14歳 ζ月χ日 『半端に強い奴ほど考えが読みやすい』
二回戦の第一試合は、ディーノがヒヒダルマを出し、ヒロシ君はハトーボーで相対している。
どんな戦いをするのか――と思ってみているとヒロシ君は、『いばる』で相手を混乱させて自滅を誘う作戦を仕掛けてきた。
攻撃が二段階上がる代わりに混乱状態になるという技を駆使し、相手を自滅させるためのコンボとして、ヒロシ君は『みがわり』を上手く使っている。
ヒヒダルマが自滅している間に『みがわり』を出し、『はねやすめ』で回復。混乱が戻ったらまた『いばる』で自滅を誘い――をひたすら繰り返して、ディーノにペースを渡さなかった。
本当にヤバい時は『みきり』まで使い、技を全て変化技にするといったトリッキーな戦法でディーノを完封している。『ちょうはつ』を使えば何とか出来たかもしれないが、どうやらディーノは変化技対策がまだまだ出来ていないトレーナーのようだった。
まぁ、この負けで変化技の重要性をもっと学ぶと良い。にしても、変化技オンリーは極端だったけどな。
続く第二試合では、ラングレーがコマタナを、俺がホイーガを出した。相性的には向こうははがねタイプなので、どくタイプの技は通用しないこちらが不利となっている。
どうやら、昨日のカベルネの悲惨な敗北を見て、『いたずらごころ』の効かないあくタイプをチョイスして来たらしい。
結果的にむし・どくタイプのホイーガにも、はがねタイプという脅威が刺さっているが、それで勝てると思っているのであればチョコラテよりも甘いと言わざるを得なかった。
この俺が苦手なタイプの対策をそのままにしておく訳がないだろう。当然ながら、ホイーガには『いわくだき』を覚えさせている。
コマタナはあく・はがねタイプなので、かくとうタイプの技は威力が4倍だ。不一致で基本的な威力が40しかない『いわくだき』でも威力160の大技となる。おまけに、追加効果で五割の確率で相手の防御を下げる効果もあり持久戦に強い。
さぁ、接近戦を仕掛けてこい――コマタナも種族値的に物理アタッカーだ。遠距離ではほぼ何も出来ないだろう?
と、向こうが来るのを待ち構えていると、逆に攻めづらいのかラングレーが指示を出せずにいる。ホイーガは進化して防御や特防が上がったが、代わりに素早が死んでいるのでこちらから攻めるには向かないのだ。
なので、相手が攻めてくるのを待つ後の先を基本としている。とはいえ、相手が攻めてこないのでは、先も後もない。ここは少しラングレーを挑発してやることにした。
「どうした? 自称ドラゴンバスター? ドラゴンでも何でもない相性のいいむし・どくタイプのホイーガに恐れをなしたか? ま、昨日のあのザマじゃ臆しても仕方ないが……」
と、鼻で笑ってやると、ラングレーは怒り狂ったように、『つじぎり』を指示してきた。
こちらに向けてコマタナが走る中、まずは『てっぺき』で防御を二段階上げていく。基本的に防御が高いホイーガだが、さらに二段階防御を上げたことでタイプ一致でも物理はほぼ効かなくなった。怖いのは急所だが、ホイーガなら多分大丈夫だろう。
お得意の一撃をパリィするように弾いて、再びコマタナとホイーガの距離が開かせる。
ならば『ハサミギロチン』じゃーいと、ラングレーが一撃必殺を狙ってきた。あたれば勝ちの一撃必殺は、移動力のない固いポケモンへの対策としては間違っていないので、こちらも『こうそくいどう』を積んで移動力を上げ、急旋回して必殺を回避していく。
それならばと、ラングレーはこちらの弱点を突く+機動力の低下を狙って、『がんせきふうじ』を使ってくる。
防御が二段階上がっているので受けてもいいのだが、機動力を下げられると『ハサミギロチン』が怖い。故に、回避に回るしかないのだが、それでも元の素早が低い以上、完全に回避するのは無理だった。
