14歳 μ月ζ日 『釈迦に説法』
クラウンシティに向かっている途中、ナオシの最後のバッジがナギサジムということで、道すがらピカ様とカットム(ロトムに換装して貰った)、ジバコイルを呼んで、仮想デンジとして相手をしている。
デンジはジバコイルを使ってこないかもしれないが、でんきタイプとしての動きやデンジの動きを再現するだけなら十分に役に立ってくれるだろう。俺の時はまだ多少のブランクがあったが、あの調子なら既に錆びていた腕も鍛え直しているはずだ。
ナオシにも油断はしないように忠告したが、元々ナオシは相手を甘く見て油断するタイプではないし、釈迦に説法だったかもしれないな。
14歳 μ月η日 『終わり良ければ全て良し』
ロケット団にニャルマーを奪われたマミィという少女と知り合った。聞けば、昨日書きはしなかったが、ナオシとの練習中に俺達がやなかんじーにしたロケット団を助けてしまったようで、その恩を仇で返されたらしい。
流石に見過ごせないので一緒にロケット団を探すと、何故かロケット団――正確には、ムサシ&コジロウとニャースで揉めていた。どうも、ニャースはマミィのニャルマーに惚れてしまったようで駆け落ちすると宣言している。
だが、奪還のいざこざでニャルマーがブニャットに進化すると、ニャースの100年の恋も冷めてしまったようだった。武士の情けで、サクッとやなかんじーにしてやる。
こうして、ニャルマー――もとい、ブニャットは無事にマミィの下に帰ってきた。マミィも進化したブニャットに抱き着いてご機嫌だし、終わりよければ全て良しと言うことで。
14歳 μ月θ日 『こんなの映画にあったっけ?』
昨晩、タケシの迷子が発動したことで、森の中でポケモン達に襲われているゾロアを発見した。
どうも、こいつは人間の言葉を理解できる個体のようで、窮地を救ってやったにも関わらず、『おいら、助けなんていらなかったゾ』と、テレパシーで見栄を張ってくる。
ゾロアやゾロアークは、基本的にシンオウには生息していないので、ヒカリやタケシ、カスミさん、ノゾミ、ナオシも、ゾロアは初めて見たようでかなり驚いていた。
ラティだけは同じポケモンということで、特に気にした様子もなく、「ゾロア!」と嬉しそうにゾロアを抱きしめて嬉しそうに笑っている。ゾロアは特性の『イリュージョン』で、ラティのように人間に化けられるみたいだし、その点も親近感が湧くのかも知れない。
まぁ、ゾロアは人間に化けた場合、尻尾が出てしまう癖があるようなので、素直にポケモンに変化した方が良さそうではあったが――
聞けば、ゾロアはマァとやらと一緒に、海の向こう側から悪い奴に捕まって、飛行機でシンオウまで連れて来られたらしい。
隙を見て、ゾロアは飛行機から脱出してきたようだが、マァとやらがまだ悪い奴に捕まっているとのことで、『マァをお助けするんだゾ……!』と、ライトに照らされるクラウンシティを睨み付けている。
最近は、アニポケや映画の記憶が乏しいニューサトシだが、流石にこれは覚えていた。劇場版第何作は忘れたが、DP編最後の映画でゾロアークがメインの映画の話だ。
確か、悪者がセレビィの力で未来が見えるとかいう能力を持っていて、その力を強化するためにゾロアークを悪用してセレビィを捕まえようとしてドタバタするような話――だったはずだ。多分、そのゾロアークがゾロアの言っているマァなのだろう。
しかし、覚えていると言っても、やはり穴抜けが多い――が、ここ最近の映画の中では割かしましな方だった。ディアパルとかギラティナ、アルセウスなんて欠片も覚えてなかったからな。
正直、伝説と関わるのはあまり好きではないが、ゾロアが困っているなら助けてやるべきだろう。俺の好き嫌いよりも、こいつの母親を助けたいという気持ちに応えるのがポケモントレーナーというモノだ。
カスミさんが、「なんか久しぶりね。こういう感じ」と、映画特有の事件を感じ取って少し楽しげにしている。確かに、カスミさんは久しぶりかも知れないけど、俺達は定期的に巻き込まれているんだよね、こういう厄介事。
ただ、ゾロアを放っておけないというのは全員同じようだったので、ゾロアのマァを助けるために協力することを決める。どうやら行先は同じクラウンシティらしく、ゾロアを連れてクラウンシティに向かうことにした。
