだぞ。当然、プロ野球選手顔負けの速さである。

 

 ボールが当たった事でミュウツーが中に入った。

 

 この時点で、もう逃げることは出来ない。

 

 何故なら、マスターボールは絶対にポケモンを捕まえられるものだからだ。それは、アニメだろうと、ゲームだろうと、あらゆる作品でも共通する絶対の法則である。

 二度、三度とボールが揺れ、ミュウツーが俺に捕獲された。その瞬間、サカキ様が立ち上がり、「馬鹿な。マスターボールだと!? ミュウツーを捕獲したというのか!?」と驚きの声を上げている。

 

「サカキさんよ。アンタのいう絶対の力は俺が貰っちまったぜ。ジム戦の続きはどうする?」

 

 思わず、いつもの癖で挑発するようにそう言って、マスターボールをサカキ様に向けた。

 悪い癖だとすぐに後悔したが、もう遅い。苦虫を噛みつぶしたような顔でサカキ様がニドクインを出してきた。

 それを見てリザードンがフラフラと立ち上がる。

 だが、戦える状態じゃないのは一目瞭然だった。

 勝つには一か八か、最後の力で『ブラストバーン』を撃つしかない。リザードンも同じ考えなのか、指示をする前から攻撃の体勢に移っている。

 

 しかし、リザードンの攻撃が放たれる直前、ジムに警報が鳴り響いた。サカキ様が苛立った様子で、近くの機械に向かって声を発している。

 

「何事だ!?」

 

 すると、通信機と思わしき機械から、『侵入者です。四天王のワタルがいきなり――』と、言う声が聞こえてきた。

 どうやら、既に三十分は過ぎていたようで、ワタルが突入してきたらしい。

 

「四天王のワタルだと……ポケモンGメンか。何故、このタイミングで……っ!」

 

 ミュウツーを捕まえた俺を放っておく訳にはいかないという心境と、逃げなければ捕まるという状況がサカキ様を悩ませているのだろう。

 しばらく、こちらを睨むように立っていたサカキ様だが、最終的には「今回はこちらの負けということにしておいてやる」と言って、グリーンバッジをこちらへ投げてきた。

 どうやら捕まる訳にはいかないという判断をしたらしい。しかし、バッジをくれるとは思わなかった。腐ってもジムリーダーということか。

 苛立った様子のサカキ様がそのままニドクインをボールに戻すと、その場を去って行く。

 

 正直、その後はもう記憶がなかった。

 

 限界を迎えていた俺とリザードンはその場で倒れ、タケシとカスミさんに介抱されながら、ポケモンセンターまで連れて行かれたらしい。

 その後、トキワジムはロケット団が関与していたという事実がワタルの手により発覚し、一時的な運営停止になったという。

 結局、ワタルは忙しかったのか、俺の前に現れることはなく、俺も俺でジム戦での疲労が大きかったようで、意識を取り戻したのはジム戦から三日を過ぎた後だった。

 

 

 




 原作との変化点。

・ミュウツーとバトルした。
 ちなみにメガシンカは持っていない。レベルは70。この世界では最強種である。

・リザードンに何かが起こった。
 オリジナル要素ありなので、そういうこともあります。

・ミュウツーを捕まえた。
 捕まえないと勝てなかった。とはいえ、ニューサトシの理念的に手持ちにはしないので逃がす予定。

・勝負が着かなかった。
 結果的には引き分け。ただ、サカキ様から勝負を放棄したのでグリーンバッジをくれた。勝負に勝った訳ではないので、ロケット団は解散されていない。ただ、下手に手を出すと自由になったミュウツーに何されるかわからないから、ロケット団としてはニューサトシを様子見することになった。ムサコニャはこのことを知らないので、そのままである。


 現在ゲットしたポケモン。

 ピカチュウ Lv.49→50

 ピジョット Lv.43

 バタフリー Lv.42

 ドサイドン Lv.49→50

 フシギダネ Lv.46

 リザードン Lv.50→51

 ゼニガメ  Lv.46

 クラブ   Lv.42

 カモネギ  Lv.42

 エビワラー Lv.45

 ゲンガー  Lv.47→48

 オコリザル Lv.43

 イーブイ  Lv.25

 ベトベトン Lv.40

 ジバコイル Lv.42

 ケンタロス Lv.41

 ヤドン   Lv.41

 ストライク Lv.41

 トゲピー  Lv.2

 プテラ   LV.41

 ラプラス  Lv.36

 ミュウツー Lv.70 NEW!

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