ラングレーも、当てれば勝てると攻め手を増やしてくる。意外と近接の捌き方が上手いな。
それならば、ここで切り札の一つ目を出そう。回避できない『がんせきふうじ』に合わせて、こちらも『いわくだき』で四倍弱点を突いていく。
こちらもダメージに加えて素早が一段階下げられたが、それでも四倍弱点の一撃だ。予想外の一撃にラングレーも驚いている。まさか、ホイーガからかくとう技が出てくるとは思わなかったようだ。
しかし、それでも一撃とは行かない。
やはり、攻撃の低さに難有りか――こればかりはホイーガの段階では仕方ない部分がある。
ペンドラーに進化できればその弱点も解消できるし、本来ならどく技を使って相手を翻弄するのがホイーガの基本戦術だ。はがね相手だと真正面からぶつかる以外の択がほぼないからこそ、こうしてステを変化させて相対しているのである。
勿論、もっと時間があれば、他に技を覚えさせて対策も出来たが、流石にゲットしてから今日までの間で仕込めるものにも限界があった。むしろ、この短期間でよく『いわくだき』を覚えてくれたものだと感謝したいくらいだ。
だが、大ダメージを受けたラングレーからすれば、下手に追撃をするのは危険だと考えるだろう。腐っても四倍弱点だ。二度は受けきれない。
ならば、手早く勝負を付けたいと考える。そのためにはどうにかして『ハサミギロチン』を当てたいと考えてくるはずだ。それ以外の攻撃では『がんせきふうじ』でも急所無しでホイーガを倒すなら最低3発はいる。そんなのラングレーは待てないだろう。
だとすると、ここはこちらの動きを封じつつ、ワンチャンの大ダメージを狙うために――
「コマタナ! 『ストーンエッジ』よ!」
――やっぱりエッジを選んできたか。
フィールドに岩の山が発生し、ホイーガを狙ってくる。命中率に難のある『ストーンエッジ』だが、この技の面倒なのは外れてもある程度の時間フィールドに残り続ける点だ。
このせいで、岩がこちらの動きを阻害してくる。
特に、ホイーガは見た目通りに機敏に動くのが苦手だ。ラングレーからすれば、こうなればもうこちらのものだろう。このまま動きを封じて近接戦に持ち込み、回避が難しくなった段階で『ハサミギロチン』のとどめを刺そう――と、考えるのは読めていた。
「えっ?」
故に、『ハサミギロチン』命中と同時に『まもる』で攻撃を弾く。コマタナの腕が弾かれ、大きな隙が出来ると同時にラングレーも「しまった!?」と声を上げた。
しかし、遅い。遥かに遅い。
素早が一段階下げられていても、追撃の『いわくだき』が決まる方が早かった。四倍弱点の二撃目ということで、流石にコマタナも立ち上がることが出来ずに戦闘不能になる。
まぁ、半端に強い奴ほど思考が読みやすい。
特にドラゴンバスターなんて言って、露骨にドラゴンタイプ対策してくるような相手だ。バトル時も、相手の弱点を責めようとするのは容易に予測できる。
と、思っていると、この勝利でホイーガの体が光だし、ペンドラーへと進化を果たした。よしよし、これで火力不足に悩む日々も終わりだな。
まずは、高火力で使い勝手のいいじめん技である『じしん』から覚えていこう――と、思っていると、ラングレーが負け惜しみを言ってどこかに去っていった。
14歳 ζ月χ日 『えっ、ここでまさかのミュウツー?』
続く第三試合は、デントVSケニヤンの試合となり、デントのプルリルとケニヤンがダゲキを出してバトルが始まった。
プルリルはみず・ゴーストタイプということで、ケニヤンのダゲキが得意とするかくとう技の殆どが効かないこともあり、終始デント有利なバトルが展開されていく。