流石にゾロアはこの世界でも珍しいポケモンなので、『イリュージョン』でピカ様に化けて貰っている。人間に化けるには、ゾロアはまだいろいろと未熟すぎるからな。
本当ならそろそろ野宿の予定だったが、一刻も早くゾロアを助けたいと言うことで、今回はノンストップでクラウンシティまで歩いていく。
しかし、いざクラウンシティに着くと、ゾロアークという悪のポケモンが伝説のポケモンであるスイクン、エンテイ、ライコウを操って暴れているとのことで、クラウンシティは現在封鎖中だった。
ニュースでは、巨大企業の社長兼ポケモンバッカーの参加者でもあるコーダイが、ゾロアークという悪のポケモンが暴れていると触れ回っている。
どうやら、今街を暴れ回っている三犬はコーダイのポケモンらしく、ヤツがクラウンシティの三犬捕獲を主導しているようだ。しっかし、喋る言葉全てが嘘くさい男だな。
ゾロアも、『コーダイは悪い奴なんだゾ!』と訴えており、これでコーダイとやらが悪役で決定した。そして、マァとやらは、やはりゾロアークのことだったらしい。
なら、コーダイを倒してゾロアークを取り返せば一件落着か――と、いつものように武力的な解決法を考えていると、俺達の話を聞いていたらしいクルトという男が話しかけてきた。
どうやら、クルトはこの街出身の新聞記者のようで、前々からコーダイを調べ回っているのだという。クルト曰く、コーダイは未来を知る男と言われており、メディアさえ牛耳る怪物――と、いうことだが、ぶっちゃけそんなことはどうでも良かった。
問題なのは、どうやって封鎖された街に入って、コーダイのいる場所まで行くか、だ。
と、頭を悩ませていると、クルトは街に入る抜け道を知っているということで、丁度いいので街に案内して貰うことにした。『テレポート』してもいいのだが、あんまりミュウツーを便利に使いすぎても悪いし(今更)、ギリギリまでは自分達で頑張っていくつもりだ。
街の中に入ると、ゾロアがゾロアークの匂いを感じ取ったようで、『こっちからマァの匂いがするゾ!』と言って、真っ直ぐ走っていく。
だが、非常事態という割には街の中は綺麗すぎた。ニュースではもっと街の中が酷い惨状になっていたが、伝説のポケモンが暴れている割には街に変わった様子がなさ過ぎる。
もしかしたら、三犬自体がゾロアークの『イリュージョン』を使った偽物で、ニュースの映像も合成された偽物だったのかも――と、話していると、ゾロアが一人で走って行ってしまった。
まぁ、ゾロアにしてみれば、三犬が本物だろうと偽物だろうとどうでもいいのだろう。こちらとしても、ゾロアの気持ちはわかるので、すぐに後を追っていく。
しかし、ゾロアもあまりに向こう見ずなせいか、気がつくと殺気だった野生のポケモンに囲まれており、セレビィが仲裁に出張ってきていた。
クルトによると、この街はセレビィが訪れる街としても有名だったようだが、20年程前に緑が枯れてからセレビィは姿を消していたらしい。20年かけて緑を復活させたことでようやくセレビィは戻ってきたということだった。
と、何だかんだ話している内に、ゾロアとセレビィは仲良くなったようで一緒になってどこかに走って行く――俺達もすぐに後を追おうとしたのだが、その瞬間どこからともなく現れたハッサムとテッカニンの大群に囲まれ、ついでに謎のメカに捕らえられてしまった。
同時に、妙な乗り物に乗ったコーダイが現れ、「私は君達が誰かは知らない。だが、君達が私の邪魔をすることだけは知っているのだ」と言って、俺達を捕まえようとしてくる。
どうも、メカの檻は電流が流れる仕組みになっており、人間の力ではビクともしないものらしい――が、ニューサトシの前では意味のないものだった。
電流は波動によって無効。檻も、この程度の強度なら十分に破壊できる。むしろ、悪役がわざわざ出張ってきてくれたと言うことで、この場でコーダイを捕らえてしまうことにした。
流石のコーダイも、ニューサトシのマサラパワーは知らなかったようで、「な、なんなんだお前は!?」と驚いた様子を見せる。