一か八かで繰り出された『かみなりパンチ』も一度は通じたが、特性の『のろわれボディ』で封じられ、最終的にはプルリルの前に完全敗北を喫していた。流石はデント、普通に強いな。
その次の第四試合はミツル君VSアイリスで、ミツル君がモノズを出してきた。対するアイリスはここでキバゴを出してまさかのドラゴン対決となっている。
お互いにタイプ一致で弱点となることもあって慎重な立ち回りをしていたが、ぶっちゃけキバゴがここまで戦えるというのは俺も少し予想外だった。
アイリスもちゃっかり成長しているんだなぁ――と、思っていると、ここでミツル君のモノズがジヘッドに進化するというミラクルが発生する。えっ、そのモノズもうレベル50なの? まさかの進化だ、主人公みたい。
だが、これで勝負は決まった。
と、思ったのだが、ここでまさかの分裂した頭部同士が喧嘩をするというさらなるミラクルが発生し、ジヘッドがミツル君の指示を無視。さらに、キバゴが新技の『げきりん』を覚えるというアンビリバボーな事態となって、アイリスが逆転勝利を掻っ攫っていった。
アイリス、お前がナンバーワンだ。
と、ベジータごっこしている間に、俺の出番がやって来る。準決勝第一試合はヒロシ君VS俺ということで、ヒロシ君がまさかのミュウツーを出してきた。
これには流石のニューサトシもビックリである。前にサカキが生み出したミュウツーⅦだ。
ヒロシ君がゲットしたというのは覚えていたが、あの頃は俺達のことを怖がっていてバトルするのを嫌がる使えないミュウツーだったはず――だが、どうやらバトル恐怖症も少しずつ克服できたようで、ここで満を持して出してきたらしい。
それでもまだビクビクしているように見えなくもないが、戦うと言うならお相手しよう。
では、こちらもミュウツー――と、行きたいが、流石に登録していないので、ラティでお相手することにした。ってか、ラティでも相手になるか怪しい。何せ、このミュウツーはスペックだけで言えば、俺のミュウツーよりも上なのだ。
そんなニューサトシの動揺とは真逆に、会場はまさかの伝説ポケモン同士の対決ということで大盛り上がりだった。
アイリスやデントも、まさか俺以外がミュウツーを所持しているとは思わなかったようでとても驚いている。ミツル君や罰金野郎があまり驚いていないのを見るに、どうやら彼らは事前にヒロシ君から話を聞いていたらしい。
とはいえ、いつまでも相手に臆していては勝てるものも勝てない。ラティに『ドラゴンクロー』を指示して、まずは先制攻撃を狙っていく。
対するヒロシ君は『まもる』を指示してきた。ミュウツーⅦがラティの一撃を防御し、こちらの体勢が崩される。
しかし、ヒロシ君は追撃してこなかった。ラティがすぐさま高機動で緊急離脱するも、それを追うようなこともしてこない。
前にサカキが使っていた頃は、相手の動きを読んで先の先を潰す動きをしていたが、やはり心を得たことで戦い方も変わったのかもしれない。トレーナーもヒロシ君だしな。
どうやら、ミュウツーⅦはまだ緊張しているようで、ヒロシ君も「大丈夫、落ち着いて」と声をかけている。
この間に『めいそう』を積ませて貰うことにした。特攻と特防が一段階ずつ上がっていく技だ。向こうが本調子じゃない内に、こちらも戦う準備を整えさせて貰おう。
向こうがゴタゴタしている内に、続けて『シャドーボール』を指示した。エスパータイプの苦手としているゴースト技だ。特攻が一段階上がっている今、タイプ一致並の火力が期待できる。
ヒロシ君は、『れいとうビーム』を指示してきた。しかし、何故か攻撃に移るまでが遅く、こちらの攻撃の直撃を受けてから攻撃をしている。当然、ラティは自慢の飛行技術で攻撃を回避した。
何というか、特性が『スロースタート』なんじゃないかというくらい動きが鈍いな。
とはいえ、腐ってもミュウツーだけあって、威力の上がったラティの一撃を受けても、そこまでの大ダメージを受けていなさそうだった。
ここでヒロシ君は『じゅうりょく』を指示する。
ゲームだと、5ターンの間、全てのポケモンの命中率が上昇し、特性『ふゆう』やひこうタイプのポケモンにじめん技が当たるようになる――という技だが、この世界ではフィールド内に高重力のフィールドを出現させてお互いを動けなくさせる技でもあった。
当然、ラティは蚊取り線香の匂いを嗅いだ蚊のように墜落し『むぎゅっ』と悲鳴を上げており、ミュウツーⅦもまた膝を付く形になる。
だが、不意を突かれたラティと違って、自分の技であるが故にミュウツーⅦの方が動きが早い。『れいとうビーム』でこちらを攻撃してきたので、何とか『シャドーボール』で相殺していく。
真っ向からの攻撃ではどうしようもないと判断したヒロシ君は最後の技として『ふぶき』を指示してきた。全体攻撃ならば、シャドボでの相殺は難しいという判断だろう。実際にそれは正しい。
まだ『じゅうりょく』の効果は続いているため、外れることはまずなかった。こうなれば何とか耐えるしかない。再び、『めいそう』を積み、特攻と特防を一段階上げて『ふぶき』を凌いでいく。
特防が二段階上がったことで、流石のミュウツーⅦの『ふぶき』でも耐えられる。これがタイプ一致だったら少し危なかったが、ミュウツーもラティアスもどちらもエスパータイプを持っているが故にメインウェポンが封じられる形になったのは救いだった。
おそらく、ヒロシ君は凍ることを期待しているようで、『ふぶき』を連打してくる。対するこちらは『めいそう』をひたすら積み上げていった。対するヒロシ君は三度『ふぶき』で攻撃してくる。
そちらが氷なら、こちらは竜だ。
特攻が三段階上がった段階で、最後の技である『りゅうせいぐん』を指示していく。『じゅうりょく』状態にしたのは失敗だったな。『りゅうせいぐん』は打ち上げた流星を雨のように降らせる技であるが故にフィールド全体に行き渡る。動けない以上、逃げ場はないぜ。
こちらも、『ふぶき』の三連打で体力が2/3ほど削られたが、ミュウツーⅦの体力も多くて残り3/4って所だろう。特攻三段階アップ状態のタイプ一致『りゅうせいぐん』であれば、等倍でも十分にワンキルが狙える威力だ。
おまけに、デメリットである技の後に起こる特攻二段階ダウンも、『めいそう』のおかげでマイナスにならずに済んでいた。むしろ、もう一度高火力の『りゅうせいぐん』を撃てるくらいである――っていうか、撃った。
どうやら、ヒロシ君は『まもる』で上手く攻撃を防いでいたので追撃の『りゅうせいぐん』をお見舞いしてやったのだ。
ヒロシ君も『まもる』を連打してくるが、ご存知の通り『まもる』系の技は連続して使うと成功率が著しく下がる。当然、二度目は失敗し、今度こそ『りゅうせいぐん』がミュウツーⅦに直撃した。
とはいえ、当たったのは特攻一段階アップ状態の『りゅうせいぐん』ということで、まだミュウツーⅦを倒すまでには至らない。しかし、ここで『じゅうりょく』が解除された。
その瞬間、ラティが砲弾のように飛び出して『ドラゴンクロー』を繰り出していく。
ミュウツーⅦも咄嗟に『れいとうビーム』を撃ってきたが、『りゅうせいぐん』の効果で下がるのは特攻のみで特防は下がらない。特防は三段階上がった状態であり、残り体力が1/3もあれば弱点とはいえ『れいとうビーム』の直撃など余裕で耐えられる。
だが、そちらはどうだ?
特攻一段階アップの『シャドーボール』と『りゅうせいぐん』の直撃を受けて、残り体力はいい所1/4と言った所だろう。いくらミュウツーⅦが優れたポケモンとはいえ、とどめの『ドラゴンクロー』を耐えきれるか?