とりあえず、未来が見えるらしいし、「とっくにご存じなんだろう?」と意味深に返す。
別に穏やかな心を持っては居ないが、こいつのようにポケモンを道具のように使う人間に対して、激しい怒りによって目覚めたスーパーマサラ人ニューサトシが、ここでお前に引導を渡してやるよ。
と、問答をしていると、何やらコーダイが頭を抑えて蹲った。どうやら未来のビジョンとやらを見たようで、冷や汗をかきながら何とかこの場から逃げようと試みている。
これだけ慌てているということは、おそらくコーダイは見てしまったのだろう。自分に取って都合の悪い未来――俺がお前を捕まえて、お前の企みを無にするというビジョンを。
これは推測だが、コーダイは最初に見た未来のビジョンでは、この場でコーダイと俺達は接触しなかった。しかし、未来を変えようとコーダイが俺達に接触したことで、未来はコーダイにとって最悪な形に変わってしまったのだ。
幸か不幸か、今まで変えてきた未来は全てコーダイに味方していたのだろう。だが、今お前の前にいるのは、全てを終わらせる絶望の化身だ。未来など力づくで切り開いてやる。
万が一にも逃がす訳には行かないので、ここでミュウツーにご登場願う。少し前にゲンシ共やデンジとガチ戦したことで割と気分がいいのか、ノリノリで周囲のポケモン無力化していた。
そのまま、逃げるコーダイを捕まえて簀巻きにする。ついでに、側近と思われる男女もやってきたので一緒に捕まえてやった――のだが、どうやら女の方はクルトの仲間の新聞記者のようで、コーダイの秘書として潜入していたらしい。
聞けば、コーダイは20年前に古代の予言者達が残した文献を解読したらしく、セレビィが時渡りをする時に起こるという『時の波紋』に触れたことで、未来を見る能力を得たが、その時に発生したエネルギーが逆流して街の緑が枯れ果ててしまったのだという。
そして、最近になって未来を見る力が弱ってきたことで、コーダイは再び『時の波紋』の力を手に入れようとして、今回の事件を起こしたということだった。
まぁ、こうして捕まえてしまった以上、もうその心配は無い。どうやら、女の記者の方もコーダイの悪事の証拠を持っているようだし、後はジュンサーに突き出せば終わりだ。
それよりも、今はゾロアとゾロアークの方が大切だった。事情通らしい女記者――リオカの案内でゾロアークが捕まっている場所へと案内して貰う。捕らわれていたゾロアークは、人間全てを敵だと言わんばかりに興奮していたので、とりあえず落ち着くまで相手になった。
ニューサトシが生身でゾロアークの相手をするのを見て、カスミさんが「なんか懐かしいわね、こういうの」と苦笑いしている。
タケシやヒカリは慣れた様子で、ノゾミやナオシは人間離れしたニューサトシのコミュニケーションを見て、言葉も出ないようだった。
しばらくすると、疲れてきたようでゾロアークも動きが鈍くなってくる。ようやく話が通じそうだったので、ゾロアのことやコーダイを捕まえたことを話し、これからゾロアの所に連れて行くとゾロアークに説明した。
それでも胡散臭そうにこちらを睨んでくるゾロアークだが、これ以上は口で説明しても無駄だろう。百聞は一見にしかずということで、実際にゾロアのいる所に連れて行ってやると、一目散にゾロアを抱きしめて感動の再会を果たしていた。
これで、今度こそ一件落着である。
ゾロアークも俺達が味方だとわかると、先程の殺気が嘘のように落ち着いた態度を見せていた。そのまま、捕まえてあったコーダイとその一味をジュンサーに引き渡す。ゾロアとゾロアークについては、クルトとリオカが船で故郷まで連れて行くことになった。
日が暮れる頃になると、この街の守護者らしい色違いの三犬が街の異常を感じてやってきたようだったが、当然ながら時既に遅しということでそのままお帰り頂く。
あっ、セレビィもこっちこなくていいぞ。ってか、頼むからもっと人間を警戒しろ、犬みたいにくっついてくるんじゃないよ。
追記。ゾロアークが別れる際に、ポケモンのタマゴを渡してきた。どうも、ゾロアークがずっと隠していたタマゴらしいが、そんなに大事なもの人間に渡して良いのか? ってか、こんなくだり映画にあったっけ?