答えは否だ。
サカキが使っていた心がない時のお前ならまだしも、今のお前は心が生まれてミュウツーⅦから別のミュウツーになった。
それは良いことなのは間違いないが、同時にお前のあの驚異的な強さの消失も意味している。それを取り戻すために、今はヒロシ君と努力を続けているのだろうが、その身の力を使いこなせないレベルではいくらミュウツーでもラティには勝てん。
もっと強くなって出直してきな。
と、いう訳で、ラティの一撃でミュウツーⅦが戦闘不能になり、俺の勝利が決定した。
ラティもまさかミュウツーに勝てるとは思わなかったようで大喜びしている。普段は負けてばっかだから、別個体でも勝てたことが嬉しいのだろう。
とはいえ、これで調子に乗って喧嘩を売ろうものなら瞬殺されるのは目に見えているので、ラティにはあまり調子に乗らないように注意しておく。にしても、良く勝ったもんだ。
まぁ、今回は向こうにスロスタのハンデがあったし、まだヒロシ君とミュウツーⅦも完璧な連携が取れている訳ではなさそうなので勝たせて貰ったというのが正しいかもしれん。
ヒロシ君も、ミュウツーⅦをボールに戻しながら、「よく頑張ったね。負けちゃったけど、それはまだ僕達が強くなれるってことでもある。次も頑張ろう」と、声をかけている。やはり、戦えるようになったとはいえ、まだまだ全盛期には程遠い状態のようだった。
しっかし、まさか準決勝でラティを出す羽目になるとは――と、思っていると、控室にラティの姿が見える。
どうやら、アイリスの提案でゾロアが代わりにラティ(カノン)の姿になって周囲を誤魔化してくれていたらしい。
とはいえ、ゾロアは言葉が話せないので、デントもラティが大人しいことに首を傾げているようだが、アイリスが上手いことフォローしてくれているみたいだった。
今日の試合が終わったら、デントにも事情を説明しておくか。仲間にいつまでも隠し事をしているのも良くないしな。
と、思いつつ、入れ替わるように準決勝第二試合であるアイリスVSデントの試合を見ていく。
ラティと入れ替わるように『イリュージョン』を解いたゾロアにお礼を言いつつ、二人のバトルを見てみると、アイリスがエモンガ、デントはヤナップを出していた。
相性的にはくさタイプのヤナップにでんきタイプの攻撃はあまり効かないのでエモンガが不利に見えるが、エモンガはひこうタイプも持っているのでアイリスが有利だったりする。
しかし、デントもジムリーダーだけあって、その手の対策はちゃんとしているだろう。ヤナップもおそらくはひこうタイプに効果抜群ないわ技をしっかりと覚えているはずだ。
後はどちらがバトルの流れを制するか。
普段、俺と一緒に野良バトルを繰り広げているだけあって、アイリスもデントもほぼお互いの手の内を知っている状態だ。
当然、エモンガの『メロメロ』は『ちょうはつ』で対策されたし、ヤナップの『かみくだく』も『アクロバット』で回避されている。ただ、その『アクロバット』も『アクロバット』で返されるという謎の状況となり、予想外の反撃にアイリスが動揺した。
ここを隙と見たデントは、切り札の『がんせきふうじ』でエモンガを追い詰めていく。
だが、アイリスもそう簡単には崩れない。『がんせきふうじ』を受けながらも、エモンガに『ほっぺすりすり』を指示。でんき技はくさタイプには効果今一つだが、アイリスの狙いはヤナップを麻痺状態にさせることだったらしい。
この麻痺状態により、ヤナップは動きが鈍くなった。その間に『ちょうはつ』状態が解け、慌ててデントが『ちょうはつ』を指示するも、エモンガが『メロメロ』を撃つ方が早い。
おまけに、最後の技として『アンコール』までプレゼントしていた。これで、ヤナップは最後に使おうとした技である『ちょうはつ』で技が固定される。この状態でヤナップに勝ち目などなく、必殺の『アクロバット』でヤナップを戦闘不能に持っていった。
でんきタイプに有利なくさタイプにでんき技など使ってくるはずがない――と、いう意表を突いたアイリスの勝利だな。
これで決勝戦は俺とアイリスのバトルとなった。
が、今日はここまでのようで、決勝戦は明日一番で行われるらしい。今日の内に、ペンドラーに体の調節をさせておくか。
準決勝でラティを出してしまったし、アイリス相手ならばペンドラーでも十分勝ちの目はある。むしろ、手の内がバレているラティやモンメンよりも、進化したばかりでノーデータのペンドラーが一番勝率が高いまであった。
と、いう訳でペンドラーに、「明日はお前で行くぞ」というと、大喜びで顔を擦りつけてくる。進化して体がかなり大きくなったが愛嬌がある所は殆ど変わっていなかった。
追記。夜、デントにラティの正体を明かすと、流石にラティアスが変化した姿だとは思っていなかったようで、いつものようにオーバーリアクションで驚いていた。が、「でも、ラティはラティでしょ」と、すぐに受け入れてくれている。ただ、気付けてなかったことにポケモンソムリエのプライドが傷ついたようで、少しショックを受けているようだった。
原作との変化点。
・第40話『熱闘ドンバトル! ツタージャVSコマタナ!!』より、ヒロシ君が順当に勝ち進んでいる。
バトルの腕前も少しずつ成長しており、ニューサトシも感心している。
・第41話『白熱ドンバトル! エモンガVSダゲキ!!』より、ラングレーをホイーガでボコった。
はがね対策に入れた『いわくだき』が功を奏した。結果、一足先にペンドラーに進化している。
・本来であればアイリスとケニヤンがぶつかるが、この世界ではデントとぶつかった。
結果、プルリルでダゲキを封殺されてデントが勝っている。
・アイリスとミツル君がぶつかった。
モノズ(推定レベル50)VSキバゴ(推定レベル25~30)の勝負。アイリスが慎重な立ち回りをしたおかげで勝負になっている。もし、真正面から力と力でぶつかり合っていたらアイリスが負けていた。
・第42話『決戦ドンバトル! サトシVSアイリス!!』より、ヒロシ君のミュウツーとバトルした。
しかし、サカキの使っていた頃と違って心が芽生えたことや、心がなかった頃のような誰かを傷つけるバトルをしたくないという自身の力への恐怖心から、特性が『スロースタート』に変化し、バトルから力を出すまでが遅くなっている。
・ラティが勝利した。
もし相手が万全の状態ならばラティにも勝ち目はなかったが、向こうはまだ自分の戦い方すら見つけられていない状態なので勝つことが出来ている。
・ゾロアがラティになって誤魔化してくれていた。
ニューサトシの指示ではなく、アイリスのアイデア。デントもラティとゾロアがすり替わっていることに気付かなかった。
・アイリスとデントがぶつかった。
お互いの手の内を知った状態でのバトル。アイリス本人も無意識にニューサトシっぽい動きをしている。
・デントにラティの正体をばらした。
いつものポケモンソムリエ語で素晴らしさを語っていたが、地味に今まで気づけなかったことにポケモンソムリエのプライドを傷つけられている。
現在ゲットしたポケモン
ピカチュウ Lv.67
ピジョット Lv.61
バタフリー Lv.61
ドサイドン Lv.64
フシギバナ Lv.61
リザードン Lv.66
カメックス Lv.61
キングラー Lv.61
カモネギ Lv.61
エビワラー Lv.61
ゲンガー Lv.63
コノヨザル Lv.61
イーブイ Lv.61
ベトベトン Lv.61
ジバコイル Lv.61
ケンタロス Lv.61
ヤドラン Lv.61
ハッサム Lv.61
トゲキッス Lv.61
プテラ Lv.61
ラプラス Lv.61
ミュウツー Lv.76
バリヤード Lv.61
イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.60
カビゴン Lv.61
ニョロトノ Lv.60
ヘラクロス Lv.60
メガニウム Lv.60
バクフーン(ヒスイの姿) Lv.60
ラティアス Lv.57→58
ヘルガー Lv.59
ワニノコ Lv.59
ヨルノズク(色違い) Lv.58
カイロス(部分色違い) Lv.58
ウソッキー Lv.59
バンギラス Lv.62
ドンファン Lv.59
ギャラドス(色違い) Lv.59
ミロカロス Lv.55
ラグラージ Lv.54
オオスバメ Lv.54
ジュカイン Lv.54
ヘイガニ Lv.54
フライゴン Lv.59
コータス Lv.52
サーナイト(色違い) Lv.48
オニゴーリ Lv.52
ワカシャモ Lv.51
メタグロス(色違い) Lv.51
エテボース Lv.49
ムクホーク Lv.48
ドダイトス Lv.47
ブイゼル Lv.48
ムウマージ Lv.51
カバルドン LV.47
ミカルゲ Lv.57
グライオン Lv.46
ロトム Lv.47
ユキノオー Lv.45
ガバイト Lv.41
ゾロア(ヒスイの姿) Lv.24
コモルー Lv.39
カイリキー(変異体) Lv.38
ミジュマル Lv.31
ポカブ Lv.31
ツタージャ Lv.31
ズルッグ Lv.20
クルマユ Lv.28
ペンドラー Lv.30
モンメン LV.31
ダンゴロ Lv.29
どうも、伝説関係の話は賛否両論になりがちで、昨日の話についてはまた荒れているみたいですが、前から何度も言っている通り書き直しはしないのであしからず。
結果的にニューサトシが一方的に悪いのですが、その真実が明らかになればいつか謝る日も来るでしょう。まぁ、会うことなんて、今の段階ではないんですけどね。