原作との変化点。
・ナオシの仮想相手になった。
一度、デンジと戦っているため、その時の動きなどを再現している。流石にプラズマシャワーは使えないが、ジム戦であんなチート技は使ってこないだろうと判断。
・第178話『さよならロケット団! ニャースの恋!?』より、ロケット団パートは原作のままで、ニャースは愛によって強化された。
途中まで愛の力に覚醒したニャースが、ニューサトシのポケモンとも互角に渡り合っていた。ムサシが「そんな力あるならいつも出しなさいよ!」と文句を言っている。
・劇場版幻影の覇者より、カスミさん、ノゾミ、ナオシが緊急参戦した。
カスミさんは久しぶりの映画で気合が入っていたが、ふたを開けるといつもの蹂躙劇で何となく懐かしい気分になっている。
・未来が見える=自分にとって都合のいい未来とは限らない。
おそらく、映画では追及していなかったが、コーダイの未来視は自分にとって都合のいい未来を映し出す。が、そんな未来が存在しなければ、見られるのは自分にとって悪い結果をもたらす未来だけだった。
・ミュウツーの機嫌がいい。
デンジがそこそこ強かったので余韻に浸っている。テレポートを頼まなかったのは割と正解で、悪党退治のように体を使うものならともかく、テレポート要因として使っていたら浸っていた余韻が台無しになって機嫌が悪くなる所だった。
・ゾロアークから謎のタマゴを貰った。
聞けば、ずっと毛の中に隠していたらしい。コーダイからの電撃のお仕置きも一緒に受けていたようなので中の子が少し心配だったが、ポケモンセンターの検診では問題なし。ちなみに何のポケモンかは不明。
現在ゲットしたポケモン
ピカチュウ Lv.65
ピジョット Lv.60
バタフリー Lv.60
ドサイドン Lv.63
フシギバナ Lv.60
リザードン Lv.65
カメックス Lv.60
キングラー Lv.60
カモネギ Lv.60
エビワラー Lv.60
ゲンガー Lv.62
コノヨザル Lv.60
イーブイ Lv.60
ベトベトン Lv.60
ジバコイル Lv.60
ケンタロス Lv.60
ヤドラン Lv.60
ハッサム Lv.60
トゲキッス Lv.60
プテラ Lv.60
ラプラス Lv.60
ミュウツー Lv.76
バリヤード Lv.60
イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.58
カビゴン Lv.60
ニョロトノ Lv.59
ヘラクロス Lv.57
メガニウム Lv.58
バクフーン(ヒスイの姿) Lv.58
ラティアス Lv.54
ヘルガー Lv.57
ワニノコ Lv.57
ヨルノズク(色違い) Lv.56
カイロス(部分色違い) Lv.56
ウソッキー Lv.56
バンギラス Lv.61
ドンファン Lv.56
ギャラドス(色違い) Lv.56
ミロカロス Lv.51
ラグラージ Lv.52
オオスバメ Lv.51
ジュカイン Lv.52
ヘイガニ Lv.51
フライゴン Lv.57
コータス Lv.50
サーナイト(色違い) Lv.45
オニゴーリ Lv.49
ワカシャモ Lv.47
メタグロス(色違い) Lv.45
エテボース Lv.43
ムクホーク Lv.42
ナエトル Lv.42
ブイゼル Lv.43
ムウマージ Lv.46
カバルドン LV.41
ミカルゲ Lv.56
グライオン Lv.40
ロトム Lv.41→42
ユキカブリ Lv.38
フカマル Lv.27
タマゴ 何が生まれてくるのかな? 生まれるまでまだまだ時間がかかりそう NEW!